- ソンジュがラムダを圧倒する
- ムジカが敵を救う優しさ
- ノーマンの真意が衝撃的
前回、エマが「読めない文字」に告げられた代償に呆然とする中、場面はドン達のムジカ捜索の行方に。
一行はついにムジカの足跡を発見するも、ハヤト達による邪血殺害計画も着々と進んでいました!
ムジカと再会を果たし感激するドンとギルダ、ハヤトの導きでそれを包囲したジンとラムダの兵達。
しかし、邪血の始末を宣言したジンの背後には、一瞬にしてソンジュが迫り……!?
そして今回、ソンジュが圧倒的な力を見せつける中、ラムダの兵達に発作が起き、ハヤト達の計画は失敗。
ドンとギルダから事情を聞いたムジカとソンジュ、そして“昼と夜”から戻ったエマもレイと合流し、それぞれが鬼との戦争に動き始めているノーマンを阻止するため、王都を目指します!
ということで、邪血殺害計画の失敗と、ムジカやエマ達が王都に集結していく経緯に注目して、144話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』144話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』144話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ソンジュVSラムダ!?
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.6 ムジカ/ソンジュ】
鬼社会から離れて旅をする、人間を食べない鬼達。偶然出会ったGFハウスの脱獄者らを助け、彼らに世界の知識や狩りを教えた。この時間は、のちの鬼社会を一変させる契機に。王都襲撃の際にはエマたちに協力し、女王レグラヴァリマと対峙する。 pic.twitter.com/vx6IxS8YLW— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) July 27, 2020
時間は少し戻り、森の中を進むムジカとソンジュ。
ソンジュは尾行の気配を感じ取っていました。
2人は尾行を意識して3日前からわざと痕跡を残していたようです。
追手が迫っている恐れがある状況にも、全く慌てる様子がない2人。
「追手ならいつも通り」
その後に続いたソンジュの言葉はおそらく、今現在、ジンに刃を突きつけ放ったものと同じ。
「返り討ちにしてやる」
その言葉で場面は再び現在へ。
ソンジュは今退けば許してやる、とジンに降参を促します。
ジンの窮地に気を取られたハヤトも、拘束していたアイシェに逆に制圧されてしまいました。
そして直後、次々とフラつき倒れていくラムダの兵達。
ジンには何が起きたのか分かりません。
殺していない、眠ってもらっただけよとムジカ。
ただでさえ目にも止まらぬ速さでジンの背後をとったソンジュですが、その間にラムダの兵達にも槍の柄で一撃を入れていたようです!
瞬時に形勢は逆転、力を見せつけ再度退けと促すソンジュ。
しかしジンにとっても、この計画は全食用児の未来がかかったボスからの命令。
命を落としても退けないと、ソンジュの槍を掴み叫びます!
「立て!俺ごとでいいこいつらを殺せ!!」
アイシェが即座に、気をつけろ、ラムダのイレギュラーだと鬼語で警告します!
ジンの号令で樹上のソンジュを取り囲むラムダの兵達。
真っ先に飛びかかったその中の1人の攻撃は外れますが、木を砕く腕力にソンジュは感心します。
殺せというジンの再びの号令に対し、何だろうが構わないと、ソンジュもいよいよ臨戦態勢に入ります!
「ムジカに傷の一つでもつけてみろ お前ら全員肉団子にしてやる」
命を狙われるのに慣れているためかソンジュへの信頼か、ムジカは余裕の態度で邪血サイドに危機感はありません。
そんな気はしていましたが、早々に拘束を解いたアイシェも完全にムジカ達に味方しています。
何よりソンジュの圧倒的な力で、ラムダの兵達が束になってかかっても刺客達に勝ち目はなさそうです。
そしてこの後、刺客達はさらなる窮地に陥ることに!
ラムダの発作で計画失敗!
雄叫びをあげソンジュに襲いかかろうとするも、突然武器を落とし、胸や頭を押さえ苦しみ始めるラムダの兵達。
ついには次々と倒れ木から落下していきます!
