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【推しの子】153話!ネタバレ最新!カミキヒカルは降伏?!アイがついた15年の嘘とは?!

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カミキヒカル(神木輝)。

株式会社EYESの代表取締役。

姫川大輝、星野アクア、ルビーの実父。

「僕はお前に復讐するためにここに立っている」

アクアは、カミキを目の前にして、はっきりと言い放ちました。

ここは、映画「15年の嘘」の完成を受け、インタビューをするために用意された部屋です。

この部屋にいるのはカミキヒカル本人とアクアのみ。

親子対決はどんな展開を見せるのでしょうか?!

 

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『推しの子』153話!のネタバレ

それでは『推しの子』153話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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インタビュー

カミキはアクアに真っ直ぐ見つめられ、小さく微笑みました。

何もかもわかっている…アクアの顔はそう物語っています。

実際、アクアはこの映画を作るために、多くの情報を入手しています。

カミキ本人も、映画を視聴し、純粋に楽しめたと語りました。

ストーリーに奥行きを持たせる緻密な取材に、鬼気迫る演技をする役者たち。

カミキはアクアが脚本に関わったことも知っていました。

「本当に素晴らしい物語だった」

映画としての「15年の嘘」をベタ褒めしてくれたカミキ。

ここで、インタビュー用のカメラを外し、カミキは真実を語り出します…。

 

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2人にしか分からない真実

「でも、やっぱりこの作品はフィクションだったよ」

捏造して、誇張して、都合の悪いことは綺麗に隠す。

どこにでもある、ありふれたフィクション、エンターティメント作品に過ぎない。

カミキはそう評価しました。

アクアがどうしてそう思うのかと問うと、アイとカミキ、2人にしかわからない真実を教えてくれました。

例えばアクアとルビーが苦戦したキスシーン。

映画の中の2人は、年相応の不器用な恋をして、それなりに気持ちが通じ合っているように描かれていました。

でも実際は違うと言います。

「僕が一方的に依存していただけだ」

カミキが見てきたアイは、映画の中のアイほど愛情深くはないし、逆に本当のカミキはもっと愛に飢えていました。

アイは自分を大切にする手段を知らず、カミキを拒絶できなかったに過ぎません。

「僕を愛してなんていなかったよ」

カミキの瞳の星が黒く輝きます…。

 

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カミキヒカルの愛

つまり、カミキ本人が語る真実は…。

振られた女に惨めったらしくしがみついて、愚かにも殺した…哀れな青年の話だと言うのです。

本当の2人の関係はもっと現実的で、劇的でもドラマティックでもなく、よくある話だと…。

アクアはカミキの話を黙って聞いていました。

とはいえ、このままいけばカミキは社会的に抹消されるでしょう。

それがアクアの復讐なのであれば、アクアの本懐も達成されるということになります。

「おめでとう」

カミキはそう言いました。

それは、自分の罪を認めて社会に裁かれることを容認した、そういうことなのでしょうか?

アクアの問いに、カミキは飄々と答えます。

「それ以外に選択肢があるのかな?」

この展開が、アイがアクアに託したDVDに残された内容なら、アイが望んだこととイコールになります。

「彼女の願いが僕への復讐なら甘んじて受け入れるさ」

カミキは静かにそう言いました。

なぜならカミキは「アイを心の底から愛していた」からです。

 

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フィクションなんかじゃない

「最後に君と話せてよかった」

カミキはアクアにそう声をかけました。

自分の母親を殺した殺人鬼(実際は別の人間をけしかけ殺させたわけですが)に、親みたいな感情を押し付けられても迷惑だろうと思いながら、本心を伝えずにはいられなかったようです。

そのまま、部屋を後にしようとするカミキに、アクアは「待てよ」と声をかけました。

アイが「15歳のアクアへ」と記して残したDVDを持ち、カミキに問いかけます。

「本当にわからないのか?アイがこのDVDで僕に何を願ったのか」

アクアの瞳に力がこもります。

「アイのついた15年の嘘がなんなのか、本当にわからないのか?」

アクアは、カミキがフィクションだと断罪したことを否定しました。

この作品は決してフィクションなんかではないのです。

 

