- 水族館で時間が止まる絶望
- ハルカはチェンソーマンの熱狂的ファン
- アサの懺悔が意外な展開に
前回、水族館に閉じ込められたデンジたちは生きるために水と食糧を手に入れることに成功しました。
でも、それは一瞬の喜びでした。
アサは助けを呼ぶための最強アイテム、携帯を壊してしまうのです。
それから数日、最悪の日々が待っていました…。
それでは第115話『今時の高校生』の考察を始めていきます。
目次
『チェンソーマン』115話!のネタバレ
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それでは『チェンソーマン』115話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
最悪の水族館
入ったら最後、出ることができない水族館。
居合わせたのは偶然か必然か、デンジとアサ、吉田、それからデビルハンター部の3人です。
時計の針は全く進まず、同じ廊下が永遠に続いています。
トイレの水は流れないし、せっかく見つけた食糧である魚は昨日腐ってしまいました。
アサは廊下に倒れ、上を見つめていました。
「キミが携帯さえ壊さなければ今頃脱出できたのに」
ハルカは正直に声に出しました。
アサは気だるげな顔をハルカに向けて「チェンソーマンなら何とかしてくださいよ」と言い返しました。
ハルカは前に自分がチェンソーマンであるとアサに教えてくれたことがあったのです。
その証拠に胸にはスターターもついています。
ハルカはこの言葉に反応しました。
そして、ある事実をアサに伝えました。
ハルカの正体
ハルカの正体はチェンソーマンではありませんでした。
胸のスターターは手術してつけたものだったのです。
おかげでハルカは(自称ですが)”チェンソーマンに最も近いと言われている”そうですw
それだけではありません。
ハルカはチェンソーマン協会の高校支部長を務め、チェンソーマン早押しクイズ大会2位を勝ち取り、さらにチェンソーマンのグッズをほとんど持っているのです。
ようするに、ハルカはただのチェンソーマンの熱烈なファンということですね…。
アサはハルカを殺せばヨルから解放される、と期待していただけにがっかりしたでしょうね…。
ハルカはアサの勘違いに気がつくと大笑いしました。
「ボクがチェンソーマンならこんな場所すぐに抜け出せるだろ?!」
追い詰められたハイになってしまったのか、ハルカは今度は泣きながら助けを求めました。
「助けてください!チェンソーマン!」
廊下に響くハルカのSOS。
アサは呆然とそれを見つめることしかできませんでした。
時が止まっている?!
ハルカのSOSはデンジと吉田に届いていました。
吉田はあそこまで崇拝されているデンジに「どうにかならないの?」とからかうように聞きました。
かつて、公安にいた頃…確かにデンジは永遠の悪魔を殺しています。
でもあの頃は敵から姿を現してくれたから殺すことに成功し、外に出られたのです。
ところが今回の永遠の悪魔は全く姿を表さないので倒すことは不可能です。
デンジは吉田にも「お前はどうにかできねぇのかよ」と聞きました。
すると吉田は携帯を見せてくれました。
携帯さえあれば助けを求められるはずなのに…。
吉田は絶望的な答えを口にしました。
携帯は役に立ちません。
電波が立っているだけで連絡はつきません。
吉田の体感では既に3日程度が経過していると思われます。
それでも助けが来ないということは…。
この水族館の中は時間が止まっていると考えるのが普通です。
(高校生がこれだけ居なくなれば捜索して水族館にたどり着くはずですからね…!)
体感3日以上、助けが来ないばかりか魚は腐ってしまいました。
吉田も死を覚悟していると言うほど最悪な状況に陥ってしまったのです。
「チェンソーマンが食べてくれないかな?」
いつも飄々としていて冷静な吉田まで希望を口にするようになり、デンジも”ヤバさ”を実感していました。
マトモなのはデンジだけ?
