- 桂が銀ちゃんに語りかけた過去の思い出
- 沖田が仲間の危機を感じた瞬間
- 土方が突如現れた驚きのシーン
前回、久しぶりに顔を合わせた、銀ちゃんと桂と高杉。
歩んできた道は、バラバラだったはずなのに、松陽先生を想う気持ちは、三人とも同じでした。
「みんなで力を合わせなければ、松陽先生の心臓を守り抜くことはできない。」
この設定のおかげで、攘夷戦争時代のキャラクターたちが、また、仲間として集合したのです。
クラスタにとっては、何よりも嬉しい展開ですね。
ネットでは、「全キャラクターたちの集合は、最終回が近付いているから…。」という意見もあるようですが、私は、いつまでも銀魂が続いていくと信じています。
みんなで、応援していきましょうね。
さて、今回の銀魂では、衝撃の展開がありました。
どうやら、かぶき町に集合しつつあったのは、銀ちゃんたちだけではなかったようです。
それは、2年前に、新体制の下、解散を余儀なくされた、あの組織…。
そうです。
あの「ちんぴら集団」が、ついに、かぶき町に帰ってきたのです。
目次
『銀魂』第692訓!のネタバレ
それでは『銀魂』第692訓!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
ゆこう。バラバラのまま。あの頃のまま。
【商品】開発ブログ更新!一番くじ銀魂!イラスト一部公開!!!今回の一番くじは松陽先生初立体化だぁぁぁぁ!http://t.co/qpfhSIGTu0
(バンプレスト/A部) #gt_pr #gintama pic.twitter.com/RFMb2F2owu— 銀魂ぴーあーる (@GINTAMA_PR) November 14, 2013
松陽先生の心臓を狙い、銀ちゃんたちに襲いかかってきた侍たち。
彼らを倒した後、桂は、昔を振り返りながら、銀ちゃんに語りかけました。
桂「思えば、いつも、そうであったな。」
桂の言葉に、高杉も、黙って耳を傾けます。
銀ちゃんを表す色は、「白」。
「白」であった銀ちゃんは、何者にも染まらず、それゆえに、何色にも変わることができたのです。
ある時は、仲間を守るため、そして、ある時は、師を守るために、刀を振るってきた銀ちゃん。
バラバラに見える、桂や高杉をつないでいるのは、今も昔も、いつも「白」のままだった、銀ちゃんがいたからでした。
大切な仲間であり、誰よりも信頼できる銀ちゃんに、桂は、松陽先生や国の未来を託しました。
「ならば賭けよう。その白に。」
「ゆこう。バラバラのまま。あの頃のまま。」
同じ方向へと歩き出す三人の後ろ姿に、幼き日の、三人の姿が重なって見えました。
「この三人だから、この三人ならば…。」
空知先生が描く「登場人物の後ろ姿」は、台詞の有る無しにかかわらず、それだけで、多くを物語っていますよね。
この後ろ姿のシーン、大好きです。
みなさん、必見ですよ。
「バラバラのまま。あの頃のまま。」
この台詞も、銀魂らしくて、良いですね。
何も変わっていない、あの頃のままの三人が、「松陽先生を救う」という、同じ目的のために再開し、歩み始めました。
同じ頃、沖田は、新八と神楽に、桂が暗殺騒動を起こした、本当の目的を知らせていました。
その話には、新八と神楽が1番知りたかった、銀ちゃんの消息も含まれていたのです。
銀ちゃんは、今どこに?
桂にとって、この国を、次の世代に託すには、まだまだ、足りないものがあるのだろうと、沖田は、新八と神楽に語り始めました。
その足りないものとは、一体、何でしょうか。
それは、倒さなければならない存在。
そして、救わなければならない存在が、まだ、残っているということ。
「まだ、何も、終わっていない。」ということなのでしょう。
ここで登場する、2つの「存在」とは、虚と松陽先生です。
「虚を倒し、松陽先生を救いたい。」
この想いは、桂の目的であり、銀ちゃんの目的でもありました。
新八「そこに、銀さんもいるっていうんですか。」
問いかける新八に、「さぁな…」と答える沖田。
沖田は、単独で行動している銀ちゃんや桂の様子から、自分たちが蚊帳の外に出されてしまったように感じていたのです。
一緒に戦ってきた仲間だというのに、「ひでぇ話」だと。
沖田の台詞の中にある、「仲間」という表現。
この言い方、とても良いですよね。
普段はバラバラに見える、「万事屋」と「真選組」ですが、同じ信念のもと、虚と戦っていたんですね。
そこへ、突然、新政府の警察たちがやってきました。
避難区域から、直ちに立ち去るよう告げる警察たちに、沖田は、従いません。
沖田「人払いしてんのは、オレたち(一般人)に見られたくねぇ事でも?」
反抗的な態度を見せる沖田のもとに、続々と集まってくる警察たち。
彼らを振り切り、三人は、その場を逃げ出しました。
どうやら、天阮教は、政府内にも信徒を増やしていたようなのです。
政府のトップである「総理大臣」。
国を動かす力を持ったはずなのに、桂にとって、信頼できる側近は、一人もいなかったことでしょう。
だから、桂は、自分の暗殺事件を、一人で計画し、実行したのですね。
