シンラを無事救出したはいいものの、シンラが“災害隊”フェアリーに連れていかれるわ巨大焔ビトが火を噴くわで混乱し始める現場。
ジャガーノートと黒野が焔ビトの鎮魂、他の隊員は住民の避難誘導といったところです。
シンラを連れ去ろうとするフェアリーの元にはショウが襲来。
そしてフェアリーの未知の能力に吹き飛ばされながらも、ショウが見事フェアリーを両断しました。
が、どうもやられた感じのしないフェアリー。
巨大焔ビトも陸へと迫ってきています。
果たしてフェアリーと焔ビトを撃退し、シンラや住民を救えるのか!?
今回は心強い援軍が到着です!
目次
『炎炎ノ消防隊』214話!のネタバレ
それでは『炎炎ノ消防隊』214話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
巨大焔ビト上陸必至!
巨大焔ビトが迫る港。
先ほどの焔ビトの凄まじい炎による煙が巻き上がる中、住民たちは消防隊の誘導に従って急いで避難していました。
しかし焦っていると余計に足がもつれたりとなかなかスムーズにはいきません。
避難中のひとりが転んでしまいました。
そこに影がかかります。
そう、彼が見上げる先にはすでに超巨大な焔ビトがすぐそこに!
大きな口を開け今にも次の炎を吹き出そうとしていました。
「あぁあ…」
巨大焔ビトの圧倒的な迫力を前に、もはや逃げる術もなく諦めるしかありません。
周りにもまだ避難できていない住民が大勢いますが、黒野が対峙する前に巨大焔ビトは容赦なく港に炎を吐き出しました。
そして激しい光に覆われ、一帯は炎と黒煙に包まれてしまったのです。
一瞬のうちに焼き尽くされてしまった港。
しかしこの光景も未だ、大災害の兆しにすぎないのかもしれません…。
第4も到着
「あ~あ、せっかくの弱者がたくさん死んだ」
なんとも不謹慎な黒野。
消防官でなく灰島社員の黒野は人命最優先ではないですからね。
それでもこの言葉の中に犠牲者への哀悼が含まれている気がするのは…気のせいですかね。
しかし黒野がそうして巻き上がる黒煙を見つめていると…煙の中から「ゴホ、ゴホ」と咳込む声が聞こえてきます。
なんと先ほどの住民が生きていました!
「ピピーッ」
この笛の音は!!
「怪我はないですか!?」
パーン第4大隊長です!!
パーンの防御バフが間に合い住民は全員無事で負傷者もなし、順調に避難再開です。
オグンと火鱗も来ています。
「今ので死亡者ゼロ!これぞ第4」
さすが消防庁が管轄している第4、消防官としてどこの隊よりも人命第一の信念を持っています。
やはりオグンは強い
人命が守られ、第4もいざ焔ビト鎮魂へ!
焔ビトは巨大なだけでなく現在海上に存在しているため、近づき鎮魂するにはシンラや黒野のような飛行能力が必要となります。
そうなるとオグンの出番。
オグンはいつものボードに乗り焔ビトの元へ飛び出しました。
そしてオグンが焔ビトに近づいたところでパーンがバフを付与し、火鱗が“スケールシールド”で援護します。
“FLAMY INK”
全身に模様を浮かび上がらせたオグンは、一時的にですがバーンズ並の火力を出せるんですよね。
オグンが攻撃を繰り出す前にジャガーノートがダメージが蓄積されているだろう「左肩だ!」と声を掛けました。
「OK!ジャガーノート!」と高く飛びあがったオグン。
“F(Fourth)F(Force)D(Dunk)”
凄まじいスピードと衝撃で巨大焔ビトの左肩にダンク(拳)を決めました!
そして焔ビトの左腕は粉々にひび割れ、見事砕け散ります。
「これが第4のルーキーだぜ!」と盛り上がる第4隊員たち。
「見てるか第2!これが第4のオグンだ!」と火鱗。
火鱗はシンラ以外にもケンカ腰な性格のようですね…。
パーンは、そのまま左足を狙って動きを止めるようオグンに指示しました。
黒野はどう戦う?
