- ハドラーはバーンに忠誠を誓った
- 老バーンの姿に驚愕したハドラー
- バーンの目的は地上消滅だった
絶対的なラスボスで、あまりにも強かった大魔王バーン。
ラスボスなのに1巻ですでにバーンの存在は明かされていました。
実力主義者で弱い者には容赦はしないが強い者にはそれなりの敬意をはらいます。
人間であるヒュンケルを気に入っていたりダイを仲間にしようとしたり、一度勧誘を断っていたロン・ベルクを地上消滅の危機に仲間になれば助けると再び勧誘していました。
苦戦をしても負けることなく勝ち進んでいたダイたちを一度返り討ちにしています。
ずっと前を見て進んできたダイが唯一心を折られた相手でした。
悪かっこよくて強いバーンは最高のラスボスだったと思います。
そんなバーンについて書いていきたいと思います。
目次
【ダイの大冒険】序盤に明かされるバーンの存在
大魔王バーンの真の姿が明らかに!
「真・バーン」バージョンのキービジュアルが解禁!#ダイの大冒険 pic.twitter.com/mo0StGy1of— 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」アニメ公式 (@DQ_DAI_anime) August 20, 2022
1巻でアバンを倒すためにハドラーがデルムリン島に現れた時にバーンの存在が明かされました。
一度はアバンに敗れたハドラーを救った魔界の神で魔王だったハドラーが忠誠を誓った人物。
ハドラーはバーンが全知全能の魔人で、その軍勢はかつての魔王軍とは比べ物にならないほど強大だと言っていました。
強靭な肉体を手に入れたハドラーは強くアバンが手も足も出ないほどでした。
アバンのメガンテでも倒せなかったハドラーよりも強いバーン。
魔王より上の存在がいると知ったダイたちは驚き絶望していました。
【ダイの大冒険】老バーン登場時の意外性
バーンの姿を直接見たことがあるのはミストバーンとキルバーンのみで魔軍司令として六大軍団を統括していたハドラーさえ、その姿を直接見たことはありませんでした。
カーテンのような薄布越しにバーンと会話したハドラーは薄布越しでも圧倒されるほどの威圧感を感じる程でした。
しかしハドラーが超魔生物としてパワーアップしたときに評価の証としてバーンは布越しではなく直接ハドラーの前に姿を現しました。
魔界最強と恐れられていたバーンはなんと年老いた老人でした。
そんなバーンにハドラーも超魔生物となった自分なら勝てるのではないか?と考える程でした。
これまで大魔王や魔界の神など最強だと言われていたバーンが老人で見た目ではとてもラスボスとしては強くなさそうなためラスボスは他にいるのか?と思うほど意外でした。
【ダイの大冒険】大魔王のぶれない地上征服の目的
魔界は大地のはるか地底に存在しています。
そのため魔界には全ての生物の源となる太陽がありません。
バーンは太陽の光を「素晴らしい力」だととても気に入っていました。
しかしどれほどバーンの魔力が強大でも太陽を作り出すことはできませんでした。
人間が魔族や竜より脆弱だったために神々は人間に地上を与え自分たちを魔界に押し込めたんだとバーンは言います。
魔界に太陽の光を降り注ぐためには地上を消し去る必要があります。
そのためバーンは数千年にわたり準備を整えていたのです。
地上を消し去り魔界に太陽の光を降り注ぐ事こそがバーンの目的だったのです。
数千年もかけて準備したり、禁呪法を使う者でも恐れると言われていた黒の核晶をためらいもなく使うなど、どれほど太陽の光に執着していたのかが分かります。
【ダイの大冒険】メラだけで見せた絶望感
ハドラー親衛騎団を倒し大魔宮にたどり着いたダイたちへのご褒美としてバーン直々にダイたちと戦います。
その時にバーンが使った魔法を見てマトリフに修行をつけてもらったことで大幅に成長していたポップはメラゾーマだと判断します。
バランの死を受け止められずバーンに攻撃を仕掛けたダイはバーンにやられてしまいます。
ダイを守るために同じメラゾーマでバーンの攻撃を相殺するポップ。
しかしポップはバーンの攻撃を相殺しきれず攻撃を受けてしまいます。
自分のメラゾーマよりバーンのメラゾーマの方が何倍もの威力があるのかと驚くポップにバーンは今のはメラゾーマではなくただのメラだと言います。
同じ呪文でも使う者の魔法力の絶対量によって威力は異なります。
ポップのメラゾーマよりも強く法術で編まれた服を燃やすほどの威力を持つバーンのメラ。
これだけでバーンの強さを物語っておりポップ達を絶望させる程でした。
【ダイの大冒険】伏線回収のお手本真バーン
一度はバーンに敗れたものの再び大魔宮にたどり着いたダイと戦いバーンは敗れてしまいます。
