- アイは泣いたりしない？アクアはアイが泣いているところを一度たりとも見たことがない。
- 本当のアイを今度こそ撮りたい。五反田にとってこの作品はリベンジでもある。
- ルビーの起用は諸刃の剣。ルビーがアイの面影を残す芝居をすれば、この作品は跳ねるはず。
アクアはかつてのアイを知る五反田にこんな質問をぶつけていました。
「アイって仲間に見放されて悲しんでたと思う？」
アクアがこんな質問をしたのは、前回、ルビーが「ママも辛い時、泣くと思う？」と聞いてきたからです。
五反田は質問返し。
「アクアはどう思うよ？」
さて、アクアが思うアイとは？！
それでは第135話の考察を始めていきます。
目次
推しの子135話！のネタバレ
それでは推しの子135話！の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
アイは泣いたりしない？
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アクアは五反田にアイについて聞かれ、迷うことなく答えました。
「アイは泣いたりしない」
アクアの知っているアイは、いつも飄々としていて、肝心な話はのらりくらりと避け続けてきました。
少なくとも、アクアはアイが泣いているところを一度たりとも見たことがありません。
アクアは五反田が理解している”アイのキャラ”について質問しました。
でも五反田にも明確な答えはありません。
五反田はメンタリストでもカウンセラーでもないのですから。
五反田にできることは、事実を並べることだけ。
映画「15年の嘘」はそれを役者がどう理解するかが肝というわけです。
本当のアイ
この作品はもう死んでしまったアイを描く映画。
故に答えはどこにも存在しません。
役者がどう思い、どう解釈するか。
五反田は役者がどう解釈したとしても破綻しないようにストーリーを組んでいます。
アクアは五反田の狙いに気がつきました。
「自分で考えろってことか」
五反田は小さな声でつぶやきました。
「死人の気持ちは誰にもわからない」
五反田は、昔B小町のドキュメンタリーを作っていた頃、アイに言われた一言が忘れられずにいました。
「本物の私をとってください」
その瞳は深い闇を宿していたように感じます。
今にして思えば、あれはアイの挑戦状だったのでしょう。
あの頃、五反田は自分の目の前で演技なんてしようものなら撮影は即中止にすると釘を刺していましたし、アイも素で臨んでいたはずです。
それでも…アイの奥底は撮れなかった気がします。「本当のアイを今度こそ撮りたい」
つまり、五反田にとってこの作品はリベンジでもあるのです。
ルビーがキーマン！？
アクアは五反田に「撮れるといいな」とエールを送りました。
当然、五反田はそのつもりです。
そのためのルビー起用でもあります。
ルビーの起用は諸刃の剣。
ほぼ素人同然のルビーがペラペラの演技をすれば、この作品は目も当てられないものになるでしょう。
その代わり、アイの面影を残すルビーが良い芝居をすれば、この作品は跳ねるはずです。
だからこそ、ルビーには多少無理してでも頑張ってもらわないといけません。
偉そうに語る五反田に、ここでアクアが釘を刺しましたw
「言うまでもないけどさ…ルビーにこれ以上無理させるなら…わかってるよね？」
アクアの脅しに五反田は「シスコンこわ…」と目を逸らして言いましたw
でも、五反田はルビーなら大丈夫だと確信がありました。
なぜなら、ルビーのそばには有馬がいるからです。
友達作り
五反田は有馬を子役時代から見てきました。
昔の有馬はワガママで自分本位の芝居しかしない子供でした。
有馬は短い人生のほとんどを芝居に費やしてきたのです。
芝居が全ての世界で生きてきて、周りの役者は全て敵、くらいに思っていたでしょう。
実際、あの頃の有馬はそんな目をしていました。
幼くして上りつめた有馬と気持ちを共有できる同世代は皆無。
その上、有馬の場合は親もアレなタイプ。
子役時代、五反田はアクアと有馬を作品でぶつけたことがありました。
アクアは当時の五反田の狙いを「天狗になってる有馬にお灸を据えたかったから」だと思っていました。
当然それもありますが、本当の理由は別の、もっと単純なことです。
「あいつの友達になってやって欲しかったんだよ」
五反田は独身で子供部屋おじさんですが、実はちゃんと子供のことが見える人だったんですねw