閉じ込められた数日間で、ハルカと吉田が普段とは違う様子になってしまいました。
デビルハンター部の残る2人のうち、筋肉隆々の男子生徒は黙々とシャドーボクシングで気を紛らわし、コベニの弟らしき男子生徒は姿すら表しません。
「みんなバカになってきてんな、オマエは大丈夫か?」
デンジはアサに話しかけました。
アサは「お腹すいた」と一言口にして体育座りをし続けていました。
「魚食えばいいじゃん」
デンジは軽く言いましたが、魚は腐っちゃったんですけどねw
デンジなら腐っていても平気で食べそうですが…。
でもアサは魚が苦手。
結局食べることはありませんでした。
こんな極限状態でも食べないアサってすごい頑固ですよね汗。
懺悔
それからしばらくして、アサは顔をうずめたままポツリと言いました。
「デートに誘ってごめん」
アサがデートに誘わなければ、デンジがこんな目に遭うことはありませんでした。
それだけではありません。
アサはデンジに全てを話し始めました。
「アンタを武器にしようとしてたの…」
でも、どんなに追い詰められてもアサにはできませんでした。
その理由は、度胸がないからでも、理念に反するからでもありません。
「何が正しいのか分かってなくて、ただ間違わないように生きているだけだから…」
だから、アサは”つまらない人間”と言われてしまうのかもしれません。
小声で自問自答を続けていると、側にデンジの気配が感じられました。
ようやく顔を上げると、笑顔のデンジがいました。
どうやら小声だったせいかアサの話はあまり聞こえていなかったようですね…。
デンジはヒトデを手に持って「試したことあるか?」と一言。
魚が食べれずお腹を空かせているアサのために、別の手段を考え始めたのです。
自由な発想で生きるデンジなら、この窮地を脱する方法も思いつくかもしれません。
でもまずは食べないと死んでしまいますからね!
アサはヒトデを食べて元気になれるのでしょうか?!
『チェンソーマン』ネタバレ115-116話のまとめ
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今回は、水族館に閉じ込められ、追い詰められていくお話でした。
何とか水、魚、火を揃え、餓死する危険を回避したはずでしたが、水はなくなり、魚は死んで腐ってしまいました。
コベニの弟らしき男子生徒は姿を消し、火が残っているかどうかも不明です。
アサはハルカがチェンソーマンだと思っていました。
ハルカを殺せば、ヨルの目的がなくなり、解放されるかもしれないとも考えましたが、さすがに人殺しなどできるはずもなく…。
その上、ハルカの正体はチェンソーマンではなく、単なるチェンソーマンのファンであることも判明。
絶望的な状況は何も変わりません。
吉田は実は携帯を持っていますが、外部と連絡は取れませんでした。
時計の針はずっと同じ場所を指しています。
体感3日以上なのに助けも来ない。
これは、水族館の中の時が止まっていることを指しています。
吉田まで絶望に染まっていました…。
実はこの時、吉田は”死の悪魔”をデンジに食べてほしいと言っています。
でもデンジは”永遠の悪魔”だと認識しているのです。
誤記なのか、吉田は何か裏で手を引いているのか…彼のことですから、絶望しているフリの可能性もありますよね!
デンジはアサの元へ。
アサは魚が苦手で食べていないため、誰よりも衰弱していました。
デンジが来たことを知ると、アサはデートに誘ったことを謝りました。
それに、武器にしようとしていたことも白状したのです。
でもデンジは聞こえないふりをしてくれているのか、アサの深刻な話を無視してすぐそばに座り込みました。
デンジの手にはヒトデ。
魚がダメならヒトデを試してみようと言うのです。
まずは食べなければ死んでしまいますからね!
常に貧乏だったデンジの自由な発想は、この窮地をも救うことになるかもしれません。
脱出までの道筋はまだ見えませんが、チェンソーマンなら何とかしてくれそうですよね!
来週もますます目が離せませんね♪
- デンジたちは絶望的な水族館に閉じ込められた
- ハルカはチェンソーマンのファンと判明
- 水族館内で時間が止まっている可能性
- アサはデンジを武器にしようとしていた
- デンジがヒトデを提案し食料確保へ
- 脱出方法はデンジの自由な発想にかかる
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