正直このときバーンの直属の部下であるミストバーンより先に敗れたバーンに「あれ?」と思いました。(笑)
しかし本当の戦いはこれからでした。
バーンは限りなく永遠に近い命を得るために自らの肉体を二つに分けていました。
老人の姿のバーンは叡智と魔力のみを残した本体、そしてもう一つの全盛期の頃の肉体には若さと力を。
そしてこの若さと力を持つ肉体を預かり守り続けていたのがミストバーンだったのです。
二つの肉体を一つに戻し新大魔王バーンとして再びダイたちとの戦いが始まります。
【ダイの大冒険】ラスボスの魅せる1ターン複数攻撃
バーンの最強の秘技である天地魔闘の構えは、「天」は攻撃「地」は防御「魔」は魔力の使用を意味しています。
バーンは攻撃、防御、呪文の三動作を一瞬で繰り出すことができ相手が攻撃してきた時に暗黒闘気を込めて放つ手刀「カラミティエンド」超高速の掌撃「フェニックスウイング」不死鳥の形をした「メラゾーマ」を繰り出すカウンター技です。
相手に先手をうたせ攻、防、魔の三大超必殺技を叩き込み完膚なきまでに敵を粉砕する必勝の奥義です。
そのためバーンがこの構えをしている間は自ら攻撃を仕掛けてくることはありません。
魔法と攻撃の合体技でダイの最強の技だったギガストラッシュも天地魔闘の構えに敗れています。
アバンのアバンストラッシュ、ラーハルトのハーケンディストール、ヒムの闘気拳を同時に受けても返り討ちにしていました。
絶対的な強さを誇るバーンの天地魔闘の構えはダイたちを苦しめたまさに最強の技でした。
【ダイの大冒険】破壊衝動の暴走鬼眼バーン
【本日放送!】
このあと9時30分から、テレビ東京系列にて第91話「バーンの真実」放送!
お楽しみに!■放送・配信情報https://t.co/Xi6YlKVUOc#ダイの大冒険 pic.twitter.com/M2OZtidHLm
— 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」アニメ公式 (@DQ_DAI_anime) August 20, 2022
竜魔人化したダイに手も足も出ないバーンはダイを倒すために鬼眼の力を解放します。
バーンの魔力の源である第三の眼「鬼眼」を全開にし肉体に上乗せした魔獣の形態「鬼眼王」と化します。
魔力の源となるバーン自身が鬼眼を解放してしまえば二度と本来の身体に戻ることはできなくなります。
バーンはそれを知っていましたが敗北よりはいいと言いダイに勝つことが今の自分の全てだと言います。
鬼眼王となったバーンは正に最強で竜魔人となったダイですら押されてしまうほどでした。
何度もダイを追い詰めましたが最後は竜の騎士の正統の武器「真魔剛竜剣」で身体を真っ二つに切られダイに敗れます。
【ダイの大冒険】倒したあとの達成感は格別?
ラスボスとして真大魔王バーンの姿や黒の核晶で地上を消し去る計画や鬼眼王の姿になったりダイたちを何度も絶望させてきました。
何度追いつめても更に強化されダイ達を追い詰め続けたバーン。
実際私も「どうやって倒すんだ?」と疑問に思うほど強大な敵でした。
竜の騎士であったダイでないとバーンを倒すことはできなかったでしょう。
ダイがバーンを切り倒した時でも「まだ生きているんじゃないか?」と思うほどで老人の姿のバーンを見た時には想像もできなかった強さを見せてくれました。
そんな強敵だったバーンが倒れダイが勝った時の達成感はものすごくダイたちはみんなで喜び涙を流すのでした。
まとめ
ラスボスとして語られていたバーンの姿が老人だったときは驚きでした。
本当に強いのか?と疑問に思ったほどでした。
しかしダイとの戦いの中で変形していったバーンはとても強くラスボスにふさわしい人物でした。
ミストバーンが自らを魔王軍最強と言ったのは力だけなら全盛期の頃のバーンの肉体を持つ自分の方が強いという意味でした。
このセリフを聞いたとき「どういうこと?」と思っていましたがそのままの意味だったり、キルバーンがバーンの元に来たときはバーンとミストバーンを見てどっちがバーンか確認したところの伏線が一気につながってすっきりしました。
ラスボスにふさわしい強さを持ち最後の最後までダイたちを苦しめました。
どうやって勝つのか想像が出来なくてドキドキしました。
情けなどなく残酷な性格でしたが強者に対しては素直に認め称えるバーン。
とても魅力的なラスボスだったと思います。
- バーンは全知全能の魔人です
- 老バーンの姿が意外でした
- バーンの目的は地上消滅です
- メラの威力で絶望を与えた
- バーンは肉体を二つに分ける
- 鬼眼王でダイを追い詰めた
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