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楚水はなぜ飛信隊の副長なのか?
結論から言うと、楚水はもともと郭備隊の副長でした。山陽の戦いで郭備を輪虎に暗殺され、部下700人ごと飛信隊へ移ったときから、副長として隊を支えています。
飛信隊は、信と同じ村の若者や百姓から始まった隊です。そこへ、正規軍の千人隊を回してきた大人が、自分の部下を連れて入ってきました。この記事では、楚水が元々どこにいたのか、いつから副長なのか、仇の輪虎を前にして何をしたのか、そして五千将になった今までを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 楚水は元々どこの隊にいたのか(郭備との関係)
- いつから飛信隊の副長なのか
- 輪虎との一騎打ちの最中、魏良を斬って返り討ちにあった場面
- 補給役から騎兵隊、五千将までの歩み
- 楚水は死亡したのか、声優と実写は誰か
- 外から来た大人が飛信隊にもたらしたもの(カイの読み)
楚水とは何者か
楚水は、飛信隊の副長です。生え抜きではなく、蒙驁軍の千人将・郭備の隊から移ってきた人物です。初登場は19巻201話「信の声」で、このときはまだ郭備の副長として出てきます。
| 項目 | 楚水 |
|---|---|
| 読み | そすい |
| 元々の所属 | 蒙驁軍・郭備隊の副長 |
| 初登場 | 19巻201話「信の声」 |
| 飛信隊に来たとき | 山陽の戦い。郭備の暗殺後、部下700人とともに転属 |
| 役職 | 副長兼千人将 → 五千将 |
| 生死 | 生存 |
| アニメの声 | 小松史法(第2シリーズ)/広瀬竜一(第3シリーズ以降) |
| 実写 | 『魂の決戦』までの5作に登場なし |
表の2つの太字が、楚水という人の出発点です。飛信隊が百人隊から千人隊に広がる瞬間に、正規軍の副長がまるごと部下を連れて入ってきた。楚水は、飛信隊が初めて迎えた「よその軍を知っている大人」でした。
楚水は元々どこにいたのか
楚水が仕えていた郭備は、蒙驁軍の千人将です。知勇を兼ねた良将として将来を期待されていました。実は下僕の出身で、子のいない郭家の養子になった人です。同じく下僕から成り上がろうとしている信に、郭備は親しみを持っていました。
山陽の戦いで、郭備は近利関攻めの手柄を立てます。軍議へ向かう途中に飛信隊と顔を合わせ、信を励ました直後、魏の輪虎に暗殺されました。輪虎は開戦前に、郭備を含む千人将8人と将軍の羅元を闇討ちし、蒙驁軍を混乱させていたのです。
残された郭備隊のうち700人が、急ごしらえの千人隊になった飛信隊へ回されました。郭備が生前に信のことを好意的に話していたので、兵たちはすんなり信の指揮を受け入れています。その先頭にいたのが、副長の楚水でした。
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楚水が飛信隊に来た理由は、昇進でも志願でもありません。
上官を殺されたからです。
楚水は、郭備が信にかけた期待ごと、飛信隊へ運んできた人だと思っています。
700人が文句を言わずに信の下に入ったのは、郭備の言葉を楚水たちが覚えていたからでしょう。
楚水はいつから副長なのか
楚水が飛信隊の副長になったのは、この山陽の戦いで転属してきたときからです。それまでの飛信隊の副長は、渕さんと羌瘣でした。そこへ千人隊の運用を知る楚水が加わり、隊の動かし方が一段変わっていきます。
山陽の戦いが終わり、飛信隊が正規の千人隊として認められると、楚水は隊の補給を任されました。兵糧や物資をどう回すかは、村の若者だけでは誰も分からない仕事です。河了貂が軍師として加わってからは、主力の騎兵隊を率いて前線でも戦うようになりました。
番吾の戦いで秦が敗れたあと、楚水は渕さんとともに五千将へ上がっています。812話の再編で飛信隊は信の本隊4万と羌瘣軍2万の6万になり、副長の二人が五千将としてその柱に立ちました。
輪虎を前にして、楚水が選んだこと
楚水が飛信隊に入ってすぐの目標は、郭備の仇・輪虎を討つことでした。その機会は山陽の戦いの終盤、信と輪虎の一騎打ちの場で来ます。
一騎打ちがもつれたとき、輪虎の副官だった魏の将軍・魏良が割って入ろうとしました。楚水はその魏良を一撃で斬り、信の一騎打ちを守ります。けれど顔を上げると、目の前に仇の輪虎がいました。楚水は思わず斬りかかり、輪虎の剣で返り討ちにあいます。
楚水は深い傷を負いながらも、一命を取り留めました。そして楚水に気を取られた一瞬の隙を、信は見逃しませんでした。信が輪虎を討つのは22巻231話です。
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魏良を斬ったところまでは、副長の仕事でした。
そのあと輪虎に斬りかかったのは、郭備の部下としての楚水です。
