コビーの現在の階級は何なのか
結論から言うと、現在の階級は大佐です。あわせて海軍本部の機密特殊部隊「SWORD」の隊員も兼任しています。
大将ではありません。ただし本人が次に狙っているのは、その大将の座です。
この記事でわかること
- 雑用から大佐までの道のり
- 大将まであと何階級か
- 覇気と六式でできること
- 最強の奥義の中身
- ガープにも並ぶという攻撃力
- いまも残っている弱点
雑用から大佐までの道のり
コビーの出発点は海兵ではありません。女海賊アルビダの船に、釣り船と間違えて乗ってしまった一般人でした。
そこから2年間、航海士兼雑用として働かされます。ルフィと出会って船を離れ、ようやく憧れだった海兵になりました。
その後の昇進が、ちょっと異常です。
ガープに引き取られた時点では階級すら無い雑用でした。そこから約2年間で、10階級以上を駆け上がっています。
ウォーターセブンでルフィと再会したときは曹長。2年後には大佐です。「海軍将校になる」という当初の夢は、すでに叶えたことになります。
僕はこう読む
この昇進速度でいちばん効いているのは、出発点が階級すら無かったことだと思っています。士官学校を出た人物ではありません。海賊船の雑用です。それが2年で大佐まで来た。ルフィが「海賊王になる」と言い続けたのと同じ期間に、コビーは言葉ではなく階級で答えを出しています。2話目に出てきた泣き虫が、いちばん静かに主人公と並走している。この作品でいちばん地味に凄い成長だと思います。
大将まであと何階級か
コビーの新しい目標は海軍大将です。
| 現在 | 残りの階級 |
|---|---|
| 大佐 | 准将 → 少将 → 中将 → 大将まで、あと4階級 |
あわせて、X・ドレークが隊長を務める機密特殊部隊「SWORD」の隊員でもあります。これはワノ国編で明かされました。
さらに、ある事件をきっかけにガープと同じ「海軍の英雄」と呼ばれるようになっています。
ちなみに階級については、混乱のもとになった出来事があります。ワノ国編のジャンプ掲載時、コビーの階級が「少将」と誤って表記されました。単行本では「大佐」に修正されています。
「少将では」と覚えている方は、おそらくこの掲載時の表記を見ています。正しくは大佐です。
頂上戦争で叫んだ言葉
コビーを語るうえで外せないのが、マリンフォード頂上戦争です。
まず、ルフィと敵として相対しました。「あの人を殺すつもりでやるんだ」と覚悟を決めて六式の「剃」を使いますが、ゴムゴムのブレット一発で倒されています。
実力の差というより、覚悟の差でした。ルフィのほうは迷いなく攻撃しています。
そして戦争の終盤、コビーは戦場のただなかで叫びました。
もうやめましょうよ!!!
一介の下級兵が、大将赤犬の前でそれを言ったわけです。この一言が、実際に戦争を止める流れを作りました。
このときの見聞色の開花と、ルフィに倒された屈辱が、その後の精進につながっています。2年後には見聞色を完全に使いこなすまでになりました。
なぜ2年で変わりすぎたのか
読者がいちばん驚いたのは、ウォーターセブンでの再会でしょう。
登場初期のコビーは猫背気味で、非常に小柄に描かれていました。ルフィは当時の彼を「脂肪でダルダル」と振り返っています。
それがウォーターセブンでは、身長も見違えるほど伸び、顔立ちも精悍になっていました。ルフィやゾロだけでなく、読者の多くが同じところで驚いています。
| 時期 | 見た目 |
|---|---|
| 初登場 | 猫背で小柄。丸眼鏡をかけた泣き虫の少年です |
| ウォーターセブン | 別人のような体格に。額の傷をヘアバンドで隠しています |
| 2年後 | 厚手のバンダナに海軍コート。胸元に功績を讃えるバッジがあります |
変わっていないのはピンク色の髪と丸眼鏡です。眼鏡は普段は額に上げていて、新聞や手紙を読むときにかけています。
ちなみに頭頂部の2本のアホ毛は、海軍のシンボルであるカモメを思わせる形になっています。
覇気と六式でできること
コビーが使えるのは武装色と見聞色の2種類です。
| 覇気 | 到達点 |
|---|---|
| 見聞色 | いちばんの得意分野。頂上戦争の極限状態で開花しました |
| 武装色 | 拳の黒化までは会得。「流す覇気」や内部破壊には届いていません |
