【キングダム】800話!ネタバレ最新!昌平君が導き出した三つの戦争改革1「戸籍」! | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】800話!ネタバレ最新!昌平君が導き出した三つの戦争改革1「戸籍」!

キングダム800話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 昌平君が自刃覚悟で戦略を考える
  • 戦争改革の第一柱は戸籍作り
  • 昌平君が李牧以上の天才と自負する

昨年の宜安攻めと今回の番吾攻めで2度も大敗し、趙北部攻略戦が大大大失敗に終わった秦。

中華統一の道は諦めなければならないのか…秦は分岐に立たされることとなりました。

一方で趙側にも郭開派という反李牧の動きがあり、大勝利ながら国としての危うさが垣間見えるところです。

果たして秦と趙の関係性は、秦の中華統一の道はどうなっていくのでしょうか。

第800話『三つの柱』は中華統一を諦めるか否か…夢と現実に揺らぐ咸陽の葛藤に注目です!

 

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「キングダム」800話!のネタバレ

 

それでは「キングダム」800話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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立て直したいけど現実は厳しい

 

場面は咸陽。

趙北部攻略戦の結果を受け、文官たちが立て直しのための議論を行っていました。

次の趙北部攻略戦に向け、各所少ない兵力ながらも再び趙との前線に兵を送る準備はしているとのこと。

すると次期丞相候補の1人・馮却(ふうきょう)が、その辺にしましょうと話し合いを止めました。

金も人も無尽蔵に湧いてくるものではないと。

秦は大敗したこの2つの大戦で“何も得ることなく”国庫を揺るがす大金を失いました。

この後も軍の大半を担った北部兵への手厚い補償など、戦の後処理にも金がかかってきます。

そうした現実に目を向けましょうと馮却は言っているのです。

 

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中華統一は諦めるべきか

 

戦とはそういうものだと昌文君。

しかし李斯が馮却の考えに同意しました。

理由は什虎の戦いを経て結んだ秦魏同盟の期限・3年が間もなく切れようとしているからです。

同盟の条件とした要衝・什虎を起点に着実に力を増している魏。

さらに楚も北上の準備をしているといいます。

戦に敗れた国に攻め込むのは戦国の鉄則ですから、秦は今狙われる可能性が大いにあることを自覚しなければなりません。

そして2年で20万人も兵を失った秦は、それらの防衛すら手一杯になるだろうというわけです。

そうした現実に目を向けると「中華統一を諦め、身の丈にあった目標に変える」という路線変更も考えなければならないというのが李斯の主張。

李斯としても心震えた中華統一の夢を諦めたくはありませんが、秦という国の許容を冷静に見極めた結果、ここで妥協すべきという考えに至ったのでした。

 

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昌平君がいない

 

ところでこんな大事な状況なのに昌平君の姿がありません。

実は昌平君はすでに「中華統一の道が砕けた」という結論を出しており、その責任を取るための斬首を自ら受け入れていました。

しかし嬴政が許さず、「戦略を捻り出せ。無いところに道を作るのが“偉業”である」と説得しました。

そもそも中華統一自体が道なきところに道を作る偉業。

それを為す覚悟をした嬴政に、諦めるという言葉はないのです。

すると「命を懸けて道を探ってみるので3日間時間が欲しい」と昌平君。

嬴政はそれを受け入れ、昌平君に「李牧以上の天才だと本気で思っている」と伝えて送り出したのでした。

 

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昌平君登場!

 

というわけでしばらく姿を見せていなかった昌平君。

介億とすら顔を合わさず、屋敷にこもって6日も経っているとのことでした。

さすがに「責任をとって自死しているのでは…」という良くない想像も過ります。

そんな時、げっそり無精ヒゲモードになった昌平君が現れました!

安堵する間もなく昌平君が人払いを願い出たため、嬴政はすぐに皆を退室させ、嬴政・昌平君・昌文君の3人のみの場を設けました。

 

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第1の柱は戸籍作り

 

はじめに嬴政が感謝を述べると、昌平君は咳き込みながらゆっくり話し始めました。

昌平君は自刃覚悟で取り組み、且つ100の考えを巡らすも勝利に至らなかったため、短刀に手を伸ばしたと言います。

しかし嬴政の「李牧以上の天才だと思っている」という言葉が頭を過り自死を踏みとどまったそう。

そして李牧より自分の方が勝っているのだという自負に支えられ、昌平君はその後何百、何千とあらゆる思考を繰り返しました。

その末に、“3つの柱”を立てることができれば中華統一の道に戻れるかもしれないという結論に至ります。

3つの柱というのは、国をあげて行う3つの戦争改革。

その1つ目が「この秦国民全員の戸籍作り」だと昌平君は言いました。

 

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キングダム」ネタバレ800話のまとめ

 

中華統一を諦めるか否か、秦の歩む道の分岐点。

馮却や李斯の意見はまさに現実的で説得力があります。

ちなみに李斯の言っている「身の丈にあった目標」というのは、秦が中華を統べるわけではなく、かつての五覇に倣い、列国と盟を結んで盟主として中華を安定させるという道です

実に現実的ですね。

昌平君ですら「戦略がない」とハッキリその先を見切ったくらい、今や中華統一は絶望的。

嬴政の中華統一への覚悟の堅さが昌平君を前へと進ませましたが、昌平君が姿を現すまでさすがに葛藤している様子の嬴政の表情が印象的でした。

そして命を懸けて昌平君が掲げてきたのが国をあげて行う3つの戦争改革(3つの柱)であり、1つ目が「秦国民全員の戸籍作り」

すごい政治家感。

昨今話題のマイナンバーカードが想像されるかと思いますが、信や桓騎のような奴隷や野盗などにも戸籍を与えて国が一括管理するということでしょうか。

徴兵しやすいし、税の管理もしやすい。

国を強くするという点で非常に画期的で有効的かと思いますが、どんな感じになるのでしょうかね。

次回語られるであろう2つ目・3つ目の柱と共に、秦国がどんな道を作っていくのか楽しみにしていましょう。

この記事のまとめ
  • 昌平君が出した結論は中華統一放棄
  • 戸籍作りが戦争改革の第一歩
  • 李斯は現実的な路線変更を提案
  • 嬴政の覚悟が昌平君を奮い立たせた
  • 戦後処理の金銭問題が深刻化
  • 戦略的思考が求められる状況
あいり
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