- アレクシス・ネスは魔法を信じ続けた
- 兄姉に魔法を否定され悲しむネス
- ネスの魔法への情熱が爆発した瞬間
前回のブルーロックは、激闘を終えた選手達の休息風景が描かれました。
ユーヴァースに勝利したバスタード・ミュンヘンは、試合が中休みの状態。
氷織羊は、様々な情報を収集してP・X・G(パリ・エクス・ジェン)戦に備えます。
他の選手達もそれを聞きアピールする為に動き出します。
その最中、逆転ゴールを決めて勝利を掴んだ主人公・潔世一の活躍がSNSで話題になりました。
高評価で未来のストライカーになる期待が高く喜ぶ潔。
しかし、ミヒャエル・カイザーとのコンビが最強だと言う意見もあり不快になりました。
それぞれが個人トレーニングでフィールドを去る中、五十嵐栗夢から突然の相談。
栗夢からはいつもの明るさが無く、活躍できない焦りを打ち明けます。
それを聞いた潔は、栗夢が住職を継ぎたくないからサッカーする理由を知りました。
彼は、栗夢にそれが自己独創性のエゴの実現に繋がると説得。
栗夢もやる気を取り戻して、次の試合で結果を出せる様に奮起しました。
ブルーロックの低いランキングからスタートした潔と栗夢。
差は付きましたが、変わらない絆が熱く素敵だと思いました。
一方、カイザーは黙々とゴールにシュートを叩き込む猛練習を開始。
彼は、怒りと潔から受けた屈辱感で苛立ちを隠しきれません。
全ては、指導者ストライカーであるノエル・ノアの座を奪おうと今まで画策。
でも、ビッグクラブに移籍してノアを倒し世界一になる作戦を編み出しました。
レ・アールのオファーと年棒倍増に成功しましたが、ゴール対決で潔に敗北。
負けたまま去るのが許せないと、潔を倒す気迫に満ち溢れていたのです。
その姿をアレクシス・ネスは静かに見守っていました。
カイザーなら必ずできると信じて疑いません。
それは、ネスが過去にカイザーと出会った出来事が影響している様です。
彼らの運命の遭遇が描かれる様で、個人的に楽しみにしています。
それでは、今回もブルーロックの242話について熱く語って行きましょう。
目次
『ブルーロック』242話!のネタバレ
それでは『ブルーロック』242話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
魔法が大好きな8歳のアレクシス・ネス
ネスは口角と垂れ目のバランスが絶妙に煽ってくるのよ。倒してえ。#ブルーロック
今週号はシールがついてます!#マガジン 17号発売中! pic.twitter.com/HqMKtCWva8— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) March 29, 2023
バスタード・ミュンヘンのアレクシス・ネスは、ミヒャエル・カイザーの猛練習を観察。
彼は、カイザーと出会った過去を静かに振り返ります。
ネスは、科学者である両親達から誕生。
父親と母親は、研究に没頭していました。
地球上で起きる全ての出来事は説明できるとネスに教育。
その中で、本を読み明るく育ち常に好奇心旺盛。
一人ぼっちでも楽しく過ごしていました。
ただ、転んで傷付いたから転んで回復の魔法を掛けて治して欲しいと要求。
少し不思議な一面を見せていました。
ネスの父は、早く洗い流して消毒しろと塩対応。
傷口が汚れたままでは細菌が入り、抵抗力が低下し最悪の場合死ぬと説明します。
ネスは、母親に傷を治さないと壊死するのかと質問。
彼女も父と同様の回答でした。
傷付いた事を報告するのは不要で、自分の力で解決する能力を持てと話します。
ネスの兄と姉もその通りだときつく言い放ちました。
それでも、ネスは引き下がりません。
兄と姉に、本を広げて今度は召喚の魔法でモンスターを呼んでいいかと告げます。
兄達は、魔法が空想の産物で現実世界に存在しないと否定。
その話を止めろと冷たく言われてしまいました。
ネスはそのまま沈黙。
彼自身この家に魔法が無いと不満を感じていました。
ひたすら魔法の事が書かれた本を読み続けて、イラストの絵を見て妄想。
ネスは、どうしても魔法を信じる事を止められなかったのです。
季節が冬になり、家の前に雪が降ります。
