- アダムはラムダ7214出身の巨体児です
- アダムが呟く22194はノーマンの番号です
- アダムの動きが希望か絶望を示唆する
ゴールディ・ポンド(GP)に“納品”された子供達の中でも、アダムは特に異質な存在です。
彼はなぜGPに来たのでしょうか。
その目的はなんなのでしょうか。
今回はそんな彼にスポットを当てていきます。
目次
【約束のネバーランド】アダムとはどんな人物?子供?どうして大きいの?
約束のネバーランドのアダム君すき pic.twitter.com/PUl4Y4fDcn
— せ き く ん (@sk_hyt) June 18, 2018
アダムは新たに建設された農園“ラムダ7214”から来ました。
言語をあまり解せない彼は、GPの村に設置されている風車の中にいます。
そして内側からドアを開閉する門番の役割を与えられています。
図体はとても大きく、体格で言えば子供とは言いがたいです。
しかし知能はや顔立ちは発育途中の子供のようで、とてもちぐはぐしています。
それは他の“ラムダ7214”で飼育されている食用児たちも同様です。
頭が異様に大きかったり、老婆のようなシワが刻まれていたり。
質より量の“量産農園”とも、量より質の“高級農園”とも違います。
ノーマンの言葉を借りるなら、「一体何を創り育てている」のか、見当がつきません。
【約束のネバーランド】アダムはなぜゴールディ・ポンドの秘密の猟場にいる?
【発売記念📚ART BOOKを楽しみ尽くそう🌟その4】
キャラクターのカラーリングは
ART BOOKでわかる‼️彩り鮮やかに描かれた
GP (ゴールディ・ポンド)の子供達や、
鬼達に使われた色彩については
本誌派、コミックス派の人も必見です!ぜひ他のページも見てみてね♪#約ネバ pic.twitter.com/besQpvIekF
— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) November 8, 2020
アダムに関する一番の謎は、なぜGPにいるのか、です。
“ラムダ7214”にいた頃は、巨大な保育部屋の中にいて、しかもそばには鬼もいます。
見た目は屈強なアダムですが、箱の中に閉じ込められているような状況では脱獄はまず不可能です。
いえ、仮に外部からの手引きがあったとしても、彼1人だけで猟場に辿り着けるのか疑問です。
GPは沼の底にあり、その侵入経路も限られています。
GPの存在を知り、アダムをそこへ導く手腕を持つ“誰か”がいたと考えるのが妥当でしょう。
ですが、ここで新たな疑問が浮かびます。
アダムを導いた“誰か”は、なぜ彼をGPへ向かわせたのでしょうか。
彼の言動を見る限り、知能はあまり高くなく、できることも少ないです。
それでもここにいるのは、猟場に関する重要な役目を持っているからでしょうか。
【約束のネバーランド】アダムが繰り返す“22194”が示す意味とは?
【約束のネバーランド ノーマン】
#ThePromisedNeverland pic.twitter.com/plE5c5k8Ok
— Daily Norman ノーマン🌙🤍 (@DNorman22194) July 15, 2023
アダムが繰り返し呟いている“22194”は、ノーマンの首に刻印された認識番号(マイナンバー)です。
彼はノーマンが“ラムダ7214”に連れてこられてから、マジックミラー越しに彼を見ていました。
その時に彼の首に刻まれた番号を覚えたのでしょう。
ただ、それが何度も見て覚えたのか、一度見て覚えたのかは定かではありません。
もしも一度見て覚えたのであれば、相当な記憶力と理解力があると考えられます。
また、エマの首に刻まれた認識番号を見て反応を示しているようにも描写されています。
もしそうならば、アダムはエマ達GF出身者を待っていたのでしょうか。
そして、何か伝えたいことがあるのでしょうか。
【約束のネバーランド】アダムとノーマンの関係性は!?その伏線は?
