【ドクターストーン】116話ネタバレ最新!龍は二度蘇る!プラチナ触媒の秘密とオストワルト法で奇跡再び | 漫画コミック考察ブログ

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【ドクターストーン】116話ネタバレ最新!龍は二度蘇る!プラチナ触媒の秘密とオストワルト法で奇跡再び

ドクターストーン116話ネタバレ最新&感想&考察
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この記事を読むとわかること
  • 千空が復活液を完成させた
  • コハクが龍水の石像を破壊
  • 龍水が二度目の復活を果たす

「プラチナ、宝箱に眠る」

百物語の伝承の実際は砂金でした。

地殻1トン当たり0.001グラムしか存在しない、ウルトラレアなプラチナのはずですが、何故か次から次へと発見されていきます。

実はこれ、地球最後の宇宙飛行士の仕事として、白夜が希少金属を残すべく、何十年もの時間を要して川から集めていたのです。

折れない心。

血は繋がっていませんが似たもの親子として、白夜の何十年もの苦労を引き継いだ息子の千空。

条件は整いました。

プラチナを触媒とした復活液∞生産マシンの製造が始まります。

 

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Dr.STONE(ドクターストーン)116話のネタバレ

それではDr.STONE(ドクターストーン)第116話『Z=116 奇跡はこの掌で』の要点をまとめてみます。

のっけからの実験道具にドン引きかと思いますが、これはプラチナを触媒とした「オストワルト法」と呼ばれる硝酸の合成方法です。

レベル的には大学入試問題にも出題される高校化学です。

興味のある方は最後のオマケの章をご覧にください。

ストーリーは復活液こと硝酸をゲットしたことで、とある人物の復活から科学王国の反撃が始まりそうです。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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硝酸を手に入れた!!!

すごいのできちゃった、とばかりに復活液の∞生産装置を予告通りソッコーで完成させた千空。

アンモニアの燃焼から始まり、プラチナを触媒として、最後は二酸化窒素を温水が吸収して復活液の出来上がりです。

いかにも化学的な仕掛けに感心するゲン。

スイカはこれで石化像が解き放題だと大喜びです。

白夜が数十年かけて集めたプラチナはほんの少しだけですがこれで十分。

このピタゴラスイッチみたいな迷路のゴールに溜まるのが、あの奇跡の洞窟から採取された「硝酸」です。

しみじみ語るゲンは、かつて戦争までして奪い合った硝酸が、今間違いなく千空の掌で作られ始めたことを実感します。

「人類全員復活が確定した!!」

あとはこの始まりの島で石化光線との決戦に勝つだけです。

 

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イバラによる踏み絵

一方、ソユーズの内部からオオアラシが見つけた「あるもの」をしげしげと眺めるイバラ。

氷?違います。

ペルセウスの船内に作られた「透明な氷の部屋みたいな」ものを思い出します。

ヨクないね〜と言うイバラの表情は味方ですら恐怖を覚えます。

侵入者がいることに気づいたのです!

千空たちの作戦会議は続きます。

硝酸があるということで火薬は作れないかとゲンは提案しますが、手持ちのショボい道具と施設だけではやはり無理があります。

それよりも攻めを選ぶ千空。

硝酸が溜まり次第、仲間たちをガンガン復活させるつもりです。

 しかしペルセウスを観察する科学チームが見た光景は、宝島の戦士たちがバラバラになった乗員を海に投げ捨てる様子でした。

その中にはカセキの石像もありました。

慌てるスイカですがゲンは違う見方をしています。

船上で助けるのは警備が厳重で無理だから、潜って回収できるのではないかと考えます。

となると海の流れを読める人物として龍水の力が必要になりますが、イバラは服装から龍水をペルセウスの船長と睨み、石像のままオオアラシに根城まで運ばせました。

つまりイバラの考えている侵入者の炙り出し方はこうでした。

後宮に選抜された女性たちが、仲間でなければ龍水の石像を壊せるはず。

いわば“踏み絵”をさせるつもりなのです。

「何と酷いことを!!」

歯ぎしりするコハクですが、イバラたちにトッコー飛びかかりそうな勢いを我慢してと押さえるアマリリス。

壊されても組み立てれば復活できるはずだと、銀狼も必死になだめます。

そこに千空からのスパイミッションが告げられます。

しかし、その内容はゲンを驚かせるのに十分すぎるほどでした。

「ジーマーで、ドイヒーで、ゴイスーに、バイヤー」

 

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まずは龍水が復活!

