エンデヴァーたちとの合流直前。
ステルス部隊を率いるスターアンドストライプが、死柄木と上空で遭遇しました。
SMASHの一択で攻撃を仕掛けるストライプ。
対する死柄木は自分が曖昧な存在であることを自覚しています。
オールマイトに心の師と仰ぐストライプの個性は、触れた対象に新たなルールを設定する「新秩序」です。
遂に死柄木を捕まえたストライプは、少しでも動いたら死ぬとルール設定。
しかしながら、死柄木はAFO(オール・フォー・ワン)と既に融合が進み、もはや別の人格になりつつあります。
AFOを拒否しながらも、憎しみの原点である自宅のことを思い出す死柄木。
その時、上空で爆発のような光が浮かび上がりました。
『僕のヒーローアカデミア』331話のネタバレ
それでは僕のヒーローアカデミア第331話『アメリカ』の要点をまとめてみました。
前回から続くストライプVS死柄木。
戦いを有利に進めながらも、得体の知れない死柄木に苦戦するストライプ。
勝利することは出来るのでしょうか。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
新秩序のルール
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雲をも吹き飛ばす爆発音。
ステルスから離れた格好のストライプは、髪の毛が伸びた死柄木を“よく分からん奴”だと警戒を解きません。
その死柄木は「新秩序」について分かりかけています。
最強の個性ではありますが、どうやらルールもありそうです。
元々ストライプの個性は国より堅く管理されており、公に活動するため概要はともかく、仔細は伏せられたままです。
ルールを付与できるという、個性を逸脱した児戯のような無体の力。
まずは肉体面についてです。
パワーアップはある程度可能ですが限度があるようです。
反面、弱体化には際限がありません。
喩えるならば、上限アリのバロメーターを自由に設定できるようなものです。
触れていないモノにまでルール付けすることは不可能。
それでいながら、レーザー、真空と設定は出来ました。
つまり生命以外のモノへの個性は相当の自由度を誇ります。
これこそが「新秩序」の真髄です。
自分に「新秩序」が発動しない理由は、ストライプが自分を“死柄木弔”と認識したためだと推測する死柄木。
自分の状態は、死柄木なのか、AFOなのか、それとも志村なのか認識は曖昧のまま。
自我の確立したモノについては、互いの認識の一致が必要だと死柄木は確信します。
さらには付与制限や個性の効果範囲など、無性に試してみたくてイライラするほど。
本当に自分はどうなってしまったのかと、死柄木は自問するのでした。
パワー・オブ・アメリカ
「新秩序」もレーザー攻撃も効果がない死柄木に対して、ストライプはアメリカのアグパー司令に連絡を取るよう指示をします。
独断専行だけでもマズいと反論するブロスに対して、ここで使えなくては何の為の特別執権だと語気を強めるストライプ。
死柄木はもはや世界の敵だと認識をした上で、日本では不可能なやり方で今殺すことを決断するのでした。
てなワケでと茶目っ気に話すストライプは、足場を長持ちさせてとブロスにお願いをします。
全くと半ば呆れながら、ストライプに命を預けた日を思い出すブロス。
世話の焼ける№1のお願いを聞いて、ブロスは死柄木をステルス機の甲板から振り払うようウェッジに命令をします。
そこはスターの足場だと背面飛行で機体から離された死柄木。
ここからが本番だと、自分よりも1000倍の大きさで固まるよう「大気」にルール付けするストライプ。
大技“フィスト・バンプ・トゥ・ジ・アース”が発動します。
見えない何かがくるとザワつく死柄木に対して、ストライプの1000倍パンチが炸裂!
死柄木にダメージの蓄積は無意味と考えるストライプは、早速次の攻撃に移ります。
結局のところ、死柄木の攻略法は木っ端微塵に砕くのみしかありません。
大気の両手で押しつぶしますが死柄木はやはり硬いです。
今度はレーザーを自分に集約させるストライプは、ここで「新秩序」を発動させます。
レーザーを1本に固めて太い槍を創り出します。
結束超高出力レーザー“ケラウノス”を死柄木に突き刺すのでした。
トドメの一撃
高出力レーザーの持続圧迫。
死柄木は焼き切れたのではとブロスは問いますが、これで倒せるならばエンデヴァーでも出来たはずとストライプは油断することはありません。
そこにアグパーから連絡が入りました。
今回ばかりは免許剥奪では済まないと忠告するアグパーですが、ストライプの注文にはきっちりと応えました。
日本にも連絡済で、一発サービスしたと話すアグパー。
もうすぐ到着すると聞いて、ストライプは素敵なことだと満足そうです。
ルールに縛られない身勝手なストライプですが、アメリカを照らしてきたのも事実。
今こそオールマイトを超える時だとエールを送ります。
アメリカからの届けものは「ティアマト」。
新型極超音速大陸間巡航ミサイルのティアマトです。
『僕のヒーローアカデミア』331-332話のネタバレのまとめ
成層圏の戦いが今までとはスケールが違い過ぎて、もはや笑うしかありません。
ストライプの1000倍パンチで雲には衝撃波がかかったり、波紋みたい広がったりと無茶苦茶なほどの豪快さに驚くばかり。
大気1000倍パンチに吹き飛ばされる死柄木が、まるで「ドラゴンボール」みたいな描写です。
これだけダメージを負いながら消滅しない死柄木。
よく見るとレーザーに焼かれながら再生しているようです。
ここで気になるのはストライプの強さについて。
“ケラノウス”とは古代ギリシア語で「雷」。
ゼウス神が使用する杖状の武器です。
あれだけの大技を放ちながらも、エンデヴァーの話を引き合いに出してきました。
またアグパーの最後のセリフから察するに、ストライプはまだオールマイトを超えていないということが分かります。
ということは、ストライプの強さはオールマイト、エンデヴァーより下という可能性が考えられます。
死柄木が予想したように、命あるモノに対して「新秩序」のルール付与に上限があるとすれば、ここまでがストライプの限界なのかもしれません。
もっとも、ストライプがそこまで自覚しているのは不明ですが、だからこそ死柄木を確実に仕留めるためミサイル発射を要請したと解釈できないでしょうか?
勝利のために徹底的に戦う。
ストライプの戦い方はアメリカの思想そのものです。
ブロスの回想シーンではタンクトップで髪を下ろすストライプ。
パイロットたちを“ブラザー”と呼ぶ様子に信頼感を垣間見ます。
ミサイルまで発射したことから、次回あたりで決着かもしれません。

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