- 寿乃が凪に負けて許嫁解消
- ひろが初恋の失恋を告白
- 鴨川でマックが青春の象徴
前回、京都修学旅行で食事をしていた凪たち。
そこで九鬼丸寿乃にひろを巡って決闘を申し込まれた凪。
凪が勝ったら寿乃はひろとの許嫁を解消する。
寿乃が勝ったら凪はもうひろに近づかない。
勝負は寿乃が得意の相撲でしたが…。
鴨川に投げ飛ばされてしまう寿乃。
凪に軍配が上がりました。
寿乃が下した決断とは？！
それでは第219話の考察を始めていきます。
目次
『カッウの許嫁』219話！のネタバレ
それでは『カッコウの許嫁』219話！の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
勝者は凪！
寿乃は凪に川に投げ飛ばされた瞬間、腰まで水に浸かった状態で俯き、呆然としていました。
でも勝負は残酷です。
負けは負け。
「約束通り、ひろちゃんとの許嫁関係は解消する」
寿乃は悔しそうに言いました。
親にもそう伝えると…。
男に二言はないと断言した寿乃。
チビで可愛らしい見た目ですが、実に男らしいですね。
ひろは寿乃の言葉を聞くと、複雑な表情を浮かべていました。
凪は寿乃の手を引いて川から引き上げてあげました。
「お前強かったよ」
そう声をかけられた寿乃は照れ隠しなのか「オマエはまぁまぁってトコや」と負けたくせに上から目線です。
船上からエリカとシオンに「投げ飛ばされてたけどね」とさっそくツッコまれていましたw
初めての失恋
川から上がっても、寿乃は座り込んだままです。
それだけ、負けたことが悔しくてたまらないのでしょう。
なぜなら、寿乃にとってひろは特別な女の子だからです。
「ひろちゃんはオレの初恋の…ずっと好きな人だったのに」
つまり、寿乃にとってはこれが初めての失恋ということになります。
その姿に凪も胸が痛みます。
恋に敗れた時の苦しい気持ちは、凪にも経験がありますからね…。
これでよかったんだろうか？
凪がそんな不安を感じ始めた頃、ひろが近寄ってきました。
解放
ひろは優しい笑顔を浮かべたまま、静かに近寄ってきます。
「寿乃君ごめんね」
「海野君もありがとう」
2人に短く声をかけると、ひろは靴下を脱ぎ始めました。
2人ともいきなりの行動にびっくりですw
しかも、寿乃は座り込んでいるため、ひろのスカートの中が見えていたかもしれませんw
顔を真っ赤にしてしまいます。
靴下を脱ぎ、素足になったひろは川に入って叫びました。
「私、修学旅行に来てよかったー！」
ひろはさまざまな葛藤を抱えて修学旅行にきていたのです。
今、ようやく解放されたひろは、満面の笑顔を浮かべていました。
これでやっと解放されたのですね。
ただ、これはあくまで子供たちの中の話。
大人たちが納得するかどうかはまた別の話ですよね。
ひろの実家は目黒明神という大きな神社です。
しかも、ひろは一人娘であり跡取りはどうしても必要…。
寿乃は京都にある七坂神社の次男坊。
神社の息子として生まれた寿乃なら、価値観も近く、結婚相手としては最適だったはずです。
親目線では、ですが。
ひろと寿乃の許嫁関係については、今後どうなっていくかよく見定めていく必要があるでしょう。
最後の夜
何はともあれ、今は残り1日となった修学旅行を楽しまなくちゃ損ですよね！
4日目の最終日。
起きる時間を過ぎても凪とシオンは寝ていました。
その手にはゲームのコントローラーが握りしめられています。
どうやらゲームをしたまま寝てしまったようですが…。
結局、エリカとひろが起こしに来るまで2人は爆睡。
慌てて準備をして出てきたため、顔には疲れが浮かんでいます。
話を聞くと、どうやらシオンがゲームをしたいと言い出し、コントローラーを追加で買いに行ったり、コンビニに寄ったりと、夜の京都を疾走してきたのだとか…。
宿を抜け出しての行動なので、バレたら結構ヤバ目ですねw
凪にしては冒険したと言えるでしょう。
その話を聞いたエリカは自分もゲームがしたかったと羨ましがりました。
とはいえ、過ぎ去った時間は戻ってきません。
エリカは諦めるしかありませんでした。
鴨川でマック！