冷静な大人が、一度だけ私情で剣を振った場面だと思っています。
そしてその私情が、結果として信の勝ちを呼び込んでいる。楚水が飛信隊の一員になった瞬間は、ここだと読んでいます。
飛信隊に足りなかったもの
飛信隊は、信の村の仲間と、王騎が集めた百姓の百人隊から始まりました。絆は強く、無茶が効き、突破力があります。けれど百人から千人、数千人へ膨らむと、絆だけでは隊が回らなくなります。
命令の通し方、伍の組み方、他の軍との連携、兵糧の管理。戦の勝ち方ではなく、軍隊の回し方の部分です。信は将としての天分を持っていますが、この領域の経験は最初ゼロでした。河了貂も作戦は組めますが、まだ若い。楚水が補給を一任されたのは、この穴を埋められる人がほかにいなかったからです。
楚水は実力も経験もありながら、主役の位置を取りに行きません。信・羌瘣・河了貂が思い切り前に出られるのは、後ろで隊の形を保つ人がいるからです。
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渕さんも古参として隊を支えていますが、信たちと同じ地面から出発した人です。
楚水だけが、正規軍の常識を持ったまま入ってきました。
「よその軍ではこうする」を言える人がいたから、飛信隊は仲間の集まりから部隊になれた。
外の人間を受け入れて働かせられたこと自体が、この隊の強さだと読んでいます。
楚水は死亡したのか。声優と実写は
楚水は死亡していません。五千将として、いまも飛信隊の副長を務めています。
アニメでは、第2シリーズで小松史法さん、第3シリーズからは広瀬竜一さんが声を担当しています。実写映画は『魂の決戦』まで5作が公開されていますが、楚水は一度も登場していません。映画は山陽の戦いを飛ばして合従軍編へ進んでいるため、楚水が飛信隊に入る場面そのものが、まだ描かれていないのです。
楚水は史実の記録に名前の無い、作品オリジナルの人物です。史実の李信は楚攻めで大敗するので、その戦いで飛信隊の古参がどうなるかを気にする声もあります。
まとめ|楚水は郭備の部下700人を連れて副長になった
楚水は元郭備隊の副長で、山陽の戦いで郭備を輪虎に暗殺されたあと、部下700人とともに飛信隊へ移り、その時から副長を務めています。
押さえておきたい事実を並べます。
- 元々は蒙驁軍の千人将・郭備の副長。初登場は19巻201話
- 郭備が輪虎に暗殺され、郭備隊700人が飛信隊へ転属
- 輪虎との一騎打ちの最中に魏良を斬り、輪虎に返り討ちにあうも生存
- 補給を任され、河了貂の加入後は騎兵隊を率いた
- 番吾の敗戦後に渕さんと五千将へ。死亡はしていない
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楚水は、上官を失って居場所をなくした人でした。
その人が、下僕上がりの若者の隊を、いちばん長く支える側に回っています。
郭備が信に見たものを、楚水が代わりに見届けているように思えます。
飛信隊の本当の強さは、突破力より、こういう人が辞めずに残ることかもしれません。
楚水を頼れる副長の一人と見るか、飛信隊が部隊として成り立っている理由そのものと見るかで、黙って隊列を整えている場面の重さはずいぶん違って見えます。
——あなたは楚水を、頼れる副長の一人だと思いますか。それとも、飛信隊が組織として成り立っている理由そのものだと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
楚水は飛信隊の外から来た人なので、郭備との関係やいつ副長になったのかが分かりにくいところです。短く答えます。
Q. 楚水は元々どこの隊にいたのですか?
A. 蒙驁軍の千人将・郭備の隊で、副長を務めていました。郭備が山陽の戦いで輪虎に暗殺され、飛信隊へ移りました。
Q. 楚水はいつから飛信隊の副長ですか?
A. 山陽の戦いで、郭備隊の700人とともに飛信隊へ転属したときからです。それまでの副長は渕さんと羌瘣でした。
Q. 楚水は死亡しましたか?
A. 死亡していません。番吾の敗戦後に渕さんと五千将へ上がり、いまも飛信隊の副長です。
Q. 楚水は輪虎と戦ったのですか?
A. 信と輪虎の一騎打ちに割り込もうとした魏良を斬ったあと、輪虎に斬りかかって返り討ちにあいました。一命は取り留めています。
Q. 楚水の声優は誰ですか?
A. アニメ第2シリーズは小松史法さん、第3シリーズからは広瀬竜一さんです。
Q. 楚水は実写映画に出ていますか?
A. 出ていません。映画は『魂の決戦』まで5作ありますが、楚水が加わる山陽の戦いは描かれていません。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月26日


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