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ユーベルの再登場は何話なのか
結論から言うと、ユーベルは原作13巻の126話「新たな任務」で再登場しました。ラントの村へ押しかけ、2人で帝国編の任務に向かう場面からです。
ユーベルは、一級魔法使い試験で読者の目をさらった魔法使いです。試験が終わると長く出番が無く、再登場を待つ声が何年も続いていました。戻ってきた舞台は、ゼーリエの暗殺がささやかれる帝都アイスベルクでした。
この記事では、ユーベルが再登場した126話から、帝都での潜入、魔導特務隊との戦い、舞踏会の裏での戦いまでを話数つきで並べます。原作は2025年10月の147話「英雄のいない地」で休載に入っているので、そこまでが範囲です。
この記事でわかること
- ユーベルの初登場と再登場の話数・巻数
- 帝国編で何をしたか(潜入・拘束・脱出・交戦)
- ユーベルは死亡したのか
- 大体なんでも切る魔法と、共感で魔法を使う力
- ラントとの関係、年齢、アニメの声優
ユーベルの登場から帝国編までの流れ
まず、ユーベルが出てくる話を順に並べます。黄色の行が、再登場の答えです。
| 原作 | できごと | アニメ |
|---|---|---|
| 37話 | 一級魔法使い試験の受験者として初登場。このときは三級魔法使い | 1期18話 |
| 一級試験編 | ラントと組み、二次試験でゼンゼの複製体を切る。試験に合格して一級魔法使いになる | 1期 |
| 13巻126話 | ラントの村を訪ね、ゼーリエ護衛の任務へ連れ出す。帝国編での再登場 | 未放送 |
| 13巻127話 | 夫婦のふりをして、帝国の重臣のパーティーに潜入する | 未放送 |
| 14巻128話 | 魔導特務隊のノイに敗れ、ラントと一緒に捕まる | 未放送 |
| 14巻131話 | 牢の塔を切り刻んで脱出する | 未放送 |
| 143話 | 舞踏会の裏で、影なる戦士のイーリス・ルティーネと戦う | 未放送 |
| 147話 | 戦いの決着が描かれないまま休載に入る | 未放送 |
一級試験のあと、ユーベルは長く姿を見せませんでした。帝国編に入ってからは、ラントと2人で1つの筋を任される扱いになっています。
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表にすると、ユーベルの帝国編はほぼ全部がラントと一緒です。
試験のときは、ユーベルが一方的にラントを追いかけていました。
帝国編では、その追いかけっこがそのまま任務の形になっています。
作者は2人を別々に使う気がはじめから無く、組にしたときにいちばん面白くなると見ていたのだと思っています。
126話と127話、ラントの村から帝都へ
【人物紹介】
●ユーベル●
一級魔法使い。鋏で布を切る音が好き。#人気投票第13位 pic.twitter.com/L3CN5gEv0R— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 2, 2023
126話「新たな任務」で、ユーベルはラントの家の戸を叩きます。顔を見たとたんにラントは戸を閉めますが、ユーベルは相手の出方しだいでは暴れるかも、とやんわり脅して家に上がりこみます。
ラントは荷物をまとめて窓から逃げ出します。それでも、村を出る前に祖母の墓にだけは手を合わせに行きました。墓の前で祈るラントの後ろに立っていたのが、ユーベルでした。
両親のいないラントは、祖母と2人で暮らしていました。祖母は5年前に老衰で亡くなり、最期は看取ってほしいと頼まれていた。面倒だと思っていたのに、一緒にいたかったのは自分のほうだったのかもしれない。ユーベルは、その話を黙って聞いています。
ユーベルが伝えに来たのは、大陸魔法協会の任務でした。帝都で開かれる建国祭の舞踏会にゼーリエが招かれていて、そこで暗殺の動きがある。一級魔法使い5人でゼーリエを護る大きな任務で、ユーベルとラントは2人組で情報を集める役に回されます。
127話では、2人が夫婦のふりをして帝国の重臣のパーティーに入りこみます。狙いは、帝国で長く諜報を続けてきた一級魔法使いリネアールが隠した文書です。倉庫を探しているところを警備に気づかれ、ラントはユーベルを壁際に追いこんで口説いているふりをし、その場をやり過ごしました。警備にあたっていたのは、魔導特務隊のカノーネとノイでした。
