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青木の戦績は何勝何敗なのか?
結論から言うと、29戦19勝7敗3分です。うち12勝がKO。負けのイメージが強い人ですが、12も勝ち越しています。
しかも日本ライト級7位のランカーです。おふざけの印象だけで見ていると、ここを取り違えます。
この記事でわかること
- 青木勝の戦績と日本ランキング
- 鴨川ジム全員の勝敗を並べた一覧
- 鷹村守が一度も判定に持ち込まれていないこと
- 引退した2人が、そのあとどうなったか
- 宮田一郎が鴨川ジムではない理由
鴨川ジムの戦績一覧
| 選手 | 戦績と立ち位置 |
| 青木勝 | 29戦19勝(12KO)7敗3分。日本ライト級7位 |
| 幕之内一歩 | 26戦23勝(23KO)3敗。引退し、いまはセコンド |
| 鷹村守 | 28戦28勝28KO。無敗のまま世界王者 |
| 木村達也 | 25戦15勝(9KO)6敗4分。引退後に「木村タツヤ」で復帰 |
| 板垣学 | 14戦12勝(10KO)2敗。日本フェザー級 |
| 赤松勇・黄桜大 | 0勝0敗。分析ノートで貢献しています |
| (宮田一郎) | 28戦26勝(22KO)1敗1分。ただし所属は川原ジムです |
はじめの一歩は連載中です。戦績はこの先も動きます。
青木勝|29戦19勝7敗3分。大きく勝ち越しています
検索されているのは、ここだと思います。
青木勝の戦績は29戦19勝7敗3分。うち12勝がKOです。日本ライト級7位に入っています。
変わった技の印象が強い人です。カエルパンチ、よそ見、死んだふり、生き返ったふり。技の名前を並べただけで、勝てる気がしません。
ところが実際は12も勝ち越して、日本ランカーです。ボクシング以外の顔も持っていて、バイト先のラーメン屋では店長を任されています。鷹村から「手に職があるからいつでも辞められるだろ?」と言われるのも、そこが理由でした。
僕はこう読む
この19勝という数字は、読者の記憶より確実に多いと思っています。
青木の試合は、負けるか、変な勝ち方をするかのどちらかで描かれることが多い。印象に残るのは全部そっち側です。
普通に勝った試合は、ほとんど尺を取っていません。
つまり作品は、強さの証明を紙面ではなく数字のほうに置いたことになります。
ラーメン屋の店長を任されて、日本7位。この人がいちばん「働きながら続けている人」の形をしていると読んでいます。
幕之内一歩|26戦23勝3敗。勝ちが全部KOでした
主人公の戦績は26戦23勝3敗。23勝すべてがKOです。判定勝ちが一つもありません。
日本フェザー級王座は8度防衛しました。
終わり方は静かではありませんでした。パンチドランカーの疑いが出たあと、アルフレド・ゴンザレスに失神KO負け。再起戦のアントニオ・ゲバラにも4ラウンドで失神KO負けを喫します。
医師の診断は「現在は健康体だが、試合続行は危険」でした。ここで本人が引退を決めています。
いまは鴨川ジムのセコンドとして、チームメイトや練習生のトレーナーを務めています。実家の釣り船屋でも働いていました。
僕はこう読む
23勝が全部KOというのは、誇らしい数字ではないと思っています。
判定まで行かないということは、毎回どちらかが倒れるまで殴り合っているということです。
しかも3敗のうち2つが失神KO負け。倒しきる戦い方でしか勝てない人が、倒しきられて終わりました。
引退の理由が強さ不足ではなく、その戦い方の代償だったところが重い。
セコンドに回った一歩が、いまいちばん止められる立場にいる。この配置は偶然じゃないと読んでいます。
鷹村守|28戦28勝28KO。判定が一度もありません
ここが鴨川ジムで最も極端な数字です。
28戦28勝28KO。敗けがゼロ、引き分けもゼロ、そして判定勝ちもゼロです。
保持しているのはWBC世界スーパーミドル級王座。ジュニアミドル級、ミドル級と上げてきた3階級制覇の王者で、目標は6階級制覇です。
なお、この記事の他の選手と違って、鷹村の数字はいまも更新され続けています。
僕はこう読む
28勝28KOでいちばん怖いのは、判定が一度も無いところだと思っています。
勝ち負けは運や採点で動きます。ところがKOには、揉める余地がありません。
28回リングに上がって、28回とも議論の対象にならなかった。
強いというより、勝負が成立していないという数字です。
一歩や青木の戦績を先に見てからこの行を見ると、同じジムの話とは思えません。この落差が、鴨川ジムという場所の広さだと読んでいます。
木村達也|25戦15勝6敗4分。名前を変えて戻ってきました
木村の戦績は25戦15勝6敗4分。うち9勝がKOです。
17歳のデビュー戦は2ラウンドKO勝ち。キャリアの山場が間柴了との日本ジュニアライト級タイトルマッチでした。結果は9ラウンドTKO負け。引退をかけた試合だったため、そのまま一度リングを降ります。
ところが、そこで終わりませんでした。「木村タツヤ」というリングネームで復帰しています。
この試合で編み出したのがドラゴンフィッシュブローです。飼っているアロワナの捕食を見て思いついた技でした。
僕はこう読む
引退試合で新技を完成させた、というのが木村のすべてだと思っています。
もう次が無いと決めた試合で、それでも手札を増やしにいっています。
勝つためではなく、間柴に届くために。届かなかったわけですが、勝った側に悔いを残しました。
そして名前を変えて戻ってきます。木村達也は引退させて、木村タツヤで続きを始めた。
長所も欠点も無いと言われ続けた人が出した答えがこれでした。ここがいちばん効いていると読んでいます。
板垣学|14戦12勝2敗。デビュー戦は黒星でした
板垣の戦績は14戦12勝2敗。うち10勝がKOです。
