- 木兎の超インナー攻撃が得点
- 赤葦が反則を犯し交代
- 木兎が赤葦に重要な助言
一時は6点という絶望的な点差がついた狢坂VS梟谷の戦い。
赤葦の不調もあり今一つ追い上げ体勢に乗り切れないチームを救うのはこの男!
頼れるエース木兎です。
しかも「ただのエース」発言からの覚醒モードです。
これで試合の流れは分からなくなりました。
ハイキュー!!332話のネタバレ
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— 劇場版「ハイキュー!! FINAL」 (@animehaikyu_com) February 22, 2016
それではハイキュー!!第332話『スター』の要点をまとめてみます。
前回の木兎を初めて観戦した赤葦が頭に思い浮かんだ「スター」という言葉。
やはりタイトルからして木兎無双の回となるのでしょうか?
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
キレッキレ木兎
映画が良すぎたので稲荷崎戦で止まってたハイキューを最後まで買い揃えて読んだら、木兎光太郎が予想の5億倍くらい活躍してて死にました pic.twitter.com/MowmWCRVNp
— 3条 (@85_kingyo) February 28, 2024
「うわーこれは凄いコース!アタックラインの前でしたねー!」
場面は前回からの続きで、放送席も思わず唸る木兎の超インナー攻撃の得点から話は始まります。
その勢いに乗って木兎が味方をヘイヘイヘイと鼓舞します!
「行くぜ 行くぜ 遅れんじゃねえぞ」
これにはギャラリーの日向、田中もつられて盛り上がるほど、会場がヒートアップしていきます。
続けざまに得意のストレートをブチ込みガッツポーズの木兎。
途中まで静まり返っていた梟谷の応援席も復活。
南雲のアタックではブロックのフォロー、そしてまたもインナーで決めていきます。
今度は相手の3枚ブロック、桐生の外側からの相当厳しい角度です。
気が付けば貉坂19-梟谷16の3点差まで詰め寄りました。
右手人差し指をかざしコートを駆けめくる木兎。
もう誰も彼を止められません。
これには日向、田中が「ヨッシ!ヨッシ!」的なオーバーリアクション、「わーすごい」的に拍手をする東峰、「すげー」的な表情の影山。
スコアは3、4点差を繰り返す中、サーブが木兎のローテになります。
弧を描く必殺のジャンプサーブ!
貉坂は誰も触れることのできないノータッチエースでコートイン!
何か吹っ切れたように満足げな表情の木兎。
「止まらないっ 木兎光太郎が止まらないー!!!」
その圧巻の様子に赤葦ですら「すごい」としか形容する言葉がでてきません。
当の本人は背中でこう語っているようです。
『遅れんじゃねぇぞ』
いつもこうならば良いのにと満足そうな表情をしている全日本の監督:雲雀田監督。
わずかな期間でも人間は大きな成長を遂げるという『三国志演義』の故事を持ち出して、木兎の活躍をこう評します。
「“男子三日会ざれば括目して見よ”か」
波に乗れない赤葦
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いよいよ2点差となり相手の背中が見えてきた感じの梟谷。
会場全体が行ける、追いつけるという雰囲気の中で木兎の2回目のサーブ。
蝦夷田が辛うじてレシーブするも乱れるトス。
しかし全国三本指の“どんなトスでも全部打つ”桐生はこれをアタック。
よく見ると右足は流れ体勢は不十分ながらも器用に合わせています。
しかし梟谷も負けていません。
再び襲い掛かる桐生の攻撃をリベロ小見がレシーブします!
