【アオアシ】作者の小林有吾は休載が多い?その理由と知られざる情熱! | 漫画コミック考察ブログ

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【アオアシ】作者の小林有吾は休載が多い?その理由と知られざる情熱!

アオアシ 郷土愛する作者の真実
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この記事を読むとわかること
  • 小林有吾は愛媛FCのスポンサー
  • アシトの目の表現にこだわり
  • 休載の理由は取材の多さだ

人気作品というものは、必然的に長期連載となる傾向があります。

しかし作者も人間です。

長い間には体調不良になることもあるでしょう。

それでも掲載するのが週刊連載の宿命でもあります。

 

過酷な環境でもクオリティの高い作品を提供する『アオアシ』の作者とはどんな人物なのでしょうか?

ここでは、作者の紹介をはじめ、作品に込められた思い、周囲を取り巻く環境などを考察していきたいと思います。

 

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【アオアシ】作者の人物像を紹介!

『アオアシ』の作者は、小林 有吾(こばやし ゆうご)さんです。

愛媛県松山市に在住する、地元愛の非常に強い先生です。

生年月日は非公表ですが『アオアシ』連載開始の2015年1月時点で35歳。

逆算すると1980~81年生まれのようです。

 

一度は就職したものの漫画への思いが強く、退職をした経歴の持ち主でもあります。

2010年に「月刊少年マガジン」で『水の森』などを発表の後、「週刊ビックコミックスピリッツ」で『アオアシ』を連載開始。

コミックスは27巻(2022年2月28日時点)が発行されるなど、熱いサッカー漫画として好評を博しています。

現在アメブロで“1846”というオフィシャルブログを公開中です。

趣味は将棋。

自画像はサメがチーフです。

小林有吾さんのプロフィールページ (ameba.jp)

『GIANT KILLING』(以下『ジャイキリ』)の作者:ツジモト氏とのオンライン対談の際には、ご尊顔はアシトのアイコンで隠されて分からずじまいでした。

なお、対談の様子は、2020年11月21日発売のスピリッツ52号にも掲載されています。

オンライン特別対談 ツジトモ(GIANT KILLING)×小林有吾(アオアシ) | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館 (bigcomicbros.net)

 

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【アオアシ】作者はどんな思いで『アオアシ』を描いている?

小林先生が一番描きたいものは、プロを目指すアシトの気持ちです。

そこには、先生自身がプロの漫画家を目指した当時の気持ちが反映されています。

特にキャラを描く時に力を入れているのが“目”の表現。

目標に向かって一直線に邁進する人間とは、傍からは狂気とも見える時があります。

それを素敵だと小林先生は言います。

 

連載前には『ジャイキリ』を読破して“カメラ”の視点に感心をしたそうです。

フィールド全体を見渡す景色は、アシトの俯瞰を表現するのに適した方法ですね。

しかし、いざ連載が始まると単行本2巻の序盤ごろまでは悩みがあったようです。

どうも理屈に走るきらいがあり、リアリティの限界を感じたとのこと。

そこで人間ドラマを描きたいという原点に立ち戻りました。

アシトたちの内面について、自分ならではの手法で表現するようになったのです。

 

読者からの共感を得ることに成功してからは、後の人気は言わずもがな。

もちろん、サッカー漫画としてサッカーの楽しさを伝えることは忘れません。

 

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【アオアシ】郷土愛に溢れる作者

『アオアシ』のスピンオフ作品である『ブラザーフット』

アシトの兄である瞬が、J2アスレティカクラブ愛媛(以下AC愛媛)のユース入団までの経緯を描いた物語です。

 

AC愛媛のモデルは、もちろん地元の愛媛FCです。

実は小林先生は愛媛FCを愛する長年のサポーターにして、クラブのスポンサーでもあります。

選手の練習着にプリントされた『アオアシ』のロゴをはじめ、スタジアムまでの道案内の看板、そしてバックスタンドにはビックバナーを寄贈。

2022年3月には松山市を中心に走るラッピングバスと八面六臂の貢献ぶりです。

強くもない。

人気もない。

と、ないない尽くしの万年下位のAC愛媛。

現実の愛媛FCとのシンクロぶりは、まさにライフゼロ状態の弱小チームです。

今日も負けたと落胆するサポーター。

その後ろ姿に頭を下げるチームスタッフとボランティアの人々。

それでも応援せずにはいられない。

応援するサポーターにとっては、もはや生活の一部なのです。

『ブラザーフット』は、小林先生の思いをギュッと絞り込んだ、果汁100%のような珠玉の作品だったりします。

 

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【アオアシ】休載が多い原因は?体調不良?

