巨大な焔ビトが迫る現場に、第4特殊消防隊も到着しました!
ジャガーノート、オグン、黒野の攻撃により、巨大焔ビトはついに崩れ始めます。
一方ショウが対峙するフェアリーは、やはりあれで終わりではなかった様子。
今回はショウも気になっているフェアリーの能力が明かされます。
そして巨大焔ビトとの決着と、その結果が与える影響に注目です!
目次
『炎炎ノ消防隊』215話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』215話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
フェアリーは透明化する?
ショウに両断され真っ二つになったフェアリー。
しかしその体が見る見る元に戻っていきます。
フェアリーを斬っても手ごたえを感じていなかったショウは、その様子からこう推測しました。
「身体の一部を透明化したのか?」
つまりフェアリーが両断されたように見せていたという可能性です。
フェアリーはショウの疑問には答えず、「いちいち矢の上を移動していては手間だろう」と、ショウをも空中で制止させました。
ショウはこの引力操作に関しても、どういう理屈か気になります。
「お前(ショウ)が俺(フェアリー)に興味を示すか」
フェアリーは自身の能力について語り始めました。
フェアリーの能力の正体
フェアリーの能力のポイントは引力。
あらゆる物体は互いに引き寄せ合う引力を持っています。(万有引力)
引力の強さは物体の持つ質量に比例しており、すなわち小さな物体は大きな質量をもつ物体に引き寄せられるということです。
それを踏まえ、フェアリーの能力はこういうものでした。
『“アドラバースト”を使ってその法則に干渉し引力を操る』
物質を構成する原子に熱を加え、アドラバーストで質量を上げて引力レベルを自在に増幅させるのだそうです。
そもそも人や物が地にあったり地に向かって落下したりするのは地球の引力が地球上に存在する物体より大きいからこそですが、フェアリーの能力をすれば地球と同じ質量にして宙に浮かせたり、力を調整して逆に“空に落下”させることも可能になるということなのです。
そして話を聞いてひとつ疑問が生まれましたが、フェアリーはさらりとこんなことを言いました。
「アドラバーストを使えるのは柱だけではない」
今までアドラバーストを使える=柱だと思っていましたが、どうやら別モノのようですね。
フェアリーの憤り
「お前の“守り人”は俺が相応しかったのに」
フェアリーはそう言いながら姿を消していきます。
ショウがフェアリーを拒絶したと、かなり腹を立てているようです。
「俺に守られていればよかったのに」
透明になったフェアリーの、「柱の使命を捨て伝導者を裏切り哀れな迷い子になってしまった」ショウと「臆病に隠れてただ射っているだけ」のアローに対する嘆きのような怒りのような声だけが聞こえてきます。
「俺に守られていればこんな事にはさせなかった」
そうしてショウへの引力操作を解除したフェアリーは、姿を見せないままただ不気味なことを告げました。
「そこで見ていろ。これから始まる大災害の序章を」
シンラへの引力操作も解除したようで、シンラが無防備に海へと落下していきます。
気づいたオグンがすぐに助けに行こうとしますが、シンラは突如空中で消えて、気づけば見知らぬ少年(ショウ)によって港に連れて行かれていました。
ショウの姿を目撃し、「白装束にあんな子供が…」と驚くオグン。
ようやく兄弟が再会するも…
ついに接触したショウとシンラ。
しかしシンラは未だ気を失っています。
「兄…」
まだ兄という存在として受け入れられてはいないのかもしれませんが、シンラを見つめるショウはすでに“弟”の顔のように見えます。
意識的にか無意識にか、シンラの額に触れようとするショウ。
が、そのタイミングでオグンが来てしまいました。
ビクッとするショウくんが可愛すぎ!
「なあ!君!シンラは!?」
しかしオグンが声をかけた瞬間、すでにショウはどこかに消えてしまったのでした。
もうオグンめ、空気読め!
兄弟の対話はまだ先のようです。
鎮魂は大災害の序章
一方、巨大焔ビトの方はいつの間にか黒野無双となっていました。
「やっと楽しめるくらい弱くなったか」
もはや第2・第4が声を失うほど圧巻の戦いぶり。
やはり黒野は強かった!
焔ビトにあの炎を出す隙を与える間もなくぶった切り、あれほど巨大だった焔ビトを粉々にしてしまいました。
あっという間に鎮魂完了!
かと思いきや、何やら不穏な雰囲気…?
崩れ落ちて海に散らばった焔ビトがドロッと溶けたようにまとまり、水中に黒い影を作り出しているのです。
そしてその元焔ビトの大きな黒い影は静かに柱に向かって移動を始め、少しずつ柱を登り黒く覆っていきます。
思い出されるのはフェアリーが言っていた「その巨人を倒さねば儀式は進まぬ」という言葉。
それを知らぬ特殊消防隊は焔ビトを鎮魂してしまいましたが果たして…。
フェアリーはその柱の最上部にいました。
「“アドラ”の炎よ。この世界を灯すがいい」
元焔ビトに完全に覆われ真っ黒になった柱の上部から、ボッと炎が噴き上がります。
そしてそれを合図についにシンラが目を覚ましました。
が、目覚めたのはアドラリンクの世界。
黒い炎が沸き立つ世界に立ったシンラは、ある人物と出会いました。
「お前…」
不敵に笑うその相手とは!?
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ215-216話のまとめ
フェアリーの能力は引力を操るというものでした。
なるほどそれで宙に浮いたり浮かせたり、引き寄せたり弾いたりするような現象を起こしていたんですね。
もうひとつ透明化という能力を持っていそうな様子でしたが、これも同じ能力の範囲内だったということでしょうか。
例えばフェアリー自身の質量(引力レベル)を調整して光を曲げているとか?
理科は苦手なので適当な推測ですが、何にせよ“引力を操る”とは地味に厄介な能力です。
そして見事巨大な焔ビトを鎮魂したわけですが、残念ながらフェアリーの言っていた通りこれで儀式が始まりそう。
注目は柱から噴出した“アドラ”の炎と、シンラのアドラリンクですね。
炎は灯っただけなのか皇国に即座に影響を与えるものなのか…そしてシンラがアドラリンクで出会ったのは誰なのか。
今回描かれているのは足元と口元のみ。
可能性が高いのはハウメアですが、インカというのもあるでしょうか。
炎の噴出を機に改めて一柱目が接触してきたなら面白いのですが、彼女は基本裸なので違うかな?
巨大焔ビトという一難が去ってまた新たな困難の予感!
大災害へ向けて着々と動く伝導者一派に対し、今のところ後手後手の特殊消防隊は彼らを止める術を見出すことは出来るのでしょうか。
次回、この柱と炎の意味が描かれるといいですね。

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