凪は班長として自分を奮い立たせ、今日の予定について説明しました。
今日は宿を出た後、お土産を購入する時間を経て、昼食を食べて京都駅に集合して帰路に着きます。
そこで決めなければならないのは、お昼をどこで食べるかということです。
3泊4日の集大成といえば…。
「あれで決まりだね！」
みんなの意見は一致したようですね！
河原に並べられた大量のマック商品。
昨日の川床での夕食が無理ならマックになるはずだったので…リベンジともいえるかもしれませんw
“京都らしくない”という理由でマックを却下した凪も、ランチなら許してくれたのでしょうかw
彩り鮮やかで繊細な味付けの京料理もいいけど、茶色でべちゃべちゃのジャンクフードも高校生の4人には最高の味です。
みんなで分け合い(奪い合い？)マックを平らげると、お腹は満腹に！
この日はそよそよと風が吹く気持ちのいい日で、シオンはゴロンと横になりました。
鴨川は太陽の光を浴びて煌めき、のどかな時間が流れました。
凪の手下？！
そこに、鴨の群がやってきましたw
狙いは凪が食べているポテトのようです。
凪は「あげないぞ！」とポテトを死守していますが、エリカには違う風景に見えていました。
鴨は凪の周りをぐるぐると回り、ついていっているようにも見えます。
「凪くん、京都でも手下作ってる」
凪といえば、星雲荘でも鶏の手下(？)を作っていましたからねw
凪本人は必死で追い払おうとしているんですけどね…！
青春って感じ
エリカは青空の下、鴨川の側でマックを食べているだけなのに何だか青春を感じました。
ひろもこんなに長い時間、クラスメイトと過ごすことはありませんでした。
「フガフガ…」
凪も何かを言おうとしていましたが、ポテトが口に詰まっているせいで何も伝わりませんでしたw
まとめるように、シオンが言いました。
「京都は大人になってまた来るのが”人生”らしいぜ」
まとめになってないので、みんなにツッコまれてましたがw
実はこれ、シオンの祖父が言っていた言葉だそう。
年寄りの言っていることは今の凪たちにはわかりませんw
それに、エリカとひろは大人になっていくなら京都よりモナコ派！
そんな他愛のない話をして、笑って、京都の旅は終わりを迎えようとしていました。
修学旅行編、完結！
京都から東京へ帰る新幹線の中。
エリカとひろは肩を寄せ合って眠っています。
シオンも疲れ果ててぐっすり。
そんな3人の様子を、優しい眼差しで見つめる凪。
楽しかった修学旅行。
振り返った時に、凪はこう思いました。
(一生忘れられない修学旅行になったってことだ)
たくさんの思い出とともに…修学旅行編完結です！
『カッコウの許嫁』ネタバレ219話のまとめ
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今回のお話は、修学旅行編の最後のお話でした。
凪と寿乃はひろを賭けて決闘を行い、勝負は凪の勝ちで終わりました。
約束通り、寿乃はひろとの許嫁を解消すると申し出ます。
初恋が失恋に終わり、涙を流す寿乃にひろは「ごめんね」と声をかけました。
ひろは抱えていた葛藤を靴下と一緒に脱ぎ捨て、川に入りました。
笑顔で修学旅行に来てよかったと叫んだひろ。
寿乃との関係が今後どうなっていくのかはまだ分かりませんが、これからの展開に注目ですね！
さて、翌日は修学旅行最終日。
凪とシオンは昨夜ゲームをして夜更かししたため、お寝坊さんです。
今日はお土産を買ってお昼を食べて帰る予定。
最後の昼食に選ばれたのは…鴨川マックでした。
青春を感じつつ、楽しかった修学旅行が終わっていく切なさも感じました。
この修学旅行で恋の三角関係もとりあえず決着？！
これからは日常が帰ってくるわけですが…。
次はどんなことが起きるのでしょうか？！
次週もますます目が離せませんね♪
- 凪が寿乃に勝利した
- 寿乃がひろとの許嫁解消
- ひろの初恋の感情が明らかに
- 修学旅行での特別な思い出
- 鴨川でのマックランチのシーン
- 恋の三角関係の行方はどうなる
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