- レウウィスは最強の鬼である
- レウウィスの肩にパルウゥスがいる
- エマはレウウィスに狙われる
ゴールディ・ポンド(GP)で狩りを楽しむ鬼の1体、レウウィス大公。
子供達がもっとも恐れる鬼で、オジサンやルーカスも仲間を皆殺しにされた仇敵です。
猟場(かりにわ)を取り戻す上でも最難関と言えるこの鬼はどういった人物なのか、少し詳しく見ていきましょう。
目次
【約束のネバーランド】上級貴族の鬼!レウウィス大公とは?
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.9 レウウィス大公】
GP(ゴールディ・ポンド)で秘密の狩猟に参加する王族の鬼。「約束」が結ばれる以前から生きており、かつてのような人間と鬼の命懸けの戦いを望む。GPで反撃を始めた食用児達との激戦の末、敗北。#約ネバ #約ネバ展 pic.twitter.com/MVTEPQZ5Fp— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) August 17, 2020
レウウィス大公について、あまり多くは語られていません。
猟場を所有しているバイヨンとは“約束”以前からの仲で、5体の鬼の中でも桁違いの強さを誇っていることしかわかりません。
どこかに手がかりがないかと単行本を読み返し、「大公」ってどういう意味だろうと思って辞書を引っ張り出してみました。
大公:(ヨーロッパで)小さな国家の君主(と一族の男子)の称号。
(三省堂国語辞典第七版より)
とあります。
嘘だと思うならググってみてください。
私もググりました。
これが事実なら、バイヨンよりも高い地位にいる鬼の可能性があります。
地位的にも身体能力的にも、現時点で最強の鬼かもしれません。
【約束のネバーランド】レウウィスの特徴は?
外見的な特徴を挙げると、全体が黒い服に覆われ、帽子をかぶっているところが他の鬼と違うところでしょうか。
手は白いので足にもなにか履いているようですが、素足に近いようにも見えます。
マントを留めている胸元の紐もちょっと気になります。
縛っているのか、そういう形のブローチなのか判断はつきませんが。
全身タイツ型のノウス・ノウマに比べると気品を感じられますね。
帽子をかぶっているのはちょっと珍しいです。
何かを象徴するアイテムなのか、それともただのファッションなのでしょうか。
そういえば丸腰なのも特徴の一つですね。
他の4体は槍やナイフを持っているのに対し、レウウィスだけは身一つで人間に挑んでいます。
もっとも昔は槍を使っていたようなので、猟場で武器を持つのは不利だと感じて方針転換したのかもしれませんね。
【約束のネバーランド】レウウィスの肩に乗っている生き物は何?
レウウィスといつも一緒に行動している(というかほとんど肩に乗っている)猿のような生き物は、パルウゥスという名前のようです。
本編には名前が載っておらず(10巻まで確認済み)、10巻のおまけページに詳細が載っています。
レウウィスの言動に合わせて同じような動きをする、鬼側のマスコットキャラクターのような立ち位置です。
大きな一つ目と可愛らしい王冠が特徴で、レウウィスの瞬間移動並の速度でも動じません。
水は苦手なようで、村の水道管が壊された際には逃げ出していましたが、主人のレウウィスが感電した時にはわたわたと手を振って気遣っていました。
【約束のネバーランド】バイヨンとレウウィスの違いは?
バイヨンは猟場の所有者であり、レウウィスはあくまでも“狩り”に参加する客です。
そのため、2体が猟場に持っている感情は少し違います。
バイヨンは元々持っていた庭で定期的に“狩りもどき”をしていました。
GPを持ってからも、狩りの欲求と猟場の維持に努めていました。
しかしレウウィスは、“約束”を経てなお本気の殺し合いを望んでいました。
1000年前から戦場で命の削り合いをしてきた彼は、そのギリギリの感覚を麻薬のように楽しんでいました。
逃げ惑う子供達を狩っても面白くないと独白していましたし、だからこそルーカス達グローリー=ベル(GB)やエマの参入にかつてない興奮を覚えたのでしょう。
【約束のネバーランド】レウウィスは農園の管理者ではない?