ネスは、雪だるまを作り魔法使いの服装に着替えました。
魔方陣も描き、ゴーレムの召喚を開始。
我にその力をシメーセクト・パトローラーと何度も唱えて行きます。
8歳の少年ネスは、魔法が本当にある事を己の力で証明。
両親達に見せたかったのです。
遂に、ネスとカイザーの過去話が開始しました。
ネスの境遇が意外で驚きます。
サッカーエリートという雰囲気がしましたが、違う出身。
サッカーとは無縁の生活を過ごしていた事に驚いてしまいました。
科学者一家の息子で、その中で個性的な存在。
理論的や拘りの強い部分が、幼少から形成されていると納得できました。
両親達は、頭も良く世の中に発生する物事の原因を全て語れると豪語。
その中で、ネスは本を読み魔法に憧れていました。
転んで怪我をして、魔法で治して欲しいと懇願する可愛さがあります。
しかし、両親達は現実的な対処方法等を語りネスの相手をしません。
兄達もネスが魔法に心酔している事を容赦なく馬鹿にします。
沈黙しますが、ネス少年はそれを認められません。
空想でも、本の内容通りにひたすら魔法を信じ抜くネスの健気さが見えました。
雪だるまを作り、ゴーレム召喚に挑む姿が幼くても真剣だと感じます。
ネスは、どこまで魔法を求めていくのか興味深いです。
再び話の続きを見て行きましょう。
魔法を否定されて悲しむアレクシス・ネス
アレクシス・ネスは、魔法があると証明する為に必死でした。
すると、兄と姉が彼の近くにやってきて大激怒。
彼らは、ネスに向かって研究が出来ないと苦言を発したのです。
ネスは、魔法の練習中だと答えます。
そして、雪だるまをその力で自分のペットにするんだと教えました。
ネスの兄は、その言葉を聞き怒りを大爆発します。
ネスの持っていた木の杖を膝で破壊。
姉は、作った雪だるまを蹴り倒しました。
ネスは、兄達の所業を見て言葉が出ません。
兄と姉は、父親と母親にネスが魔法の事を言っていると告げ口。
母親は、雪の中に塵やゴミがあり汚いので触るなと説明します。
父親は、ネスに向かって我々一家が科学者だと言いました。
自分達が研究するのは、魔法等ではないと否定。
超常現象や未知の事象を研究し、明らかにする事が使命だと語りました。
説明できないものを信じる人間は、自分達の一族に要らないと冷たく言い放ったのです。
ネスは、父親の表情を変えないで伝える容赦ない言葉を聞いて悲しくなりました。
その場でネスは、泣き叫びます。
兄と姉は、ネスを劣性遺伝子でアホくさいと酷評して立ち去りました。
ネスは、悔しくて涙が止まりません。
次第に、科学者という存在に嫌気が差してきたのです。
自分が魔法を好きな理由も説明できない奴等。
理解されずに味わう悲しさを知ろうとしない姿勢が、とても許せなかったのです。
同時に、彼の中で魔法の存在がより高まって行きました。
涙を流すネスは、魔法を信じたいとより強く願ったのです。
魔法の練習を繰り返していたネスに、兄達が接近。
彼の呪文がうるさいと苦情を入れます。
ネスは、ゴーレムをペットにしたいから挑戦していると発言。
子供らしさがあって何だか憎めません。
しかし、現実主義者の身内はネスの作った杖や雪だるまを破壊。
両親達も冷たい対応でネスを見下します。
父親が表情を変えずに叱責するのが怖かったです。
説明できないものを信じられないなら不要。
ネスに残酷すぎる現実が突きつけられました。
ネスの悲しみ泣く光景が、とても切なかったです。
それでも、魔法を説明できない科学者を嫌悪。
自分が受けた悲しみも理解しようとしない姿勢に反発します。
魔法を求める気配は全くありません。
少年ネスが魔法を見つけられるのか興味津々です。
アレクシス・ネス、サッカーという名の魔法を発見する
アレクシス・ネスは、家族から魔法を全否定されました。
しかし、彼はこの世界に魔法が必ずあると信じて疑いません。
きっかけは、幼少の頃に読んだ魔法の本が影響。
初めて読んだ時は、とても興奮し眠れない程でした。
ネスがその時に抱いた気持ちは説明できません。
それでも忘れられない彼は、ある結論に到達。
外に出て魔法を探す覚悟を己で決めたのです。
そして、ネス自身も説明のつかない事が好きだと気づきます。
猫に触れあったり、夜空の流れ星を観察。