スピードが売りのアウトボクサーで、日本フェザー級に名を連ねています。
ただし、始まりはつまずきでした。デビュー戦の相手は牧野文人。ラフファイトにペースを乱され、1ラウンドでKO負けしています。判定に異議を唱えて、会場から大ブーイングを浴びました。
その後A級トーナメントを制しますが、今井京介との日本フェザー級タイトルマッチで1ラウンド55秒TKO負け。ここから伸び悩みます。
青木の戦績が、調べると食い違う理由
「青木 戦績」で調べると、数字がいくつも出てきます。16勝だったり、13勝だったり、19勝だったりします。
理由は単純で、作中で示された時点がそれぞれ違うからです。はじめの一歩は連載中で、青木も試合を重ねています。
- 18巻の時点……14戦10勝4敗6KO
- 50巻の記載……16戦10勝6敗6KO
- 今江戦より前……26戦16勝7敗3分10KO
- 通算……29戦19勝12KO7敗3分
古い巻の数字を引いている記事も多いので、どの時点の話なのかを確かめてから比べてください。
赤松勇と黄桜大|まだ0勝0敗です
青木を慕って入門した2人は、まだ試合の記録がありません。
ガリガリの赤松と、ぽっちゃりの黄桜。見た目はボクシング向きではありません。ところが観察力と絵心が突出していて、2人が作る分析ノートはジムの全員を唸らせます。
そして青木の言うこと以外は聞きません。鷹村の無茶ぶりも平然と流すので、鷹村のほうが言葉を失う場面があります。
宮田一郎は、鴨川ジムではありません
ここはよく混ざるところです。
宮田一郎の所属は川原ジムです。一歩のライバルとして最も登場する選手ですが、鴨川ジムに在籍したことはありません。
戦績は28戦26勝1敗1分。うち22勝がKOです。たった1つの黒星は間柴了で、東日本新人王準決勝の3ラウンドKO負けでした。
体格的にはライト級が合うとされながら、一歩との対戦にこだわってフェザー級に留まっています。その約束は、いまだ果たされていません。
僕はこう読む
宮田の1敗が間柴、というところに作品の構図が全部入っていると思っています。
一歩の3敗は世界の壁でした。宮田の1敗は、日本の新人王戦です。
しかもその間柴に、木村もタイトルマッチで沈められています。
鴨川ジムの物語は世界に向かって進みますが、その足元には、ずっと間柴が立っている。
階級を落としたまま待ち続ける宮田が同じジムに居なかったことも、たぶん必要な距離だったと読んでいます。
まとめ|鴨川ジムの戦績をどう読むか
青木勝の戦績は29戦19勝7敗3分。日本ライト級7位です。
分かっていることを並べます。
- 青木勝……29戦19勝(12KO)7敗3分。日本ライト級7位
- 幕之内一歩……26戦23勝(23KO)3敗。引退してセコンドに
- 鷹村守……28戦28勝28KO。無敗のWBC世界スーパーミドル級王者
- 木村達也……25戦15勝(9KO)6敗4分。「木村タツヤ」で復帰
- 板垣学……14戦12勝(10KO)2敗。日本フェザー級
- 赤松勇・黄桜大……0勝0敗。分析ノートが武器
- 宮田一郎……28戦26勝(22KO)1敗1分。所属は川原ジム
僕はこう読む
この一覧を上から下まで見て思うのは、鴨川ジムは勝つための場所ではないということです。
無敗の世界王者が1人いて、勝ち越しのラーメン屋が1人いて、名前を変えて戻ってきた人が1人いて、0勝0敗が2人いる。
同じ数字の物差しに、全員が乗っていません。
それでも全員が同じジムで練習を続けています。
引退した一歩がセコンドとして残ったのも、たぶんこの場所がそういう設計だからです。強さの順位ではなく、続けている人の名簿。そう読んでいます。
青木の19勝を意外な実力と読むか、描かれていないだけの当然の積み重ねと読むかで、あのふざけた技の見え方は変わってきます。
——あなたは青木勝の19勝7敗3分という数字を、意外だと思いますか。それとも納得のいく成績だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
鴨川ジムの戦績は、所属していない宮田一郎と混ざりやすいところです。順に確かめます。
Q. 青木勝の戦績は何勝何敗ですか?
A. 29戦19勝7敗3分です。うち12勝がKO。日本ライト級7位のランカーで、12も勝ち越しています。
Q. 幕之内一歩の戦績は何勝何敗ですか?
A. 26戦23勝3敗です。23勝すべてがKOで、判定勝ちがありません。日本フェザー級王座を8度防衛しています。
Q. 鷹村守は負けたことがありますか?
A. ありません。28戦28勝28KOで、敗けも引き分けも判定勝ちもゼロです。WBC世界スーパーミドル級王者で、3階級制覇を達成しています。
Q. 一歩はなぜ引退したのですか?
A. パンチドランカーの疑いが出たあと、アルフレド・ゴンザレスとアントニオ・ゲバラに続けて失神KO負けしたからです。医師から「現在は健康体だが、試合続行は危険」と診断され、本人が決断しました。
Q. 木村達也は引退したあとどうなりましたか?
A. 「木村タツヤ」というリングネームで復帰しています。引退をかけた間柴了との日本ジュニアライト級タイトルマッチに9ラウンドTKOで敗れた、そのあとのことです。
Q. 宮田一郎は鴨川ジムの所属ですか?
A. 違います。所属は川原ジムです。一歩のライバルとして登場しますが、鴨川ジムに在籍したことはありません。戦績は28戦26勝1敗1分です。
青木は29戦19勝7敗3分で勝ち越しています。一歩、木村、宮田も置きました。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月21日


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