バイヨンとレウウィスは旧知の仲ですが、立場はちょっと違うようです。
“約束”が交わされてからおよそ200年後の時に、レウウィスは他人事のようにバイヨンのことを呟きます。
まるでレウウィスは農園の出資や管理をしていないようにも聞こえます。
本人が直接出していないだけで、彼の家が出資や管理を請け負っている可能性はなくもありません。
もしもそうではないのだとしたら、一体どんな特権階級なのか、ちょっと覗いてみたい気もします。
【約束のネバーランド】最強と呼ばれるレウウィスの標的になったエマは生き残る事が出来るのか!?
さて、何度も書いている通り、レウウィスが望むのは命がけの狩りです。
一方的になぶり殺す“狩りもどき”では満足できない彼は、バイヨンが捕らえたエマに着目します。
ルーチェに目を付けられたテオ達を助けるために、彼女は自分の身を顧みずに飛び込み、ルーチェの目に向けて斧を投げました。
その行動力と運動神経、そして自分達鬼の弱点を知っていると感づいたレウウィスは、待望の獲物に胸を躍らせます。
「殺す気でかかってくる」ように仕向けるため、テオの兄姉を殺すのも厭いません。
すべては本気で殺し合うため。
彼の望み通り敵意と殺意を持ったエマですが、彼女は感情に任せて行動しませんでした。
時間稼ぎの最後までレウウィスとの対話を試み、冷静に状況を対処します。
ですが、レウウィスはエマが思っていた以上にこの決戦を楽しみ、純粋な力量でも彼女を上回っていました。
【約束のネバーランド】遂にレウウィスの仮面が割れる!?
時々現れてレウウィスさんの写真を送ってくれる方😂😂 https://t.co/G0HUW9AQVT
— 出水ぽすか(ポ~ン)🦉🎃🦈 (@DemizuPosuka) April 7, 2022
反乱メンバー10人のうち6人が負傷し、動けるのはエマ、ナイジェル、ペペ、ヴァイオレットの4人だけです。
しかもペペは右腕を負傷していて万全ではありませんし、ヴァイオレットもノウスの暴走で手間取ってしまいました。
約束の10分が終わった時点で、駆けつけられたのはナイジェルとペペのみ。
しかも仮面を割る特殊弾はナイジェルが持っている1発だけです。
計画が崩れた子供達ですが、思わぬ助っ人も参入しました。
1日かけてバイヨンの部下を撒き、GPへ忍び込んだオジサンとレイです。
2人ともヴァイオレットから状況を聞いただけですが、土地勘のあるオジサンが専用銃と特殊弾を受け取り、ノウス撃破後に村へ駆けつけたのです。
ナイジェルの狙撃を防ぎ、「次弾(つぎ)はない」と慢心を覗かせたレウウィスに向けて、オジサンがその“次弾”を撃ち込みました。
まとめ
これでレウウィスの仮面は破壊されましたが、本番はここからですよね。
あくまでも仮面を壊しただけですから。
ルーカスの時のように、自分からフェアな立場に降りていかないでここまで追い詰められたのですから、レウウィスもものすごく嬉しいでしょうね。
こっちとしては嬉しくないというか、ここまで来たら「コイツ心折れる時ってあるのかな?」と考えてしまいます。
エマが最初に放った一斉射撃も、驚きこそすれ挫けているように見えませんでしたし。
予想外のことも全部歓びに変わっちゃうくらい感覚が麻痺しているのでしょうね。
読者の立場からは、どうかこれ以上の犠牲が出ないで斃せますように、と祈るしかありません。
……まあ、こいつを無傷で斃せれば他の4体も苦労しませんけどね。
- レウウィスは最強の鬼かもしれない
- 大公の称号は意外な意味
- レウウィスの肩には猿のような生き物
- エマはレウウィスの標的になった
- バイヨンとレウウィスの立場の違い
- レウウィスの仮面が遂に割れた
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