【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎、佩狼との宿命の対決で炎柱へ!炎の呼吸で心を燃やし戦い抜く!! | 漫画コミック考察ブログ

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【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎、佩狼との宿命の対決で炎柱へ!炎の呼吸で心を燃やし戦い抜く!!

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎 炎柱誕生
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この記事を読むとわかること
  • 煉獄は母との約束を守る
  • 下弦の弍が憎しみを抱く理由
  • 蜜璃が恋心で新技を発見

『鬼滅の刃』劇場版公開記念で掲載された外伝です。

前後編に分かれて掲載され、後編は週刊少年ジャンプ2020年46号に掲載されました。

富岡義勇に続き2作目の外伝となります。

外伝で描かれるのは、煉獄杏寿郎が炎柱になるまでの物語です。

炎柱になるため、甘露寺蜜璃とともに十二鬼月を倒しに向かう煉獄!

煉獄の願いは叶うのでしょうか?!

▶▶鬼滅の刃「煉獄外伝(後編)」を読む

 

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『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎【外伝】後編』のネタバレ

それでは『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎【外伝】後編』の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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下弦の弍の追憶

ついにお互いぶつかり合った2人。

激しい戦いが繰り広げられます。

煉獄と剣を交えた下弦の弍にかつての記憶が蘇ります。

「お願いです もう斬らないで…」

その時の下弦の弍は恐怖に震え、懇願していました。

しかし、煉獄にそっくりな姿の鬼狩りに腕を切り落とされたのです。

「鬼のくせに逃げるのか 卑怯者」

「死ぬまでそうして逃げ惑う気か」

その男とは、煉獄の父・槇寿郎です。

下弦の弍はその時の怒りを思い出しました。

“俺の肉と心までなます切りにしたあの憎き鬼狩り”

見た目がそっくりな煉獄親子に、より怒りを感じているようです。

“奴に怯えて暮らすなど耐えられない!憤死してしまう!”

下弦の弍は再び銃を自分に向け、撃ち放ちました。

 

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激闘続く!煉獄VS下弦の弍

下弦の弍は銃で自分を撃つと代わりに武器を体内から取り出せるようです。

今度はマシンガンのような武器を取り出し、煉獄に向けました。

下弦の弍にとっては復讐なのです。

(煉獄は初めて会った相手なので複雑ですねw)

煉獄の心は燃えていました。

母を失い、父が失意に落ちてしまっても、弟の千寿郎が弱音を吐いても、煉獄だけは折れることはありませんでした。

煉獄には母との約束があったからです。

『弱き人を助ける』『柱になる』と…。

煉獄は下弦の弍の攻撃を正面から受け返しました。

 

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蜜璃のお仕事

一方、爆弾処理のため帝都内を確認していた蜜璃は爆弾を発見します。

しかし、処理しようとしたところで下弦の弍の影犬が現れ、蜜璃と対決することになります。

影犬との戦いに苦戦してしまう蜜璃は、心の中で煉獄に助けを求めました。

ところがさらに問題が発生してしまいます。

「キャァァ!」

蜜璃の耳に助けを呼ぶ人の声が聞こえてきたのです。

声の先にいたのは、親子でした。

母親は蜜璃の特殊な髪の色を揶揄したその人ですが、そんなことは関係ありません。

目の前で困っている人を見つけた蜜璃は別人のように動けるようになり、影犬をあっという間に倒してしまいました。

 

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恋の呼吸、誕生

影犬は再び襲ってきます。

戦いながら、蜜璃はあの日のことを思い出していました。

本当はあの日、煉獄に自分は”鬼殺隊に向いてないんじゃないか”と相談しようと思っていたのです。

でも蜜璃が言い出す前に煉獄は「甘露寺はいずれ俺をも超える剣士になるだろう!」とエールを送られてしまったのです。

煉獄は鬼殺隊員になる蜜璃に自信を持ってもらいたかったのかもしれません。

「何より君には人を愛する心がある!君の育手になれて俺は幸せ者だ!誇りに思う!」

煉獄のその言葉は、蜜璃の心に響きました。

戦いの最中なのに、そのことを思い出しただけで蜜璃はドキドキが止まりません。

燃えるような恋心を胸に!

蜜璃は影犬をついに倒すことに成功します。

この時、蜜璃は自分の剣の型”恋の呼吸”を見出したのでした。

 

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追い詰められる下弦の弍

下弦の弍は、煉獄と戦いながら不気味な気持ちを抱いていました。

何度も爆発に巻き込んでいるはずの煉獄ですが、まるで倒れず刀のみで立ち向かってくるからです。

“目の前にいる奴は本当にあの日俺が出会った男なのか?”

下弦の弍はようやく煉獄が槇寿郎ではない、ということに気づきかけていました。

煉獄のために火器を使い込み、後がなくなった下弦の弍に煉獄は迫ります。

「もう終わりか?」

下弦の弍は怒りに震えました。

1秒でも早く煉獄を否定したい気持ちでいっぱいになったのです。

(そうでないと憤死してしまう!)

