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レイダは死亡したのか
結論から言うと、水神レイダ・リィアは死亡します。書籍17巻(Web版第百八十五話「ルーデウスの戦場」)で、龍神オルステッドの手刀に胸を貫かれました。
逃げようとして討たれたのではありません。ダリウスを逃がし切るために、勝てない相手へ自分から時間稼ぎを挑んだ結果です。この記事では、死んだ場面の答えに加えて、レイダという剣士の全体像を表でまとめました。
この記事でわかること
- 死ぬのは何巻・何話か(書籍17巻・Web版185話)と死因
- オルステッドに一度は見逃され、二度目に討たれた理由
- 「レイダ・リィア」が本名ではない理由と水神流の位
- オリジナル奥義「剥奪剣界」の強さと弱点
- ダリウスへの恩義と、ヒトガミの使徒になった流れ
- エリスへの指導と、孫イゾルテに水神を託した最期の一手
- アニメ3期の声優と放送時期
レイダ・リィアのプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に1枚にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生死 | 死亡。書籍17巻・Web版185話で、オルステッドの手刀に胸を貫かれた |
| 称号 | 水神流の頂点「水神」。元アスラ王国の剣術指南役 |
| 本名 | 明かされていない(レイダ・リィアは女性の水神が名乗る名) |
| 見た目 | 60歳以上の老婆にしか見えない。動きは若者と変わらない |
| 代名詞の技 | 自作の6番目の奥義「剥奪剣界」 |
| 立場 | ヒトガミの使徒。恩人ダリウスの側に付いた |
| 孫・弟子 | イゾルテ・クルーエル(のちに水神を継ぐ) |
| アニメの声優 | 横尾まり(3期から登場) |
最期はオルステッドに挑んで敗れました
舞台は、アリエルを王にするための戦いの山場、アスラ王国のパーティー会場です。アリエルがダリウスの悪行を暴いて失脚させたところへレイダが割って入り、そこへ龍神オルステッドが現れました。結果だけを並べると、こうなります。
| 相手 | 結果 | 決め手 |
|---|---|---|
| ルーデウス・アリエル・ペルギウス | 3人とも動けなくした | 剥奪剣界 |
| 光輝のアルマンフィ・波動のトロフィモス(ペルギウスの使い魔2体) | 一瞬で斬った | 剥奪剣界 |
| 龍神オルステッド | 剣撃を素手で弾かれ、手刀で胸を貫かれて死亡 | 格の差 |
レイダが残った理由は、ダリウスを逃がすためです。同行していた北帝オーベール・コルベットに3人の始末を任せましたが、オーベールは手を下しませんでした。その間に強大な気配を感じ取ったレイダは、オーベールにダリウスを連れて逃げるよう頼み、自分だけが会場に残っています。
見落とせないのは、レイダが以前にもオルステッドと戦い、そのときは見逃されていたことです。前回はヒトガミの使徒ではなかったから、今回は使徒だったから。オルステッドが生かすか殺すかを分けた基準は、強さではなく「ヒトガミの側にいるか」でした。だから二度目は「死ね」の一言で終わっています。
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オルステッドが素手だった、という一点が残酷だと思っています。
レイダは水神流の頂点で、奥義まで自分で作った剣士です。
その剣撃を、相手は武器も抜かずに叩き落としました。
勝負ではなく、格の違いを見せるための場面になっています。
それでもレイダは、逃げずに二度目の剥奪剣界を展開しました。
一度見逃された相手だと分かったうえで構えたことのほうが、この人の強さです。
「レイダ・リィア」は本名ではありません
レイダ・リィアは個人の名前ではなく、水神流の頂点「水神」になった女性だけが名乗れる名です。本名は最後まで明かされないままでした。男性が水神になった場合は「レイダル」と呼ばれ、水神流最強で水神級魔術師でもあった初代水神レイダルから続く決まりです。
| 項目 | 水神流の決まり |
|---|---|
| 位の並び | 初級・中級・上級・水聖・水王・水帝・水神 |
| 水神の条件 | 5つの奥義のうち3つ以上を使えること |
| 名乗る名 | 女性はレイダ・リィア、男性はレイダル |
| 剣の性質 | 敵の気配と魔力の流れを読んで跳ね返す。攻めて崩す剣神流とは正反対 |
受け身から反撃に転じる剣なので、門下には忍耐強い者や勉強家が多く集まります。レイダが老いても頂点でいられたのは、速さより読みで勝つこの流派だったからでもあります。
レイダの外見は、60歳を超えた老婆にしか見えません。それでも口は悪く、鋭い眼光で睨むだけで相手を萎縮させ、実力者のガル・ファリオンにも臆しませんでした。孫のイゾルテに向けるときだけ目つきが優しくなり、戦闘に入ると表情が消えます。この落差が、レイダという剣士の怖さになっています。
