- 魔族は人類と共存希望もある
- 魔物は言葉を話せない存在
- 魔王は三分の一を虐殺した驚愕の過去
人類との長きに渡る戦争を繰り広げているのが、「魔族」という種族です。
勇者ヒンメル率いる「勇者パーティー」が魔王を討伐していますが、その後も生き残った「魔族」により人間は戦い続けています。
その中には「魔族」だけでなく、「魔物」と呼ばれる者達も存在しています。
今回は「葬送のフリーレン」に登場する「魔族」や「魔物」とは一体何なのかを詳しく見ていきたいと思います。
目次
【葬送のフリーレン】魔族とは?
【人物紹介】
●クソみたいな驕りと油断で死んだ魔族●
エルフを皆殺しにせよ、という魔王の命を受けてフリーレンを追ってきた魔族。卑怯で狡猾で、研鑽を積んだ自らの魔法に対する自信と信頼を併せ持つ。#フリーレン pic.twitter.com/ePcsTpWSuW
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) November 10, 2023
「葬送のフリーレン」作中で長い戦争を人類と繰り返しているのが「魔族」です。
「魔族」は、角はありますが人と同じような容姿をし、人と同じように言葉を話します。
その中には「魔王」のように人類に興味があり、共存しようとする「魔族」もいます。
人類にとっては最大の敵であり、精神構造の違いから絶対に交わらない種族、それが「魔族」となります。
【葬送のフリーレン】魔族と魔物の違い
【人物紹介】
●フランメ●
大魔法使い。フリーレンの師匠。よくフリーレンに命乞いしていたとのこと。 pic.twitter.com/5z6QoEuVWG— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 29, 2022
人類と長きに渡り戦争を繰り返している「魔族」ですが、「魔物」とはハッキリと違う定義があります。
その定義が「言葉を話す」という事です。
作中では「人間を捕食する危険な人食い種族」を「魔物」と呼んでいます。
さらにその「魔物」が言葉を話すようになったのが、いわゆる「魔族」です。
この「魔族」という定義は「人類魔法の祖」大魔法使いフランメが付けたもので、人間に近い容姿と高い知力、強力な魔法を使えるのを危惧して「魔族」と呼ぶようになったと推測されます。
【葬送のフリーレン】魔族の強さとは?
【人物紹介】
●断頭台のアウラ●
元魔王直下の大魔族。七崩賢の1人。グラナト伯爵領を狙い、人間たちと争う。 pic.twitter.com/YC9tHUYhhC— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 27, 2023
言葉を話せる魔物である「魔族」ですが、高い知力がある為か生まれつき強大な魔法を持って生まれます。
この「魔族」の魔法の中には「呪い」と言われる、人類では解析不能な魔法も存在しています。
この事実からも「魔族」はかなり強い種族という事になります。
ですが、更に「魔族」には魔法使いである事に誇りを持ち、力を誇示する為に力を手に入れようとしている事があります。
これは「魔族」が「魔力の高さ」=「強い」という認識があるからです。
「魔族」にとり「魔力の高さ」こそ全てであり、それにしか興味のない種族といえます。
この為、子育てや社会性など皆無でかなり利己的、悪くいえば「超個人主義」といえ、人類とは分かり合えないだけでなく、精神的にも全く違う恐ろしさを持っている事が分かります。
【葬送のフリーレン】魔族における魔王とは?
【人物紹介】
●暗黒竜の角●
魔王城でフリーレンが拾った邪悪なオーラを放つ角。ヒンメルが50年間タンスで保管。 pic.twitter.com/NzajCzGbfK— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) July 1, 2022
「魔力の高さ」こそ強さとなっている「魔族」ですが、その最たる存在が「魔王」となります。
「葬送のフリーレン」作中では、あまり詳しく描かれていませんが、1000年以上「魔王」として君臨している事からも「魔力」の高さはとんでもないぐらいのレベルだというのが分かります。
そして、この「魔王」こそ人類に興味があり、それ故に三分の一の人口を減らす虐殺を行う事になります。
その理由こそ人類と魔族が交わらない最たる原因である「人間を知るため」という理不尽なものでした。
この「魔王」のやり方に疑問を持つ「魔族」もいましたが、圧倒的な「魔力」の前にはひれ伏すしかなかったほどの強さを持っていたのが「魔王」となります。
【葬送のフリーレン】魔族における七崩賢とは?