派手に活躍したオグンを尻目に、黒野は焔ビトに乗ってその体を冷静に観察していました。
ジャガーノートの砲撃のおかげか、間近でみると焔ビトの体には結構傷が出来ているようです。
「それなら…」と黒野は焔ビトにヴォッと黒煙を掛けると、再び空中へ離脱しました。
オグンの活躍で第2の到着に気づいたグスタフは、対する黒野の行動に少し呆れ気味。
「お前の所のは巨人に張り付いて何やっているんだ」
ところが大黒は「どこか虐める場所を見つけたんでしょう」と不敵に笑いました。
「あいつの前では決して弱みを見せてはならない」
何故なら、ひとたび見せれば一気に切り裂かれるからです。
それは一体どういうことなのでしょうか…気づけば黒野は死神の鎌のような武器を作り出していました。
すると!?!?
焔ビトが一瞬にして切り裂かれ、巨大な体がボロボロ海に崩れ落ちていきました。
これをサラッとやってのけた黒野はやはり強いんです。
オグンも黒野の圧巻の戦闘力に「あれが噂のもう一人の最狂…すげえな…」と感心しています。
死なないフェアリー
オグンはふと空中に浮かんでいるシンラの姿に気づきました。
報告を聞き火鱗が「やっぱり第8は敵だったんだ!この巨人も奴らの仕業に違いない!」と怒鳴りますが、オグンが間違いを正そうとします。
「あいつも俺たちと同じく止めにきたんだ!」
そしてオグンはパーンの許可を取り、シンラ救出へと向かっていきました。
火鱗はやはりシンラを「親殺しの悪魔」だとして反論しますが、「ピピー!」と指導が入ってしまいます。
すると火鱗はふてくされつつも、「わかりました…第4は誰も見捨てない!」とそれ以上の言葉は慎みました。
どれだけ不平がありつつも人命第一の信念は揺るがない…火鱗も立派な第4特殊消防隊の隊員ですね。
一方、シンラの傍までやってきたオグンが目にしたのは、白装束同士が対峙している姿。
前回フェアリーを両断したショウは、やはり「手応えがなかった」と感じていました。
目の前のフェアリーは確かに真っ二つになっているのですが、彼は顔色も変えずそのまま佇んでいるのです。
そこで生まれる疑問。
「貴公は一体いくつ…?」
浮遊させる能力だけでなく、姿を惑わすような能力も持っているのか…つまりひとりで複数の能力を持っているとでもいうのか…。
不気味なフェアリーに再びショウが(オグンも?)挑む!
『炎炎ノ消防隊』ネタバレ214-215話のまとめ
第4も到着です!
緊迫した状況でしたが、やはりパーンの笛を聞くと癒されますね(笑)
人命最優先の桜備に賛同し、積極的に第8に協力する姿勢を示してくれたというのもあります。
が、やはりテレビでも放映されていた柱と巨大焔ビトの出現を見て、人命救助のためにいち早く駆けつけたというのがきっと第4の動きだったのでしょう。
最も消防隊らしい第4が来たことで犠牲者がひとりも出なかったところが良かったですね。
どうするのかと思われた圧倒的存在感の巨大焔ビトは、ジャガーノート、オグン、黒野の力で一気にボロボロになりました。
恐らくこの焔ビトにも鎮魂するためのコアがあるはずなので、破壊できれば上陸させずに鎮魂完了となるはず。
ですがこのコアの破壊が大災害への次のステップに繋がりそうで怖いですね。
そしてもうひとつ怖いのがフェアリー。
複数の能力を持っているのだとすれば、もしかしたら紅丸のような煉合能力者なのか、それとも“災害隊”特有の性質なのでしょうか。
何にせよただ者ではないだろうフェアリー、次回能力が明らかとなるのか楽しみにしていましょう!

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