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壌竜は何が強いのか
結論から言うと、壌竜の強さは頑強さです。人型醜鬼のリーダー・和倉青羽の攻撃を受けても傷一つつかず、拳と踏み込みだけで魔防隊をまとめて蹴散らします。
壌竜(じょうりゅう)は、人類の滅亡を目指す八雷神の1柱です。八雷神のなかでは、圧倒的なパワーと頑丈な体で殴り合う武闘派にあたります。その壌竜も、185話で鳴姫と一緒に倒されました。この記事では、壌竜の強さを場面ごとに確かめ、倒されるまでの戦いと、そのあとどうなったかまでを見ていきます。
この記事でわかること
- 頑強さと地殻竜拳が、どの場面で描かれたか
- 6巻40話と101話で見せた力
- 183話で鳴姫と合体した形
- 185話で倒されたときの決め手と、そのあと
- 寡黙な壌竜が一度だけ泣いた理由(カイの読み)
頑強さとパワーの根拠
壌竜の強さが描かれた主な場面を並べます。
| 話数 | 何をしたか |
|---|---|
| 2巻14話 | 紫黒・雷煉とともに、七番組と六番組の交流戦の場に初めて現れる |
| 5巻39話 | 青羽と波音を軽々と掴み上げ、青羽が抵抗してもびくともしない |
| 6巻40話 | 地面をひと踏みして洞窟を崩し、魔防隊員と人型醜鬼をまとめて蹴散らす |
| 101話 | 紫黒と組み、山城恋と暴走した優希の前に立つ。優希の贖罪の山羊が効かない |
| 183〜185話 | 鳴姫と合体して組長たちを追い詰めるが、185話で倒される |
青羽は、人間より強い体を持つ人型醜鬼のリーダーです。その攻撃が通らないことが、壌竜の強さのいちばん確かな物差しになっています。
6巻40話の一歩も、見た目は軽く踏みつけただけでした。それで洞窟が崩れています。壌竜は大地を操る力を持ち、踏み込みで衝撃波を起こしたり、岩を拳にまとわせて殴る「地殻竜拳」を使ったりします。大地の力で自分の傷を治す場面もあり、殴り合いで押し負けない作りです。
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ほかの八雷神は、吸収や変身のような仕掛けで語られます。
壌竜だけは、掴む、踏む、受ける、殴るしかしていません。
仕掛けを見せる前の素の状態が、すでに格上だという描き方だと思っています。
101話で能力を無効にする「贖罪の山羊」が効かなかったのも、消せる仕掛けがそもそも少ないからに見えます。
壌竜のプロフィールと声優
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 立場 | 八雷神の1柱。武闘派 |
| 初登場 | 2巻14話(紫黒・雷煉とともに) |
| 身長 | 168センチ |
| 見た目 | 銀髪に褐色の肌、尖った耳、鹿のような角、大きな白い翼 |
| 声優 | 生天目仁美(2024年2月16日に紫黒役の杜野まこと同時に発表) |
| 人気投票 | 第1回12位、第2回26位 |
| 元ネタ | 伊邪那美命から生まれた八雷神のうちの「土雷」 |
設定の身長より大きく描かれている節もあり、組長会議では山城恋から「巨体」と紹介されました。八雷神は紫黒・壌竜・雷煉・空折・鳴姫・伏摩・若雲・大極の8柱で、全員がイザナミを「母」と呼んで仕えています。古事記や日本書紀で伊邪那美命の体から生まれた八柱の雷神が、そのまま名前の下敷きです。
寡黙だが、仲間思い
見た目の迫力とは逆に、壌竜の性格は寡黙で温厚です。おしゃべりな紫黒、気の短い雷煉、無邪気な空折と並べると、いつも冷静で感情をあまり出しません。人間に対しても、戦いの場でなければ興味も残酷さも向けない、中立に近い距離の取り方をしています。
その冷静さが崩れた場面があります。空折が魔防隊に敗れたあと、壌竜はその不在に涙を流しました。それでも激昂はせず、「怒りで力が湧いている」と静かに言っています。ふだんは慎重派で紫黒の意見に賛成することが多いのに、このときだけは報復を主張する雷煉と鳴姫の側に付きました。
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八雷神は、「母」が一日千人の誅殺を望む集団として紹介されました。
その中で、仲間が1人いなくなったことに泣いている。
人を滅ぼす側にも、失うものがあると最初に見せたのが壌竜だったと思っています。
だから185話で倒れたとき、ただの敵の退場として読めなくなりました。
183話で鳴姫と合体した壌竜
21巻で魔防隊が八雷神の本拠地へ踏み込むと、壌竜は鳴姫と組んで組長たちの前に立ちます。183話では、2柱が合体した姿を見せました。大きな竜の姿になった壌竜に、雷となった鳴姫が巻き付く形です。