ジンとハヤトは予想より早くラムダの発作が起きてしまったことを悟りました。
倒れた兵達にいち早く近寄るムジカ。
息をしていないその様子を見て、ドンやギルダに指示を出し、ソンジュが止めるのも聞かずに介抱を始めます。
急がなければ手遅れになる。
自分達を殺そうとした人間を救おうとするその姿に、驚愕し、顔を歪め、心を揺さぶられるハヤト。
俺達では倒せない、彼らに発作を止める薬を渡して降参しようとジンに叫びます。
この状況では、ジンも苦渋の決断で降参するしかありませんでした。
予想外に早いラムダの発作で邪血殺害計画は失敗。
敵味方関係なく苦しむ人を助けるムジカの優しさも際立つ場面でした。
勝てそうにない状況でもありましたが、ハヤトの苦渋の表情からは、それだけでなくムジカを殺せない、殺したくないという気持ちが伝わってきました。
ギルダ涙の懇願
発作が落ち着いたラムダの兵とハヤト達は、縛られソンジュが見張ることに。
アイシェはムジカと和やかに握手。
早々に打ち解けたようです。
そして、ムジカにこれまでの経緯を説明するドンとギルダ。
ノーマンとの再会、そのノーマンが鬼を絶滅させるため王都に進軍していること、エマとレイが“約束”の結び直しのため“七つの壁”に向け旅立ったこと……。
説明するうち、ノーマンがムジカ達を本当に殺す気だったことを、ギルダは改めて実感します。
実はアイシェが刺客ではなかったとギルダ達が安堵していた時、あのボスを甘く見ない方がいい、あんたらじゃないなら必ず他に刺客がいる、とアイシェは断言していました。
そしてその通り、ノーマンはハヤト達を暗躍させていた。
ムジカ達を味方にできるならしたい、鬼を絶滅させないエマの計画のためにも、王達を殺してしまえばムジカ達に頼るしかない、見つけ出して保護してほしい。
そんな言葉の全てが嘘、ノーマンはただただ鬼絶滅を目指し、エマを待つ気もなかった。
ノーマンを始めとするラムダの食用児達の、鬼への際限のない殺意。
それを思うと、ギルダの目からはいつの間にか大粒の涙がこぼれていました。
泣きながら謝り、訴えるギルダ。
2人を殺そうとしたノーマンの妹である自分が頼めた義理じゃない、と言いながらも、このままじゃ取り返しがつかない、と。
戦争が起きて鬼を虐殺する、エマが戻っても。
そんなの嫌だ、助けて、とギルダは涙ながらにムジカの手を握り懇願します。
「私はノーマンを止めたい お願いしますわたしたちを助けて下さい」
一度ノーマンは交渉の余地を残してくれていると安堵していただけに、今回改めて邪血捜索に利用されていたことやノーマンの鬼への強い殺意を知って、ギルダ達は相当ショックだったと思います。
それでも兄妹としてノーマンを止めたい。
思いが溢れたギルダの涙が切なすぎました!
“約束”を結びエマ帰還!
2047年11月7日、レイが“七つの壁”からアジトに戻されて3時間後。
ノーマン達は王都へ、ドン達はムジカを捜しに外へ、鬼絶滅計画は進行中、と簡潔に説明するレイ。
「それで?“約束”は結べたのか?」
そうレイが問いかけたのは、「読めない文字」の所から帰還したエマでした!
レイの問いに頷き、全員で誰も殺さず追われず人間界に行ける“約束”を結べた、とエマ。
本当に?
と聞く小さい家族達に、うん!
と笑顔で言います。
その言葉にみんな大盛り上がりです。
そして“ごほうび”について聞いたレイに、エマはそれも大丈夫だった、後で話すねと笑顔で言いました。
11月7日といえば、140話でティファリの3日前だと明かされていました。
エマ達はティファリより早く戻れたということになりますが、猶予は3日。
ノーマンが既に進軍していることからも時間は多くありません。
さらに相変わらず気になるのが“ごほうび”の内容。
前回呆然自失だったエマ、今回の明るさとのギャップで不安が増します。
王都に集結!!
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.3 レイ】
胎児の頃からの記憶を有する少年。いち早く農園の欺瞞に気づき、一矢報いるための準備をひとり進めていた。GFハウス脱獄後は、これまで諦めてきた"家族全員"が生き残れる方法を模索。エマとノーマンが対立した際は2人が後悔しない道を進めるよう助力する。 pic.twitter.com/Dq8KLechqa— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) July 6, 2020
“ごほうび”について、エマの明るさを意外そうにしながらも、後でたっぷり聞く、と話題を変えるレイ。
俺達も急いで今すぐ発つ、トーマとラニオンがヤベェもんを見つけた、と。
レイはノーマンが今回の作戦で、王達だけでなく王都の鬼全てを殺し尽くすつもりだと言います。
その言葉にエマの顔色が変わります。
一方その頃、ギルダに懇願されたムジカも、私達も王都へ向かいましょうと笑顔で答えていました。
ムジカ達はずっと王達に追われていたんじゃ、と慌てるギルダに、ムジカは言います。
「私も戦争を止めたい それに何より私達友達でしょ」
ムジカの思いにギルダは感極まって言葉も出ません。
ソンジュもここで王都も悪くねぇと言い、ムジカとソンジュ、ドン、ギルダ、アイシェ達は王都を目指すことに。
時を同じくしてエマとレイも王都に向け出発します!
先行するノーマンを追い、それぞれが王都に集結し始めたところで、144話の内容はここまでとなりました!
『約束のネバーランド』ネタバレ144-145話のまとめ
刺客を圧倒するソンジュ、ラムダの発作によるハヤト達の降伏、ギルダの涙の頼み、エマの帰還と王都への集結。
自分を殺そうとした敵すら助け、友達の頼みも危険を犯して果たそうとするムジカの優しさや懐の深さ、ギルダの涙ながらの切ない思いが印象的な144話でした!
次々と役者が王都に集結していき、盛り上がりを感じさせます!
トーマ達が見つけたヤベェもんは、ヴィンセントが準備していたもののことなんでしょうか。
王・貴族のみならず、王都中の鬼を殺し尽くすつもりだというノーマン。
タイムリミットであるティファリまで後3日、エマ達やムジカ達は間に合うのか?
決戦が近づく中、次の展開がますます気になります!
- ソンジュはラムダを圧倒した
- ムジカの優しさが際立つ
- ギルダが涙の懇願をする
- エマが新たな約束を結ぶ
- 王都への集結が始まる
- ノーマンの計画が明らかに
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