さて、2022年時点の小林先生は『アオアシ』をはじめ、前述した『ブラザーフット』、そして「月刊少年マガジン」で『フェルマーの料理』と、計3本の連載を抱えています。

しかしながら、実際のところは『アオアシ』のみ執筆という状況にあります。

残る2作品は不定期連載というスタイルです。

『ブラザーフット』がキリの良かったのか全5話で一旦終了。

『フェルマーの料理』では、連載時の1話(後編)から「次回は来春掲載予定」などと早々と告知がされるほどでした。

肝心の『アオアシ』も休載が入る時があったりします。

休載の主な理由としては、やはり取材に拠るところが多いと思われます。

先生のブログを拝見すると、エスペリオンのクラブハウスのほか、お好み焼き屋さん、バス停に至るまで、細かなシーンの元ネタの写真が出てくる出てくる。

これを週1ペースにまとめて連載しろというのは、やはり無理な相談かもしれません。

 

また、気になる点は協力者の変更でしょうか?

単行本ベースでは1~17巻まで“取材・原案協力”でクレジットされていた上野直彦氏から、18巻以降は“監修”がスポーツライターの飯塚健司氏に変更されています。

クレジットから“取材”という文字が消えているため、その辺りの仕事量が増加したのかもと、勝手に想像したりします。

ともあれ『アオアシ』の休載に関しては、事前に予告されるため編集部とは折込済みのようです。

 

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【アオアシ】休載に対するファンの反応は!?

さて、そのような経緯で休載が多い『アオアシ』ですが、熱心なファンはどう受け止めているのでしょうか?

奇しくもここ1~2年の漫画界では、多くのレジェンドの訃報が相次ぎました。

『ドカベン』シリーズの水島新司先生、『ゴルゴ13』のさいとうたかを先生。

『ベルセルク』の三浦健太郎先生は54歳での鬼籍ですよ。

手塚治虫先生の尋常ならざる仕事量のイメージが強いせいでしょうか。

今も昔も漫画家といえば、締切に迫られるハードな職業です。

特に週刊誌はそのスケジュールはタイトなはずです。

 

一方、読み手の方といえば、描き手に対する実情や理解が進んできたのでしょう。

80年代に江口寿史氏が原稿を落とした時は、それは物凄い批難轟々でした。

しかし、『HUNTER×HUNTER』冨樫義博氏のレベルまでくると話は別物です。

「まぁ、仕方ないか」

そう考える風潮が醸し出されてきました。

 

また、昨今はSNSなどで作者自身が近況を発信する機会が増えてきました。

病気やケガの報告がアップされると、無理はしないで、休んでくださいとファンからの暖かいフォローが起きるようになります。

確かに休載は残念なことです。

しかし待っていれば再開はする。

休載に関しても、割と大らかな気持ちで待つ雰囲気が主流のようです。

 

こと『アオアシ』に関しては、2021年のJリーグでコラボ「グローイングアッププロジェクト」が始動するなど、日本サッカーを盛り上げる役割を担うことにもなりました。

Jリーグの村井満チェアマンをして“バイブル”と言わしめる作品なので、休載が多い=打ち切りというパターンはあり得ないでしょう。

 

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【アオアシ】今後の連載やコラボを大胆予想する!

まずは本編のストーリーです。

リーグ戦を優勝で飾ったエスペリオンユース。

次なるステージはトップチームとの合流です。

J1最強のエスペリオンは、トップの選手ともなれば国内外の選手が目白押し。

それらの選手を目の前にしたアシトは、緊張ではなく各国のユニホーム姿を想像して興奮します。

これは世界進出を視野に入れた伏線かもしれません。

次に作品としての妄想というか希望です。

 

小林先生が敬愛してやまない『ジャイキリ』とのコラボ作品を見たいものです。

エスペリオンと達海監督が率いるETUによる東京ダービーマッチ。

どうでしょうか?

 

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まとめ

『アオアシ』や『ブラザーフット』に見られる小林先生は、サッカーを日常の一部として描くシーンが多いです。

この辺りの絶妙な空気感は、地元チームを応援してきたご自身の経験があってこそ。

 

だからこそ、今後の連載における懸念材料は愛媛FCのJ3降格でしょうかね。

先生のテンションが落ちないことを祈るばかりです。

この記事のまとめ
  • 小林有吾は地元愛が強い
  • 休載の理由は取材の多さ
  • アシトの気持ちを大切に描く
  • サッカー漫画として人気を博す
  • 休載に対するファンの理解
  • 今後のストーリー展開に期待
あいり
読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒作者・小林有吾の驚きの経歴!地元愛媛とサッカー経験が生んだ・・

⇒作者「小林有吾」の秘密!?サッカー経験や作品誕生の驚きのキ・・

⇒サッカー漫画として面白いのか?他のサッカー漫画と比べてどう・・

⇒幅広い層から人気急上昇中!明石家さんまや秋山竜次も推薦する・・

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