亜光軍からの要請を受け、飛信隊は信が赤飛麃(我呂隊)と楚水隊を中心に1万を連れて李牧の追撃戦に向かうことになりました。
趙左翼7万と対峙中に3万中1万がいなくなってしまうことになりますが、羌瘣隊は残りますし、後方待機している玉鳳隊の援軍も信じて動き出します。
今こそ李牧を討って天下の大将軍になる時!
意気込んだ信は亜光軍に追われる李牧を発見。
割り込んできたカイネ隊をいなしながら、李牧に届く位置までやってきました。
ところが実は李牧の狙いは亜光ではなく初めから信だった様子。
知る由もない秦軍は李牧を追い詰めているつもりでいますが、果たして李牧によって何が仕組まれているのでしょうか。
第778話『違和感の訳』は秦軍が攻めてきたことによって番吾の壁たちにも変化が!?
目次
『キングダム』778話!のネタバレ
それでは『キングダム』778話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
玉鳳到着
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信と多くの騎馬隊が打倒李牧のために抜けた飛信隊。
信が李牧を討つことを信じ奮戦しますが、ただでさえ数的に不利のところさらに減り、想定以上に早く押し込まれ始めてしまいます。
本当にもう限界だと河了貂が焦り始めた時、後方から玉鳳軍が到着!
やはり何も言わずとも王賁は「李牧か」と事態をほぼ理解していました。
今回命令もなしに動いたのは「影丘の借り」だそう。
河了貂はそれも混みで玉鳳の援軍ありきの策に打って出たのだと言いますが、飛信隊との間柄ですから王賁ならいざとなればやはり動いてくれそうではあります。
河了貂も信のもとへ
王賁は残っている飛信隊と王賁が引き連れてきた玉鳳1万を合わせて右翼をしばらく自分が預かると宣言。
そして河了貂にも信を追うよう伝えました。
理由は「バカなあいつだけでは李牧を取り逃がすかもしれない」から。
今、李牧を討てば勝つが討ち損じれば大局が趙軍に傾くという戦の流れに大きな影響をもたらす山場なので、信に河了貂が必要だと判断したわけですね。
ただでさえ数的不利な状況で、信も河了貂もいない飛信隊をいきなり玉鳳が使うのは難しいでしょうが、亜花錦を連れてきたし「敵を止めるだけなら問題ない」と王賁は言いました。
後方には関常と2万の兵もいますし。
それよりも王賁が気になっているのは、かすかに感じるこの状況への違和感。
これがあるため王賁は「判断できる人間は要所に散らしておいた方がいい」と考え、河了貂も信のところへ向かわせたのでした。
番吾を目指すキタリ
一方こちらは楊端和率いる秦軍左翼の戦場。
バジオウ軍を筆頭に全軍押し気味の優勢な戦いを進めているようです。(北東部軍2万は待機)
フィゴ族の勢いも凄そうですが、今回はメラ族が凄い。
飛ばし過ぎじゃないかと仲間に言われるほどの突破力をもって、キタリは番吾を目指しています。
壁たちの現在
一方その番吾では、壁たち秦軍捕虜たちが餓死寸前となっていました。
秦軍が助けに来るまで乗り切ろう、と壁の檄で気持ちを繋いでいた彼らでしたが、もはや壁すら覇気を失ってしまっています。
理由は突然、土木作業がぱったりと無くなり、食事ももらえなくなったからです。
辛くても土木作業があれば身体を動かして多少気を紛らわせていたでしょうが、それもなくなりただ横になりひたすらに飢えていました。
そこへ久しぶりに食べ物を持った趙兵がやってきたのですが、液体に近いものが“ひと掬い”床に撒かれただけ。
秦兵は床に這いつくばりそれを啜るしかなく、そのみじめな姿を趙兵に笑われるのでした。
壁軍に光が見える!?
このようにさらに酷い扱いになった理由は、秦軍が再び、しかもこの番吾を攻めてきたことへの憎しみからです。
大勢の犠牲が出ることはもちろん、もし負ければ今度は自分たちの家族がこのようなみじめな目に遭うかもしれないという焦りと怒りが壁たちに向けられたのでした。
今回も勝利するという李牧への信頼、そして死ぬまで強制労働することがここへ攻め入ってきた秦兵が受ける報いなのだと彼らは言い捨て去って行きました。
それでも秦軍が攻めてきたと知った秦兵たちに僅からながらも希望が灯ったことは確かです。
それにいざとなれば自分たちも決起して戦わなければならないことや、趙軍が敗れた場合に腹いせに襲われることも予想し、壁にはちゃんと生きていてもらいたいと部下たちは壁を勇気づけるのでした。
番吾には何があるのか
壁役 #梶裕貴
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— 舞台『キングダム』 (@kingdom_stage) September 5, 2022
とはいえ壁は秦軍がよりによって番吾を狙ってしまったことが気がかりでした。
もちろん戦に勝利しれくれれば問題はありませんが、番吾には李牧の仕掛けがあるからです。
そして当の李牧を追う戦場では、ついにその仕掛けが信の前に姿を現したのでした!
『キングダム』ネタバレ778-779話のまとめ
秦軍が再び攻め入ったことがやはり番吾の壁たちに影響していましたね。
“侵略者”や“敗北”といった戦によるリアルな側面を壁は体感していることでしょう。
しかし慕ってくれている部下たちや我々読者のためにも壁は将軍として光を絶やさずに何とか粘って欲しいところ。
とはいえ壁は番吾に「李牧の仕掛け」があることを知っており、希望と同じくらい不安も抱いているようです。
仕掛けを知っているというのは、やらされていた土木作業がそれにまつわるものだったとかですかね?
そして李牧の狙い通り信がその仕掛けにぶち当たったという展開。
前回の趙北部戦と同じくやはり李牧の計画通りに事が進んでいる感じですが、王賁が河了貂を信のもとに行かせたことが好機になるでしょうか。
河了貂のみならず今後は王賁、亜花錦や関常、羌瘣など王賁の言う「判断できる人間」の動きに注目していきたいところです。
キタリの動きも期待と不安が半々ですね。
まずはいよいよ「李牧の仕掛け」が明らかになりそうなので、また次回を楽しみに待ちましょう!

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