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再登場の最初の場面が、戦いではなく墓の前でラントの話を聞くユーベルだったのが効いています。
試験のユーベルは、人を斬ることにためらいが無い魔法使いとして描かれていました。
その女が、祖母を看取った男の話を口を挟まずに聞いている。
ユーベルが知りたいのはラントの魔法ではなく、ラントそのものだと、読者に先に見せておく入り方だと読んでいます。
128話と131話、魔導特務隊に捕まり塔を切って脱出
屋敷を抜け出した2人を、魔導特務隊のノイが追います。ラントは、魔導特務隊を魔法使いを狩るための猟犬にたとえました。一級魔法使いは大陸で最強の魔法使いでも、戦争に特化した帝国の魔法使いとは相性が悪い、という見立てです。
128話で、ユーベルはノイに戦いを挑みます。見た者を拘束する魔法ソルガニールでノイを縛りますが、ノイが小瓶から出した光に視線を奪われ、視界と魔力探知を失ってしまいます。
目が見えないまま、ユーベルはノイの懐に飛びこみ、ネクタイを締め上げて杖を押さえました。隠れているラントが撃てる隙を作ったのです。ところがラントは、ユーベルを殺すと脅されると、武器を捨てて出てきました。2人は鉄のロープで縛られ、馬車で連れて行かれます。
約3か月の休載をはさんだ131話「脱出」で、2人は丘の上の塔の牢にいます。魔法を封じるはずのロープを、ユーベルはあっさり切ってしまいました。ラントは原理を考えかけて、途中でやめています。ユーベル自身もきっとルールを分かっていない、と思ったからです。
最後にユーベルは、大体なんでも切る魔法で塔そのものを切り刻みます。塔の下には人でにぎわう市場がありました。瓦礫を安全に下ろさなければ、市場の人が死ぬ。カノーネは追うのをやめて瓦礫を敷地の中へ下ろす側に回り、上には人命を優先したと報告する道を選びました。
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128話で目立つのは、ユーベルの負けではなくラントが投降したことだと思っています。
分身に試験を受けさせるほど人前を嫌う男が、ユーベルを置いて逃げませんでした。
そして131話では、ユーベルが市場の人を盾に取る形で逃げ道を作ります。
2人とも、相手を見捨てない手だけは選んでいる。やり方が悪いのに筋は通っている、この組の味がここで決まったと読んでいます。
143話、舞踏会の裏で影なる戦士と戦う
舞踏会の夜、ユーベルとラントは会場から切り離された結界の中で、影なる戦士の2人と向き合います。毒針を使うイーリスと、石像から奪った剣と盾で戦うルティーネです。
143話「読み合い」では、背後を取られたユーベルをラントがかばい、ラントを狙う攻撃からユーベルが相手を払いのけます。ラントはイーリスの毒針を、ユーベルの代わりに受けました。毒が効かないことから、イーリスは戦っているラントが分身だと気づきます。
同じ話で、ゼンゼはゼーリエに、ユーベルは自覚していないが、自分と同じで戦士を相手にすると強い魔法使いだと話しています。ユーベルも戦いの中で、影なる戦士が魔力探知を使えず、目に頼って戦っていることに気づきました。
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ラントが毒針を代わりに受けた場面は、128話の投降の続きとして読めます。
ただ、受けたのは分身なので、ラント本人は痛くありません。
かばい方まで臆病で理屈っぽい。それでも、かばう側に回ることはもう迷っていない。
ゼンゼの言う対戦士の強さより、この2人がお互いの穴を埋めて戦えるようになったことのほうが、帝国編の成長だと思っています。
ユーベルは死亡したのか
ユーベルは死亡していません。休載に入った147話の時点で、ユーベルが死ぬ場面はどこにも描かれていません。
ただし、143話のあとは舞踏会場のゼーリエと皇帝、避難路のファルシュ、影なる戦士レーヴェの過去へと場面が移りました。ユーベルとラントの戦いは、決着が描かれないまま休載に入っています。死亡説が出るのは、この宙づりの状態が長く続いているからです。
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143話のあと、作者はユーベルたちの場面を1度もはさまずに、ゼーリエと皇帝、ファルシュ、レーヴェの過去へ移りました。
