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【葬送のフリーレン】鏡蓮華は実在するのか?架空の花です。久遠の愛情という花言葉は原作4巻30話!

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鏡蓮華は実在するのか

結論から言うと、鏡蓮華は実在しません。『葬送のフリーレン』の作中にだけ登場する架空の花で、現実の植物にはこの名前の花がありません。

ですから植物図鑑を引いても出てきませんし、本物の花言葉も存在しません。「久遠の愛情」という花言葉も、作品の中だけの設定です。

この記事でわかること

  • 鏡蓮華が実在しない、という根拠
  • モチーフになったと考えられる実在の花
  • 「久遠の愛情」を誰が口にしたのか
  • 指輪が渡された話数と巻数
  • ヒンメルは花言葉を知っていたのか
  • フェルンのブレスレットとの関係

指輪を贈った二人の関係

フリーレンは1000年以上を生きるエルフ族の魔法使いです。そのフリーレンを勇者パーティーに勧誘したのがヒンメルでした。

ヒンメルは彼女をこれまで出会った中で一番強い魔法使いだと感じて誘いましたが、理由はそれだけではありません。フリーレンへの想いがあったからです。

魔王討伐に誘われたとき。50年後の再会を約束したとき。そして再会を果たし、ヒンメルが亡くなったとき——感情に乏しかったフリーレンに友情や愛情を教え続けたのがヒンメルでした。それが葬儀で流した涙につながります。

実在しないと言い切れる理由

鏡蓮華は、作中で指輪やブレスレットの意匠(デザイン)として登場します。花そのものが咲いている描写ではなく、装飾品に彫られた模様として出てくるのがポイントです。

現実の植物に「鏡蓮華」という名前の花はありません。作品オリジナルの命名です。

モチーフになった花

名前と形から見て、モチーフは実在する「蓮華」だと考えられます。作中の意匠は、蓮華の花の形によく似ています。

ただし花言葉は別物です。実在の蓮華に付けられている花言葉は「幸福」「苦しみからの解放」で、作中の「久遠の愛情」とは違います。

僕はこう読む

「鏡」という一文字が足されていることに、意味があると思っています。
蓮華そのものの花言葉は「幸福」「苦しみからの解放」——どちらもその人一代で完結する言葉です。
そこに「鏡」が付くと、映す相手が必要になります。片方だけでは成立しません。
——だから花言葉が「久遠の愛情」に変わるのだと思います。
1000年生きるエルフと、80年で死ぬ人間。片方が消えても、もう片方に映り続ける
現実の花では足りなかったから、作者は架空の花を1つ作ったのではないでしょうか。