「誰も信じてはいけない。」
桂の、この勘の鋭さには、いつも驚いてしまいます。
普段は、天然キャラで定着している桂ですが、頭の中では、いろいろなことを考えているようです。
追手から逃げる、沖田と新八と神楽。
その道中に、怪しく目を光らせる「カーネルサンダース人形」が…。
カーネルが放った砲弾で、あたり一面が、爆風に包まれました。
その砲撃と同時に、三人の前に、一台のパトカーが登場して…。
かぶき町に帰ってきた「鬼の副長」
沖田たちを追う侍たちが爆風に包まれる中、一台のパトカーが登場しました。
運転していたのは、鬼の副長、「土方十四郎」。
土方「乗れェェェエェェ!!」
驚く暇もなく、パトカーに乗り込んだ沖田たちを乗せ、土方は、一目散に現場を離れます。
沖田「帰ってたんですか。誰も呼んでないのに。」
土方「帰ってきたよ。事件が俺を呼んでたんでな。」
一刻を争う状況で、この緊張感のない二人のやり取りが、良いですね。
土方「平和な世の中に、オレたち(真選組)は、似合わねェ?」
土方さんは、大切な役目があるから、かぶき町に帰ってきたのです。
大切な役目…。
それは、「迷子」を送り届けること。
実は、その目的のために、真選組は解散していたのです。
護るべきもん
\\真 選 組 見 参 !//
※全裸での素振りは社会的にも危険です絶対に真似しないでください#劇場版銀魂新訳紅桜篇 pic.twitter.com/F9fpLca8nq
— アニメ銀魂 (@gintamamovie) October 10, 2020
真選組解散前、桂は、真選組のもとを訪れていました。
桂「新しき国の礎を築くため、俺と共に、時代と共に死んでくれぬか。」
桂「この国を、次の世代に胸を張って話せる、そんな国にしようではないか。」
桂が掲げる国の改革に、真選組は、賛同しました。
土方「真選組は、なくなるわけじゃねェ。一時的に形を変えるだけだ。時がくれば、また陽の目を見ることもあるさ。」
真選組の解散に納得のいかない沖田に、土方さんは声を掛けました。
土方「俺は、万事屋を探しにいくよ。」
オレたち(真選組)の終わりを、世界の終わりを止めてくれた万事屋が、このままでいいのか…。
土方「たとえ、やつら(万事屋)がそれを認めたとしても、俺たちは…やつらに救われ、ここに立っている俺たちは、その終わりを認めちゃならねェんじゃねェのか。」
土方「今度は、俺達の番だろ。」
真選組の解散には、こんな背景があったんですね。
土方さんが、かぶき町に戻ってきたということは、ようやく、真選組の出番がやってきたのでしょうか。
土方さんが運転し、警察の包囲網から逃げるパトカーの前方に、バリケードが作られました。
その状況を、恐れることなく見据える、土方さんと沖田。
その時、沖田は、近藤さんの言葉を思い出していました。
近藤「総悟。新しき時代の礎になるのが嫌だというなら、それもいいさ。
顔も知らねェ次の時代に国を託すため、その剣を振るうのが嫌なら、共に闘い続けてきた者達のため、この剣を振るおう。」
パトカーがバリケードを突破しようとした瞬間、大爆発とともに、バリケードが吹き飛ばされました。
爆風を抜けた先で、土方さんたちを待っていたのは、隊士服を纏った、懐かしの面々。
このシーン、終さんが、センターで決まっていますね。
久々に見た真選組のメンバーに、鳥肌が立ちました。
土方「あいつら(万事屋)と共に生きる国を、時代を切りひらくため、この真選組(けん)を振るおう。」
隊士服を身に纏い、帯刀し、土方さんに敬礼する真選組メンバーたち。
土方「喜べ。俺達の護るべきもんは、まだ残ってる。」
「ゆくぞ。やつ(万事屋)の元へ!!」
「オレたち(真選組)の戦場は、奴の隣にある!!」
本当に、かっこ良いです!!!
何度も、読み返してしまいました。
「護るべきもん」を見つけた真選組。
もう、彼らを止めることは、誰にもできませんね。
久しぶりの登場なので、どこまでも突き進んで行って欲しいと思います。
『銀魂』ネタバレ第692訓のまとめ
今回は、久々の登場となった「真選組」のかっこ良さが際立つ展開でしたが、そこに近藤さんの姿はありませんでした。
そこが少し気がかりですが、今後、近藤さんは近藤さんらしく、派手に登場してくれるはずなので、その時を、楽しみに待ちたいと思います。
そして、迷子になっている「新八と神楽」は、無事に、銀ちゃんと再開することができるのでしょうか。
みんなで、注目していきましょう。
次回も、楽しみですね!
- 銀ちゃんの色は「白」である
- 桂が松陽先生を救う決意
- 真選組は一時的に解散した
- 土方がかぶき町に帰ってきた
- 沖田が仲間を意識する場面
- 真選組の再集結が迫る展開
⇒銀魂695話!ついに坂本辰馬が帰還!?バーナナ船で近藤さん・・
⇒銀魂698話(最終話)!まさかの展開!最終回ネタバレで明か・・
⇒銀魂697話!イケメンハタ皇子が大暴走!? 銀ちゃんの「万・・
⇒銀魂689話!まさかの神楽が3人!? 銀時と万事屋再集結の・・
⇒銀魂688話!久々登場の鯱はどうなる!?銀さんが新八と神楽・・