- ムジカは人を食べず生き残る
- 女王レグラヴァリマの欲望が悲劇
- 大僧正復活で鬼社会が変革へ
本作の敵でありながら、人間と同じように文化や社会を持って生活をしている鬼たち。
今回はそんな鬼について詳しく解説していきます。
目次
【約束のネバーランド】そもそも鬼とは?
鬼とは、はるか昔から人間と同じ世界に存在していた種族で、人間を食べることで進化をしてきました。
食べたものの遺伝子を取り込んで姿を変えていくため、姿かたちは多種多様です。
共通する特徴としては、指が6本あり、顔の中央に目があります。
再生能力が高く、普通の攻撃ではなかなか死にません。
目が弱点で、目を攻撃されると、再生することなく絶命します。
【約束のネバーランド】鬼は人を食べないと退化する?
鬼には野良鬼と呼ばれる知能を持たない鬼と、知性鬼と呼ばれる知能を持ち言葉を話す鬼が存在します。
知性鬼は人間を食べることによってその知能を維持しており、一定期間人間を食べなければ退化し、知性を失って野良鬼になってしまいます。
【約束のネバーランド】欲望に溺れた女王レグラヴァリマ
【#約ネバ展 CHARACTER FILE No.12 レグラヴァリマ】
鬼の世界を統べる女王。高い戦闘力を持ち、欲深く傲慢で、富や地位、美食など全てのものを手に入れるために手段を選ばない。農園設立以来の最上物であるノーマンを自分のものにするために試験農園に送った。#約ネバ pic.twitter.com/8lXRphXGbK— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) September 7, 2020
階級社会の鬼社会で王として君臨し、貴族たちを従えているレグラヴァリマ。
誰よりも強く、誰よりも美しく、誰よりも高みに君臨する―
それが欲深いレグラヴァリマの望みでした。
自らの欲望のために、父親や兄弟までも糧として食し、現在の地位を手にしました。
ノーマンの存在を知って興味を持ち、自らが食すためにノーマンをラムダに出荷するように指示を出しました。
しかしノーマンの策略に負け、ノーマンを食すという願いを叶えることなく絶命しました。
【約束のネバーランド】部下に裏切られたギーラン
700年前、貴族だったギーランは、民の飢えを解消するために貴族の食料を民へ分け与えることを提案します。
しかし、自分たちのことしか考えない他の貴族から、猛反発を受けます。
そして信頼していた部下・ドッザにも裏切られ、あらぬ疑いをかけられ、一族ごと野良落ちの刑に処され、知性鬼の社会から追放されました。
それから700年を経て、ギーランはノーマンの策に乗って、自分を嵌めたドッザや貴族に復讐を果たしました。
【約束のネバーランド】邪血の生き残り ムジカ
700年前、飢餓の村に現れた救世主・邪血の少女。
彼女は人を食べなくても姿と知能を保てる超特異個体で、彼女の血をひと口飲むだけでその鬼は彼女と同じ体質になれました。
しかし食糧を供給する貴族たちにとって、邪血の少女は目障りだったため、排除されたという過去がありました。
ムジカはそんな邪血の少女の生き残りです。
そのため、一度も人を食べたことがありませんが、知性を保っています。
【約束のネバーランド】女王の弟 ソンジュ
ソンジュはムジカと行動を共にしている鬼です。
宗教上の理由で、鬼でありながら人間を食べることをしません。
女王との闘いの中で、女王の弟であることが判明しました。
しかし邪血を排除しようとする女王の動きと対立する形で、ムジカと共に700年間逃げ続けてきたため、女王とはほぼ絶縁状態です。
【約束のネバーランド】大僧正様と四賢者の存在
“約束”が結ばれるずっと前、鬼たちは寺院を信仰していました。
中でも大僧正様と四賢者は、民のために尽くす、偉大なる存在でした。
そして“約束”が結ばれた後も、大僧正様と四賢者は民の安寧を祈り続け、現在まで1000年の間眠りについていました。
王や貴族が全滅した今、鬼社会を統治できるのは大僧正様と四賢者しかいない、とソンジュは考え、邪血の力を使って大僧正様と四賢者を蘇らせました。
【約束のネバーランド】ムジカとソンジュを処刑!?
大僧正様と四賢者を復活させて王にしようとしていたムジカとソンジュでしたが、政権を狙うピーターの策略によって、国家転覆罪で捕えられてしまいます。
また、ムジカ達が血を分け与えて助けた民衆も、同じく投獄されてしまいます。
700年前に邪血の少女たちが排除された時と同じことが街では起こっていました。
果たして歴史は繰り返されてしまうのでしょうか。
今後の展開に目が離せません。
【約束のネバーランド】鬼世界は邪血が主流になる?
【#約ネバ展 KEYWORD No.3 邪血とは】
摂取することで鬼の形質保持が永続的に続く血。「邪血の少女」と呼ばれるムジカがルーツで、血を与えられた者も邪血の力を得る。王族・貴族たちは、民衆を支配するためその特性を隠し独占していた。後に鬼社会と食用児を救う鍵となる。 #約ネバ #約ネバ展 #ムジカ pic.twitter.com/1Bj4yMZgKB— 約束のネバーランド展【公式】 (@yakuneba_ten) October 5, 2020
現在鬼社会では、ピーター・ラートリーとムジカ達が支持する大僧正様とで実質の政権争いが起きている状態です。
ピーターが政権を握れば、これまで通り食用児を農園で管理し、選ばれた鬼が人間を食べるというシステムが続くでしょう。
ムジカ達が支持する大僧正様が王として民を統治すれば、全ての鬼が飢えに苦しむことのないよう、邪血を分け与えるのではないかと思います。
今後の鬼社会の行く末はまだわかりませんが、個人的には邪血が主流となり、鬼が人間を食べなくてすむ社会になればいいなと思います。
まとめ
人間を食べることで知能を保ち、人間と同じように社会を形成している鬼たち。
階級社会で、一部の鬼たちだけが人間を食し、人間を食べることのできない鬼は野良鬼として彷徨っているのが現実です。
ムジカやソンジュには、鬼社会の希望として、新しい鬼社会を切り開いていって欲しいです。
- 鬼は人を食べないと退化する
- ムジカは邪血の生き残り
- 女王レグラヴァリマの欲望
- ギーランの復讐劇が展開
- 大僧正の復活が鍵を握る
- 鬼社会の未来に注目が必要
⇒鬼社会を変えうる血を持つムジカ!人間を食べずとも知性を保て・・
⇒鬼の頂点は人間の写し鏡!?驚きの鬼社会とその真実とは?・・
⇒あの方と交わした約束!約束は上書きできる!?約束の代償とな・・
⇒ギーラン卿の悲劇!700年の復讐劇が明かす衝撃の真実とは?・・