炎とともに繰り広げられるバトルも「炎炎ノ消防隊」の大きな見どころのひとつ。
各キャラクター独自の能力を活かした戦闘はどれも見応えがあり、誰がどれほど強いのか議論に花が咲くところであります。
そしてそんな議論において、数多いキャラクターの中でも最も強いと言われているのが第7特殊消防隊の大隊長・新門紅丸。
彼は作内外どちらでも「最強」と謳われる紛うことなきNo.1キャラクターなんです。
何故最強と言われているのか。
今回はその強さや能力はもちろん、プロフィールや人柄など女も男も惚れる新門紅丸というキャラクターについてたっぷりとご紹介していきます!
目次
【炎炎ノ消防隊】紅丸のプロフィールは?
- 新門 紅丸(CV.宮野真守)※皇国式の表記では紅丸・新門
- 第7特殊消防隊の大隊長
- 2月20日生まれ
- 22歳
- 身長170cm
- 不機嫌そうなタレ目で、右目の虹彩に〇・左目に×の印がある
紅丸は原国主義者で、作中世界で大きな存在を示す皇国と太陽神への忠誠は誓っていません。
紅丸が率いる第7特殊消防隊が管轄する浅草地区自体が原国主義の気風で、その町並みは古き良き浅草とも言えるレトロな雰囲気、言葉や服装なども時代劇を思わせるようなものとなっており、紅丸も江戸言葉風のぶっきらぼうな口調で話します。
普段は仏頂面ですが、酒を飲むと「愉快王」になり貴重な笑顔をみることができます。
【炎炎ノ消防隊】紅丸の性格は?
第7特殊消防隊は元々自警団であった「浅草の火消し」が特殊消防隊に組み込まれたという形のため、焔ビトの鎮魂も皇国式とは違い“民家の破壊も厭わず派手な戦いで倒す”というもの。
荒っぽくも「町を壊すのも手向け」だとして浅草の住民たちは毎回祭りのような盛り上がりで焔ビトとなってしまった大切な人たちを送っており、誰よりも派手に鎮魂している紅丸を親しみを込めて「浅草の破壊王」と呼んでいます。
そんな“粋”な雰囲気漂う浅草において、紅丸の性格もまさに江戸っ子。
口は悪くや態度もぶっきらぼうで喧嘩っ早いですが、一方で町の人たちや心を許した者に対しては人一倍情が厚くて面倒見も良く、焔ビトも「よく頑張ったな」と言って鎮魂してあげます。
浅草の住民たちもそんな紅丸の内面をよく理解しているため「若」「紅」「紅ちゃん」などと慕い、「どうせ死ぬなら紅丸に鎮魂されたい」という想いで彼の元に集まっています。
紅丸自身は「破壊するだけで人の上に立つのは向いていない」と言いながらも、浅草を守る責任を持ち実力と人柄によるカリスマ性で強く浅草の人々を引っ張っているのです。
浅草の人たちが他地区よりも明るく生きているのは元々の気質に加え、聖陽教ではなく紅丸というリーダーが心の拠りどころとなっているからではないでしょうか。
紅丸が原国主義として大隊長で唯一皇国という国家への反骨心を見せているのも、そんな浅草の町への愛と誇りがあるからでしょう。
紅丸を支える紺炉とは特に深い絆があります。
【炎炎ノ消防隊】紅丸の能力は?
「炎炎ノ消防隊」において炎に関する能力は、火縄やマキのように炎を操る能力を持つ第二世代とシンラやアーサーのように自ら炎を発することの出来る第三世代がありますが、紅丸はなんとそのどちらの特性も有する煉合能力者。
自ら発する炎も他者が発する炎も、すべての炎を操ることの出来る特殊消防隊唯一の「煉合消防官」なのです。
炎の操作能力も高く、櫓を飛ばすことができるなど能力の使い方や規模も豪快。
主には火消しの隊のシンボルである纏(まとい)に着火し飛ばすことで移動や鎮魂を行っています。
【炎炎ノ消防隊】紅丸の強さは?
紅丸の強さはもちろん「煉合能力者」というところにあります。
発火と操作を自在に操ることができ、しかも規模も精度も抜群!
