【東京リベンジャーズ】和久井健の意外な過去!作者の経歴と打ち切り漫画の理由とは? | 漫画コミック考察ブログ

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【東京リベンジャーズ】和久井健の意外な過去!作者の経歴と打ち切り漫画の理由とは?

東京卍リベンジャーズ作者和久井健
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この記事を読むとわかること
  • タケミチはタイムリープする主人公
  • ヒナの死が物語の発端
  • 和久井健は元スカウトマンだった

2021年4月にアニメ放送、続く7月に実写映画公開が予定され注目が高まっている『東京リベンジャーズ』。

“ヤンキー×SF”という異質な設定やオシャレなイマドキファッションで登場するキャラクターたちから“新時代のヤンキー漫画”ともいわれている、『週刊少年マガジン』で絶賛連載中の人気作品です。

この『東京リベンジャーズ』を手掛けているのが『新宿スワン』で有名な和久井健先生です。

そこで今回は最新作『東京リベンジャーズ』をご紹介しながら、作者の和久井健先生について経歴やこれまでの作品などについてまとめていきます!

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健、この漫画の登場キャラ

まずは『東京リベンジャーズ』の主要キャラクターをご紹介。

 

花垣 武道(タケミチ):CV.新 祐樹

本作の主人公で、26歳のダメフリーター。

ある出来事からタイムリープ能力に目覚め、かつての恋人・ヒナを救うために12年前と現在を行き来し、人生のリベンジを懸けて過去を変えていきます。

 

橘 日向(ヒナ):CV.和氣 あず未

タケミチが中学2年時に付き合っていた恋人で本作のヒロイン。

26歳で『東京卍會(トウキョウマンジカイ)』通称『東卍(トーマン)』の抗争に巻き込まれ死亡しました。

正義感が強く、優しく明るくタケミチを支える女の子で、タケミチは彼女の未来のために奮闘していきます。

 

橘 直人(ナオト):CV.逢坂 良太

ヒナの弟で、25歳で『東卍』の抗争に巻き込まれ死亡しましたが、タケミチがタイムリープした際に会話したことでその未来を回避しました。

姉を救うため、警察官として『東卍』を追っています。

タケミチのタイムリープのトリガーとなっている人物で、タケミチの協力者として共に奮闘していきます。

 

佐野 万次郎(マイキー):CV.林 勇

『東卍』の総長で、「無敵のマイキー」と呼ばれる最強の男。

小柄な体格ながら相手を一撃で沈めるほどの強烈なハイキックを得意とし、圧倒的強さとカリスマ性で『東卍』をまとめ上げています。

『東卍』の未来を握る重要人物です。

 

稀咲 鉄太(きさき)

『東卍』の未来を握るもう一人の重要人物であり、タケミチの宿敵となっていきます。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健、この漫画のあらすじ

『東京リベンジャーズ』のあらすじをご紹介。

 

主人公は26歳のフリーターとしてうだつの上がらない日々を送っていたタケミチはある日、中学2年時に交際していた恋人・ヒナが犯罪組織『東卍』の抗争に巻き込まれ死亡したことを知ります。

その翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに線路に落とされ死を覚悟しますが、目を開けるとそこには中学時代の友人・中学時代の自分の姿。

なんとタケミチは人生のピークであった12年前にタイムリープしていたのでした。

以降タケミチは12年前と現在のタイムリープを繰り返し、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを懸けて関東最強の不良集団『東卍』の頂点を目指していきます。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健の経歴

和久井健先生の経歴をご紹介。

 

和久井先生は2004年、第293回「ヤングマガジン新人賞」にて『新宿ホスト』で佳作を受賞し、2005年同作が『別冊ヤングマガジン』8号で掲載され漫画家デビューしました。

そして同2005年、『週刊ヤングマガジン』17号より『新宿ホスト』をベースにした『新宿スワン』で連載デビュー。

 

この『新宿スワン』がドラマ化や実写映画化されたことにより、和久井健の名は普段漫画を読まない層にも知れ渡ることとなりました。

『新宿スワン』の人気の最大の理由が、スカウトマンを主人公として新宿歌舞伎町のいわゆる裏社会がリアルに描かれていることなのですが、実は作者の和久井先生自身が元スカウトマンなんです。

自身が所属していたスカウト会社を舞台として、自身が体験した出来事にフィクションを交えながら描いているため、ぐっと惹き込まれるリアリティーがあるんですよね。

 

そして『新宿スワン』が完結した2013年の終わりに『セキセイインコ』を連載開始。

『セキセイインコ』が2015年に完結し、その年に『週刊少年マガジン』に移籍します。

 

少年漫画として初めての作品となったのが同年に連載開始された『デザートイーグル』。

そして『デザートイーグル』が完結した翌年2016年に『東京リベンジャーズ』の連載が始まりました。

 

『東京リベンジャーズ』では「第44回講談社漫画賞少年部門」を受賞しています。

デビュー以来間髪入れず作品を発表・連載し続けているのが凄いですよね。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健の過去の作品『新宿スワン』について