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命の重さ

時は遡り、姫川夫妻の葬儀。

2人は心中して亡くなっていました。

その原因は、清十郎が妻の愛梨とカミキの関係を知ったからでしょう。

当時、まだ幼かったカミキでも、それは理解していたはずです。

何も知らない周囲の大人がカミキに声をかけてくれました。

「お前が1番辛いかもな」

そう思う理由は、亡くなった2人がカミキを大事にしていたから。

「だからお前が背負っていくんだ、2人の命を…生きているお前がずっと…」

側から見れば、元気付けているだけですよね。

でも、2人の死の原因が自分にあると知っているカミキからすれば、責められているようにしか感じられません。

「僕が背負っていかなくちゃいけない…?」

目の前には、まだ子供の大輝がカミキを見つめていました。

深く黒い感情が、カミキを覆っていました。

その強さは、声をかけた大人も気圧されるほどで…。

カミキは命の重みに押し潰されそうになっていました。

「助けてよ、アイ。君しかわかってくれない」

カミキはアイの元に駆け込みました。

 

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依存

カミキはその優れた容姿のために、毎日欲望の視線に灼かれ、容姿にしか価値を認めない求愛を受け続けてきました。

愛しているという言葉が嘘にしか聞こえなくなり、自分の体を差し出すことでしか、人の愛を掴めない気がしていました。

だって、今までみんなそうすれば喜んでくれたから。

まだ幼く、頼る人もいないカミキは、大人たちのその欲望を受け入れるしかなかったのです。

同じく容姿に優れたアイなら自分の気持ちを理解してくれる。

カミキがそう思っても不思議ではありません。

そして、実際アイはカミキを受け入れてくれました。

2人は愛し合い、一緒に眠りました。

カミキはアイに依存していきます。

自分にはアイしかいないし、アイには自分しかいない。

これからもずっと2人で支え合っていけば、乗り越えられる。

カミキはそう思っていたのです。

でも、世界が壊れる時は一瞬でした…。

 

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アイの嘘?

「私たち、もう会わない方がいいかなって」

アイは申し訳なさそうにカミキに別れを伝えました。

カミキにはアイの言葉が理解できませんでした。

2人はこれからもずっと支え合っていくはずなのに。

お互いに理解し合えるのは2人だけのはずなのに。

この瞬間、カミキの中では世界が壊れる音がしました。

果たして、アイはなぜそう思ったのでしょうか?

 

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『推しの子』ネタバレ153話のまとめ

今回は、アクアとカミキの対談から真実が明かされるまでのお話でした。

アクアのインタビュー中、カミキは自分の身に起きるこれからのことを悟っている様子を見せました。

これでアクアの復讐が達成されるなら、それでいいとも思っているようです。

最後に、親としての感情を覗かせ、カミキはインタビューしていた部屋を出て行こうとしたのですが…。

アクアがそれを止めました。

アイが本当に願ったのは、そんなことではないからです。

15歳のアクアに託したアイのDVD。

アクアはアイがついた15年の嘘について、カミキに問いかけました。

「アイのついた15年の嘘がなんなのか、本当にわからないのか?」

この映画はフィクションなんかではありません。

アイの願いが込められた、真実の物語なのです。

カミキは思い出していました。

上原夫妻が亡くなり、罪の意識に押しつぶされそうになっていた時のことを…。

あの時、孤独だったカミキをアイは受け入れてくれました。

でも、2人の別れは突然やってきます。

あの時、アイがカミキを突き放した理由は何だったのでしょうか?

その真意を知った時、カミキはどう思うのでしょうか?

まだ謎は残されていますが、物語は核心に向けて走り出しています。

次週もますます目が離せませんね♪

 

あいり
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⇒推しの子152話!ついに映画「15年の嘘」が完成!!アクアと・・

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