- ヒンメルは魔王討伐の勇者です
- フリーレンとの深い絆がある
- 老後のヒンメルは驚きの変貌を遂げた
「週刊少年サンデー」で連載中の『葬送のフリーレン』は、魔王討伐後のストーリーが描かれています。
打倒魔王を果たした勇者一行。
その中心人物こそ自称イケメンの勇者ヒンメルでした。
ここからは、そんな偉業を成し遂げた勇者の人となりを紹介していきます。
目次
【葬送のフリーレン】ヒンメルのプロフィール
【ヒンメル】
勇者。
魔王を倒した勇者パーティーの勇者、自称イケメン。仲間思いで、困っている人を助けずにはいられない。声:#岡本信彦#フリーレン #frieren#9月29日金ローで初回2時間スペシャル pic.twitter.com/fr5Bsceacj
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) August 2, 2023
ヒンメルは魔王を討伐したパーティーの勇者です。
ドイツ語でヒンメル(Himmel)とは「空、天国」を意味します。
種族は人間。
水色の髪の毛で左目には泣きボクロがあります。
服の色や故郷に咲く蒼月草からイメージカラーは薄いブルー系でしょうか。
ヒンメル像#フリーレン pic.twitter.com/D2zIWxVqMs
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 20, 2023
イケメンを公言するナルシストでもあります。
勇者として各地に残るヒンメルの銅像は、ポーズだけでも100通り以上あるとのこと。
魔王討伐に一緒に参加した僧侶ハイターとは幼馴染の間柄です。
2人とも孤児院の施設で一緒に育ちました。
ちなみに好きな食べ物はルフオムレツです。
【葬送のフリーレン】ヒンメルの性格とは?
ヒンメルは仲間が大好きです。
そして困っている人を助けずにはいられません。
魔族や魔物退治はもちろんのこと、勇者なのに荷物運びの手伝いもします。
しかも見返りは求めません。
普段の口調も飄々として気負いはありませんが、絶対に諦めない強い心を持っています。
【人物紹介】
●不死なるベーゼ●
七崩賢の1人。その結界魔法は人類では破れない。#人気投票第71位 pic.twitter.com/zQDi05CeCi— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 3, 2023
ベーゼの結界魔法に閉じ込められた時もそうでした。
冒険は終わったとフリーレンは諦めますが、ヒンメルは違いました。
結界を剣でダメージを与えると、フリーレンに再起を促すことに成功します。
このように周囲の人々にも勇気を分けてくれます。
ヒンメルは前向きな正統派の勇者でした。
【葬送のフリーレン】ヒンメルの強さとは?
【アンソロジー紹介】
『勇者ヒンメルの冒険譚』
三浦蓮(@D19980912 )先生https://t.co/kAKJIypgvZ#フリーレン pic.twitter.com/FFpPSrMaqE— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) November 29, 2023
アイゼンはパワー重視のため、ヒンメルはスピード型の戦闘スタイルと思われます。
武器は幼い頃に商人からお礼でもらった勇者の剣です。
これはレプリカで本物ではありません。
剣の里でヒンメルは本物の“勇者の剣”を地面から抜けませんでした。
例え偽物でも魔王を討伐すれば関係ないと誓うヒンメル。
こうして冒険を続けながらレベルアップを重ねたと思われます。
魔王の腹心である“全知のシュラハト”もヒンメルたちの台頭を予知していました。
七崩賢の“奇跡のグラオザーム”に遺言で討伐を命ずるほどです。
“断頭台のアウラ”に至っては、ヒンメルが死亡するまで身を隠していました。
魔王側でもヒンメルを警戒していた様子がうかがえます。
不死の軍勢を派手に吹き飛ばしたフリーレンは、当時ヒンメルに怒られました。
死者には哀悼の意を捧げるなど、ヒンメルは戦いに対する矜持を持っているようです。
時には勝てない相手を封印したり、大きな魔物には全員で逃げたりと、ヒンメル一行の冒険は決して全戦全勝ではありませんでした。
しかしながら恥じることはありません。
生きてる奴が勝ちなのです(by音柱・宇髄天元)。
【葬送のフリーレン】ヒンメルの老後とは?
