- 鬼と人間の約束で分断された
- ソンジュが語る約束の真実
- エレベーターが行き来の秘密を暴露
物語の舞台となる鬼の世界は、1000年前の“約束”によって人間の世界と分断された場所でした。
両者の世界を行き来するための道は閉ざされていて、鬼も人間も互いの世界へ渡るのは不可能です。
そんな場所からどうやってエマ達は脱獄するのでしょうか?
本編に記述された事柄を1つずつ追っていきましょう。
目次
【約束のネバーランド】鬼の世界と人間の世界について
レイの誕生日、沢山のお祝いありがとうございます!🦉#約束のネバーランド pic.twitter.com/Tj9EUq8AFe
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) January 15, 2020
“約束”によって分断された2つの世界。
それぞれが当たり前に生きている世界ですが、人間から見ると鬼の世界は文字通りの「異世界」です。
レイが「原生林?」と驚くほど大きな木が密集する森や、宝石のような形で淡い光を放つ花、真水を溜めるイソギンチャクに、ムカデや魚のような形をした昆虫(?)までいます。
一方で、人間の世界は、2018年現在よりも約30年未来の話ですが、世界はそれほど変わっていないと思います。
変化があればどこかで描かれるでしょうし、レイが報酬でもらった中古の玩具も私達が現役で使っているものも含まれています。
【約束のネバーランド】人間側は、鬼の存在すら知らない?
世界が分断されてから1000年もの月日が経っているので、ラートリー家などの例外を除いて、人々の記憶から鬼の存在が消えている可能性は否めません。
ただ、1000年前も何かを記録する技術は存在していたはずです。
それすら存在しないのだとしたらちょっと不可解です。
“約束”は人間にとって不都合なものもひっくるめて取り決めていたのでしょうか。
農園用の“置き土産”として取り残された人間を鬼ごと抹消したのならば、一体どんな“真実”が裏に隠されていたのでしょうか?
【約束のネバーランド】1000年の歴史とは?
かつて1つだった世界では、鬼と人間が一緒に暮らしていました。
……と書くとものすごく平和そうに見えますけど、実際は真逆です。
鬼が食糧である人間を食らい、人間は逃走か服従か抵抗を余儀なくされます。
某巨人漫画ではありませんが、人間よりも図体が大きい鬼に生半可な力と知恵では勝てません。
それでも抵抗し続けた結果、鬼と人間の泥沼の戦争が1000年前まで続きました。
ラートリー家の祖先が“約束”を提案し、双方がそれを飲んで、世界は2つに分かたれました。
【約束のネバーランド】世界は、どう分かれているのか?
グレイス=フィールド(GF)ハウスにあった世界地図は、私たちが知る構造のままです。
元々のものから2つに分断さたとしたら、人間の世界の地図は当てになりません。
綺麗に真っ二つ、というわけでもないので、安直ですが人間の世界の陸地と海が逆転した構造になっている可能性もあります。
シェルターの中にも、鬼の世界の簡易的な地図がありました。
あまり範囲は広くないので、GFを中心にその周辺を記した物でしょう。
鬼の世界の完全な地図があれば、2世界がどのように分断されているのか照らし合わせることも可能でしょう。
あったら早く見てみたいです。
【約束のネバーランド】ソンジュが語った“始まりの約束”とは?
脱獄直後のエマ達を助けてくれたソンジュが、エマとレイに1000年前の話をしてくれました。
その中で語られたのは、人間から持ち出された提案でした。
「取り決めを交わそう」
「人間は“鬼”を狩らない だから“鬼”も人間を狩らない」
「お互い世界を棲み分けよう」
これを鬼側も了承し、最初の“約束”が交わされました。
“約束”によって住む場所を限定された両者は、二度と行き来ができないように“道”を塞ぎました。
それがどのように成されたのかはわかりませんが、「昔行けた場所に行けなくなった」とのことなので、何らかの方法で完全に分断したのでしょう。
もしかしたら、その“道”があった場所に農園を作り、行き来ができないようにしたのかもしれませんね。
【約束のネバーランド】鬼の世界と人間の世界は完全に閉ざされ、行き来は不可能!?
世界を棲み分ける“約束”を交わす上で、無用な血を流したくないのは人間も鬼も同じです。
そこで鬼は農園で人間を“養殖”し、狩らないよう努めてきました。
人間も憎悪の対象が消えたので、わざわざ鬼の世界へ行く必要がありません。
それでも、万が一鬼が農園以外の人間を襲うことがないように、“道”を閉ざして分断しました。
これにより鬼達は農園の人肉しか食べられなくなりましたし、鬼よりも短命な人間達も記録を抹消してしまえば鬼の存在を誰も知らなくなります。
ですが、完全とは言い切れません。
GFなどの高級農園に支給される家具や発信機など、それを届ける人間がいるのです。
彼らの存在も極秘のものでしょうが、配達人がいる時点で、完全な文分断とは言えません。
【約束のネバーランド】人間世界に行けるエレベーターがあった!?
絵!エレベーター pic.twitter.com/aChgr7hDuJ
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) May 31, 2016
エマ達もハウスでの暮らしとソンジュの話から、2世界を行き来している人物がいると確信していました。
そして、ゴールディ・ポンド(GP)でエレベーターを発見します。
それはW.ミネルヴァことジェイムズ・ラートリーが食用児のために用意したものでした。
弟のピーターによって止められてしまいますが、エレベーターは他にもあるとジェイムズは語ります。
それは4つの高級農園に設置されており、「まず塞がれることはない」とジェイムズも断言しています。
人間の世界から必要な資材を搬入するためのもので、この4つに関しては止めたくても止められないからでしょう。
脱獄したエマ達が農園に戻るのはかなりの危険を伴います。
ですが、“道”が残っているとわかっただけでも、彼女たちにとっては大収穫です。
まとめ
鬼側の世界地図がどんな構造をしているのか、エレベーターはどんなふうに、どこに繋がっているのか、気になる部分はまだまだあります。
シェルターの中にあった地図は陸地がほとんどで、湖など大きな水場はあまりなかったように見えます。
もっとも、水辺は人(もとい鬼)が集まりやすい場所なので、あったとしても容易に近付けないでしょう。
ソンジュの“始まりの約束”の他に、ムジカがこぼした「“約束”は一つじゃない」も気になります。
世界を棲み分ける、二度と行き来はできない。
これら以外にも交わされた事柄がいくつかあって、その抜け穴をエマ達が突いて脱出するかもしれませんね。
- 鬼と人間の世界が分断された理由
- エレベーターが繋ぐ二つの世界
- “約束”の真実とその影響
- 鬼の世界の生態と環境
- 人間の記憶から消えた鬼の存在
- 高級農園に潜む秘密と危険
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