【ダイの大冒険】キルバーンの正体が明らかに!?ピロロが本体だった伏線と驚きの武器とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【ダイの大冒険】キルバーンの正体が明らかに!?ピロロが本体だった伏線と驚きの武器とは?

ダイの大冒険 キルバーン暗殺のプロ
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この記事を読むとわかること
  • キルバーンの本体はピロロだった
  • 死神の笛で敵の感覚奪う
  • バーンが知るキルバーンの真実

世界席服を野望にする大魔王バーン。

魔軍司令を長にした大魔王6軍団の精鋭たち。

しかし魔王軍にはこの組織図にない唯一別格の男がいました。

そのキャラこそ「死神」の二つ名を持つキルバーンです。

一見すると我関せずの印象が強いキルバーンですが、その飄々さとは裏腹にある密命を帯びた秘めた底の見えない男でもありました。

 

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【ダイの大冒険】ハドラーすら知らなかった死神

外見を黒い衣服に覆い、アステカ王朝のような顔全体を隠す漆黒の不気味なマスク。

そしてトレードマークでもある大きな鎌。

まさに「死神」の名に相応しい外見です。

相棒は腹話術の人形ほどの大きさで、人を小馬鹿にしたような口調で語る、一つ目の使い魔「ピロロ」がいます

キルバーンの魔王軍での役割は裏切り者の処刑や粛清などの「暗殺」です。

いわば汚れ役で、ハドラーの度重なる失敗に即時死刑をバーンに唱える非情さ。

キルバーンの姿を見た時は死を意味するとクロコダインも言うほどでした。

 

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【ダイの大冒険】道化に隠された残酷な性格とは?

自分のことを「ボク」と呼び言葉遣いは丁寧です。

その性格は裏腹に、残虐、残酷、非道、冷酷、陰険、策謀、謀略などなど、悪い印象の熟語を総動員したような感じのキャラです。

実力がありながらも、相手を罠にハメて倒すことを極上の愉悦とする相当のサディスト

蜘蛛の巣でもがく昆虫のように罠に陥り狼狽する相手の表情を見ることを最高とし、死に際の人間の表情を「面白い」と言ってのけるほどです。

敵ながらハドラーには敬意を表したアバンをしても「非道で美徳のない敵」と酷評され、バーンにすらその残酷さは自分以上の「魔界一」とまで言われる始末。

もっとも当の本人は一向に気にするどころか、そう思われていることに快感すら覚えていたかもしれません。

 

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【ダイの大冒険】ポップを重要視していた観察眼

キルバーンのほかの特徴としては、冷徹な観察眼が挙げられます

バーンとミストバーンの前に突如として現れて、どちらが本物のバーン様だと聞く大胆さは傲慢な態度にも取れますが、ミストバーンが本物のバーンの肉体を宿していると察した上での敢えての発言でしょう。

同様な観察力は勇者一行に対しては、ダイよりもポップの方が怖いと、その成長度の高さに注目をしていました

弱い奴が成長した場合はムードーメーカーにもなると危惧しては、真っ先に殺しておきたい男だと評価もしていました。

 

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【ダイの大冒険】悪魔が来りて笛を吹く!「死神の笛」!!

キルバーンの武器は常に携えている大鎌、「死神の笛」が挙げられます。

タロットカードに見られるように死神に鎌と、これだけでも鉄板の組み合わせですが、「死神の笛」は他にも能力が備わっていました。

その能力とは鎌を振るうことで特殊な高周波を発し、気が付けば敵の五感が奪われてしまうという恐ろしいものです。

キルバーン曰く「暗殺には最適」とのこと。

その強度はオリハルコン製とも推測されますが、ダイのパプ二カのナイフで傷をつけられた時には超音波を発することが不可能になり、非常にデリケートな武器ということが分かります。

ちなみに、持ち手の部分は吹奏楽器のように加工されており、普通に楽器としても使用可能です。

 

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【ダイの大冒険】キルバーンの本当の主とは?