それゆえに攻撃の幅は他者より広く、防御面においても盤石の強さを誇ります。
まず攻撃面では、纏を飛ばす遠距離攻撃だけでなく指先からの爆破、さらには「手の型」を用いた強力な技で相手を圧倒します。
防御面では、自分の周りの熱を支配することで攻撃を無効化することができ、熱エネルギーの流れが見えるインカには紅丸が「半径4mの全ての熱を支配している」姿が見えていました。
紅丸の戦闘シーンは度々見ることができますが、角の焔ビトを倒したり聖陽教会の暗部たちを軽く蹴散らしたり、バケモノ揃いの伝道者一派をひとりで牽制したりと、苦戦している姿は今のところ見たことがありません。
同じく屈指の強者である第1特殊消防隊大隊長レオナルド・バーンズが戦闘を避けるなど、作中でもその強さは轟いているようです。
【炎炎ノ消防隊】主人公シンラとの関係は?
紅丸とシンラは師弟関係と言えます。
2人の関係は、第8が白装束の調査のため第7の管轄である浅草に赴いたことに始まりました。
初めは第8を訝しんでいた紅丸でしたが、浅草内で起きた焔ビトの発生と白装束の襲来を経て第8を認め、両隊は友好関係となります。
(この時シンラにお姫様抱っこされた紅丸の姿が多くの女子の心をワシ掴みにした様子)
その後シンラたちの修行を受け入れ、常に命を感じる「命の呼吸」を伝授。
そして炎を爆散するだけだったシンラの炎操作力を引き上げ、シンラは「虎ひしぎ(ラピッド)」「悪魔の型(コルナ)」といった必殺技を編み出すに至りました。
二度目の修行では「命の呼吸」を脅かす「死ノ圧」とそれをぶち抜く力「火事場の馬鹿力」を教え、限界の限界を越えた炎を引き出させます。
作中でシンラはどんどん強くなっていますが、その技術面や真髄を叩き込んでいるのが紅丸なのです。
【炎炎ノ消防隊】紅丸が最強と言われる理由とは?
紅丸が最強と言われる理由は先に述べたように、煉合能力による攻防どちらにも優れた戦闘力です。
そしてその能力を支えているのが原国式の古武術で使用される「手の型」。
紅丸はこの「手の型」によって気の流れをコントロールし、その余りある炎を細かに操作しているため、状況に応じた炎を幅広く使いこなすことができるのです。
主には纏を使った遠距離攻撃や発火を交えながらの白兵戦を行う紅丸ですが、相手が強者や多数の時などここぞという時には大技を繰り出し、それがまた火力もさることながら見た目や名前もかっこいい!
そこで最後に、作中に登場した紅丸の技をご紹介します。
居合手刀 壱ノ型 ”火月”(かげつ)
敵を一閃するような鋭い衝撃ダメージを繰り出します。
居合手刀 七ノ型 ”日輪”(にちりん)
炎の円を描き太陽のような爆炎とともに強烈なダメージを与えます。
紅月(あかつき)
元は2年前紺炉が鬼の焔ビトとの戦闘で出した技で、敵を消滅させるほどの威力を持つ“日輪”以上の超大技です。
そしてまた新たに、居合手刀 弐ノ型 ”月光”(げっこう)という技を見せました。
腕をクロスさせた後に十字状の閃光を放っています。
煉合能力+手の型で紅丸の可能性は無限大。
一体いくつの技を持っているのかという未だ天井の見えない強さへの想像も含めて、紅丸が最強と言われているわけです。
今後もどんな技を見せてくれるのか、期待が膨らみっぱなしですね。
まとめ
浅草を愛し浅草に愛される紅丸は作中屈指の人気キャラクターでもありますが、強さ・技・ビジュアル・性格すべてにおいてその理由に頷けますよね。
やはり注目は作中最強であるということですが、もし紅丸が悪であったならそれこそ強大な敵としてシンラの前に立ちはだかっていたでしょう。
しかし紅丸は最強とされるほどの力を持っていながらもそこに確かな“義”を持っており、且つそれをもって第8の心強い味方となっているところが最大の魅力ではないでしょうか。
伝道者一派の動きが過激化し皇国が揺れ始める中、第7の大隊長として、第8の友として、そして最強の消防官として紅丸がどんな姿を見せてくれるのか、今後もその活躍に注目です!

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