合体した2柱は、いるだけで天災のような存在でした。狙って撃たなくても、攻撃と雷が周りに降り注ぎます。魔防隊は、雷煉を倒したときと同じように月夜野ベルの即死の一撃で決めようとしますが、鳴姫の気配を読む力に見抜かれ、ベルは早い段階で致命傷を負いました。
184話では、組長たちが連携しても一撃も当てられません。そこで東風舞希が優希を借り受け、無窮の鎖の近接戦の形で挑みかかりました。
壌竜は死亡したのか。185話で倒された
壌竜は、185話「拝」で倒されています。紫黒が「人を滅ぼす存在」と呼んだ八雷神にとって、いちばん硬い盾が割れた回です。優希も京香もベルも倒れる寸前まで追い込まれたところで、東家の3人が最後の一撃を組み立てました。
| 誰が | 何をしたか |
|---|---|
| 東海桐花 | 自分の力を全開で風舞希と、その能力「太陽を穿つ槍(サンセット)」に注ぎ込む |
| 東八千穂 | 「東の辰刻(ゴールデンアワー)」を何度も使い、壌竜の心臓の位置を割り出す |
| 東風舞希 | 最後の一撃で壌竜の心臓を撃ち抜き、壌竜と鳴姫を倒す |
青羽の攻撃が通らなかった体を貫いたのは、力比べではありませんでした。時間を戻して心臓の位置を探り当て、一点に全力を集めるという、東家の3代がそろったからこそできた倒し方です。
ただし、壌竜は完全に消えたわけではありません。186話で、鳴姫・若雲とともに優希の精神世界へ加わっています。先に倒された空折も、同じように優希の中で暮らしています。肉体を失っても、優希の内側で存在し続ける形です。
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空折の不在に泣いた壌竜が、倒されたあと空折と同じ場所へ行きました。
優希の精神世界は、八雷神にとっての行き止まりであり、再会の場所でもあります。
仲間を失って泣いた相手に、仲間の隣という行き先を用意した。
そういう終わらせ方を選んだところに、魔都精兵のスレイブらしさが出ていると思っています。
残る八雷神と、これからの戦い
壌竜と鳴姫が倒れたことで、八雷神で残るのは筆頭の大極と参謀の紫黒の2柱になりました。187話では、ワルワラ・ピリペンコと蝦夷夜雲が大極の眷属2体を撃ち破っています。原作は少年ジャンプ+で連載中で、2026年9月19日配信の187話でも全面戦争が続いています。
まとめ
壌竜の強さは、青羽の攻撃が通らない頑強さと、踏み込みで洞窟を崩すパワーです。その壌竜も、185話で風舞希に心臓を撃ち抜かれて倒されました。
押さえておきたい点を並べておきます。
- 5巻39話で青羽の抵抗を受けてもびくともしなかった
- 6巻40話で地面をひと踏みして洞窟を崩した
- 101話では贖罪の山羊が効かなかった
- 183話で鳴姫と合体し、ベルに致命傷を負わせた
- 185話で東家3人の連携に倒され、186話で優希の精神世界へ
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壌竜を倒したのは、壌竜より強い1人ではありませんでした。
祖母が力を渡し、娘が時間を戻し、母が撃つ。
頑丈なだけの体を崩すには、家族3代ぶんの手数が要ったのだと思っています。
壌竜を力だけの武闘派と見るか、仲間思いの静かな神と見るかで、185話の決着の重さはずいぶん違って見えます。
——あなたは壌竜を、力で押すだけの武闘派だと思いますか。それとも仲間のために戦った静かな神だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
壌竜は台詞が少ないぶん、強さも最期も場面から読むしかありません。描かれたところから答えておきます。
Q. 壌竜の能力は何ですか。
A. 大地を操る力で、岩を拳にまとわせる地殻竜拳や、踏み込みで起こす衝撃波を使います。大地の力で傷を治すこともできます。何より頑丈な体そのものが武器です。
Q. 壌竜は死亡しましたか。
A. 185話で、東風舞希に心臓を撃ち抜かれて鳴姫とともに倒されました。ただし186話で優希の精神世界に加わっており、完全に消えたわけではありません。
Q. 壌竜の初登場は何話ですか。
A. 2巻14話です。紫黒と雷煉とともに、七番組と六番組の交流戦の場に現れました。
Q. 壌竜の声優は誰ですか。
A. 生天目仁美さんです。2024年2月16日に、紫黒役の杜野まこさんと同時に発表されました。
Q. 壌竜はどんな性格ですか。
A. 寡黙で温厚です。空折が敗れたときには涙を流し、怒りで力が湧いていると静かに言いました。
Q. 壌竜の名前の元ネタは何ですか。
A. 伊邪那美命から生まれた八雷神のうちの土雷です。身長は168センチとされています。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月25日


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