剥奪剣界は6番目の奥義です
水神流の奥義は5つしかありません。剥奪剣界は、レイダが最も難しい奥義を2つ組み合わせて自分で編み出した、6番目にあたるオリジナルです。構えに入り、自分の範囲に踏み込んだ敵を全方向から最速で斬り捨て、魔力をわずかでも感知すれば反応できます。
この技の強さは、相手の格と関係なく効くことにあります。決まるのは「踏み込んだかどうか」だけなので、七大列強のペルギウス本人までうかつに動けなくなりました。ルーデウスも動こうとした時点で籠手の先端を斬られ、光速で動く光輝のアルマンフィは、攻撃のために実体化した一瞬を捉えられて真っ二つにされています。裏を返せば、構えている間はレイダのほうからも動けない技で、時間稼ぎにこれほど向いた奥義はありません。
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6番目の奥義がある、という事実だけでレイダの位置が分かると思っています。
水神流は受けて返す流派で、型を守ることに価値を置いてきました。
その流派の頂点が、既存の型を組み替えて新しい奥義を作っています。
しかも使ったのは、流派を守るための戦いでした。
型を破った人間が、型を残すために死んでいます。
この矛盾がレイダという剣士の面白いところです。
レイダはどれくらい強いのか|若い頃からの実力
レイダは30年以上も水神の座にいる剣士です。水神流の5つの奥義を歴代で全部修めたのは初代水神だけで、3つ以上という条件を満たしたうえで、6番目を自分で作ったのがレイダでした。剣神流の頂点ガル・ファリオンと戦っても、3割ほどは勝てるとされています。
攻めの剣神に対して、受けの水神が3割。この数字は、流派の相性で言えば不利な側が、頂点どうしでなお勝ちを拾えることを示しています。七大列強には入っていませんが、パーティー会場で七大列強のペルギウスと、その配下をまとめて止めた事実が、その位置を裏づけています。
若い頃は、天才ともてはやされて調子に乗った、荒っぽくガサツな少女でした。かっこいいからと意味もなく天井を破って現れるような振る舞いで、貴族の少年を叩きのめしたのもこの時期です。受けて返す流派の頂点が、もとは真っ先に殴りかかる性格だったところに、レイダが型を破って6番目の奥義を作れた理由があると思っています。
ダリウスへの恩義と、ヒトガミの使徒になった理由
悪行を重ねたダリウスを、なぜレイダは命がけで守ったのか。答えは少女時代の恩です。関係の移り変わりを、レイダの側に何が残ったかで並べます。
| 時期 | ダリウスとの関係 | レイダに残ったもの |
|---|---|---|
| 少女時代 | 叩きのめした貴族の少年の報復で両腕を斬られかけたところを、ダリウスに救われる | 恩と、初恋 |
| 剣術指南役のころ | アスラ王国で再会。ダリウスは太って性格も変わっていた | 恋は終わり、恩だけ |
| 剣の聖地からの帰り道 | 夢にヒトガミが現れ「ダリウスを助けよ」と告げる | 恩返しの場=使徒になる |
恋が終わっても、命を助けられた事実は消えません。レイダがヒトガミに従ったのは、命令に屈したからではなく、もともと抱えていた恩返しの場を差し出されたからです。アスラ王国編でヒトガミが同時に動かしていた使徒は、レイダ・ダリウス・ルークの3人でした。
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ヒトガミの使徒として、いちばん扱いやすい相手だったと思っています。
ヒトガミは、そそのかす相手の弱いところを正確に突いてきます。
レイダに出した指示は、本人がもともと抱えていた恩返しでした。
だから疑う余地がありません。命じられたのではなく、背中を押されただけです。
失恋してもなお残っていた義理が、そのまま利用されました。
いちばん綺麗な感情から手を入れるのが、ヒトガミのやり方です。
エリスに水神流の対処法を教えています
レイダは剣の聖地でエリスも鍛えています。ルーデウスをオルステッドから守る力を求めて剣神流に入ったエリスのために、剣神ガル・ファリオンが手紙で依頼したのが始まりです。オルステッドは水神流も使えるので、水神流の相手が必要でした。
レイダはエリスを一目見て、激情を抱えたエリスに水神流は習得できないと判断しています。そこで教えたのは水神流そのものではなく、水神流への対処法でした。孫のイゾルテ、剣神の娘ニナと3人で試合を繰り返させた結果がこちらです。
| 組み合わせ | 勝ったほう |
|---|---|
| エリス 対 ニナ | エリス |
| イゾルテ 対 エリス | イゾルテ(最初の試合はエリスの大敗) |
| ニナ 対 イゾルテ | ニナ |