アニメ『葬送のフリーレン』?
第1クールプレイバック⏪第1話「冒険の終わり」
魔王を倒し王都に凱旋した勇者パーティー。
再会を約束した50年後、
フリーレンの “新たな” 旅が始まる。ぜひ配信でご覧ください?
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魔王を討伐して王都に凱旋したヒンメル一行。
50年後の再会を約束して、10年にわたる冒険の旅は終わりました。
そして50年後にヒンメルの姿を見たフリーレン。
老いているとストレートに驚きます。
ヒンメルの外見に当時の面影はありません。
大きな髭はつけていますが頭はハゲてしまい、身長も半分ぐらい縮んだでしょうか。
今では杖が必要なようです。
それでも外出時には身嗜みに時間をかけるなど、ナルシストぶりは健在でした。
ヒンメルはフリーレンたちと過ごした10年間を、ずっと大切に思い続けていました。
フリーレンが軽い気持ちで預けた暗黒龍の角さえも、ヒンメルにすれば仲間からの大切な預かり物です。
かつての仲間たちと合流して一週間の冒険にでる元勇者ヒンメル。
広い平原で半世紀流星を一緒に見て、やり残したことはないと感慨深い様子でした。
ヒンメルの最後は老衰でした。
魔王討伐を25歳ごろに果たし、そこから50年後なので享年75歳ぐらいしょうか。
葬儀には身内らしき参列者の描写がありませんでした。
おそらくは生涯独身かと思われます。
【葬送のフリーレン】ヒンメルとフリーレンの関係性とは?
#ヒンメル pic.twitter.com/UlGudbNb6G
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) December 9, 2023
お花畑でフリーレンに花の冠を被せるヒンメル。
真剣な表情で故郷の蒼月草を見せたいと語ります。
フリーレンの左薬指に指輪をはめるシーンに至っては、プロポーズにしか見えません。
風邪で寝込んだフリーレンの手を握り、不安を和らげるヒンメルさん。
ケアもバッチリで性格もイケメン過ぎです。
フリーレンのスカートをめくるクソガキには激怒しましたが、それはさておき。
全般的にフリーレンを見るヒンメルの眼差しは、優しさと慈愛に満ち溢れています。
ヒンメルがフリーレンに好意を寄せていたのは、冒険を始めてからではありません。
小さい頃にみた花畑を出すエルフの魔法使い。
それがフリーレンだったのです。
グラオザームの 精神操作魔法“楽園へと導く魔法(アンシレーシエラ)” により、諦めていた夢に囚われるヒンメル。
望んでいた夢とはフリーレンとの結婚式でした。
御年1000歳以上の清楚な花嫁姿が可愛いフリーレン。
ザインのセリフを借りるのであれば「もう付き合っちゃえよ!!」的な感じです。
前述したようにヒンメルには、左目の「泣きぼくろ」がありました。
人相学的に見ると、左目の場合は受け身で包容力があるそうです。
なるほど道理です。
ヒンメルの死を目にして何も知らなかったと、フリーレンは涙を流して後悔します。
“人を知る”旅に出るフリーレン。
後にハイターとアイゼンの後押しもあり、大陸北部のエンデに向かいます。
魔王城があるその場所に “魂の眠る地<オレオール>”があるというのです。
大魔法使いフランメは昔の戦友たちとオレオールで対話をしたと、手記に書き残していました。
果たしてオレオールは存在して、フリーレンとヒンメルの会話が実現するのでしょうか?
帝国領内に進んだフリーレン一行の行方に注目です。
【葬送のフリーレン】ヒンメルの人気とは?
アニメ化記念!
