- 怪盗キッドの正体は黒羽快斗です
- 謎の組織が父を殺しました
- 快斗が狙う宝石はパンドラです
2019年度映画のメインキャラクターでもある怪盗キッド。
彼は「名探偵コナン」のオリジナルキャラクターでは元々は「まじっく快斗」という漫画の主人公なのです。
「まじっく快斗」では怪盗を始めたきっかけや目的などキッドの詳細が描かれています。
怪盗なのになぜか応援したくなる、今回はそんな彼の秘密に迫ってみたいと思います。
目次
【名探偵コナン】コナンよりも前から連載していた「まじっく快斗」
TVアニメ『まじっく快斗1412』は最終回!第24話「真夜中の烏(ミッドナイト・クロウ)《後編》激突!白か黒か!?」は、本日17:30から読売テレビ・日本テレビ系で放送! 最後の最後までお見逃しなく!! pic.twitter.com/hnHZ1BExi5
— 江戸川コナン (@conan_file) March 28, 2015
「名探偵コナン」では16巻で初登場しますが、元々はコナンより先に連載していた「まじっく快斗」の主人公で、青山先生の初連載作品でもあります。
青山先生がルパン三世のファンだったことが「まじっく快斗」が生まれたきっかけです。
【名探偵コナン】怪盗キッドの正体は黒羽快斗
「まじっく快斗」では怪盗キッドの正体は黒羽快斗という江古田高校の2年生であることが描かれています。
マジックが得意でクラスのムードメーカー的存在です。
授業を真面目に受けなかったり早退したりと先生からは問題児扱いされていますが、IQ400の天才のため成績は優秀です。
クラスメートには幼馴染の中森青子や、キッドのライバルである探偵の白馬探、魔女の小泉紅子など個性的なメンバーが揃っています。
【名探偵コナン】世界的マジシャンである父の裏の顔
8年振りに復活した怪盗キッドがニュースで話題になっていた頃、父のパネルに仕掛けられた隠し部屋の中で快斗は怪盗キッドと同じ衣装を見つけました。
パネルは父の死後から8年後に開くように仕掛けられていたようです。
怪盗キッドに会えば何か分かるかもしれないとキッドの予告現場に行きます。
そこに現れたキッドは父盗一の付人だった寺井でした。
寺井から父が殺されたこと、怪盗キッドだったことを聞きだした快斗は、父を殺した犯人を誘き出す為2代目怪盗キッドになることを決意しました。
【名探偵コナン】父を殺したのは謎の組織
「まじっく快斗」で登場する謎の組織のメンバーは全身黒い服で身を包んでいたり、ボスを「あのお方」と呼んだり「名探偵コナン」に登場する黒の組織と共通点はありますが、コードネームはスネイク、スパイダーと酒の名前ではないため、別組織のようです。
父親はマジックショーの最中に事故死したと思われていましたが、2代目怪盗キッドとして活動を始めた快斗の前に父を殺した謎の組織が姿を現しました。
組織は怪盗キッドが黒羽盗一であることを知っており、盗一が殺されたのは組織が狙っている宝石に手を出したことが理由でした。
組織が快斗に接触したことで、快斗の目的は父を殺した犯人を見つけることから組織が探し求めている永遠の命が手に入る宝石「パンドラ」を組織より先に見つけてぶっ壊すことへ変わりました。
【名探偵コナン】組織の目的はパンドラという名の宝石
組織が狙っているのは「パンドラ」という永遠の命が手に入ると言われている宝石です。
パンドラは月に光にかざすとビッグジュエルの中にあるもう一つの宝石「パンドラ」が赤く光ります。
「パンドラ」はビッグジュエルの中にありますがどの宝石かは分からないため、組織は世界中のビッグジュエルを集めようとしています。
組織の目的が「パンドラ」と知った快斗は組織よりも先にパンドラを見つけ出すため、ビッグジュエルを狙い今宵も月明りの中宝石を盗みます。
【名探偵コナン】コナンを手玉に取る数少ないキャラクター
セリザベス号での対決時にはキッドが蘭に変装していることを見抜いたコナンでしたが、「早く行かないと彼女が風邪をひく」と言い残し、着ていた蘭のドレスを置いて逃げることでコナンの追跡を防ぎました。
実際はクリーニング店員に化けて、蘭と同じドレスを準備していましたけどね。
その後も人々をあっと驚かせるようなトリックで宝石を見事に盗んでいますが、コナンも負けてはいません。
ガソリンに引火させてキッドが乗っているバイクを燃やしたり、警察が逃走するキッドを見つけやすいよう背中に目印をつけたりと、やられた分はきっちりやり返しています。
【名探偵コナン】蘭に正体がバレそうになったコナンのピンチを救う
「世紀末の魔術師」ではコナンの正体が蘭にバレそうになっていることを知り、工藤新一に変装してコナンのピンチを救っています。
鳩の手当てをしてくれたお礼らしいです。
新一がコナンになった理由をどこまで掴んでいるかは分かりませんが、快斗も幼馴染の青子に怪盗キッドであることを隠しているので、自分と似た境遇のコナンをほっとけなかったのかもしれませんね。
【名探偵コナン】工藤新一と顔がそっくり
2人の顔はそっくりなため、工藤新一に変装する時は髪型を変えるだけでOKです。
「銀翼の奇術師」ではその顔立ちを利用し工藤新一に変装することで、中森警部の顔をひっぱるチェックを無事通っています。
変装にマスクを使っていないので当然思いっ切り引っ張られても問題ありません。
アニメでは同じ声優さんが演じているため、声もそっくりです。
【名探偵コナン】キッドの正体をコナンは知っている?
コナンはキッドの正体は知りませんが、新一と同じ顔立ちであることには気づいており、「業火の向日葵」ではキッドがセキュリティの厳しいレイクロックに侵入する方法として「なぜか顔立ちが似ている俺になりすますしか方法はないはず」と言っています。
【名探偵コナン】コナンが連載終了しても「まじっく快斗」は終わらない?
青山剛昌アニメアワーがもうすぐ始まるよ!! TVアニメ『まじっく快斗1412』第23話「真夜中の烏(ミッドナイト・クロウ)《前編》その名は怪盗コルボー!」は、本日17:30から読売テレビ・日本テレビ系で放送! pic.twitter.com/fEj5GZp5w9
— 江戸川コナン (@conan_file) March 21, 2015
まじっく快斗は今も連載は続いており、不定期ですが名探偵コナンの合間に時々短期で連載されています。
怪盗キッドの人気も高いですが、作品としては「名探偵コナン」の方が人気が高く、今や国民的アニメと言っても過言ではないので、コナンの連載を優先させるのは当然でしょう。
最新刊の95巻でついにボスの名前が判明しましたが、過去バーボンの名前が出てから正体が分かるまで60巻~78巻と約20巻かかっていますし、ナンバー2のラムも85巻で名前が出て今だ正体は分かっていないので、ボスの正体が分かるのは120巻頃でしょうか?
まじっく快斗の連載が終わるのはまだまだ先ですね。
まとめ
「名探偵コナン」ではビッグジュエルを狙う怪盗くらいの描写ですが、「まじっく快斗」を見てみると、ビッグジュエルを狙う理由や快斗の日常が描かれていたり、キッドがより魅力的に見える作品です。
「名探偵コナン」は見てるけど、「まじっく快斗」は見たことがないという方は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
- 怪盗キッドは黒羽快斗である
- 快斗の父は殺された疑惑が
- 組織の狙いは宝石パンドラ
- コナンはキッドの正体に気づく
- まじっく快斗は連載継続中
- キッドのトリックは驚きの連続
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