「久遠の愛情」を口にしたのはザイン

この花言葉が明かされるのは、フリーレンではなくフェルンのブレスレットがきっかけでした。

シュタルクがフェルンに贈ったブレスレットを見た僧侶ザインが、こう言います。

「あの意匠は鏡蓮華。花言葉は久遠の愛情だ。あれは恋人に贈る物だぜ。」

つまり贈った本人であるシュタルクも、受け取ったフェルンも、意味を知らなかったわけです。

この場面はアニメ第14話「若者の特権」にあたります。

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ヒンメルが指輪を渡した場面

該当するのは原作4巻・第30話「鏡蓮華」です。

フリーレン、フェルン、シュタルク、ザインの一行は、北側諸国バンデ森林を商人の馬車で進んでいました。

ここでフェルンが、シュタルクからもらったブレスレットと、フリーレンがヒンメルからもらった指輪が同じ意匠だと気づきます。

「多分、フェルンとお揃いだよ」——フリーレンはカバンを探しますが、なかなか出てきません。

なくして、探して、見つけた

やっと指輪を取り出したその瞬間、馬車が鳥型の魔物に襲われます。衝撃でフリーレンは指輪をどこかへ落としてしまいました。

馬車の修理で足止めされているあいだ、フリーレンは毎晩ひとりで探し続けます。

ここでフェルンが、ザインから聞いた花言葉をフリーレンに伝えました。フリーレンの返事はこうです。

「きっとヒンメルも知らなかった」「無くしものには慣れている」

それでもフェルンは「きっと大事な物です」と言い、みんなで探そうと提案しました。

事情を聞いた商人は「早く言ってくだされば良かったのに」と、失くした装飾品を探す魔法を差し出します。鳥型の魔物を討伐した報酬として渡すつもりだったものでした。

この魔法で、指輪は見つかります。

渡されたときの記憶

指輪を手にしたフリーレンは、もらったときのことを思い出しました。

討伐依頼を頑張ったご褒美に、ヒンメルから「好きな物を買っていい」と言われた。フリーレンが適当に選んだのが、この指輪でした。

「ありがとう」と言ったフリーレンに対し、ヒンメルはその左手を取り、恋人にプロポーズするように片膝をついて、指に指輪をはめます。

ヒンメルは花言葉を知っていたのか

フリーレンは「きっとヒンメルも知らなかった」と言っています。

ただし作中には、指輪を見つめるヒンメルの意味深な表情が描かれています。適当に選ばれた品を手にして、あの反応をするのは不自然です。

知っていたと考えるほうが自然だと思います。知らずに片膝はつきません。

僕はこう読む

ヒンメルが花言葉をその場で言わなかったことが、この場面の全部だと思います。
言えば、フリーレンは困ったはずです。当時の彼女は人間の感情がまだ分からない状態でした。
だからヒンメルは意味を渡さず、物だけを渡した
——「いつか分かる日が来る」ほうに賭けたわけです。
そして実際、ヒンメルが死んだあとに、フェルンの口から意味が届きました。
80年の寿命しかない男が、自分がいない時間に届く形で言葉を仕込んだ。これを狙ってやったのだとしたら、勇者という肩書きはそこにこそ掛かっているのだと思います。

フェルンのブレスレットとお揃い

整理すると、鏡蓮華の意匠が付いた品は作中に2つあります。

贈った人 受け取った人
指輪 ヒンメル フリーレン
ブレスレット シュタルク フェルン

面白いのは、贈った側の2人とも花言葉を口にしていないことです。シュタルクは意味を知らずに選び、ヒンメルは知っていて黙っていた——という構図になっています。

フリーレンにとっての指輪

フリーレンは整理整頓が得意ではありません。それでもこの指輪はずっとカバンの中に入れて持ち歩いていました。

そして無くしたときは、隙間の時間を見つけては毎晩探しています。意味を知らないまま、大切に扱っていたわけです。

その指輪に、あとから意味が追いついた。フリーレンが「人間を知る」道のりの中で、この場面はかなり大きな一歩になっています。

まとめ

鏡蓮華は実在しません。作中にだけ登場する架空の花です。

作中での扱いを並べると、こうなります。

  • 花そのものではなく、装飾品の意匠として登場する
  • モチーフは実在の「蓮華」。ただし花言葉は別物
  • 実在の蓮華の花言葉は「幸福」「苦しみからの解放」
  • 作中の花言葉「久遠の愛情」を口にしたのは僧侶ザイン
  • ヒンメルが指輪を渡したのは原作4巻・第30話「鏡蓮華」

僕はこう読む

「鏡」という一文字が足されていることに、意味があると思っています。
蓮華そのものの花言葉は、どちらもその人一代で完結する言葉です。
そこに「鏡」が付くと、映す相手が必要になります。

ヒンメルが花言葉をその場で言わなかったことが、この場面の全部だと思います。当時のフリーレンは人間の感情がまだ分からない状態でした。だから意味を渡さず、物だけを渡した。あれを照れと読むか、いつか分かる日のために取っておいたと読むかで、30話の重さが変わってきます。

——あなたはヒンメルが花言葉を言わなかったことを、その場の照れだと思いますか。それとも、いつか分かる日のために取っておいたのだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。

よくある質問

鏡蓮華は実在の蓮華と花言葉が違い、混同されやすい花です。4巻30話の場面から確認しておきます。

Q. 鏡蓮華は実在する花ですか
A. 実在しません。『葬送のフリーレン』の作中にだけ登場する架空の花です。

Q. 鏡蓮華の花言葉は何ですか
A. 「久遠の愛情」です。ただしこれも作中の設定で、現実の花言葉ではありません。

Q. モチーフになった花はありますか
A. 名前と形から実在の「蓮華」がモチーフと考えられます。蓮華の花言葉は「幸福」「苦しみからの解放」です。

Q. 指輪の場面は何巻の何話ですか
A. 原作4巻・第30話「鏡蓮華」です。花言葉が明かされる場面はアニメ第14話「若者の特権」にあたります。

Q. 花言葉を教えたのは誰ですか
A. 僧侶のザインです。シュタルクがフェルンに贈ったブレスレットを見て「あの意匠は鏡蓮華。花言葉は久遠の愛情だ」と言いました。

Q. ヒンメルは花言葉を知っていたのですか
A. 作中で明言はされていません。ただし指輪を見つめる意味深な表情が描かれており、知っていたと考えるほうが自然です。

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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月5日

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