『週刊少年マガジン』の人気漫画「炎炎ノ消防隊」の主人公は、17歳の若き新人消防官シンラ・クサカベ。
人々を守る「ヒーロー」を目指し正義を胸に抱く反面、その過去や能力から「悪魔」と揶揄されている影のある主人公です。
果たしてヒーローなのか悪魔なのか…その正体が物語の鍵を握る!?
今回はシンラ・クサカベというキャラクターのプロフィールや能力などをたっぷりまとめてみました!
目次
【炎炎ノ消防隊】シンラのプロフィールは?
- 森羅・日下部(CV.梶原岳人)
- 第8特殊消防隊所属の二等消防官
- 10月29日生まれ
- 17歳
- 身長173cm
黒髪短髪で三白眼、ギザギザの歯が特徴です。
訓練校を経て第8特殊消防隊に入隊しました。
【炎炎ノ消防隊】シンラの性格は?
ヒーロー願望の強い前向きな性格。
ヒーローという英雄像に憧れを抱いているため、訓練学校時代からの同期であるアーサー・ボイルとは騎士とヒーローを巡り度々衝突しています。
基本的には明るい人物ですが、緊張するとどんな緊迫した場面でもぎこちない笑顔を浮かべてしまうクセがあり、そのせいで「悪魔」と呼ばれ気味悪がられてきました。
その不気味な笑顔も笑い飛ばす桜備のもと、第8特殊消防隊でヒーローを目指し邁進しています。
【炎炎ノ消防隊】シンラの家族構成は?
シンラの家族について確認出来るのは母親と弟のショウ。
しかしシンラは12年前、まだ5歳だった時に自宅の火事によってその大事な2人の家族を失ってしまいました。
帰る場所を失ったシンラにとって今はもう第8特殊消防隊の皆が家族です。
現時点で父親の話は出てきていませんので、すでに亡くなっているかあるいは今後重要なキーパーソンとして登場するかもしれませんね。
【炎炎ノ消防隊】シンラの過去…第8特殊消防隊に入隊した理由は?
シンラが特殊消防隊に入隊したのは「ヒーローになる」ため。
ヒーローへの憧れは幼少期から抱いており、その頃からシンラは母と弟を守るヒーローになろうとしていました。
家族を守るヒーローが人々を守るヒーローになるべく特殊消防隊に入隊した理由は、前述した凄惨な過去にあります。
12年前の火事と鬼の存在
5歳にして目の前で愛する母と幼い弟を失ってしまったシンラの心の傷は計り知れません。
その上、その時のショックで緊張すると顔が笑ってしまうクセができてしまったことと、足から発炎する能力が宿ったことで、シンラは周囲から出火原因と疑われ「悪魔」と呼ばれ迫害を受けてしまいます。
それでもシンラが炎への恐怖や憎悪に負けず強い覚悟で特殊消防官になったのは、火事の際に、室内に自分たち以外の第三者=角の生えた焔ビトを目撃していたからでした。
シンラはその真犯人を探し、自らに着せられた汚名を晴らすため、そして自分たちのような犠牲者を増やさないために特殊消防隊に入隊したのでした。
真実とその先へ
特殊消防隊に入隊したシンラが辿り着いた真相は、ショウが生きていたこと、ショウのアドラバーストが出火原因だったこと、そして角の生えた焔ビトの正体が母親だったことでした。
自分の認識と目的が覆され戸惑うシンラでしたが、無事に生きていたショウを伝道者一派から取り戻すことや、焔ビトとしてまだ生きている可能性がある母親を人として元に戻せるかなど新たに見えた目的とともに、その裏で蠢く伝道者という存在と世界のさらなる真実へと立ち向かっていきます。
【炎炎ノ消防隊】シンラの能力は?
シンラは第三世代能力者で、その能力は足からの発炎。
12年前の火事の際にショウのアドラバーストの影響で能力に目覚めたようです。
足から炎を発するというシンプルな能力ではありますが、その炎を噴射や爆発を用いた多彩な攻撃や推進力による空中移動など幅広く活かしています。
能力を使った際に地面に焼け焦げた足跡が「悪魔の足跡」と呼ばれたりもします。
【炎炎ノ消防隊】シンラの強さは?