さてコハクの番なりました。

オオアラシはお前が侵入者かと疑います。

しかしコハクは龍水の石像に対して膝蹴りを一閃。

今度は両手打ちでボコボコにしてしまいました。

急ぎ残骸を回収するアマリリス。

コハクは龍水の石像が変に壊されて修復できなくならないよう、敢えて自分の手で、しかもある程度組み立てしやすい形状にワザと全身を破壊していたのです。

その砕けたパーツを千空の元に運ぶのは、またもやネズミニ四駆。

目玉の破片に驚くスイカを他所に、バラバラ脱獄としてパーツを外に持ち出して組み立てる、ゲンに言わせれば発想が狂気のレベルの作戦でした。

組み立ての最後はスイカによるお手製の紙帽子。

そして龍水にかけられる復活液。

接合部分が光るのは同じですが、いつものように体を覆っていた石が割れたりはしません。

石化からまだ数日のため表面が風化をしていないからです。

今見ているものこそが、本当の石化解除現象です。

「はっはー!!」

聞き覚えのある、あの威勢の良い声です。

龍水が無事復活しました!

人類初の二回復活というトロフィーを得たと得意げな龍水は、作りかけの工具を見るや、“今欲しいのはカセキ”というのをすぐさま見抜きます。

頼もしい、王の帰還です。

 

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Dr.STONE(ドクターストーン)ネタバレ116-117話のまとめ

まずはイバラです。

ソユーズに残された未知の破片から、ガラスの部屋を思い付き、そこから侵入者がいると判断した推察力。

伊達に宰相をしている訳ではなさそうです。

そして石化したペルセウスの乗員を破壊して、海中に放棄する非情さ。

命令を受けて作業をしている部下たちもそうでしょうが、人殺しという感覚はないのでしょうね。

コハクが我慢の我慢で耐え抜いたおかげで龍水が無事復帰。

初の人類二回目復活だと言っていましたが、司に首を折られた千空も確か再度復活のような気がしますがそれは置いとくとしましょう。

次回は海の流れを読んだ龍水の活躍で、カセキを海中からサルベージする様子が描かれるでしょう。

海の中を長時間探索するとなれば、潜水艦?アクアラング?が必要になると思われます。

人気投票トップ3の三賢人の活躍に期待しましょう。

 

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オマケ:オストワルト法〜アンモニアから硝酸を作る〜

今回は最初に登場しました復活液∞生産についてです。

硝酸を工業的に生産する方法は、発見者の名前から「オストワルト法」と呼ばれます。

主に3工程。

1: 約800℃の高温でプラチナを触媒として、アンモニアNH3と酸素O2で一酸化窒素NOを作ります。

4HN3+5O2→4NO+6H2O

2:一酸化窒素が酸素と反応して二酸化窒素NO2をつくります。

2NO+O2→2NO2

3:最後に二酸化窒素を温水に吸収させると硝酸HNO3がゲットできます。

3NO2+H2O→2HNO3+NO

細かい課程は省略しますが、1~3の式をまとまると以下のようになります。

NH3+2O2→HNO3+H2O

という訳で、一酸化窒素や二酸化窒素を経由しながらアンモニアから硝酸を得ることができます。

ちなみに3の反応式に注目すると、NOがあることにお気づきでしょうか?

ここで副次的に生産された一酸化窒素は、もう一度2に戻り何度も繰り返して使用することが可能です。

「∞生産」と言われる所以でした。

この記事のまとめ
  • プラチナ触媒で硝酸合成成功
  • 千空が復活液を無限生産
  • 龍水が二度目の復活果たす
  • コハクが龍水を助ける作戦
  • イバラの冷酷な判断が発動
  • 次回は海中からカセキ救出
あいり
読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

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