ノーマン誕生#約束のネバーランド pic.twitter.com/HjdAhLypaT
— 出水ぽすか(ポ~ン)??? (@DemizuPosuka) March 21, 2021
アダムとノーマンの接点は、既刊10巻の時点でまだありません。
アダムがマジックミラー越しに、一方的にノーマンの存在を認知しているにすぎません。
一方のノーマンは、“ラムダ7214”に連れてこられた時点で、自分を利用した実験が行われていると気付いています。
“実験”の詳細はまだ明かされていませんが、この“実験”にアダムが無関係だと言いきれません。
どこかで2人が接触した可能性は残っています。
【約束のネバーランド】アダムは鬼の配下なのか?
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.8 GPの食用児】
貴族鬼達の秘密の猟場であるGP(ゴールディ・ポンド)に生きたまま連れて来られた食用児達。ルーカスに師事し、鬼の弱点や戦い方などを教わり、戯れに人狩りをする貴族鬼の殲滅計画を実行する。#約ネバ #約ネバ展 pic.twitter.com/aHaxO04XwG— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) August 11, 2020
「そんなのありえない!」と言い切れません。
この物語の舞台は西暦2046年。
これを書いている2018年からさらに28年が経った世界です。
今よりも医学が進歩していてもおかしくありません。
それこそ、“人間側の世界”でタブーとされている人体実験が“ラムダ7214”で行われていても不思議ではありません。
特定の物事に反応するよう、あらかじめ脳に細工をする。
あるいは、そうなるように薬物を投与する。
ノーマンに関する事柄を事前にインプットされ、その状態でわざとGPに送られたのだとしたら、農園関係者にエマの現在地、そしてGPの状況がすべて伝わってしまいます。
第87話(第10巻)では、門番をしていたはずのアダムが忽然と姿を消しています。
風車の中から動かなかった彼が動き出しました。
それがエマやレイ、そしてノーマンにもたらすのは希望でしょうか。
あるいはさらなる絶望でしょうか。
続刊を待つほかありません。
まとめ
【注意事項】
※締切:12/13(日)
※当選のご連絡はDMにて差し上げます
※発送は日本国内に限ります#約束のネバーランド #約ネバ#映画約ネバ #12月18日脱獄開始 pic.twitter.com/fkidBxWm5s— 『約束のネバーランド』公式 (@yakuneba_staff) December 11, 2020
ゴールディ・ポンド(GP)の子供達の中でも特に異質な存在であるアダム。
彼が来た経緯、そして出身農園を他の子供達は知りません。
屈強な体を持ちながら言葉を持たないアダムは、「22194」とノーマンの認識番号をくり返すだけです。
彼が唯一覚えていて、なおかつ言語化できるであろうその数字は、ノーマンとアダムが同じ農園にいたことを示しています。
今のところ、2人に直接の接点はないように見えます。
ですが、今後明らかになるであろうアダムの脱獄(あるいは出荷)経緯にノーマンが関わっていたのだとしたら、ノーマンはアダムに何を託したのでしょうか。
そして猟場の決戦の最中に姿を消してしまった彼は、どこに行ったのでしょうか。
アダムの胸に刻印されている紋章ですが、これ、単行本第7巻のカバー下に書かれているんです。
まだGPへ向かう前から“ラムダ7214”の存在は示唆されていました。
そこからやって来たと思しきアダムは、今後の物語の鍵を握る存在だと思います。
猟場の決戦が終わった時、もしまだGPに残っていてエマ達と会えたなら、彼は何を伝えるのか。
ノーマンの認識番号である“22194”か、それとも別の何かでしょうか。
今後が楽しみです。
- アダムはラムダ7214出身です
- アダムはノーマンを知っています
- アダムの呟く22194の意味
- アダムの役割は重要です
- アダムとノーマンの関係は不明
- アダムは猟場に導かれた理由
⇒ラムダ7214でノーマンが生き延びた!?人体実験の闇と脱獄・・
⇒約束のネバーランド75話!アダムが呟くノーマンの番号!? ・・
⇒ノーマンは生きていた!?出荷後の衝撃の真実が明らかに!・・
⇒ノーマン死亡?それとも生きてる?ラムダで明かされる真実とは・・
⇒農園の始まりは1000年前?量産農園に隠された驚愕の真実と・・