戦いの途中で画面から外したのは、勝ち負けより勝ち方の形を大事にしているからだと思っています。
ユーベルは、相手が目に頼って戦っていると気づいたところで止まっています。
ソルガニールは、見た者を縛る魔法です。見ることに頼る相手との勝負で、見ることが鍵になる。休載明けはそこから動くのではないかと読んでいます。
大体なんでも切る魔法と、共感で使える魔法
『葬送のフリーレン』
新章【一級魔法使い試験編】
新キャラPV<ユーベル>公開?声:#長谷川育美
♪:新OPテーマ「晴る」#ヨルシカ#フリーレン #frieren pic.twitter.com/PIn7ifAWi3
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) January 9, 2024
ユーベルの得意な魔法は、大体なんでも切る魔法(レイルザイデン)です。切れるかどうかを決めるのは魔法の理屈ではなく、ユーベルが切れると思えるかどうかです。
その力がいちばんはっきり出たのが、一級試験の前の話です。ユーベルは以前の二級魔法使い試験で、試験官だった一級魔法使いを殺して失格になっています。相手は、一級になってから一度も手傷を負ったことがない、防御の術式を編みこんだ外套の持ち主でした。布なら切れる、という感覚だけで、ユーベルはその外套ごと相手を切っています。
そのため、実力はありながら、試験に出てきたときのユーベルは三級魔法使いでした。二次試験では、魔法で守られたゼンゼの複製体の髪も、ただの髪と同じように切り裂いています。
もう1つの特徴が、共感した相手の得意な魔法を使えるようになる力です。一次試験で戦ったヴィアベルの、見た者を拘束する魔法ソルガニールを、ユーベルは自分の魔法として使っています。128話でノイを縛ったのもこの魔法でした。
ユーベルがラントにつきまとうのも、この力と関係があります。ラントの分身魔法を使えるほど、まだラントに共感できていないのです。ラントが心を開かないかぎり、ユーベルはその魔法に手が届きません。
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公式の人物紹介には、鋏で布を切る音が好きとだけ書かれています。
そして別の紹介では、ユーベルの姉が裁縫を得意にしていたと出てきます。
布を切るのは、姉が仕立てるときにいつも聞こえていた音だったのかもしれません。
だから布は切れて当たり前で、どんな守りの外套でも切れる。ユーベルの強さは、才能より先に思い出でできていると思っています。
【人物紹介】
●ユーベルの姉●
裁縫が得意。#人気投票第77位 pic.twitter.com/Tyg1iOVUB7
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) December 28, 2022
ラントとの関係は夫婦なのか
ユーベルはラントをメガネ君と呼んで、一次試験で同じ組になってからずっとつきまとっています。ラントのほうは迷惑がって、試験には分身を行かせていました。
127話で2人は夫婦を名乗りますが、これは重臣のパーティーに入りこむための役です。147話の時点で、2人が付き合う場面や結婚する場面は描かれていません。
それでも、126話でラントは、村から連れ出してくれる誰かを心のどこかで待っていたと気づいています。ユーベルに連れ出されるのが、不思議と悪い気分ではなかったのです。
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ラントが悪い気分ではなかったと認めたのは、ユーベルが本体の家まで来たからだと思っています。
試験には分身を行かせ、祖母を看取ったあとも村に残っていた男です。
人前に出るのは分身の役目で、本体に会いに来る相手はいなかった。
夫婦のふりは任務の芝居でも、連れ出されるのを受け入れた時点で、2人はもう試験のころの距離ではないと読んでいます。
ユーベルの年齢・身長・誕生日
ユーベルの年齢・身長・誕生日は、どれも公式に明かされていません。作中で数字が語られる場面は無く、人物紹介にも載っていません。
見た目は若い女性で、いつもうっすら笑っている饒舌な魔法使いです。10代後半ではないかと見る読者が多いものの、作中に根拠のある数字は無いので、ここは推測の域を出ません。
アニメは何話から・声優は誰か
#フリーレン 新キャラ声優解禁?
