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亀山航とは何者か
結論から言うと、亀山航はジュニアユースから上がってきた昇格組の1年生MFで、背番号は35です。入団直後の紅白戦で、冨樫のゴールをお膳立てしました。
「亀山って誰だっけ」と思った人も多いはずです。アシトと同じ年にエスペリオンユースへ入った13人の中でも、亀山は出番の少ない一人でした。この記事では、昇格組としての立ち位置、紅白戦のアシスト、Bチームでの姿、そしてAチームに上がった橘を祝った場面までを順に見ていきます。
この記事でわかること
- 亀山航の立ち位置と背番号
- 入団直後の紅白戦で見せたアシスト
- 口数の少ない昇格組の中での亀山
- Bチームで夜練を支えた姿と、橘への祝福
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | かめやま・わたる |
| ポジション・背番号 | MF・35番 |
| 学年 | 1年生。アシトの同期 |
| 入り方 | ジュニアユースからの昇格組 |
| 所属 | Bチーム |
| 見た目 | やや小柄でがっしり。染めたような短髪で、輪郭の大きな糸目 |
誕生日や身長といった細かいプロフィールは、作中にも公式サイトにも出てきません。分かっているのは、ポジションと背番号、そして昇格組の一人だということまでです。
昇格組の1人として
亀山は、本木遊馬や黒田と同じく、エスペリオンのジュニアユースから上がってきた選手です。ジュニアユースからユースへは、全員が上がれるわけではありません。朝利が口にしていたように、上がれなかった同期もいました。亀山は、その競争を勝ち残った一人です。
名前が分かるのは、ユースの入団式の場面からでした。このときは同じ昇格組の島と並んでいます。アシトが感じたとおり、この年の昇格組は大人しい顔ぶれが多く、遊馬や黒田を除けば身内で固まっている印象でした。亀山も、自分からセレクション組に話しかけることはありません。
休みの日に実家へ帰る場面では、道でアシトとすれ違っても、島や朝利たちと一緒にいたまま声をかけずに帰っていきます。冨樫と昇格組が揉めたときには、苛立った表情を見せていました。外から来た選手とのあいだに、まだ壁があったころの姿です。
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昇格組は、アシトたち外から来た選手にとって最初の壁でした。
亀山は、その壁の「一枚」として描かれています。
名前のある一人がそっけなくすれ違うことで、壁が顔を持つ。
顔の見えない集団ではなく、1人ずつに事情のある同期として昇格組を置いた、その最初の一人だと読んでいます。
紅白戦で冨樫に通したアシスト
亀山がいちばん目立ったのは、入団式の直後に1年生だけで行われた紅白戦です。
個人戦術がまだ分からないアシトを外すように、紅組は途中からパスのスピードを上げます。亀山も当然それについていきました。ゴール前で遊馬の指示を読み取ると、左から黒田へパスを出そうとします。
ところが遊馬は、冨樫が後ろから上がってきていることに気づき、出し先を急に冨樫へ切り替えるよう指示しました。亀山はその指示にすぐ応えて冨樫へ通し、冨樫がゴールを決めます。とっさの切り替えについていける判断の速さは、昇格組の選手らしいものでした。
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この場面で目立つのは、指示を出した遊馬と、決めた冨樫です。
それでも、急な指示に迷わず応えた亀山がいなければ、ゴールは生まれていません。
昇格組の「当たり前にうまい」を見せるために、亀山のパスが使われたと思っています。
アシトがまだ持っていないものを、名もない一人が普通にやっている。その差を読者に見せる一本でした。
Bチームで夜練を支えた
1年生の最初のころは、先発もまだ固まっていませんでした。ただ、時間がたつにつれて亀山はサブに回り、ベンチに入れない試合も出てきます。同じ昇格組の島や増子と同じように、出番は少しずつ減っていきました。
それでも亀山は腐りません。アシトたちの夜練に加わって、みんなを支える側に回りました。武蔵野戦の前、橘が特訓を持ちかけたときにも、控えの自分でも手伝わせてほしいと言って付き合っています。
その後、義経ら主力の4人が日本代表で抜けたとき、Bチームからは1年生の朝利・竹島・橘の3人がAチームに上がりました。亀山はその中に入れませんでした。それでも亀山は、都リーグで活躍していた橘に冗談を言いながら、昇格を祝っています。
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昇格の知らせで祝う側に回った亀山は、ユースの残酷さをいちばん静かに見せています。
同じ夜練をしてきた仲間のうち、上がる者と残る者が分かれる。
残る側が笑って送り出す場面を、主役ではない亀山に任せたところに、この作品の優しさがあると思っています。
ユースに残る選手の行き先
亀山のように出番の少ない選手が、この先どうなるのかも気になるところです。
ユースはプロを育てる場所なので、部活動とは違い、内申書や推薦にはつながりません。トップに上がれる見込みがない選手には、夏のクラブユース選手権の前後に直接伝えられます。そのため、早めに見切りをつけて進路を考えるのは珍しいことではありません。
作中でも、アシトの先輩たちの行き先が描かれています。2つ上の世代では、藤宮が理学療法士を目指し、斉藤と中川は推薦をもらえずに一般入試で大学を目指しました。一色は海外挑戦のプロジェクトに参加して、アルメニアのクラブに入っています。2年生では、ジュニアユースから所属していた平がリーグ戦の途中で退団し、父と同じ警察の道を目指して受験勉強に切り替えました。
まとめ|亀山航をどう読むか
亀山航は、ジュニアユースから上がってきた昇格組の1年生MFで、背番号は35です。
- ジュニアユースからユースに上がる競争を勝ち残った一人
- 入団直後の紅白戦で、遊馬の指示に応えて冨樫のゴールをお膳立て
- 口数は少なく、はじめはセレクション組と距離があった
- Bチームで出番が減っても腐らず、夜練を支えた
- Aチームに上がった橘を、冗談を言いながら祝った
僕はこう読む
亀山は、物語の真ん中にはほとんど出てきません。
それでも、紅白戦のパスと、橘を送り出した一言で、昇格組がただの壁ではなかったことが分かります。
主役の裏で、ユースの日常を支える側の選手として置かれていると読んでいます。
亀山を、出番の少ない控えと見るか、昇格組の当たり前のうまさと仲間思いを背負った選手と見るかで、Bチームの見え方は変わってきます。
——あなたは亀山のいちばんの場面を、紅白戦のアシストだと思いますか。それとも橘の昇格を祝った場面だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
背番号35の亀山は、同じ昇格組の島や増子と混ざりやすい選手です。亀山の側の問いをまとめておきます。
Q. 亀山航の読み方は何ですか
A. かめやま・わたるです。エスペリオンユースのBチームにいる1年生です。
Q. 亀山の背番号とポジションは何ですか
A. 背番号は35で、ポジションはMFです。
Q. 亀山はセレクションで入ったのですか
A. いいえ、ジュニアユースからの昇格組です。
Q. 亀山はAチームに上がりましたか
A. 義経ら4人が日本代表で抜けたときに上がったのは朝利・竹島・橘の3人で、亀山は選ばれていません。
出番の少ない1年生たちです。正GKの秋山円心、同期の増子、GKの明神へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月1日


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