本ページはプロモーションが含まれています
リーベとは何者なのか
結論から言うと、アスタの五つ葉の魔導書に宿る反魔法の悪魔です。魔力を持たずに生まれたため冥府では序列が最下位でした。名付けたのはアスタの実の母リチタです。
公式が示す初登場はページ97「何でも無い」。姿と過去がまとまって描かれるのは27巻からです。
この記事でわかること
- 魔力ゼロで生まれた意味
- なぜリチタとだけ一緒にいられたのか
- リチタが名付けた場面
- 反魔法という力の中身
- 声優とアニメの初登場回
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正体 | 五つ葉の魔導書に宿る反魔法の悪魔 |
| 冥府での序列 | 最下位。魔力を持たずに生まれたため |
| 初登場 | ページ97「何でも無い」。本格的な描写は27巻から |
| 誕生日 | 10月5日 |
| 声優 | 岡本信彦。アニメは第169話「従魔の儀」から |
| 名付け親 | リチタ(アスタの実の母) |
冥府での立場
悪魔の世界では、生まれたときの序列と立場が崩れることはありません。序列が上の悪魔が下を虐げ、虐げられた側はさらに下を虐げる。それが当たり前の場所です。
人間を弄ぶことは至上の悦楽とされ、そのために人間世界へ行きたがる悪魔も多くいます。
その中でリーベは、間違いなく最下位でした。理由は生まれつき魔力を持っていなかったからです。魔力の強さがすべてを決める場所で、ゼロだったということになります。
本人の言葉によれば、血を流さない日がないほどの毎日でした。生き地獄という表現がそのまま当てはまります。
ある日、上位の悪魔に冥府の門へ投げ飛ばされます。ぶつかってバラバラになるはずでした。ところが門をすり抜けて、アスタたちのいる世界へ辿り着きます。
魔力を持たないことが、そのまま脱出の理由になりました。虐げられる原因と、助かる原因が同じものだったということです。
なぜリチタとだけ一緒にいられたのか
新しい世界に来ても、扱いは変わりませんでした。見た目が悪魔なので、魔力を持つ人間から迫害されます。
もう死のうとしていたリーベの前に現れたのが、リチタでした。
ここで大事なのは、リチタの側にも事情があったことです。リチタは他人の生命力を吸ってしまう体質でした。そばにいるだけで相手が弱っていくので、誰とも暮らせません。
ところが魔力を持たないリーベは、吸われませんでした。一緒にいても何も減らない相手が、リーベだけだったということです。
リチタはリーベを怖がらず、むしろ気に入って、自分の子として育てることを決めます。リーベも笑顔と感情を取り戻し、人間を信じる気持ちを持ち始めました。
リーベはのちにこう言っています。「その人間はオレの世界を変えた」
僕はこう読む
この2人が出会えたのは、優しさの話ではないと思っています。
リチタは、そばにいる相手の生命力を吸ってしまう体でした。
リーベは、吸われるものを何も持っていませんでした。
互いの欠陥が、たまたま噛み合っただけです。
冥府で最下位にされた理由が、人間界で唯一の資格になった。
作品はこれを奇跡として書かず、条件として書いています。
持っていないことが、初めて意味を持った場面だと読んでいます。
リチタが名付けた場面
穏やかな時間は続きませんでした。最上位の悪魔ルチフェロが、リーベの体を乗っ取ろうとします。
リチタはリーベを守るため、その力を自分に吸い込もうとしました。体質を使って受け止めた結果、致命傷を負います。
それでもリチタは、以前たまたま拾っていた五つ葉の魔導書にリーベを封じ込め、他の悪魔からの干渉を断ちました。
そのとき残した言葉が、「生きて……ね……リーベ……!」です。リーベは「母さん」と答えています。
冥府から来た悪魔を息子と呼んで愛したのが、アスタの実の母リチタでした。アスタとリーベは、同じ人を母と呼んでいることになります。
家族を失ったリーベは、その後を悪魔への怒りと憎悪に任せて生きるようになります。
僕はこう読む
リチタが最後にやったのは、戦うことではありませんでした。
力を吸って、封じて、名前を呼んだ。
倒すのではなく、生き延びさせる側の行動だけを選んでいます。
そして封じた先が、のちにアスタの手に渡る魔導書でした。
母が守った子が、母の産んだ子の手元に来る。
偶然の顔をしていますが、『ブラッククローバー』はここを起点にして動いています。