カンネ:#和氣あず未 ラヴィーネ:#鈴代紗弓
ヴィアベル:#谷山紀章 ユーベル:#長谷川育美
デンケン:#斉藤次郎 ラント:#小松昌平
リヒター:#花輪英司 ラオフェン:#石上静香
エーレ:#伊藤かな恵 ゼンゼ:#照井春佳
ゲナウ:#新垣樽助登場をお楽しみに!#frieren pic.twitter.com/LeOtofwZFA
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 22, 2023
アニメのユーベルは、2024年1月12日放送の1期18話から始まる一級魔法使い試験編で登場しました。声優は長谷川育美さんです。ラントは小松昌平さん、ヴィアベルは谷山紀章さんが演じています。
長谷川育美さんは、ぼっち・ざ・ろっく!の喜多郁代や、86―エイティシックス―のヴラディレーナ・ミリーゼでも知られています。明るい声で人を斬る話をする怖さが、ユーベルにはよく合っていました。
人気も高く、キャラクター人気投票では第1回が13位、第2回では4位まで上がりました。
原作で再登場する126話は、2027年10月に放送予定のアニメ3期・黄金郷編(原作81話から)よりさらに先です。帝国編のユーベルがアニメで見られる時期は、まだ発表されていません。
まとめ
ユーベルは原作13巻の126話「新たな任務」で再登場し、ラントと2人で帝国編の任務に向かいました。147話で休載に入った時点で、死亡はしていません。
押さえておきたい点を並べておきます。
- 初登場は37話、再登場は13巻126話「新たな任務」
- 127話で夫婦のふりをして潜入、128話で魔導特務隊に捕まる
- 131話「脱出」で塔を切り刻んで逃げる
- 143話で影なる戦士イーリス・ルティーネと交戦、決着は休載をまたぐ
- 得意な魔法は大体なんでも切る魔法。共感した相手の魔法も使える
- 年齢は非公表。声優は長谷川育美さん
僕はこう読む
ユーベルの話は、分かろうとする人と、分かられたくない人の話だと思っています。
ユーベルはラントに共感したくて近づき、ラントは知られるのがこわくて分身を立てました。
帝国編の2人は、その距離を任務のたびに少しずつ詰めています。
ユーベルがいつかラントの分身魔法を使えたら、それが2人の関係の答えになるのかもしれません。
ユーベルがラントの魔法を使える日が来るとして、それを戦いの強化と見るか、2人の心が通った証と見るかで、帝国編の読み方はずいぶん変わりそうです。
——あなたは、ユーベルがラントの分身魔法を使える日は来ると思いますか。それとも、分からないままの距離がこの2人らしいと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
ユーベルは126話で戻ってきてから、ほぼずっとラントと一緒に動いています。その流れをふまえて、よく聞かれる話を整理しておきます。
Q. ユーベルの再登場は何話・何巻ですか。
A. 原作13巻の126話「新たな任務」です。ラントの村を訪ね、ゼーリエ護衛の任務に連れ出す場面から帝国編に加わります。
Q. ユーベルは死亡しますか。
A. 死亡していません。147話で休載に入った時点で、影なる戦士との戦いは決着が描かれていない状態です。
Q. ユーベルとラントは付き合っていますか。
A. 付き合っても結婚してもいません。127話で夫婦を名乗ったのは、重臣のパーティーに潜入するための役でした。
Q. ユーベルの年齢は何歳ですか。
A. 公式には明かされていません。身長と誕生日も非公表です。
Q. ユーベルの声優は誰ですか。
A. 長谷川育美さんです。アニメ1期18話から始まる一級魔法使い試験編で登場しています。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月24日


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