五反田の自信
子供が大人中心の役者世界で足掻くのは、想像以上に孤独です。
それに加えて有馬の強烈な性格。
(これは親の影響もありそうですが…)
価値観の合う友達なんていなかったはずです。
五反田は当時の有馬を心配していました。
だからこそ、時が流れ、映画「15年の嘘」で再会した有馬を見て…五反田は胸を撫で下ろしました。
今の有馬はB小町を演じる仲間と楽しそうにつるんでいます。
年相応の女の子らしく、楽しそうに言い合っていました。
「友達ができてよかったな…なんて、ついじじぃみたいなことを思っちまった」
五反田の口元は本当に嬉しそうに綻んでいました。
「有馬かなは何があっても星野ルビーを絶対に守る」
あの頃の孤独を知る有馬なら、五反田がルビーを追い込んだとしても、きっとそばにいて守ってくれるはずです。
「アイツはずっと友達が欲しかったんだからな」
想定はぶち壊し？！
翌日、撮影日。
ルビーと有馬は引き続き超険悪モード。
間に挟まれたMEMちょが気の毒になる程w
前日、アクアに自信たっぷりに2人の友情について語ったばかりの五反田は汗が止まりませんw
「いや…思春期あるあるってやつだな？！」
どうにかして誤魔化そうとしますが、アクアがそれに応えるわけがありません。
五反田は塩対応のアクアを何とかしようと必死で言い訳を絞り出しますw
「喧嘩して仲が深まるなんて定番だろ？！」
それはフィクションだったら、の話。
アクアは冷静にぶった斬ります。
「現実は何となく距離とって終わりじゃね？」
クールすぎるアクアに五反田はある命令を下しました…。
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働き方に時代を感じる五反田監督🎬一見強面でも、
その中身は多様化する働き方に理解を示す
寛大な監督です👍次週は、
マッチョなアイツが現れる――⁉🐥
お楽しみに！#推しの子 pic.twitter.com/86OXxRVwp8— 漫画【推しの子】赤坂アカ×横槍メンゴ⇒最新13巻＆初のノベライズ大好評発売中！ (@oshinoko_comic) May 8, 2023
「アクア、お前ちょっと取りなしてこいよ」
ルビーはアクアの妹で、有馬はアクアとも仲が深い。
2人の仲を取りなせるのはアクアしかいません。
五反田は藁にもすがる思いだったのでしょうw
でも、アクアは至って落ち着いていました。
五反田には責任者らしく狼狽せずドンとしているように指示しました。
(そう言われても、おじさんにはJK2人が出す喧嘩の空気が耐えられないようですw)
アクアには2人のことがよく見えています。
ルビーはそう簡単に折れないし、転んでもタダで起きるヤツではありません。
有馬だってもうガキではありません。
周りを見れる一人前の役者です。
「信じろよ、あいつらはもう結構立派だ」
今日の撮影はアイ(ルビー)とニノ(有馬)がぶつかるシーン。
撮影はうまくいくのでしょうか？！
2人の友情の行方は？！
推しの子ネタバレ135-136話のまとめ
今回のお話は、ルビーと有馬の関係についてでした。
有馬はルビーがアイに近づけるよう、あえてルビーを孤独に突き落としています。
アクアもまだたどり着けない本当のアイに、ルビーは有馬の力を借りて近づこうとしているのです。
さて、そんなことは何も知らないアクアは五反田と有馬&ルビーについて話していました。
五反田は有馬を小さい頃から見てきました。
かつての有馬は独りよがりで孤独でした。
だからこそ、この映画で再会した有馬が仲間と楽しそうに過ごしている姿を見て安堵したのです。
明日の撮影はアイ(ルビー)がニノ(有馬)にボロクソ言われるシーンです。
でも有馬ならルビーの力になってくれる。
五反田はそう自信を持っていました。
ところが迎えた翌日…。
2人は険悪な空気を前面に出していましたw
五反田は狼狽え、泣き出しそうですw
アクアだけは冷静でした。
ルビーは強いし、有馬はもう大人です。
「信じろよ、あいつらはもう結構立派だ」
2人は今日の撮影で、どんな演技を見せてくれるのでしょうか？！
2人の友情の行方はどうなってしまうのでしょうか？！
次週もますます目が離せませんね♪
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