暗殺者として魔王軍に所属するキルバーン。

しかし彼の本来の主はバーンではなく、冥界の王である冥竜王ヴェルザーです。

そのため、所属というよりは、派遣、出向などの表現が正しいかもしれません。

キルバーンは表向きヴェルザーから友情の証として派遣されていますが、バーンを殺せという刺客の密命も帯びていました

一方で、バーンもそのことを十分承知しながらキルバーンを受け入れるなど、大魔王としての器の大きさを感じさせます。

なお、機械仕掛けのキルバーンに仕込まれていた黒のコアですが、本来の目的はバーン抹殺のために用意されていたものです。

「キルバーン」という名前に「キル=kill(殺せ)」というダブルネームの意味を含ませるなど、キャラ設定の妙を感じます。

 

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【ダイの大冒険】バーンパレスに設置された罠

バーンパレス(大魔宮)に大小様々なトラップを仕掛けたキルバーン。

ダイとハドラーの決着がついた瞬間に現れると「殺しの罠(キル・トラップ)」でトランプの中から“♢の9(ダイヤ・ナイン)”を発動させます

男同士の真剣勝負を汚すことも何とも思わないキルバーンの卑劣さ

“グランドクルス”でも破壊不可能の炎の檻がダイたちを包む中、それでもアバンの使徒かと叱咤の声をかけたのは、まさかのハドラーでした。

ハドラーとの共闘で一瞬のスキをついてポップが“メドローア”の呪文と“ルーラ”でダイを逃がすことには成功

残されたハドラーとポップはアバンの復活で窮地を脱出します。

犠牲者第1号のポップ君に乾杯と余裕のキルバーンでしたが、最後はアバンへの不意打ちをハドラーの一撃で阻止されるという結末に。

ハドラーとの決着、アバンの復活など中盤のクライマックスが目白押しの17巻は超おススメです。

 

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【ダイの大冒険】アバンとの亜空間での決闘

前の戦いでお気に入りの“笑いの仮面”を割られる屈辱を味わったキルバーンは、亜空間でのアバンとの再戦時に“怒りの仮面”を身に付けてリベンジに挑みます。

キルバーンは「死神の笛」ではなく武器を剣に持ち替え、判定人であるジャッジをつけた1対1の亜空間での決闘は、正々堂々と思わせながらやはりウラがありました。

予め仕込んでおいた透明の剣“ファントムレイザー”を発動させ、ジャッジによる自己犠牲呪文“メガンテ”と次々に罠を張りますが、アバンは魔法の砂で亜空間からの生還を果たすなど知略の攻防が続きます

灰になりながらも強敵(ライバル)を護ったハドラーの力添えもあり、“バーニングクリメイション”をくぐり抜けて、決着はお馴染みの“アバンストラッシュ”が炸裂

最後は自らのファントムレイザーで首を斬られるという呆気ないラストでしたが、これが最終回への伏線となっていきます…。

 

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【ダイの大冒険】最後に明かされた最大の謎

天空でバーンを倒したダイを迎え入れたポップたち。

これで大団円かと思いましたが、その輪にボクも祝福させてとアバン戦で刎ねられた首を抱えながら近寄るキルバーン。

首を斬られた生物が存在できるわけありませんが、それもそのはず。

ボクが本物のキルバーンだ

いつも肩に寄り添っていたピロロが本体だったのです。

今まで本体と思われていたキルバーンは、ピロロが操っていた単なる機械仕掛けの人形に過ぎませんでした。

前述したようにキルバーンの任務は隙あらばバーンの暗殺でしたが、バーンがダイに倒されたことで用意していた黒のコアで勇者一行を抹殺しようとプランを変更してきたのです。

バーンに協力するフリをしながらも冥竜王ヴェルザーのしたたかさ。

しかし、その後が残念過ぎました。

ピロロ単体での戦闘力があまりにも雑魚レベルで、アバンのフェザーとマァムの一撃にあっさり倒されてしまいました

最終回で余裕がないとはいえこの扱いよう。

隠れたままコアを起動させていれば計画は実行できたものの、ピロロ最大の謎は「弱いはずなのにどうして人前に出て秘密を暴露したのか」。

この一点に尽きるでしょう。

 

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まとめ

その風貌と残虐さで個性が際立つキルバーン。

しかし、こうして振り返ると作戦がことごとく失敗し、ラストは正体を明かしたために倒されるという、どちらかというとピエロのように道化を演じた印象です。

仮に魔界編があれば、生き残ったままダイと再戦する可能性もあったかもしれませんね。

この記事のまとめ
  • キルバーンの本体はピロロだった
  • キルバーンの武器は死神の笛
  • 残虐で冷酷な性格が特徴
  • 冥竜王ヴェルザーが真の主
  • バーンパレスに罠を仕掛けた
  • 最後に明かされた驚きの正体
あいり
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1件のコメント

はじめまして。 
キルバーンは、呪法と暗殺にかけては一流ですが、
肉弾戦は、魔法使いレベルかもしれませんね。。

それ以前に、フェザーで動きを封じられては、どうしようもないですw。
動きを封じられて無防備の状態で、閃火烈光拳をくらっては、ひとたまりもないでしょう。

一度アバンにフェザーを喰らってたのに、
それの対策をとらずにノコノコ現れたのが運の尽きですね。

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