前回、シェルター襲撃直前にあったミネルヴァを名乗る電話の内容や、アンドリューの生存が明らかになった『約ネバ』。
怪しくはあるものの味方と思われる自称ミネルヴァ。
一方、狂気に支配されたアンドリュー。
そして今回、アンドリューの凶手が子どもたちを襲います!
ということで、アンドリューの残虐な襲撃と立ち向かうエマたちに注目して、111話の内容をお届けしていきます!
目次
『約束のネバーランド』111話!のネタバレ
それでは『約束のネバーランド』111話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
いなくなった仲間 不穏な銃声
意見が聞けてよかったとエマに感謝するオリバー。
そんな二人の所に駆け寄ってきたギルダが言います。
「大変!!ドミニクとアリシアがいない!!」
慌ただしくなる地下迷路内。
トイレとかじゃ、と言うナットにちげーよ!
と反対するラニオン。
荷物も武器もない、と言います。
他にいない子たちがいるかどうか確認する仲間たち。
「まさか…ユウゴとルーカスを探しに…外へ!?」
前回、率先して助けに行こうと主張していたジリアンが言います。
武装し、手分けしてドミニクたちを探すべく地上に出るレイやエマ、ジリアン、ドン、ザック、オリバーなどの面々。
森に出ると、パァンパァンという銃声が……!!
エマたちは急いで音の行方を追います!
異形のアンドリュー、襲来!!
銃声に近い位置にいた仲間二人が、エマたちより先にそちらに向かいます。
その先には立ちすくむドミニクの姿が。
無事か!
と言う仲間に、恐怖で顔を引きつらせながら叫ぶドミニク。
「逃げて!!来ちゃだめ!!」
一瞬遅く、仲間一人が頭部に被弾。
ドミニクも足を撃たれて倒れてしまいます!
そして後ろから現れる影……!!
それはアリシアを抱え、銃を持ったアンドリューでした……!!
「みつけたみつけたぞ食用児ィィィッ…」
爆発のため骨さえ見えるほど抉られた顔面。
全身から血を滴らせヒューヒューと呼吸を繰り返すその姿。
前回でも相当の状態だと思われたアンドリューですが、ここで明らかになった異形の全貌は想像以上でした。
鬼より生々しい姿はもちろん、そんなになってまでも執拗にエマたちを狩ろうとする執念が怖すぎます。
前回同様、所々鏡文字になった言葉が怖さを倍増させます!
アンドリューの形相に顔を引きつらせながらも思考するエマたち。
あれで生きているのか!?
あいつ一人か?
ユウゴとルーカスは?
「いつまで立っている跪けェ!!」
目を飛び出させながら叫ぶアンドリュー。
アリシアを人質に取られたエマたちは、やむをえず膝をつきます。
奇襲失敗!アンドリューの非道な踏みつけ
武器を手放し、跪いて手をあげるエマたち。
レイはまだ身を隠していたオリバーとザックに、時間を稼ぐからなんとかしてくれと目配せします。
身を隠したまま隙を衝くべく移動するオリバーとザック。
「ドミニクアリシア…!絶対助ける…助けるからね…!でもあの男尋常じゃない」
手をあげたまま思考し続けるエマ。
「なんとか隙を見つけて隙を衝いて――」
一方、殺処分だ、と繰り返すアンドリュー。
背後から近付くオリバーたちの気配を察知し、先に撃ってきます!
直撃はしなかったものの、銃を落とすザック。
アンドリュー、完全に頭に血が上って理性を失くしているようでありながら、戦闘能力は衰えていないようです……!
失敗に終わってしまったオリバーたちの奇襲。
激昂し、食用生物の分際でェ!!
とすさまじい勢いで叫ぶアンドリュー。
「跪けと言っているだろうがブタ共がァッ!!!」
足を撃たれて動けずにいたドミニクを踏みつけます。
ドミニクの悲鳴に、エマたちは武器を取り、アンドリューに銃口を向けます!
強烈な叫びと踏みつけ。
キレたアンドリューの残虐さ、非道さを感じるシーンでした。
ドミニクの悲鳴が痛々しいです……!
君には撃てない エマを知るアンドリューの嘲笑
「撃てるのか?エマいや君には撃てない」
なぜかエマを知っていたアンドリュー。
銃を構えたまま驚くエマに、フィルから訊いた、と告げます。
アンドリューは100話でグレイス=フィールドに出向き、フィルに接触していました。
エマのことを訊き出し、その後どうしたのか?
シェルター襲撃以降のアンドリューの残虐さからすると、フィルの安否がますます心配になってきますね。
フィルを心配して声をあげたドンの方を撃って制し、一方的に話し始めるアンドリュー。
「君たちは家族思いだ」
「そして“優しい”揃いも揃って愚かしいほどに」
そしてドミニクとアリシアと一緒に外に出た三人の最期を語ります。
人間である自分を撃つのをためらったために楽に殺せた、と。
「“同じ人間”“同じ痛み”“殺せば命は決して戻らない”色々と想像をしたのだろうなァ」
「全く笑えるほどに馬鹿ばかりだ」
嘲笑するアンドリュー。
死んでいった仲間の、人間を撃てなかった思い。
それが分かるからこその、エマたちの歪んだ苦しげな表情が印象的です。
106話でレイが考えていた、大半の仲間には人間は殺せないだろう、という懸念。
それが現実のものになってしまいました。
追い打ちをかけるようにアンドリューの言葉は続いていきます!
残酷な脅迫の末に……撃ったのは!?
ついでに、とアンドリューが続ける残酷な言葉。
それはユウゴとルーカスの死でした。
苦しみを通り越し、凍りつくエマたちの表情。
二人が互いを庇いあって負傷し、アンドリューを道連れにしようと自爆した最期。
「この通り私は生きている」
「ご苦労奴らは死に損だ!!」
その後も蜂の巣にサレても戦ったのに、などと二人を罵倒する暴言が続き、耐えられなくなったエマは銃口を向け直します!
対するアンドリューは、人間を殺すことをためらうエマの思いにつけ込み、残酷な脅迫をしてきます!
「撃てないよ」
「私は人間で且つ撃てば私はこのガキ共を殺す」
アリシアの頭に突きつけられた銃口。
エマの表情がさらに歪んだその後でした。
パァン、と響き渡る銃声……!!
それにしても今回、アンドリューは喋るごとに残虐さが増していく感じですね。
とくにユウゴとルーカスに対する暴言は、エマたちに与えた衝撃はすさまじいと思います。
そして最後の銃声、一体誰が誰に放ったものなのか、かなり気になるところで、111話の内容はここまでとなりました!
『約束のネバーランド』ネタバレ111話のまとめ
仲間を襲ったアンドリューの異形、満身創痍でも奇襲を見破る戦闘能力、食用児抹殺の執念を感じさせる暴挙と暴言。
とにかくアンドリューの残虐さ、恐ろしさが際立った111話でした!
状況を打開するには曲がりなりにも人間であるアンドリューを撃つしかなく、そうすれば仲間が撃たれてしまう。
そんな中響いた銃声は、果たして……!?
それが明らかになるだろう次回、ますます続きが気になる展開ですね!!

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