【アウラ軍アイコン?】
次回 第10話「強い魔法使い」
金曜よる11時30分放送です。#フリーレン pic.twitter.com/j1CgldTV8W— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) November 9, 2023
人類最大の敵となった「魔王」ですが、勇者ヒンメル率いる「勇者パーティー」が討伐するまで、北側を中心に世界を猛威に晒していました。
そして、その世界の要所要所を支配していた「魔王」直下の大幹部である「魔族」が「七崩賢」です。
「魔王」の配下だけにかなり猛威を振るう「七崩賢」はその名の通り7人からなる「魔族」です。
その内の2人は「魔王」討伐前の勇者ヒンメルが「不死なるベーゼ」「奇跡のグラオザーム」の2人を倒し、3人はヒンメル登場前に活躍した「南の勇者」が討伐しています。
残りの2人「断頭台のアウラ」と「黄金郷のマハト」はフリーレン一行と「一級魔法使い」デンケンに倒されてしまいます。
また、「南の勇者」は「魔王」の腹心である「全知のシュラハト」を相打ちで討ち取っており、「魔王」討伐後に行方不明だった「七崩賢」を含めて「魔王」の配下は全滅しています。
【葬送のフリーレン】魔族における将軍とは?
【人物紹介】
●玉座のバザルト●
魔王軍の将軍の1人。エルフの集落を襲うが、フリーレンに討ち取られる。しかし、集落の被害は凄まじく、フリーレン以外は全滅。#フリーレン pic.twitter.com/wqdiJDpssV— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) November 10, 2023
「魔王」の配下に「七崩賢」という幹部がいるだけでなく、「将軍」と呼ばれる魔族がいます。
ですが、「将軍」は「魔王」の配下ではなく、熟練した強い「魔族」の事を指します。
1番の特徴は魔法が得意なだけでなく、鍛錬を積み武術にも精通した「魔族」の事です。
「魔力」により魔法だけでなく武術に特化した「魔族」の中には戦士を凌駕する強さを持つものもいたとされ、人類にとっては非常に厄介な敵といえます。
【葬送のフリーレン】これまで登場した魔族一覧
「魔王」
かつて人類の三分の一を虐殺した魔族の頂点が魔王でした。
魔王は人間と共存を望んでいた魔族でしたが、理解する為に虐殺した事で人類と長きにわたる戦争を引き起こしています。
かなりの「魔力」を誇る「魔王」でしたが、勇者ヒンメルの登場により「勇者パーティー」に討伐されてしまいます。
「全知のシュラハト」
【人物紹介】
●全知のシュラハト●
魔王の腹心。未来視の力を持つ。数えきれぬほど予知した未来の世界で南の勇者と戦い、相打ちの結末を視る。#人気投票第46位 pic.twitter.com/ftfgkUqz8l— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 28, 2023
魔王の腹心で片腕となり、「七崩賢」を束ねるのがシュラハトです。
「1000年後の未来まで見通せる」という魔法を持っていましたが、「南の勇者」との激しい戦闘の上、相打ちで死亡しています。
「黄金郷のマハト」
【第102話 相打ち】
デンケンの一生とマハトの一瞬が交錯する戦い。#フリーレン#frierenhttps://t.co/3WqGcd7AyT
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 18, 2022
魔王配下の「七崩賢」の生き残りで、最強の大魔族といわれていたのがマハトです。
魔法使いフリーレンも約600年前に1度負けているほどの実力の持ち主で、「万物を黄金に変える魔法(ディーアゴルゼ)」という魔法の使い手です。
「魔王」亡き後も人類との共存を望んでいる、厄介な「魔族」の生き残りでした。
「断頭台のアウラ」
記事に!
初の1位
ありがとうございます『葬送のフリーレン』週間再生数で初の1位 アウラの最後効果?ABEMA秋アニメランキング発表(オリコン) – Yahoo!ニュース https://t.co/BPC8MSXt9F
— おぐら 少年サンデー編集部 (@sunday_ogura) November 15, 2023
「七崩賢」の1人で、「魔王」が討伐された後も人間を支配しようとしていた「魔族」です。
「服従の天秤」という魔力が強いものを服従させる魔法を得意としていました。
ですがフリーレンと対峙した際に魔力を抑えているのに気づかす、アラウは「服従」せざるを得なくなってしまった後、自害させられています。
「不死なるベーゼ」
【人物紹介】
●不死なるベーゼ●
七崩賢の1人。その結界魔法は人類では破れない。#人気投票第71位 pic.twitter.com/zQDi05CeCi— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 3, 2023
「勇者パーティー」が魔王討伐前にパーティーを結界に閉じ込めたベーゼも魔王配下・七崩賢の1人です。
かなり強力な魔法の使い手であるベーゼでしたが、フリーレンとヒンメルの連携攻撃の前に痛烈な一撃を喰らい倒されてしまいます。
「奇跡のグラオザーム」
グラオザームは「記憶操作系の魔法」を得意とする魔王配下・七崩賢の1人が、グラオザームです。
「南の勇者」と戦う為に集結した後も生きていましたが、後に勇者ヒンメルに討ち取られたとされています。
「王座のバザルト」
魔王軍の将軍で、フリーレンの故郷を襲い全滅させた魔族です。
フランメに弟子入り前のフリーレンにより討伐されています。
「電閃のシュレーク」
魔王軍配下の将軍でしたが、同じ魔族であるマハトに惨殺されてしまいます。
「神技のレヴォルテ」
【人物紹介】
●神技のレヴォルテ●