“乗り遅れるな”という木兎の言葉を思い出して必死に繋ごうとする赤葦。
乱れたボールを何とか味方にトスしましたが、その行為が反則となります。
「キャッチ・ボール」
主審に“ボールを持った”と判断されたホールディングです。
点差がまた3点に広がり、貉坂22-梟谷19となりました。
明暗が分かれ対照的な両チームの応援席。
ツーアタックの失敗に今度は反則と赤葦は自分の中で失態と感じつつも、切り替えろ、表情に出すな、集中、などと何とか冷静を装います。
しかし“こんな思考”と否定しながらも、赤葦の頭ではある考えが止めようにも止まらずに浮かんでしまいます。
「・・・俺が影山や宮侑のようであれば」
ハッとする赤葦。
この様子を見てベンチも交代の準備にかかります。
観客席で音駒の連中も赤葦の不調は気にかかるようです。
黒尾は赤葦の真面目で義理堅い性格が不要なプレッシャーを抱えていると冷静に分析しています。
そんな時、山本虎は午前中の烏野との試合を思い出します。
第3セットの土壇場、田中のストレートを海が綺麗にレシーブした瞬間の時の事です。
練習試合みたいな感覚になり、恐怖心や焦りも全部消えて1点取る事だけ考えた。
「練習は本番のように 本番は練習のように」
この言葉どおりにできて“俺はラッキーだった”と振り返り、“良い試合”なんていつもできるものではないと語ります。
臥薪嘗胆(苦労を重ねる)の時
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コートの中では調子の悪い赤葦に一度ベンチに下がるように勧める木兎。
同時にベンチも呼応して10番の穴堀が準備しています。
謝る赤葦に木兎はこう言います。
「お前『絶対に負けられない戦い』とか思ってない?」
図星を突かれて赤葦に今度はこう言います。
「今まで負けてもいい戦いはあった?」
何かを悟ったような表情になる赤葦ですがここで交代となります。
先ほどの木兎の発現を聞いて自分か調子いいからと木葉の非難に対し、赤葦は自分とは違いガキでもないしイジケたりしない、短時間で元に戻ると確信しています。
「だって赤葦だもん」
木兎の言うように赤葦は静かに次の機会を見据えています。
今回はここまで。
ハイキュー!!ネタバレ332話のまとめ
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やはり木兎はスターでした。
今までは赤葦たちが自らを“ガキ”という木兎をフォローしていましたが、今回は不調の赤葦を逆に木兎が最後にフォローするという立場が逆転したお話になりました。
まぁ、その言い方は赤葦がイラッとしたり、木葉に避難されたりとアレですが。
しかし、その純真な言葉は気休めなどの飾りが無い分ストレートに相手に伝わります。
「今まで負けて~」の台詞を聞いた直後の赤葦の顔です。
敢えてここは汗を描かなかったのでしょう。
その代わり目線を強調したかったのでは思います。
冷静を装いつつも目の焦点が合っていなかった感じの時とは明らかに違う表情は、木兎の言葉が届いたものだと信じたいです。
黒尾の感想のように、真面目な人ほど余計な事を考えて負のスパイラルに陥る人は結構現実でもいます。
そうなると山本虎が述懐したような集中したプレーはまず不可能でしょうから、一度赤葦をベンチに下げた判断は妥当でしょう。
そういう意味では貉坂の臼利が作戦目標とした半分は実現しました。
しかし木兎の覚醒ぶりはそれ以上の大活躍です。
木兎がレシーブするだけで日向や田中は胸キュンですもの。
ずっと一緒にプレーしてきた赤葦が凄いと驚き、雲雀田監督も絶賛するほどですから急激な成長ぶりということが分かります。
さて次回の予想。
木兎無双とはいえ第1セットは貉坂があと3点まできています。
梟谷は第2セットを見据え赤葦は第1セットこのままベンチか、それとも第1セットの土壇場でローテの木兎が前衛の時に投入するのでしょうか?
ベンチの采配が問われる展開になりそうです。
- 木兎が圧巻の活躍を見せる
- 赤葦が反則で試合が厳しくなる
- 木兎が赤葦を励まし交代
- 赤葦の思考が試合に影響
- ベンチの判断が試合を左右
- 木兎の成長ぶりが際立つ
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