ネイルガンのサポートアイテムを乱射しつつ暴れるダツゴクの徒党。
エンデヴァーはこれを仕留めるも、敵はもとより市民からも怒号と罵声が浴びせられます。
AFOや死柄木に関する有力情報はいまだ掴めず。
タルタロス出のスーパーヴィランの動きは何もありません。
一方、深夜にも拘わらず動きまくるデクの様子を心配するオールマイトでしたが、そこに非常時のBEEP音。
不意の攻撃です。
敵の矛先はデクにも向けられていました。
秘匿回線デバイスが背後からの射撃で破壊されたのです。
お前を連れて行くと謎のメッセージを受けて、AFOにつながる追っ手が来たと直感するデク。
デクを狙う女スナイパーは、大人しくすれば手足は残してやると強気の姿勢です。
目次
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』312話のネタバレ
それでは『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』第312話『刺客』の要点をまとめてみました。
悪事を懲らしめるも報われることのない孤独のヒーローたち。
そんな情勢が不利の中、ついにデクに魔の手が迫ります。
タルタロス出の強者との戦いが始まるのでした。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
屈強のスナイパー
ホークスは語ります。
デクの力ならば大丈夫だと言いつつ、懸念材料が一つあるそうです。
AFO(オール・フォー・ワン)と死柄木の体の状態は、まだOFA(ワン・フォー・オール)を奪える段階までには回復していません。
そして殻木関連の施設は全て洗い出したことから、OFAの因子の鮮度を保つ術は敵にありません。
そこでヴィランにとっては、デクの生け捕りがベストな方法になります。
しかし、大抵のダツゴクはそんな術は不可能。
ただ一人、タルタロス出の女性を除いては、と言葉を続けるホークス。
その人物とはホークスの公安時代の先輩に当たります。
勿論所在は捜索中ですが、もし彼女が仕掛けてきた場合は全力で逃げること。
そのようにホークスはデクにアドバイスを送るのでした。
事前情報で聞いていたダークブルーとピンクの弾丸を見て、彼女に間違いないと確信するデク。
刺客の名は、レディ・ナガン!
元公安直属ヒーローです。
逃げ場なし
初弾を放ちデクが動いたと確認するナガン。
右手は巨大なスイパーライフルに変形しています。
闇夜に放たれる一撃の閃光。
黒鞭を使いながら回避するデク。
デバイスが破壊されたため、オールマイトやホークスにも異常事態は伝わっているはずですが、相手がナガンだとは知らせることが出来ていません。
そのため、駆けつけられたところを狙い撃ちされる可能性があります。
判断に迷うデク。
ここはホークスの指示通り交代すべきかと思った矢先です。
デクには選択肢がもう無いと冷酷なナガン。
曲射がデクを直撃します。
あまりの威力に曲射レベルではないと吹き飛ばされるデク。
その様子を見ながら、AFOは目を付ける訳だと納得しながらナガンはすかさず第二射を放ちます。
最強遠距離系
スナイプ先生のインタビューを思い出すデク。
曰く、ナガンはイカレている。
彼女がいなければ自分が遠距離系日本一だったと語るスナイプの個性はホーミング。
距離600m以内の視認した標的に対して、威力は低いが投げたモノが100%命中します。
素敵だろうと自画自賛。
しかしナガンは3km先からやってのける技術を持っています。
商売あがったりだと嘆くスナイプ。
ナガンの秘訣。
それは好きな形に形成できる弾丸にありました。
二色の毛髪をエポキシパテのように練り上げることで硬化して弾になる。
そのバリエージョンは曲がる弾からホローポイントまで何でもござれと万能ぶりです。
まさにTHE・スナイパーライフル人間。
“個性”ライフルを持つナガンの右手には、遠距離系の誰もが嫉妬してしまうほどです。
反逆のヒーロー
連射は想定外でしたが、4thの危機回避もあり何とかこらえるデク。
今の二発でナガンの位置を把握しました。
奴は1km先に居る。
3kmの射程を持つナガンに対して、デクは連射を凌ぐより距離を詰める方を選択して接近を試みます。
二発も防がれたのは始めてだと呟くナガンは、オーバーホールを抱えながら移動します。
やはり捨て置くべきだったかと愚痴るナガンは、タルタロス襲撃の夜を振り返ります。
麗しきレディ・ナガンに会えて光栄だと大仰なAFO。
かつては敵として追っていた相手がナガンに頼みごとです。
その内容とは、単独行動を取る雄英高の少年の捕獲依頼。
捕まえて自分の前に連れてきた欲しいというのです。
彼、即ちデクと離れたところに実力者数名が張っていると予測するAFOは、分断を考え立ち回れば良いと助言をします。
何故ほかのダツゴクと違い、そんなことをする必要があるのかと申し出を一旦断るナガン。
ナガンに対して仲間のヒーロー殺しと語るAFO。
デクがいる限り、ナガンの宿願である「ヒーロー社会の破滅」は決して訪れないと言います。
偽りの希望に表情が変わるナガン。
オヤジと呟くオーバーホールも、悪しきヒーロー社会に押しつぶされた被害者。
憎きヒーローに止めを刺すべく同盟を結んだ両者。
AFOは手付金として、エアウォークの個性をナガンに与えます。
空中浮揚をするナガン。
任務を遂行すると言いながら、デクを迎え撃つつもりです。
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』312-313話のネタバレのまとめ
元公安出身の女性スナイパー。
腕のライフルが寺沢武一の『コブラ』を想起させます。
まるでサイコガン。
射程距離やその威力を見る限りスナイプの完全上位互換です。
それにしてもナガンさん。
かなりの太ましいお姿です。
いかにも現場叩き上げといった感じです。
モノクロで分かりにくいですが、ピンクとダークブルーの髪の毛はアニメ映えしそう。
出来ればナガンとホークスによる公安時代のエピソードも見たいところです。
現場にオバホを同行させてきた理由がイマイチ不明ですが、相変わらず壊れたままのようです。
タルタロスに収監されていた理由は、AFOのセリフにあるようにヒーロー殺しが罪状でしょうか?
公安出身でありながら凶悪犯罪者と曰く付きの様子ですが、そのナガンを上手くそそのかすAFOの巧みな言葉遣い。
結果的にはAFOの目論見に、まんまとナガンが引き込まれた気がします。
最後はエアウォ―ク。
超長距離砲の空中浮揚とこれまた厄介なスペックです。
『ワールドトリガー』で例えるならばグラスホッパーを備えたスナイパー。
敢えて接近戦を挑むデクとの空中戦が繰り広げられそうです。

⇒『ヒロアカ』314話!血に染まる平和!闇落ちしたナガンの過去・・
⇒『ヒロアカ』313話!3rdの個性は発頸!スナイパーを追いつめ・・
⇒『ヒロアカ』311話!ヴィランの刺客現る!ターゲットはデク!・・
⇒『ヒロアカ』310話!カツで勝つ!歴代OFAを継承したデク!!・・