【キングダム】590話ネタバレ最新!飛信隊の覚悟と王翦の驚きの作戦! | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】590話ネタバレ最新!飛信隊の覚悟と王翦の驚きの作戦!

キングダム590話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 王翦は援軍を送らず静観した
  • 李牧は援軍不送で有利を狙う
  • 河了貂が仲間を見捨てる覚悟

鄴の食糧庫を燃やす事に成功した王翦軍の部下たち。

前回は、そんな事実を知らないまま、朱海平原十四日目の朝を迎えたところで終わりました。

さて、籠城をしている状況でありながら、一夜にして大半の食糧を失ってしまった鄴。

その作戦を知っていたかのような桓騎。

そして、それぞれの決意を胸に、決着をつけるべく勝利を誓った信と河了貂と羌瘣の3人。

ついに、秦右翼VS趙左翼の戦いに決着がつくのか!?

今回は、ついに明かされた王翦と李牧の思惑と、命懸けで戦う飛信隊を中心にお届けしていきます。

 

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キングダム590話!のネタバレ

それではキングダム590話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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王翦将軍の真意

秦右翼が戦う姿を丘の上から眺めながら、王翦の部下達は口々に話していました。

「もう右翼は戦い始めた」

「今、朝日が昇ったばかりだぞ」

「いや当然だ、兵糧が枯渇した今、一刻も無駄にはできぬ」

 

その中で田里弥だけは黙って、王翦の考えを推測していたのです。

理屈で考えるならば、一刻も早く援軍を送り決着をつけたいところ。

それなのに、王翦は秦右翼に援軍を送りません。

田里弥にとって、それが不思議でならなかったのです。

「いや、送れぬのだ

 正面にいる李牧の『重圧』のせいで」

そう心の中で結論を出すと、そんな考えなどお見通しなのか、王翦は田里弥に言いました。

「逆もまた然りだ」

その言葉に驚く田里弥。

 

確かに、李牧も尭雲以降援軍を送っていません。

そして、田里弥も全てを察したかのように、静かに答えました。

「・・・となると

 今〝鍵″を握っているのは、やはり右翼ということに」

「ああ」と、厳しい表情で王翦は返事をしました。

 

王翦将軍は、今の秦右翼では勝てないと見捨てたわけではなく、李牧の動きを見て援軍を送らなかっただけのようです。

そうなると、王賁が実の息子でないから助けない、という噂は嘘みたいですね。

 

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李牧の思惑

趙軍中央軍本陣。

李牧たちもまた、王翦たちと同じような会話をしていました。

その中の一人、金毛は王翦の思惑に気付いていました。

「王翦はこちらの中央軍が援軍を送り

 痩せ細れば、翼の結果を待たずに突撃してくるつもりだ

 自身が決して秦右翼に援軍を送らぬのは

 中央軍同士の戦力差が生じるのを待っているからだ」

 

金毛の考えとしては、趙軍中央軍が趙左翼に援軍を送れば、中央軍自体の兵数が減ります。

そうなれば、王翦軍の方が数は上になりますから、迷わず攻めてくるでしょう。

けれど、趙軍は援軍を送りませんでした。

そうなれば、王翦軍中央軍も李牧達に攻められないように、援軍を送るわけにはいきません。

どちらが先に動くか、互いに様子を見ていたわけです。

 

それを分かっているかのように、李牧は金毛に話し掛けました。

「お互い様ですよ

 私が尭雲以降、援軍を送らないから

 紛叫している秦右翼に王翦は援軍を送れません」

その考えに、金毛は感心して言いました。

「・・・つまり、李牧様は

 左翼に援軍を送らぬことで大きな援護をしていたと」

他の部下達も李牧の考えに感心しています。

 

李牧はさらに話を続けます。

「しかし、こうした王翦との見えない攻防も

 もうすぐ終わります」

もうすぐ決着がつくような発言に、アイネは反応しました。

「だったら

 我々が圧倒的に有利です!」

アイネがそこまで言うのは、秦右翼はすでに亜光、そして王賁まで討たれています。

そうなれば残るのは、飛信隊の信のみだからです。

李牧はアイネの言葉に笑みを浮かべ、力強く言い切りました。

「ええ、その通り・・・つまり

 勝つのは趙左翼!

 そしてその流れで、この朱海平原の戦いも勝利します!」

原泰久キングダム590話より引用

相変わらず自信たっぷりの李牧ですね。

確かに、秦右翼で残るのは信だけになってしまいました。

それでも飛信隊を中心に、士気は下がるどころか、最大限の力を発揮して戦っています。

李牧は、飛信隊の進化を見落としているような気がしますね。

 

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助けない覚悟

朱海平原では、飛信隊を中心に激しい戦いが繰り広げられていました。

河了貂もまた、軍師として必死に指示を出しています。

「田有隊、右攻して敵を殲滅させて!

