A組対B組の戦いも最終の第5セット目に入り、デク達の出番が回ってきました。
まだ戦いが始まって間もない序盤の攻防ですが、突如としてデクの右腕が暴走してしまいます!
以前起こった時のように、黒くて禍々しいオーラが右腕から発現し、デクの力では抑えきれなくなってしまうのです!
強大なワン・フォー・オールの力に試合所では無くなってしまったこの状況を見て、麗日が心操に助けを求めた所で前回が終わりました。
果たして麗日と心操は、デクの右腕に宿った暴走を抑える事ができるのでしょうか!?
目次
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』212話!のネタバレ
それでは『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』212話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
グラビティヒーロー麗日の想い
今回は、麗日の幼少期の回想シーンから始まります。
幼い事の麗日にとって辛かった事は、両親がいつも疲れた顔をしている事でした。
そしてそんな両親を見て育った麗日は初めてヒーロー活動を目にした時、ヒーローの活躍よりも助けてもらった事を喜ぶ周りの人達の笑顔に目が行くような子供でした。
困っている人を助け、助けてもらった人が笑顔になる。
これこそが麗日がヒーローとしてやっていきたい事でした。
ここまでデクと一緒にいろいろな戦いを乗り越えてきて、ヒーローとしての活動がいかに大変な事か悟っている麗日は、目の前で苦しんでいるデクを何とか助けようと立ち上がります!
『ヒーローが辛い時、誰がヒーローを守ってあげられるだろう』
デクに対して特に強い想いがある麗日はデクに近より何とか助けようとしますが、この力がデク本人の意思ではない事に気付き、敵である心操に助けを求めるのです。
デクに対して恋心を抱いている麗日は、いつも助けてもらっているという意識が強いせいか、デクが困っている時は何としてでも助けようとする強い気持ちが伝わってくるシーンですね。
ヒーローとしての心操の第一歩
麗日は自分をコントロール出来ないデクを見て、心操に洗脳して暴走を止めてもらうように助けを求めます。
恵まれた個性を持つデクに対して嫉妬心の強かった心操は、本物のヒーローとなるべく以前とは変わった自分を見せつけます。
周りからヴィラン向きの個性だと言われていて悪役キャラになりそうな心操でしたが、この時の目の輝きはヒーローそのものでした!
『俺の個性を人の為に使いたい』
強い気持ちでそう思った心操は、デクに対してこう問いかけます。
「緑谷ァ!!俺と戦おうぜ」
力の制御に苦しみながらも「応!!」と答えたデクは安心して心操に洗脳され、抑えきれなかった力を封印する事に成功します。
この辺りは、男として、そしてヒーローとして成長した心操が、凄くカッコ良く描かれているシーンです!
ワン・フォー・オールの歴代継承者登場!!
心操の洗脳により、暴走したワン・フォー・オールの力を抑え込んだデクは気絶してしまい、夢の中で目が覚めます。
以前見た夢のように周りには黒い霧がかかっていて、その中から突然怒鳴り声が聞こえてきます。
「おめエエなァァァ!!違うんだよ違う!!」
そう言って黒い霧の中から出て来たのは、ワン・フォー・オールの歴代継承者の一人でした。
「時満ちたさ!?発現したさ!?」などと、語尾に「さ」を付けて喋っているその先代は、ハゲた頭にゴーグルをし、全身黒服ながらマッチョでファンキーなゴリラ体型の継承者です。
以前にもビジュアルだけは登場していましたが、まだ何代目の継承者なのかは公表されていません。
最後には「頑張りなさいよ!!」などと言っている所から、気は優しくて力持ちタイプのヒーローなのでしょう。
訛りからは何処の出身か分かりませんが、何か親しみやすそうな師匠キャラクターのようですね。
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』ネタバレ212話のまとめ
自分の成長をやっと見せられると思った矢先に大変な事になってしまったデクですが、何とか仲間の助けを借りて暴走する力を抑え込む事に成功したようです。
心操の成長がメインに描かれているこの辺りは、新たに強力な仲間が増えた事によって今後の展開をワクワクさせてくれますね。
そしてこのB組との試合は、各生徒達の成長や新キャラクター達をいろいろと見せる回になっていると思うのですが、最終戦になってまた違う流れになってきました。
少しの間、B組との試合という本筋から逸れるサイドストーリーに流れて行きそうな雰囲気です。
ワン・フォー・オールの力の謎や歴代継承者達もまだまだ謎だらけなので、この辺りで少しずつ解明されていくのではないでしょうか。
ワン・フォー・オールはデクで9代目となりますが、先代のオールマイトですら知らない秘密がまだ隠されているようですし、まだビジュアルも公開されていない歴代継承者達もいます。
また新しい力の使い方や、オール・フォー・ワンとの関わりを紐解いてくれる事を期待して、次回を待ちたいと思います!