時には、無茶をして獰猛な犬に襲われる危険も味わいました。
それでも、魔法を見つける為に様々な挑戦をして行きます。
ネスは、自分の生きる世界が魔法で溢れているかもしれないと感じます。
いつの日にか説明できない気持ちと悲しさを解明。
その一心で様々な場所に赴きます。
ある日、ネスはある場所を訪れました。
そこで、遂に念願の魔法を見つける事が出来たのです。
彼が向かったのは、熱気と歓喜の渦に包まれた場所。
そこには、多くの者達があるものを見て大熱狂していたのです。
ネスは、半信半疑でその状況を見学。
すると、彼の体の中に電流が一気に走りました。
目の前でボールがゴールネットを大きく揺らします。
ネスが来た所は、サッカースタジアムだったのです。
ゴールが決まると、観客達が自分の事の様に大騒ぎしていました。
歓声と快感の入り混じった空間が心地よく感じたのです。
大興奮のスタジアムの雰囲気を感じたネスは、ある感動を覚えます。
それが、ずっと自分が長年求め続けていた魔法。
サッカーという名前のものだったのです。
ネスは、サッカー選手こそ魔法使いだと大感激。
その日からネスは、サッカーという魔法の虜になってしまったのです。
こうして、彼のサッカー人生が幕を開けます。
そして、運命的なある選手との出会いを遂げる事になっていくのです。
家族に認められないネスの魔法熱は、更に加速して止まりません。
彼は、外の世界で学び魔法を見つけようと決意。
様々なものに触れて捜索して行きました。
動物や自然を体験して、時には危険な思いをしながらも突き進みます。
遂に、サッカーという魔法を発見。
ネスの人生を揺るがす大きな出来事でした。
スタジアムでは、ゴールが決まると観客達が大熱狂。
興奮と感動を受けたネスは、サッカー選手になれば魔法が使えると感じ取った様です。
ネスに人生の目標が見つかった事がとても救いです。
彼は、望み通りに魔法使いになれるのか気になります。
ネスの情熱が何処に辿り着くのか、しっかり見て行きましょう。
アレクシス・ネス、バスタード・ミュンヘンの選考試験(トライアウト)に挑む
アレクシス・ネスは、サッカーという魔法に魅了されて行きます。
やがて、自分もそれを使う為にサッカー選手になりたいと強い決意を見せます。
それからのネスは、ひたすらサッカーの猛練習を開始。
ボールをコントロールし、必要な体力を付けて行きます。
しかし、ネスの家族達は冷たい態度しか見せません。
ネスの兄や姉は、馬鹿だとか無理すぎると連発。
父親は、諦めて泣きついてくる姿が浮かぶと見下していました。
それでも、ネスは果敢にサッカーに没頭。
彼は、自分の家族にサッカーという魔法を証明する事。
その為にプロとなり、ドイツ代表になって世界で活躍すると言い聞かせて練習して行きます。
ネスは、魔法を掛ける人間になると覚悟。
サッカーの試合に出場し、得点を決める結果を次々と出して行きます。
いつの間にか彼の実力は、地元のサッカークラブで1番の実力者として成長。
誰もネスを倒す者が現れません。
共にサッカーをする仲間達も、ネスにプロに行けと勧められます。
更に、あるクラブチームに所属する1人の選手がネスに接近。
彼にプロに興味があるなら試験を受けろと提案してきたのです。
スカウトにやって来た男は、ドイツで有名なナンバー1チームであるバスタード・ミュンヘンでした。
ネスは、バスタード・ミュンヘンの選考試験(トライアウト)に挑戦する気持ちになります。
そして、会場となるフィールドに向かって行ったのです。
そこで早速、紅白戦が開始。
ネスは、バスタード・ミュンヘンの選手達がいるチームといきなり対戦する事になりました。
対戦相手を見て大きくて強そうな選手ばかりだと焦って行きます。
それでも自分なら出来るし、やれると言い聞かせて行きました。
ネスは、ここで大活躍できれば一気にチャンスが広がると思考。
バスタード・ミュンヘンとプロ契約に繋がると気合が入ります。
自分が魔法を使い証明する道が始まると歓喜。
キックオフのホイッスルが鳴り響きます。
ネスは、ドリブルでゴールを目指し斬り込んで行ったのです。
ネスがサッカーに情熱を注ぐ本気度の高さがとても痺れます。
本気を出して猛練習を開始。
