日本タイトルを保持しながらアジア王者総ナメ計画を実行中の一歩。
次なる相手はフィリピン国内王者マルコム・ゲドー魔術師の異名を持つ相手に一歩はどうする?
見ていきたいと思います。
【はじめの一歩】ゲドーが仕組んだ八百長試合
タイ国内王者ジミー・シスファーに勝利した一歩陣営は次なる標的を探します。
鴨川会長の旧知の塚原ボクシングジムのボクサー福井がフィリピン国内王者マルコム・ゲドーと対戦している事から鴨川会長自ら塚原会長の顔を見がてらビデオを貰いに仙台に出かけます。
会長不在の鴨川ジムではフリーのトレーナーであるバロン栗田が現れ一歩をスカウトしようとしますがミット打ちで一歩のボディブローを片手で受けて吹っ飛ばされていました。
鷹村が現れバロンが逃げて行ったあとに鴨川ジムに電話が掛かりマネージャーの八木が出ます
警察から会長が逮捕されたとの連絡でした。
塚原ジムで杖を振り回して怪我をさせたとの事ですが被害者である塚原会長が被害届など出さず穏便に済ませたい意向との事でした。
慌てて出る八木、鷹村はじめ全員ついていきそう感じですが八木は待機を命じます。
ですが心細いと言う事で結局は一歩を連れていく事になります。
現地に着き早速会長を警察署まで迎えに行きますが暴行に使った杖を没収されただけでそこには被害者の塚原会長も来ています。
包帯を巻き松葉杖を突いた姿を見て八木、一歩とも頭を下げますが塚原会長は鴨川会長に土下座をして謝ります。
塚原ジム所属のボクサー福井がフィリピン王者マルコム・ゲドーと対戦したビデオを見た際に鴨川会長が気づき塚原会長に聞いたところ八百長を認めた為に会長は激昂したのです。
塚原会長自体は八百長に関与していないとの事でしたが流れのトレーナーがゲドー陣営に出入りしており主導していたようです。
一歩はその話を聞き鴨川ジムにもフリーのトレーナーがきた、確かバロンと言うと塚原会長はそいつだと言います。
バロンは元鴨川ジム所属です。
自身の監督不行き届けかと頭を下げる鴨川会長ですが塚原会長は関係ないといいます。
せっかく地方から苦労して出したボクサー、勝ち名乗りを受けた後、悲しいような切ないような顔をし引退してしまったと。
マルコム・ゲドー 絶対に許さんでくれと涙ながらに訴えます。
【はじめの一歩】一歩に託されたゲドー退治
鴨川ジムに帰って来た会長、一歩の元へ手合わせを願いたいというボクサーが現れます。
俺が相手になると言う板垣を他所に会長は一歩に相手にしてやれ1RでKOしろ、さもなければ破門だと言います。
相手は塚原ジムの福井でした。
見事に1Rでクリアした一歩は福井を見送りゲドーへの闘志を燃やします。
そして、ジムでビデオを見ながら一歩にとって相性は最悪なのを知りながら真面目な一歩、頑固な会長、曲がった事が大嫌いな2人は揃って試合をやると言い少し反対だった八木も呆れゲドーと交渉に入ると言います。
【はじめの一歩】過酷なゲドーの幼少期とは?