見聞色の精度がとにかく高く、遠方の海賊の潜水艦から発射された魚雷の気配まで探知しています。相手の心力から強さを推し量ることもできます。
相棒のヘルメッポがやっかむほどの伸び方でした。
加えて六式もすべて習得済みです。ウォーターセブンでの再会時には「剃(ソル)」を使い、2年後には嵐脚や獣厳らしき技も見せています。
最強の奥義の中身
コビーの最大にして最強の技が「実直拳骨(オネスティインパクト)」です。
武装色の覇気を纏わせた拳の一撃で、シマシマの実で巨人以上に巨大化したアバロ・ピサロの拳を、真正面から粉砕しました。
名前の作りが凝っています。
- 師ガープの二つ名「拳骨」
- ガープの最大の必殺技「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」
- コビー自身の最大の長所「実直」
師から受け継いだものと、自分の持ち味を、ひとつの技名に重ねています。
ガープにも並ぶという攻撃力
コビーは自分をこう評しています。
人より戦いの才能が無いため、100倍、200倍努力しなくては、誰かを守れる立派な海兵になれない。
そのためガープの特訓に加え、毎晩ヘルメッポと自主訓練を重ねてきました。結果として、攻撃力という点ではガープにも引けを取らないところまで来ています。
実際の描写もかなりのものです。
- パンチで大岩を砕きます
- 飛んできた瓦礫を素手で受け止めて仲間を救っています
- 世界会議編では魚雷の軌道を曲げました
2年強という短い期間で積み上げた努力が、そのまま地力になっています。
ハチノスでガープが消えた日
もっとも重い場面が、黒ひげ海賊団の本拠地ハチノスでのことです。
コビーは刺されそうになりますが、庇ったガープが代わりに刺されました。
激しく動揺しながらも、コビーは師が作った隙を無駄にせず離脱します。そして追撃してきたアバロ・ピサロを、実直拳骨で返り討ちにしました。自分の精神を極限まで追い込んで、限界以上の力を引き出しての一撃です。
仲間とともに生還したものの、ガープだけは「海軍の未来」であるコビーたちに全てを託して島に残り、消息不明になっています。
僕はこう読む
コビーの最強技が、ガープの技名を継いだものだというのが効いてきます。実直拳骨は、師の二つ名と必殺技に自分の長所を重ねた名前でした。その技を全力で振るったのが、師が刺された直後の場面です。受け継いだ名前を、受け継いだ相手を失う日に初めて出しきった。ガープが「海軍の未来」を託した判断は、この一撃で正しかったと証明されています。
英雄と呼ばれた事件
コビーがガープと同じ「海軍の英雄」と称されるようになったきっかけが、ロッキーポート事件です。
この事件はトラファルガー・ローが首謀者とされ、黒ひげも関わっていました。コビーはここでの働きによって英雄と呼ばれ、そのまま機密特殊部隊SWORDへの加入につながります。
ただし事件の詳細そのものは、まだ本編で語られていません。コビーが何をしたのかは、額の十字傷と同じく空白のまま残されています。
つまりコビーには、「英雄になった理由」と「傷を負った理由」という2つの空白があるということです。
SWORDの顔ぶれとルフィとの関係
コビーが兼任している機密特殊部隊SWORDは、5人で構成されています。
- X・ドレーク(隊長)
- プリンス・グルス
- 孔雀
- ヘルメッポ
- ひばり
相棒のヘルメッポは、シェルズタウンからずっと一緒です。ふたりとも同じ日にガープの直属となり、同じ夜に自主訓練を重ねてきました。
ルフィやゾロとは、海賊と海兵という相容れない関係です。それでも互いを友達だと認識しており、コビーとヘルメッポにとっては恩人でもあります。
特にルフィへの憧れは強く、島々での活躍に感動したり、表向き海賊をしているドレークにルフィの生き様を熱弁したりしています。新聞でルフィの活躍を知ったときには、滝のような涙を流して喜んでいました。
市民からの人気も高く、キュロスには「好青年」と思われるほど物腰の柔らかい青年に育っています。
いまも残っている弱点
課題は実力ではなく、心のほうです。
自己評価がかなり低く、自己犠牲的なところと謙虚さが裏目に出て、鍛えた実力を出しきれていません。ハチノスから脱出する場面でも、「自分のせいで皆が死ぬ」と自分を追い詰めないと本気になれませんでした。