100キャラ人気投票結果発表?気になる順位は…!?#フリーレン#frieren pic.twitter.com/s8ZSIB2GC4
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連載第1話で亡くなった勇者ヒンメル。
その後は“女神の石碑”に触れてフリーレンが過去に戻った時を除き、全て回想シーンでの登場になります。
時には強敵に遭遇した時のエピソードだったりします。
時には冒険の最中に見る他愛のない会話だったりします。
そしてフリーレンと一緒に過ごした穏やかな時間も忘れてはいけません。
とにかく登場する度に心の琴線に言葉を残してくれます。
まさに名言製造機です。
自称とはいえ傍から見ても美男子で、人助けを生きがいとするヒンメル。
魔王討伐後に世界を巡回する様子を見ても、決して奢らず昂らず。
何といっても元勇者です。
これで人気が出ないわけありません。
数多く残るヒンメル像は、彼がその土地に住む人々に慕われた証拠でもあります。
2023年9月~10月には、アニメ化&連載100回突破を記念した本作の人気投票が開催されました。
結果は勇者ヒンメルが堂々の第1位!
17,354,803ポイントを獲得しています。
投票方法により獲得ポイント数が変わる独特な集計のため、ヒンメルのポイント数をどう評価すべきか微妙ですが、2位のフリーレンとは500万ポイント以上も差をつけました。
圧倒的な人気キャラであることは間違いありません。
【葬送のフリーレン】アニメ・ヒンメル役の声優は誰?
『葬送のフリーレン』ラジオ風番組
「〜トークの魔法〜」第5回 公開?今回はヒンメル役 #岡本信彦 さんと、
音楽の #EvanCall さんが登場!#フリーレン 音楽を深堀りします♪
貴重なトークをぜひお聴きください!
▶️https://t.co/e0hTl3Z1d9#frieren pic.twitter.com/HwhPdeH4Ub— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 20, 2023
ヒンメル役は岡本 信彦(おかもと のぶひこ)さんです。
年齢非公開が珍しくない業界ですが、生年月日は1986年10月24日生まれ。
さそり座のB型です。
お嫁さんは同じ声優の大亀 あすかさんです。
所属事務所は少々複雑です。
2022年3月末に所属していた「プロ・フィット」が業務閉鎖したことで、岡本さん自身がプロダクションを設立しました。
現在は「ラクーンドッグ」の代表取締役も務めています。
次に岡本さんの代表作を紹介します。
『青の祓魔師』の主人公である奥村燐。
『僕のヒーローアカデミア』の“かっちゃん”こと爆豪勝己。
『鬼滅の刃』では柱の一人である不死川玄弥。
『とある魔術の禁書目録』シリーズでは一方通行〈アクセラレータ)などなど。
我が強過ぎるというのか、片方の眉を吊り上げながら「ああ゛ぁ?」とか挑発的なセリフが似合いそうなキャラが多いです。
岡本さんも最初のテープオーディションは決めセリフでヒンメルを演じていましたが、あまり勇者然としない方向性で定まったようです。
同じ強者でありながら剛から柔への使い分けは、さすがプロの声優さんです。
(参考:岡本信彦「葬送のフリーレン」での前向きな自問自答 “ヒンメルを通して、無駄なことは一つもないと再確認した” | アニメ!アニメ! (animeanime.jp))
まとめ
今週は金曜よる11時15分〜
フリーレンアニメ!勇者ヒンメルの死から29年後 pic.twitter.com/2gk58H3eKS
— おぐら 少年サンデー編集部 (@sunday_ogura) December 14, 2023
ヒンメル一行は10年間メンバーの入れ替えなしで、魔王討伐を果たしました。
魔王の恐怖から世界を救ったヒンメルの武勇は伝説となり、死してなお轟きます。
もはや信仰に近いものがありますが、誰もがヒンメルを愛しています。
確かに勇者はそこにいたのです。
- ヒンメルは魔王討伐の勇者です
- 仲間思いの優しい性格です
- スピード型戦闘スタイルが特徴です
- 生涯独身のヒンメルの老後とは
- フリーレンとの深い絆が描かれます
- 人気投票でヒンメルが第1位です
⇒イケメンすぎるヒンメルのすべて!かっこいいだけじゃない彼の・・
⇒南の勇者VSヒンメル!伝説の強者たちの実力を徹底比較!・・