| 1年後 | エリスがイゾルテ相手に互角以上 |
きれいな三すくみです。3人とも誰かには勝てて誰かには負ける組み合わせだったことが、互いの弱点を指摘し合う稽古を成り立たせました。孫の慢心を見抜いていたレイダにとっては、イゾルテに負けを教える場でもあったはずです。
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エリスに教えたのが「水神流」ではなく「水神流の対処法」だったのが肝だと思っています。
レイダは最初から、エリスに自分の剣は向かないと見抜いていました。
それでも断らず、勝ち方だけを渡しています。
この指導があったから、エリスはイゾルテと並ぶまで伸びました。
流派の頂点が、自分の流派を諦めさせる形で人を育てています。
剣より先に、相手の性質を見る人でした。
孫イゾルテに水神流を託しました
剥奪剣界でルーデウスたちを止めたあと、会場に孫のイゾルテが到着します。レイダは表情も変えず、乱入した自分とオーベールは王竜王国の刺客だということにして、自分たちをイゾルテに討たせろと勧めました。
狙いは、自分の代で水神流を終わらせないことです。イゾルテさえ生き残れば系譜は途切れず、刺客を討った剣士として水神流の評判はむしろ上がります。敵の力を受けて返す流派の頂点が、自分の死まで「受けて返す」形に組み替えたことになります。
実際、イゾルテは水帝の称号を得て奥義を3つ修め、レイダの死後に水神の座を継いで、祖母と同じレイダ・リィアを名乗りました。相手の殺気に敏感で、防御と反撃を主体にする水神流は、イゾルテに合っていました。なお祖母が討たれたとき、駆けつけたイゾルテはオルステッドの呪いの影響で動けませんでしたが、剣士の戦いに定められた出来事として受け止めています。
アニメ3期で登場します
レイダが映像で動くのは、アニメ第3期からです。放送は2026年7月5日に始まり、毎週日曜深夜0時にTOKYO MXやBS11で流れています。キャストは2026年6月20日に「エリス修行編」の新キャラクターとして発表され、レイダ・リィア役は横尾まりです。剣の聖地での指導から、映像で描かれることになります。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| レイダ・リィア(水神) | 横尾まり |
| イゾルテ・クルーエル(孫) | 日笠陽子 |
| オーベール・コルベット(北帝) | 小西克幸 |
まとめ
水神レイダ・リィアは、書籍17巻(Web版185話)でオルステッドの手刀に胸を貫かれて死亡します。ダリウスへの少女時代の恩と、それを突いたヒトガミのお告げが、勝てない相手の前に残った理由でした。
僕はこう読む
レイダの最後の指示が、いちばん水神流らしいと思っています。
自分を討たせることで、孫の評判を上げるという受け身の一手でした。
相手の力を利用して返すのが、この流派の考え方そのものです。
死ぬ場面まで型どおりに戦っていたことになります。
ダリウスへの恩も、水神流の存続も、同じ日に片付けました。
負けたのに、やりたかったことは全部通している人です。
だからレイダの評価は、悪に加担した側と見るか義理を通した側と見るかで割れます。悪行を重ねたダリウスを守った剣士と取るか、恩を返し流派を残した剣士と取るかです。
——あなたは、レイダ・リィアをどちらで見ますか。ダリウスの悪事に加担した側だと思いますか。それとも、受けた恩を最後まで返した側だと思いますか。よければコメントで、あなたの読み方を聞かせてください。
よくある質問
無職転生のレイダ・リィアについて、よく出てくる疑問をまとめました。
Q. レイダは死亡しますか。
A. 死亡します。オルステッドの手刀で胸を貫かれ、その場で絶命しました。
Q. レイダが死ぬのは何巻・何話ですか。
A. 書籍版では17巻、Web版では第百八十五話「ルーデウスの戦場」です。アスラ王国のパーティー会場の場面です。
Q. レイダはヒトガミの使徒ですか。
A. 使徒です。剣の聖地からの帰り道に夢でヒトガミから「ダリウスを助けよ」と告げられ、王宮に戻りました。以前オルステッドに見逃されたのは、そのころ使徒ではなかったためです。
Q. レイダ・リィアは本名ですか。
A. 本名ではありません。水神になった女性が名乗る名で、本名は明かされていません。
Q. レイダの死後、水神は誰になりましたか。
A. 孫のイゾルテ・クルーエルです。奥義を3つ修めて水神を継ぎ、レイダ・リィアを名乗りました。
Q. レイダの声優は誰ですか。
A. 横尾まりです。2026年7月5日に始まったアニメ3期から登場しています。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月22日


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