善人すぎる点も突かれています。バスコ・ショットには「街を燃やせば、非力な民間人を見捨てられないから逃げられなくなる」と甘さを見抜かれました。実際、助けを求める民間人に成りすました黒ひげ海賊団の船員の罠に、あっさり引っかかっています。
もうひとつ、額の右側に十字型の生々しい傷跡があります。花柄のヘアバンドで隠していますが、その経緯はまだ語られていません。
僕はこう読む
額の十字傷が説明されないまま置かれているのが気になっています。ヘアバンドで隠しているということは、本人が見せたくないということです。2年間で何があったのかを、コビーだけがまだ話していません。ルフィの2年もゾロの2年も描かれたのに、ここだけ空白のままです。大将を目指す男の物語が本格的に動くとき、最初に開かれるのはこの傷だと思っています。
ルフィの夢を阻止すると決めた理由
そして、いまのコビーはルフィの敵に回ることを決めています。
きっかけはベガパンクの遺言配信です。1121話で、こう明言されました。
これを聞いたコビーは覚悟を決めます。ルフィさん、僕はあなたの夢を阻止しなくちゃ——と。
コビーはワンピースの正体にも薄々勘づいている様子で、それを「大変な結論」と位置づけています。
ワンピースを狙う面々が描かれた見開きには、四皇と並んでコビーの姿もありました。そこには赤犬もいます。つまり同じ海軍でありながら、赤犬とも立場を違える形で争う可能性があるということです。
1話から憧れ続けた相手を、自分の意思で止めに行く。2話目に登場した少年の物語は、ここから本番です。
まとめ
- 現在の階級は大佐。大将ではありません
- 機密特殊部隊「SWORD」の隊員を兼任しています
- 階級すら無い雑用から、約2年で10階級以上を駆け上がりました
- 目標の大将まではあと4階級です
- 異名は「海軍の英雄」。師のガープと同じ呼ばれ方です
- 覇気は武装色と見聞色。とくに見聞色が得意です
- 六式もすべて習得しています
- 最強の奥義は実直拳骨(オネスティインパクト)
- 攻撃力ではガープにも引けを取りません
- 課題はメンタル。善人すぎる甘さを敵に見抜かれています
- 1121話でルフィの夢を阻止すると決意しました
——あなたは、1121話でルフィの夢を阻止すると決めたコビーを、どう受け取りましたか。海軍として当然の立場だと思いますか、それとも恩人に刃を向ける裏切りだと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
Q. コビーの現在の階級は何ですか?
A. 大佐です。あわせて海軍本部の機密特殊部隊「SWORD」の隊員も兼任しています。
Q. コビーは大将になったのですか?
A. なっていません。大将は本人の次の目標で、現在の大佐からは准将・少将・中将を経て、あと4階級あります。
Q. コビーは死亡したのですか?
A. 亡くなっていません。黒ひげ海賊団に拉致されるなど危機はありましたが、現在も海軍大佐として活動しています。
Q. 年齢と身長はどれくらいですか?
A. 年齢は16歳から18歳になっています。身長は167センチです。誕生日は5月13日で、出身は東の海のサーツルゾ王国です。
Q. なぜ2年で変わりすぎたのですか?
A. ガープと副官ボガードの指導のもと、特訓に加えて毎晩自主訓練を重ねたためです。ウォーターセブンで再会した時点ですでに別人のように成長していました。
Q. 声優は誰ですか?
A. 土井美加です。初登場は単行本1巻、第2話でした。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、ひとつずつ考えています。作中で確認できたことと自分の読みは、分けて書くようにしています。
雑用から大佐までの13階級。その道のりで関わった海軍の人物を並べます
元帥辞任の訳センゴクはなぜ元帥を辞めたのか?頂上戦争の責任ではない世界政府への不信感が辞任理由と書かれています
少将への昇進ヒナの現在が驚き!少将への昇進とかわいい魅力、声優情報を徹底解説!!ヒナの必殺技と少将昇進の経緯が書かれています
コビーの剣師ボガードは何者なのか?ガープの右腕でコビーの剣の師コビーに剣を教えたボガードは、ガープの隊でどんな役割だったのでしょうか?


コメントを残す