何か武器はないか必死に探す下弦の弍の目に、ボロボロの刀が映りました。

 

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下弦の弍の過去

刀を見つめた下弦の弍に、人間だった頃の記憶が蘇りました。

かつて、下弦の弍は武士だったようです。

刀の時代は終わりを迎えつつあり、銃が台頭していました。

「惨めだなぁ 武士道だの いつまでも時代遅れな」

そう誰かに嘲笑われても、武士たちは「大丈夫ですよ 俺たちの剣は銃なんかには負けやしませんよ」と笑顔でした。

この武士たちが下弦の弍の仲間だと思われます。

下弦の弍は刀を手に取り煉獄の技を正面から受けました。

血鬼術”滷獲腔 戦禍陣狼”

下弦の弍は狼の影を身体中に纏い、変身しました。

煉獄のことをしっかり杏寿郎と認識し、本気の真剣勝負を挑んできたのです。

「俺は佩狼(はいろう) ここからは1人の武士として貴様を殺す」

「望むところだ」

煉獄も受けて立ちました。

“武士として”と言ったように、刀と刀が激しくぶつかり合います。

 

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炎の呼吸奥義 煉獄

佩狼には自信がありました。

煉獄には自分の血鬼術は破れないと思っていたのです。

ところが煉獄は奥義を隠していました!

自分の名前そのものの技。

それは全身全霊、命ごと浴びせる渾身の斬撃。

その技はあらゆるものを抉ります。

(燃やせ!心を燃やせ!!)

炎の呼吸 奥義 玖の型 “煉獄”

煉獄の一撃は、佩狼を倒すに十分でした。

「…いい太刀筋だ」

佩狼はそう呟くと、倒れて行きました。

 

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戦いの後始末

煉獄の体は限界でした。

でも、まだ爆弾の処理が残っています。

倒れかける煉獄の体を支えたのは蜜璃でした。

「やった!十二鬼月を倒した…!これで煉獄さんは柱に…!」

煉獄は空を見上げていました。

(見ていますか母上 杏寿郎は約束を果たしました)

混乱を収め、ようやく煉獄家に帰れることになった煉獄と蜜璃。

出迎える千寿郎も2人の無事を知って大喜びでした。

素直になれない父は抱き合う3人をただ、部屋の中らから眺めていました。

下弦の弍・佩狼との戦いはこうして幕を閉じました。

 

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ついに炎柱に!

再び柱合会議。

お館様は煉獄をねぎらいました。

「杏寿郎 君は本当に凄い子だ」

「これからは柱として鬼殺隊を支えてくれるかい?」

煉獄は元気よく「はい!!」と答えました。

炎柱・煉獄杏寿郎が誕生しました。

(母上 あの日点いた心の火は今も絶えずこの胸に 煉獄家の長男として責務を果たしてみせます 必ず)

煉獄は亡き母に誓いました。

 

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それから…

炎柱となった煉獄は仲間と協力して多くの鬼を倒しました。

走馬灯のように記憶が駆け巡ります。

そして…無限列車に乗るのです。

猗窩座との戦いで傷ついた煉獄は、最後の力を振り絞りました。

 

時は過ぎ…。

残された人たちは今も精一杯生きています。

蜜璃は伊黒と歩いていました。

ふと感じた桜の匂いに振り返ります。

(変なの もう時期は過ぎたのに…)

一方、炭治郎も桜の匂いを感じていました。

時期が違うので匂いを感じ取れない善逸や伊之助にバカにされてしまいますが…。

炭治郎は煉獄の鍔を手に取ります。

桜の花びらが一枚、静かに舞い、煉獄家の部屋に落ちました。

そこには炎柱だけが着ることを許された羽織が、持ち主の帰りを待つように佇んでいました。

 

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『鬼滅の刃 煉獄杏寿郎【外伝】後編』のまとめ

十二鬼月を倒し炎柱を目指す煉獄は、ついに下弦の弍と対決します。

下弦の弍は元武士、それも新撰組の出身者である可能性が高そうです。

服装もそうですし、狼は新撰組のトレードマークと言えます。(壬生の狼とよく呼ばれていますよね!)

武士の時代は終わり、銃に刀は敗れてしまいました。

そのことが憤怒となり、鬼になっても怒りを抱えているのかもしれません。

 

また、蜜璃が煉獄に恋してたのは驚きですね!

気持ちを伝えることなく過ごしていたようですね。

なんだか切ないです。

また、この外伝で柱の中では煉獄はそれなりに新参者だったこともわかり、面白かったです。

見事、勝利を勝ち取り炎柱となった煉獄。

最後の最後まで心を燃やし続けた煉獄の火は、今度は炭治郎たちに引き継がれたに違いありません。

美しいラストも必見です。

▶▶鬼滅の刃「煉獄外伝(後編)」を読む(鬼滅の合間4コマ26話分も面白いです)

この記事のまとめ
  • 煉獄と下弦の弍が激闘を繰り広げる
  • 煉獄は母との約束を守る
  • 蜜璃が煉獄に恋心を抱く
  • 下弦の弍が武士だった過去が判明
  • 煉獄は炎柱としての責務を果たす
  • 戦いの後、家族との再会が描かれる
あいり
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