だから五つ葉の魔導書は、ただの強い道具ではありません。
反魔法という力
アスタは魔力を持たない少年です。ユノが初代魔法帝と同じ四つ葉の魔導書に選ばれる一方、アスタは選ばれませんでした。
そのあとに現れたのが、五つ葉のクローバーが刻まれた黒の魔導書です。そこに宿っていたのがリーベでした。
この魔導書から出るのは、魔法を無効化する剣です。反魔法と呼ばれ、魔法が生み出したものであれば、エネルギー波でも気体でも水でも鋼鉄でも、豆腐を斬るように断ち切れます。
ただしリーベ自身の肉体は強くありません。一般人並みです。魔導書を賭けた戦いでは、片腕だったアスタに戦闘技術で負けています。
その戦いのあと、アスタが持ちかけたのが対等の関係でした。「オレと友達になろうぜ」という言葉です。
悪魔と契約者という主従ではなく、相棒として並ぶ形になりました。魔力ゼロ同士の2人が、そこで初めて同じ側に立っています。
まとめ
リーベはアスタの五つ葉の魔導書に宿る反魔法の悪魔です。魔力を持たずに生まれたため冥府では最下位で、血を流さない日がない毎日を送っていました。
その体質のおかげで冥府の門をすり抜け、人間界でリチタと出会います。生命力を吸ってしまうリチタと、吸われるものを持たないリーベ。互いの欠陥が噛み合った組み合わせでした。
ルチフェロから守るために力を吸ったリチタは致命傷を負い、五つ葉の魔導書へリーベを封じて「生きて……ね……リーベ……!」と言い残します。
公式が示す初登場はページ97「何でも無い」、誕生日は10月5日、声優は岡本信彦さん、アニメは第169話「従魔の儀」からです。
残る論点は、この悪魔をどう呼ぶかです。リーベは悪魔でありながら、人間を虐げたいと思ったことが一度もありません。
僕はこう読む
リーベは悪魔として失格だったから、悪魔でいられなくなったのだと思っています。
冥府の価値は、魔力と、人間を弄ぶ悦びの2つです。
リーベはどちらも持っていませんでした。
だから最下位に置かれ、門の外へ捨てられた。
その先で母を得て、名前を得て、相棒を得ています。
持っていないことを理由に追い出された側が、持っていないことで救われる。
魔力ゼロのアスタと同じ構造が、悪魔の側にも置かれていると読んでいます。
2人が同じ魔導書に収まっているのは、力の相性ではなく生い立ちの相似だったということです。だからリーベを悪魔と呼ぶか、リチタの息子と呼ぶかで、この物語の見え方が変わります。
——あなたは五つ葉の魔導書に宿るリーベを、最後まで悪魔として読みましたか。それともリチタが名付けた息子として読みましたか。どちらで読んだか、よければコメントで教えてください。
よくある質問
リーベは初登場と本格描写の時期が離れているので、そこから押さえると分かりやすくなります。
Q. リーベの初登場は何話ですか。
A. 公式はページ97「何でも無い」としています。姿と過去がまとまって描かれるのは27巻からです。
Q. リーベの声優は誰ですか。
A. 岡本信彦さんです。アニメでは第169話「従魔の儀」から登場します。
Q. なぜリーベは冥府で最下位なのですか。
A. 生まれつき魔力を持っていないためです。魔力の強さがすべてを決める世界だからです。
Q. リーベの名付け親は誰ですか。
A. アスタの実の母リチタです。息子と呼び、リーベも母さんと答えています。
Q. リーベは強いのですか。
A. 反魔法は強力ですが、肉体は一般人並みです。片腕のアスタに戦闘技術で負けています。
Q. 反魔法とはどんな力ですか。
A. 魔法が生み出したものを無効化する力です。エネルギー波でも鋼鉄でも断ち切れます。
最下位の悪魔が人を救います。マルスも、ユノの正体も、五つ葉のグリモワールもその先に。
ファナとの死闘マルスは裏切ったのか?洗脳でした。その後は味方になり、死亡もしていません!マルスが裏切ったのは洗脳のせいでした。
エルフの魔石ユノの正体は何なのか?スペード王国の王子で、エルフの転生者でもあります!ユノのペンダントはエルフの魔石だと判明します。
五つ葉の出自五つ葉のグリモワールの持ち主は誰か?アスタです。元はエルフの長リヒト!アスタが持つ五つ葉の元の持ち主はエルフ族の長リヒトです。
この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年9月18日


コメントを残す