- 鶴見が五稜郭に突入した
- マンスールが主砲を操る
- 土方が歴史を超える活躍
強行突入しかない第七師団と中に入れさせるわけにはいかない五稜郭側の激しい銃撃戦が始まりました。
堅く五稜郭に入れさせない土方側に対し、鶴見は状況を打破するために再び艦砲射撃を指示します。
それにより五稜郭が混乱した隙に鶴見は月島と鯉登を連れ、銃と手投げ弾を駆使しながら五稜郭に突入!
一転して一度避難すべき状況にさせられた五稜郭側ですが、土方は「門倉たちを信じる!」と引き続きここで食い止める姿勢を見せました。
そしてその門倉別動隊は函館山にいました。
なんとそこには、箱館戦争中に土方ら新選組が隠した「回天丸の主砲」があったのです。
第291話は『骨董品』としてまさに「回天丸の主砲」がポイントとなっています!
『ゴールデンカムイ』291話!のネタバレ
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『求めよ!さらば与えられん』
作中たびたび聖書にまつわる描写が出てきますが、この言葉通りまさにそれぞれが自らの手で金塊を掴み取ろうと奮闘しているゴールデンカムイ。
その最終決戦の末、金塊を手中に収めるのは一体誰なのでしょうか!?
それでは『ゴールデンカムイ』291話!の要点をまとめてみます。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
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五稜郭には相変わらず艦砲射撃が降り注いでいます。
そんな中で、鶴見の狙いは権利書。
権利書は永倉の嘘だったかもしれないと思いつつも、どこにあるかも分からない金塊よりは、誰かが持っている可能性の高い権利書を狙った方が現実的と言えるからでしょう。
目星を付けたのは「杉元」か「土方」か「アシリパ」です。
五稜郭のどこかで砲撃を避けているはずだと鶴見は考えます。
目標は五稜郭を制圧し権利書を奪うこと。
「兵士たちを突入させれば敵兵の守りは内部から崩れる」
ということで鶴見は自ら五稜郭に切り込んで来たのでした。
「我々が守りを崩す槍となるのだ」
自分が先頭に立って戦場をかけるというのが鶴見らしいですね。
突き進む鶴見
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ソフィア一味も第七師団も、夏太郎も誰も彼もが命懸けです。
鶴見たちが切り込んでいった五稜郭南口では、橋の手前の土塁で二階堂たちが五稜郭からの銃撃に耐えていました。
もはや「いい的」にもなっており、思い切って橋を渡ってしまった方がマシかとも思われますが、どうやら鶴見から「合図が来るまで待機」との命が出ているようで兵たちは何とかその機を待ちます。
当の鶴見はというと、銃を手に素早く突き進んでいました。
艦砲射撃が間近に落ちても、それにより爆散した敵の身体が落ちてきても動じず、むしろその血生臭い空の下で両手を広げ天を仰ぐほど。
そして怯み気味の鯉登に言いました。
「怯むなッ!父の愛があれば息子に砲撃は落ちん!!」
さすが鶴見、人の心を動かす言葉を持っていますが、ただ冷静な観点を持つ今の鯉登にはどう響いたのでしょうか。
マンスールの出番!
ゴールデンカムイ終盤に出てきたマンスールって砲兵出身っぽいし腕も確かだしで適当に戦ってたゲリラってわけでもなさそうだし、カージャール朝かオスマンの兵隊出身か、帝政ロシアで軍役ついてた中央アジアあたりのムスリムだったりするんだろうな〜 pic.twitter.com/7bFvZ7DKV3
— するたん (@PentanO102) April 28, 2022
北口ではソフィアを中心とした部隊が応戦中。
艦砲射撃で徐々に味方を減らされていることもあり仲間が「もう駄目だ!ここは退こう!」と進言しますが、ソフィアは「お前たちだけ穴に入れッ!」と退きません。
かっこいいですがこのままではジリ貧なのも事実…。
するとその時、駆逐艦に向けて爆撃が!
爆音とともに駆逐艦のかなり傍に落下しました。
突然の敵襲に鯉登平二は急いで艦を動かそうと冷静に指示しますが、第2波が駆逐艦の1つに命中してしまいました。
これを行ったのはもちろん、回天丸の主砲を手にした門倉別動隊です!
回天丸の主砲は1846年製の68ポンド砲で、有効射程は約2,700メートル。
艦砲射撃が五稜郭との距離3.5㎞なのに対し、この函館山から駆逐艦は2㎞なので届くんです。
とは言え軍の艦砲射撃に比べて「骨董品」とも言える代物でこのように精確に目標に当てられるのは、なんとマンスールのおかげ!
ようやく判明したマンスールの正体は「ソフィア折り紙付きの砲兵」でした。
マンスールの手腕で二番艦「雷」三番艦「曙」が次々に炎上!
そしてその混乱の中で気球も落下し、五稜郭に降り注ぐ艦砲射撃は再び止まったのでした。
「回天丸の主砲で五稜郭を守ったんだ」と土方。
それはあの時代に土方がやり残したことでもあります。
時を越えて悲願を果たした土方。
その頃、それを為した門倉別動隊はめちゃくちゃ盛り上がって(調子に乗って)いました。
『ゴールデンカムイ』ネタバレ291-292話のまとめ
「今週の不死身の杉元は、炎と鉄の嵐が来る」
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ということで回天丸の主砲によって艦砲射撃が収まりました。
やり残したことを為し着々と土方の死亡フラグが立ってきている気がしますが、史実では見られない土方歳三が見られるのがゴールデンカムイの魅力なのでさらに先を見せて欲しいですよね。
さて気球が使えなくなったので、艦砲射撃はもう撃てないと考えて良いのでしょうか。
4隻中2隻がやられ、残り2隻が、鯉登平二がどう動いていくのか気になりますね。
函館山からの砲撃だとバレていますから門倉たちの行く末も気になります。
そして艦砲射撃が止めば五稜郭側が有利ではありますが、すでに着々と鶴見と月島・鯉登が進入していますので第七師団(鶴見)の勢いは止まらなそうな気がします。
「五稜郭を制圧して~」とは言いますが、このまま権利書を持っている者が退避していそうな場所に狙いを定めて隠密行動という可能性もあるのではないでしょうか。
土方・杉元・アシリパに目星を付けていますし、そろそろ誰かしらと対峙しそうですよね。
アシリパには白石が付いているとは思うので安心感がなくもないですが、さすがにアシリパは建物にいるだろうと推測できそうなので心配です。
そして一番気になるのが杉元の動き。
前回姿は描かれず、今回は1コマだけ登場しましたが顔が描かれていません。
どうやら現在石垣のところにいるようですが、アシリパの傍にはいないのでしょうかね。
どんな顔で何を狙っているのか…この静けさが怖すぎます。
もちろん鶴見が第七師団をこのまま待機させたままにしておくとも思えませんので、全体的にも戦いはさらに動きを見せていくでしょう。
この五稜郭の戦いが始まってからは特に何が起きるかただただ怖いですが、次回もまた楽しみに待ちましょう!
- 鶴見の狙いは権利書だった
- マンスールが砲撃を担当
- 回天丸の主砲が炸裂
- 鶴見が自ら突入を指示
- 土方がやり残したことを達成
- 五稜郭の戦いが加速している
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