次第に技術も上達し、ネスが急速な成長を遂げていきます。
しかし、彼の家族達は無関心。
サッカーやネスを認めない冷酷さは変わりません。
それでも負けない気持ちで努力を続けて行きました。
地元のサッカークラブで1番の実力者になる事に成功します。
しかも、バスタード・ミュンヘンの選考試験に挑戦する大チャンスが到来。
紅白戦で自分以上の力を持つ選手達と対戦する事になりました。
ネスは、己の力でプロサッカー選手の道を叶える事が出来るのか楽しみです。
魔法を与える存在になれるのか楽しみ過ぎます。
ネスのプレーを見て行きましょう。
絶望のアレクシス・ネス、ミヒャエル・カイザーと出会う
もうなんなん、膝膝膝小僧綺麗!!!!!!!#カイザー #ブルーロック#マガジン 41号発売中! pic.twitter.com/iwaGe24TjR
— 週刊少年マガジン公式 (@shonenmagazine1) September 14, 2023
アレクシス・ネスは、己の力を証明する為にバスタード・ミュンヘンの選考試験(トライアウト)に挑戦。
彼は、紅白戦に参加しました。
ホイッスルの合図と同時に、ドリブルでアグレッシブに進んで行きます。
ネスは、2人の選手をフェイントを駆使して回避する事に成功。
同じチームの選手からパスを求められます。
しかし、ネスは様子見で直ぐに実行しません。
選手の動きが遅くて得点に繋がらないと判断。
でも、自分達急造チームにとっては仕方ない事だと納得します。
ネスは、渋々パスを出そうとした瞬間でした。
彼が抜き去った筈の選手がネスからボールをカットします。
ネスは、驚きを隠せませんでした。
躱した筈の選手が見せた動きが速いと驚愕。
瞬時に、得点を決められてしまったのです。
やがて、ネスはバスタード・ミュンヘンのチームがヤバいと感じ取りました。
しかも、自分が今まで戦ってきた相手とはレベルが格段に違うと愕然。
プロサッカーの最高峰すぎる質の高さに言葉が出ません。
ネスは、ボールを奪おうと選手達に必死さを見せて喰らい付いて行きます。
己の個人技と想像力(イマジネーション)には、誰よりも強い自信があったと振り返ります。
それを見せても相手チームの戦術眼や連携、リカバリー等で全て跳ね返される現実。
次第にネスの中で、どうにもならない悔しさが滲み出してきました。
そして、悔しいという感情も一緒に湧き上がって行きます。
自分の魔法では、世界に通用しないと迷いも生じていました。
チームの者達から、パスの遅さやカットされ続けている現状を確認。
ネスは、バスタード・ミュンヘンの選手からボールを奪おうと動き出します。
追いつく事が出来ずに、逆にフィールドに思いっきり倒れる始末。
身体を打ち付けながらもある言葉が脳裏に浮かび上がります。
それは、ネスの家族達が魔法を否定した時に使った数々の言葉。
ネスは、それがうるさいと怒りを見せます。
出来損ないと叫ぶ家族に嫌悪感を受ける程の衝撃。
勝ち目のない戦いでも、ネスは諦めません。
負けるのが嫌で、勝利をしてサッカーが持つ魔法の魅力を伝えたいと懇願しました。
悔しさと悲しみで、ネスの眼に涙が浮かびます。
このまま自分の夢を終わらせたくないと何度も連呼。
すると、彼に声を掛ける1人の選手が近づいてきました。
それは、ユニホームの背番号11番。
その男こそがミヒャエル・カイザーだったのです。
カイザーは、倒れているネスに口を開きます。
彼は、クソザコ呼ばわりしたのです。
更に、不可能を信じるかという質問をぶつけて行きます。
カイザーの冷たい眼差しは、ネスに向けられました。
ネスは、目の前に立つ威圧感が凄まじい男に圧倒。
黙って見る事しか出来ません。
しかし、カイザーこそが自分の敗れた夢物語を救う救世主。
疲弊し絶望したネスに、救いの手が差し伸ばされたのです。
それが、ネスとカイザーの運命的な出会いの瞬間。
ここから、彼らの築き上げる長い絆がスタートしたのです。
ネスは、バスタード・ミュンヘンの紅白戦に参加しました。
己の信じた魔法を証明して魅了する人間になる為の重要な一戦。
結果を出してプロ契約する事が彼の目的でもありました。
ネスは、鍛え磨き上げたテクニックをフィールドで炸裂。
フェイントを巧みに使い、2人の屈強な選手達を抜き去りました。
