前回、A組B組が全員入り乱れての大乱戦の中、デクはワン・フォー・オールの力を抑え込み、心操と1対1の局面を作り出しました。
個性なしの腕力では心操に劣り、心操が新たにマスターした捕縛武器の攻撃で翻弄されるデクでしたが、自分の心を制する事でワン・フォー・オールの新たな力をコントロールしようとします。
自分の力を信じる事から、打開策を見出だしたのです!
目次
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』215話!のネタバレ
それでは『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』215話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ワン・フォー・オール黒鞭(クロムチ)
ワン・フォー・オールの意識の世界で新たに獲得した力、黒鞭(クロムチ)。
先代継承者に
「心を制すれば使いこなせる」
と言ってもらい、デクはオールマイトと行った海浜公園での修行を思い出します。
そして「君はヒーローになれる」と言ってくれた言葉を思い出し、心を制する事に成功します!
黒鞭が発動した事により暴走を警戒した先生達でしたが、これもまたさっきと様子が違う事に気付きます。
暴走を抑え込めずに苦しんでいた数分前とは明らかに違い、デクは自ら発動して使いこなそうとしていました。
捕縛武器のように拘束系の力に驚く心操や先生達でしたが、黒鞭を発動したのも束の間、ここでデクの体に激痛が走り一瞬で黒鞭が消えてしまいます。
伸びた力に身体がついて行かず、瞬間最大出力20%では扱えない個性だと改めて実感するのです。
やっぱり今のデクには、まだまだ基礎的な力が不足しているようですね。
逆に考えればまだ伸び代がたくさんあるという事なんでしょうが、今の所は個性だけが急激に伸びてしまっているのがネックになっています。
そして接近戦では部が悪いと感じた心操は、デクから距離をとって体制を立て直そうとしますが、デクは現段階で身体に負担の少ない8%の出力で心操を追跡しようとします。
物間の最後っ屁
麗日に拘束されてしまった物間は、監禁牢に連れて行かれる間にコピーしたポルターガイストの個性で、無駄な抵抗と分かりながらも麗日を攻撃します。
しかしなかなか当たりません。
そして少しでも麗日を揺さぶろうと、自分の個性であるコピーについて話を始めます。
心操の持つ洗脳の個性をコピーしていると警戒して、物間の質問にジェスチャーで答える麗日でしたがここで物間は自分のコピー数を質問します。
コピーしていられる時間は5分で、それを表す時計を3つ所持していた事から麗日は個性は3つまでしかコピー出来ないと思っていました。
「柳のポルターガイスト」「小大のサイズ」そして戦法的に考えると「心操の洗脳」だと読んでいましたが、物間は「もしかしたら3つという時計はダミーで4つ使えるかもよ」と麗日の心を揺さぶります。
そして物間の個性であるコピーは基本的には同時発動出来ないのですが、個性によっては持続して残る個性もあり、一部同時発動出来るものもあると言います。
本当かどうか分からない物間の言葉に嫌な予感を感じながらも、物間を監禁牢に閉じ込めた麗日はみんなの応援に急ぎます。
そして嫌な予感は的中し、8%出力で追いかけていたデクが心操を捕らえようとした瞬間、顔面に強い衝撃が!!
物間がコピーしていたもう一つの個性、庄田のツインインパクトが発動したのです!!
物間がコピー出来る個性が3つから4つに伸びていたのか、最後の一つを洗脳ではなくツインインパクトにしたのかは定かではありませんが、最後っ屁をかました事により一瞬だけデクに隙を作る事に成功します。
腕力では敵わない物間ならではの作戦でした。
B組の逆転劇!?
乱戦中の他のメンバーも新技の跳峰田(はねみねた)が通用していたのは最初だけで、峰田が庄田に捕まってしまってからは芦戸も防戦一方になってしまいます。
柳のポルターガイストで一気に畳み掛けようとするB組でしたが、応援に来た麗日に柳と小大は掌握されてしまいます!
GMA(ガンマーヘッドマーシャルアーツ)をマスターしてから接近戦が強くなっている麗日が、ここに来てとてつもなく頼もしく見えますね!
デクに隙を作る為に奇襲で発動したツインインパクトもデクの強い意思に跳ね返され、デクはそのまま心操を抑え込んでしまいます!
一気にB組有利な展開になりそうでしたが、デクと麗日の踏ん張りでA組が勝負を決めたようです!
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』ネタバレ215話のまとめ
デクが新個性の黒鞭を使いこなそうとした時は一気に勝負がついてしまうような気がしましたが、やっぱり奥が深いのがワン・フォー・オールの能力でした。
上手に使いこなすには基礎能力の向上が必須のようですね。
B組も物間が脇役としてのあがきを見せたり心操のスキルアップがあったりと、全体的にレベルの高い戦いで最後までA組を苦しめるという全く戦況が読めない展開となりました。
見ていた先生達も全5セットとも想像を超えるような戦いだったんだと思います。
今後は上級生や他校の生徒とも協力しながら戦っていく場面が増えると思うので、こういう戦いを経て臨機応変にチームプレーで戦う力を身に付けて行く事が、学校の授業としての項目になっていくのではないでしょうか。
次週の展開も気になりますね!!