巧みな交渉でファイトマネーを吊り上げ、前代未聞の勝者がファイトマネー総取りと言う試合が決まります。
計量時にもリミットオーバーし頑張るから上乗せしてと頼んだりと金への執着を見せます。
そして、計量後に誰もいない後楽園のリングで一歩とゲドーは話をする機会が訪れます。
ゲドーは幼少期はスリで生計を立てていてその時に胸と腹に銃で撃たれて傷があります。
ゲドーはここ(リング)は生命の危険の少ない場所でありビジネスの場であると言い、一歩にも八百長をしないかと持ちかけます。
更に怒りを覚えた一歩は自腹で100万上乗せする事を約束します。
【はじめの一歩】リーチを伸ばす禁断の手段
試合前、駆けずり回って100万を作った一歩。
遂に魔術師マルコム・ゲドーと対峙します。
ゴングと同時に一直線に襲いかかる一歩は早速ダウンを奪います。
一気に行くかと思われた試合ですが少しずつゲドーに主導権を握られます。
そして、手が伸びると言う魔術師ゲドーのジャブが一歩を捉え始めます。
何とか懐に飛び込む一歩ですがそこへ右のアッパーを貰います。
試合が進むごとに劣勢になっていく一歩、鴨川会長も翻弄されます。
そこへ鴨川ジムの曲者、青木が手が伸びるジャブの答えを見つけ板垣がセコンドまで伝令と言いながら駆け寄ります。
青木さんが立てた仮説だと板垣は伝え会長は任せろと言います。
会長は一歩にアドバイスを送ります。
謎解きの出来ていないアドバイスですが打開策の見えなかった一歩に信頼する会長からのアドバイスを信じます。
そして、魔術師ゲドーの伸びるジャブの欠点を突き反撃が始まります。
【はじめの一歩】昔のスタイルに戻ったゲドー
魔術師と言われ八百長に手を染めたマルコム・ゲドーにも世界を目指した時期があります
一歩との対戦中にそれを思い出し無謀な事とは知りつつ一歩と真っ向勝負をします。
しかし、一歩が偶然にも放った伊達の必殺技ハートブレイクショットを打ち込みます。
その一撃に恐怖を覚えたゲドーは思い出します
ここは商談の場ではない、ましてやマジックの場所でもない、そうここは戦場だ。
そして一歩の強打をまともに受けるゲドー、遂にはゲドーのガードを吹き飛ばしゲドーの顔に渾身の一撃を放ち決着がつきます。
一歩 KO勝ち。
【はじめの一歩】心を折られたランディとの一戦
ゲドーは優秀なボクサーで世界チャンピオンになって大金持ちになる夢を見ていました。
その前に立ちはだかったのがランディ・ボーイ・ジュニアです。
世界を目指す者と実力差を痛感しゲドーはなすすべなく心を折られてしまいました。
それから魔術師と言われ八百長にも手を染めるようになったのです。
【はじめの一歩】ゲドーは結局変わらなかった?
試合後、総取り戦と謳われた中で行われた試合ですが本来ならゲドーの取り分はありません。
ですが鴨川会長は正規分のファイトマネーをゲドーに渡します。
喜ぶゲドー陣営ですがゲドーは不意に同行しているトレーナーにもう一度世界を、、と言いかけます。
しかし、また稼ぐぞと騒ぐトレーナー陣を見て「そうだな、またカモ見つけよう」と実際の本心を隠して戯けて見せます。
鴨川陣営にもネタバラシするマジシャンはいませんよ、また飯の世話になるネタですからとも言っています。
ランディ、一歩との才能の差と自身の夢に葛藤しているのが分かります。
【はじめの一歩】心に残るゲドーの名言
日本はいい空気だ、金の匂いがする。
やりましょう、早く 積みなさい金をなど試合前は言いたい放題ですが試合中には死に関わる?ここは安全、リングの中だ。
金勘定ばかりじゃない、俺は魔術師だ。
何をやっても無駄無駄、萎えろ萎えろ。
など名セリフ連発していますね。
ですが「思い出した 、ここはリングの上 商談の場ではなく、ここは殺るか殺られるかしか存在しない、戦場だ」は一歩を含めボクシングの魅力や怖さを教えてくれている感じです。
まとめ
魔術師ゲドーに追い詰められた一歩、何とか勝ちましたが危ない試合でした。
フィリピン国内王者の肩書き通りの強さを見せ心折れたといえど流石の実力者です。
世界に行くには色々なタイプがいると一歩にはいい経験になったようです。
珍しく一歩の怒りや弱気な場面も見た気がしますしやはり会長との信頼の深さが分かりました
この先にこの師弟コンビが何処まで行くのか楽しみですね。

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