その鮮やかな光景は、魔術師に相応しい雰囲気がビリビリ出ています。
しかし、パスを出して行きたいのに同じチームの選手達とタイミングがありません。
遅く意思疎通の無い事にネスは困惑。
それでも割り切ってパスを繋げようとしました。
が、ネスが抜き去った選手達が素早いリカバーでボールをカットします。
逆に得点を決められてプロの洗礼を受けました。
レベルの高さや連携、戦術等を嫌というほど体験。
ボールを奪おうとしても追いつけずに転倒してしまいました。
自分の魔法が通じずに見せる憔悴。
そして、家族達の冷たく否定する態度や言葉を思い出し絶望しました。
涙を流し悔しがるネスの前にカイザーが登場。
髪が長く性格や雰囲気も変わらないヤングカイザーは相変わらずです。
超強気でブレない姿勢は、とても痺れて魅力的過ぎます。
カイザーは、ネスをザコ呼ばわりしながらも不可能を信じるのかと質問。
冷たい眼差しがネスを容赦なく見通します。
同時に、希望の光が差し込んだ瞬間でもありました。
彼らの出会いと繋がりの始まりがとても新鮮でした。
ネス達がどんなプレーを見せてくれるのか期待しかありません。
後編での大活躍に注目して行きたいです。
話の続きを速く読みたくて仕方ありません。
『ブルーロック』ネタバレ242-243話のまとめ
今回のブルーロック242話は、ネスとカイザーの出会いを描いた過去話でした。
個人的に衝撃的で新鮮さもあり魅力的だったと思います。
ネスが8歳の幼少時代が描かれましたが、とても可愛らしい少年。
サッカーとは関係無い科学者の家庭で育ったのに驚きました。
両親や兄、姉達は、現実主義者で研究に情熱を注ぐ者達。
対してネスは、本を読んで魔法の存在に憧れる子供でした。
両親達に魔法の話をしても空想の産物だと否定。
それでも、それを信じて行こうとする健気なネスの姿がありました。
しかし、兄達の逆鱗に触れてしまいます。
更に、両親達からも魔法と言うものが説明できない無意味なものだと指摘。
そればかり追求する者は、家族の一員で無いと冷たく告げられました。
ネスの悲しみや心に受けたダメージが強烈。
泣きながらも科学者の家族の言動や仕打ちを認められません。
逆に、魔法を説明できない奴等を許せないと昂るネスの覚悟。
更に魔法を追求して行く結果に繋がりました。
外の世界に出て様々な体験に触れて、身体を張って証明して行く行動力。
ネスの諦めない信念や明るさが、とてもアクティブ過ぎて熱かったです。
やがて、その努力が実を結び魔法を発見。
ネスが感じ取り理解した魔法は、サッカーという名のスポーツでした。
スタジアムの熱狂やゴールを決めるプレーに魅了。
サッカー選手になればその魔法が使えると理解しました。
それ以来、ネスはサッカーの練習に没頭。
家族に冷たい対応を受けながらもトレーニングを怠りません。
地元のサッカークラブで1番になる成長。
バスタード・ミュンヘンのトライアウトに挑むチャンスを掴みました。
ネスは、プロとなり馬鹿にした家族達に魔法の証明をしようと意気込みます。
紅白戦で己の想像力と個人技を炸裂。
選手達を鮮やかに抜く様は、流石だと思いました。
でも、プロのレベルが遥かに高いとフィールドで実感。
ボールも次第に奪えずに絶望的になって行きます。
ネスは、それでも自分の夢を終わらせたくないと足掻き、諦めません。
彼の前に1人の選手が接近。
それがカイザーでした。
髪も現在より長かったですが、若いし強気で変わらない所は健在。
言葉遣いの悪さやブレない不動のメンタルは、魅力的です。
カイザーは、不可能を信じるのかと容赦ない質問。
ネスがどう回答して行くのか気になります。
カイザーとネスの運命的な出会いでした。
2人の絆がどう発展を遂げていくのかも注目大です。
次回の後編もとても楽しみにしています。
それでは、また、次の話でお会いしましょう。
- アレクシス・ネスの魔法への憧れ
- 家族からの冷たい現実的否定
- サッカーで魔法を見つけた瞬間
- ネスの成長と努力の物語
- ミヒャエル・カイザーとの運命的出会い
- ネスの夢を支える新たな道筋
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