魔族の将軍。とても強い。死者を弔うことを、人間の習性と認識。#人気投票第62位 pic.twitter.com/swuiGyNxSW— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 12, 2023
多くの魔法使いを使い、腕が4本ある魔族がレヴォルテです。
レヴォルテは「大陸魔法協会」の「一級魔法使い」ゲナウの相棒を襲い殺した強い「魔族」です。
ですが、ゲナウが任務している村を強襲しますが、共闘したシュタルクと死闘を繰り広げた末に討ち取られてしまいます。
「クヴァール」
【人物紹介】
●腐敗の賢老クヴァール●
人を殺す魔法を開発し、悪逆の限りを尽くした魔族。80年前、勇者一行によって封印される。 pic.twitter.com/R3nsNUTNHa— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) September 29, 2023
魔王軍の配下の中でも屈指の強さを誇り、勇者ヒンメルでさえ封印せざるを得なかった魔族がクヴァールです。
「人を殺す魔法(ボルトラーク)」という貫通魔法を得意とし、多くの魔法使いを葬っています。
ですが、封印されていた間に「人を殺す魔法(ボルトラーク)」は「一般魔法」と呼ばれるほど、研究と進化が進んでいました。
フリーレンはフェルンに魔族とはどういうものかを教える為、敢えて封印を解くと一撃で消滅させます。
「ソリテール」
【人物紹介】
●ソリテール●
人類について研究している変わり者の魔族。#人気投票第14位 pic.twitter.com/m0U8xU6iOc— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 1, 2023
単純魔法が得意で超強力な力を持つ魔族が、ソリテールです。
人類に興味を持ち、研究をしている少し変わった趣向の持ち主ですが、単純な魔法はかなり強く、フリーレン達を追い込んでいました。
戦闘中にも人類に対しての質問を繰り返すなど興味津々でした。
ですが、油断したところをフリーレンとフェルンによって討ち取られます。
「リュグナー」
【人物紹介】
●リュグナー●
人間を殺そうとする魔族。和睦の使者として、伯爵と交渉しに来た。#フリーレン pic.twitter.com/XpF8L66wD1— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 20, 2023
リュグナーはアラウの配下で「血を操る魔法」を得意としている「魔族」です。
フリーレンの弟子フェルンに致命傷を与えるくらいの強さでしたが、魔力を抑えていたフェルンが力を解放した後で倒されてしまいます。
「リーニエ」
【人物紹介】
●リーニエ●
人間を殺そうとする魔族。アウラの配下、首切り役人。魔力探知が得意。りんご好き。#フリーレン pic.twitter.com/Txrg5zEeEB— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) October 27, 2023
アラウの配下でリュグナーと行動を共にしていた魔族がリーニエです。
リーニエは「模倣する魔法」の使い手で、戦士アイゼンの動きをトレースしました。
苦戦したシュタルクですが、アイゼンほどの威力がない事が分かった後、一刀両断され死亡します。
「ドラート」
『葬送のフリーレン』
新キャラ&声優発表?ドラート
声 #大鈴功起アウラ配下の”首切り役人”で、若く血の気が多い。
大鈴功起さんからコメントが到着!
▼キャラクター詳細https://t.co/pBuM9mOfwf#フリーレン #frieren pic.twitter.com/mCtalj15aO
— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) October 13, 2023
リュグナー、リーニエと共に登場したドラートは、「魔力の糸を操る魔法」を得意としていました。
牢獄に捕らえられたフリーレンを始末しようとしますが、返り討ちにあい死亡します。
【葬送のフリーレン】フリーレンにとって魔族の存在とは?
壁紙プレゼント?#フリーレン pic.twitter.com/SoZMNRfF6z
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) January 14, 2024
魔法使いのフリーレンにとって「魔族」は全滅させなければならない最大の敵です。
何故ならフリーレンは故郷を「魔族」バザルトに全滅させたからです。
これがキッカケに大魔法使いフランメの弟子となったフリーレンは、魔力を制御して「一生、魔族を欺け」と教えられます。
それ以来、フリーレンは「魔族」を欺き続けています。
また、「魔族」には言葉など通じないと分かっており、これまで数多くの「魔族」を葬っている事からついたのが「葬送のフリーレン」という異名でした。
まとめ
「人を捕食する魔物」が言葉を話すようになったのが「魔族」です。
容姿は人間に近いながら生まれ持つ「魔力」はとんでもなく高く、人類にとっては「支配圏」を争う厄介な敵となっています。
作中ではかなり多くの「魔族」が登場していますが、登場していない「魔族」が、多くいるのではと推測されています。
この先、フリーレン一行や人類の前にどんな「魔族」が登場するのか、「魔王」の復活もあり得るのか楽しみにしたいですね。
- 魔族は言葉を話せる存在です
- 魔族の強さは魔力に依存します
- 魔王は人類に興味を持つ存在
- 七崩賢は魔王の配下の幹部です
- フリーレンは魔族を全滅させる敵です
- 魔族との共存は不可能とされています
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