 竜川のとこ、前進させて思いっきり」

ただ、側にいた仲間が「去亥に援けを送らないとやられてしまうぞっ」と言っても、河了貂は援軍を送ろうとしません。

それには、河了貂の覚悟がありました。

「本陣から援軍の指示は出さない

 今日は極端な攻め偏重で戦わないと勝てない・・・

 もう局面局面で各所、死線を越えてもらわないと勝てないんだ!!」

原泰久キングダム590話より引用

「そっ、そんな・・・」と、側にいた仲間は動揺を隠せません。

それでも一応、現場の二人だけには最低限の援軍の役割を頼んでしました。

騎馬目線で各隊の限界をよく知る渕副長と、歩兵目線で視野の広い松左です。

 

実は、戦いが始まる前に、この二人に河了貂はきつい役割を頼んでしました。

「現場の兵を二人の判断で動かして・・・

 助けるべきところだけ助けて

 助からないと思うところは

 最初から助けに行かないで

 言ってる意味・・・分かるよね?」

今まで飛信隊は、どんなに厳しくても仲間を見捨てるような事はしませんでした。

けれど今回だけは、勝つために仕方のない決断だったのです。

 

河了貂の想いは、その指示を黙って聞いていた渕副長も松左も十分理解していました。

渕副長が優しく河了貂に言いました。

「分かりました

 犠牲を最小にしながら・・・判断をします」

その言葉に「ゴメン、本当はオレの役目なのに、今日は・・・」と謝ろうとする河了貂に対して、松左も優しく言いました。

「何言ってる

 いつもお前が背負ってる苦しみだろーが

 今日くらい任せろ

 その分、今日は攻めに攻めて攻めまくれ」

二人はそう言って、河了貂の手を握ったのです。

 

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攻めに集中する飛信隊

河了貂の言う通り、十四日目の飛信隊の戦いは正に〝肉を切らせて骨を断つ″作戦でした。

隊としてはノーガードのような戦い方です。

肉を切らせても骨まで達しないギリギリのところを、渕副長と松左が守っていました。

 

一方で、攻めに関しては次々と趙左翼の隊を撃破していました。

飛藨、楚水騎兵団、崇原歩兵団が攻めだけに専念し〝雷″のような進撃を見せていたのです。

「後ろを振り返らず

 前だけを見て戦えと軍師に言われたっ

 後ろの方が気になるなら

 それを守るために前の敵を討てとなァ!」

仲間にそう呼び掛けた田有は、凄まじい勢いで敵をなぎ倒していきます。

そこへ「調子に乗るな、秦兵共ォ」と敵が攻めてきました。

しかし、その場にいた信が一瞬にして倒してしまいます。

「行くぞ、てめェら!!」

信の呼び掛けに、勢いを見せる飛信隊。

 

その姿を、少し離れた場所で玉鳳隊の番陽が息を呑んで見ていました。

玉鳳隊の隊員達も圧倒されています。

番陽もまた、危うい仲間を気づかわずに戦う姿に、そこまでしなければ勝てない戦いであると痛感していました。

 

そこへ現れた尭雲軍。

番陽を中心として、玉鳳隊も出陣の準備をします。

今の玉鳳隊は王賁もいなければ、関常もいません。

けれど、王賁のおかげで尭雲不在の軍を相手に戦うことができます。

だからこそ、敵が飛信隊に近づかないように、番陽は仲間に呼び掛けました。

「間違っても奴らが

飛信隊に近づくような事があってはならぬ!

良いな!!」

原泰久キングダム590話より引用

その言葉に後押しされ、隊員達も「オオ!」と返事をして走り出しました。

番陽は静かに、この責務は命にかえても全うすると、心の中で王賁に誓ったのです。

飛信隊の覚悟が、弱っていた番陽の心すら動かしたようですね!

 

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動じない趙峩龍

趙左翼の本陣では、趙峩龍が部下から次々と報告を受けていました。

「飛信隊が各所で我らが隊を撃破

 前線を大きく押し込んでいます」

「急報!安基様討ち死に!」

どうやら、あっさりと安基が死んだみたいです。

そんな報告を受けても、全く動じることなく趙峩龍は部下に言いました。

「うろたえるな

 その分、こちらの前線も

 向こう側をズタズタにしておるわ」

 

趙峩龍は戸惑う部下をなだめ、侵入してきている場所には、後方から兵を入れて厚くするように指示を出しました。

それも、隊長である信のところへ。

趙峩龍は、小隊ごとに戦術を使いこなせる部下の強さからか、余裕がありました。

「我が兵達を相手に守備を捨ておくのは致命的だぞ、飛信隊!

 ここから、顔を青くするのはお前達の方だ」

原泰久キングダム590話より引用

趙峩龍の自信通り、飛信隊では早速、尾平たちが窮地に追いやられていました。

やばいと思った時には、すでに敵に囲まれていたのです。

円を描くように囲まれ、槍を向けられる尾平たち。

もうダメだと目を閉じた瞬間!

 

再び目を開くと敵が倒され、輪の中心には松左の姿がありました。

あまりの恐怖に涙を流しながら、尾平は感謝しました。

「松左っ

 た、助かった、ありがとうっ」

その様子に、少し呆れたかのように松左が答えます。

「危機が早ェよ、バカ」

 

尾平は本当に運が良い男ですね。

松左が助けてくれなかったら、本当に命はなかったですよ!

 

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キングダムネタバレ590-591話のまとめ

今回は、危機的状況に追い込まれれば追い込まれるほど、真の強さを発揮する飛信隊と、まだ余裕がありそうな李牧と趙峩龍が対照的な回でした。

あきらかに、大将となった信を狙い撃ちしている趙左翼。

防御もせずに前へ突き進む飛信隊の今の状況では、さすがに強い信であったとしても心配になります。

このまま援軍もなく、飛信隊は前進することができるのか!?

次回も楽しみです!

この記事のまとめ
  • 王翦は援軍を送らない理由
  • 李牧の援軍戦略が明らかに
  • 河了貂が決断した覚悟
  • 飛信隊が攻撃に集中する理由
  • 趙峩龍が動じない理由とは
  • 信の強さが試される戦局
あいり
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