シンラの攻撃の主体は足からの発炎による能力を活かした蹴り技。
「ヒーローはキックで戦うもの」というヒーローへの拘りからこのようなスタイルになったようです。
高い機動力から繰り出されるキックはそれだけでも充分な威力を誇りますが、紅丸の元で修業したことで手の型を変えて炎の出方を操作できるようになり、高速移動を可能とした「虎ひしぎ(ラピッド)」や超火力の「悪魔の型(コルナ)」などより多彩な攻撃をもって強者に挑めるようになりました。
その上、特殊な炎「アドラバースト」の使い手としての可能性や再び紅丸との修行で習得した「火事場の馬鹿力」などシンラの強さはまだまだ進化の途中です。
【炎炎ノ消防隊】女性隊員たちとの関係は?
恋仲になりそうな女性がいるのかも主人公に関して気になるところですので、シンラに近しい女性キャラをまとめてみました。
マキ・オゼ
第8特殊消防隊の先輩。
マキは美人で魅力的な女性ではありますが、体術に関して勝つことができないゴリラサイクロプスのため、シンラにとっては越えるべきひとつの壁であり頼りになる先輩といった印象ではないでしょうか。
マキ自体もシンラよりは火縄との描写が多いため可能性は低いでしょう。
タマキ・コタツ
特殊消防隊における同期で現在第8で活躍する仲間。
タマキは元々第1特殊消防隊の烈火星宮に憧れを抱いていましたが、敵と判明した烈火との戦いにおいてシンラに救われたことをきっかけにシンラに好意を抱くようになりました。
とはいえ烈火への想いと比べると“恋や憧れ”といった感情はあまり見受けられないので、タマキのシンラに対する感情は恋心と言うよりは「自分にとってのヒーロー」という印象に近い気がします。
シンラの方もラッキースケベられには慣れてきたようですし、2人の関係は恋仲というより軽口の言い合える気楽な仲間といった感じでしょう。
シスター・アイリス
第8所属のシスター。
可愛い容姿と温厚な性格でシンラたちを見守る天使であり、シンラとの初対面がお姫様抱っこというヒロイン性の高い人物。
加えてポイントとなりそうなのが、アイリスに似た一柱目の存在。
今のところ一柱目とアイリスの関連性は描かれていませんが、アイリスの育った孤児院の実態を考えれば今後一波乱ありそうですので、アドラバーストを持つシンラとの関係に変化があるかもしれません。
プリンセス火華
第5特殊消防隊の大隊長。
元々は敵対関係にありましたが、ヒーローであろうとするシンラの熱い説得により改心し一転、シンラに明確な恋心を抱くようになりました。
弁当を作ったりとかなりあからさまなアタックぶりなのですが、その想いはシンラに一向に届いていない様子。
ということでアイリスが最もヒロインとして期待できるのではないでしょうか。
【炎炎ノ消防隊】シンラが覚醒…!?
シンラについて触れておかなければならないのが「アドラバースト」の使い手としての能力。
「アドラバースト」とは第三世代能力者に稀に発現する特別な炎で、その源は異界の炎。
炎の能力が爆発的に向上するほか特殊な素質を秘めている証と言われており、シンラはこのアドラバーストを持つがゆえに伝道者一派に「四柱目」として狙われています。
同じくアドラバーストの使い手なのが弟のショウ。
ショウはアドラリンクによって自分以外の動きを止めることができるという超強力な能力の持ち主です。
そしてそのショウとの対峙で圧倒的劣勢に陥ったことにより覚醒したのが、シンラの“アドラバーストの覚醒による第四世代”としての能力です。
それはアドラリンクによる強化での高速移動。
シンラは、ショウを介して伝道者とアドラリンクし加護を受けることで力を強化し、ショウが止めた宇宙にも干渉する速さ―つまり光速に達する動きを可能にしました。
ただし物体の性質上身体が一度不可視の粒子レベルまで分解した上で、光を越え時間が巻き戻ることによって身体も元に戻っているのではという非常に危うい能力でもあります。
アドラリンクしていない状態では使えない能力なので簡単には出すことは出来ませんが、諸刃の刃とも言える危険で強力なシンラの最大奥義なのです。
まとめ
ヒーローを目指す主人公然としたキャラクターでありながら、「悪魔」と呼ばれていたり悪魔たる能力を持っていたりと、ただ光だけの主人公ではないところが印象的ですよね。
そして物語の鍵となるアドラバーストの持ち主であるということ。
アドラリンクの先アドラは我々の言うところの“地獄”とも言われ、鬼の焔ビトとなった母がいるかもしれないシンラにとって切っても切れないものでありこれから更に核心に迫っていくわけですが、そんな敵側スレスレの能力を持ちながらも「悪にとっての悪魔になる」とヒーローとしての信念を貫くシンラは、やはり紛れもなく光り輝く主人公なのではないでしょうか。
今後もヒーローとしての正義で世界の理へと挑むシンラの活躍に注目です。

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