『新宿スワン~歌舞伎町スカウトサバイバル~』は、2005年~2013年と約8年に渡って『週刊ヤングマガジン』にて連載されました。

2007年にテレビ朝日系列でドラマ化、2015年には実写映画が公開されたので、原作漫画を読んだことなくてもご存知の方は多いでしょう。

 

先述の通り本作は、元・スカウトマンであった和久井先生自身の実体験を元に描かれた、新宿歌舞伎町のスカウトマンを主人公とした物語。

東京に上京してきたものの厳しい現実に打ちのめされていた白鳥龍彦が、真虎(まこ)という男の誘いでスカウトの世界に足を踏み入れ、様々なトラブルに巻き込まれながら成長していくという内容です。

 

かつてなかった“スカウトマン”という視点から裏社会のリアルな実状の中で予測不能に展開していくストーリーに気付けば引きずり込まれています。

なかなか触れることがない危険な世界だからこそ魅かれてしまう『新宿スワン』、全38巻ありますのでぜひ衝撃の最終巻まで読んでください。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健の過去の作品『セキセイインコ』について

『セキセイインコ』は『週刊ヤングマガジン』の2014年4・5号から2015年16号で連載されました。

こちらは『新宿スワン』から一転、ダークファンタジー色の強いミステリーエンターテインメント作品となっています。

 

主人公は、同級生の少女の謎の死と時を同じくして記憶喪失となった少年・金田七。

記憶を失くしひとり苦悩する七の前には、記憶の化身“メモリー”という幻覚が現れるようになり、同級生の死を手掛かりとしながらメモリーによって記憶の鍵へと向かっていく物語…と言っておきましょうか。

ミステリーから超能力バトル的なものなど色んな要素が詰め込まれているのですが、全5巻で打ち切りになってしまったこともあり何と言ってまとめて良いか正直悩みます。

 

独特な世界観が魅力で、この作品の雰囲気が好きという方も多いでしょうが、逆に『新宿スワン』からの和久井先生のファンには失望した方もいるでしょうし、賛否が激しく分かれる作品だとは思います。

どちらにせよ「和久井先生ってこんな作品も描くんだ?!」と驚かされる作品ですので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健の過去の作品『デザートイーグル』について

『デザートイーグル』は移籍後の『週刊少年マガジン』にて、2015年36・37号から2016年25号で連載された作品。

こちらは再び「新宿スワン」のようなアウトローな作風です。

 

とはいえ少年漫画誌ということで、主人公は偶然出会った鷹見沢林檎と鷲尾一期(いちご)という高校1年生。

母の人生を崩壊させた巨悪組織への復讐を目指す林檎とその組織の者と面識がある一期、因縁が重なった2人が友情を育みながら新宿の裏社会に切り込んでいくという物語です。

 

『新宿スワン』に近い世界観ではありますが、どちらかといえば『東京リベンジャーズ』に通じる熱さが見どころかなと思いますので、『東京リベンジャーズ』から和久井先生を知った方にもぜひ読んで頂きたい作品ですね。

全5巻で綺麗にまとまっています。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健の過去の作品『アバドン』について

『Abaddon』(アバドン)についてもご紹介しておきましょう。

『Abaddon』はヤングマガジン創刊40周年記念作品として、「新宿スワン」を連載中の『週刊ヤングマガジン』2010年15号から2012年12号で連載されました。

 

実在する格闘家・五味隆典を主人公とした作品で、五味が中学時代から高校を経て、プロとなり連勝していくまでの物語。

当時(2010年)UFCと契約したことで話題となった五味の生き様を、自身もファンであるという和久井先生が熱く描いています。

 

記念作品ということで全2巻と少ないですが、格闘技ファン・和久井ファン・漫画ファンすべての人が楽しめる作品です。

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健、アニメ放送開始でコメント?

そして和久井先生の最新作『東京リベンジャーズ』はアニメ化が決定!

放送に先んじて、マガジン公式サイトでは以下のような和久井先生のコメントが公開されました。

「アニメ化決定です!と担当編集者さんから言われてから何度みんなに言いふらそうとしたことか!やっと発表ですね!

 

まずはアニメ化は難しいと言われてたこの作品に魂を注いでくださる製作陣に感謝!

プロット段階から関わらせていただいてますが製作陣のパワーに驚かされてばかりです!

脚本は原作を崩さないように、けどさらに面白くなるような配慮にすげーーー!って感動したし、キャラデザはよりリアルにヤンキーっぽくて自分の難しい要望にも真摯に取り組んでいただいて、東卍メンバーめっちゃカッコイイ!! ってなったし、声優さんもマジ惚れますよ。

思い描いていた声でマイキーが!ドラケンが!タケミチが!

 

とにかくアニメの世界で動き回る花垣武道の、東卍メンバーの生き様に共感して楽しんで頂けたら幸いです!」(マガジン公式サイトより引用)

文章だけでも分かるテンションの高さに和久井先生の喜びが感じられますね。

和久井先生お墨付きのアニメ『東京リベンジャーズ』は2021年4月から放送予定。

楽しみですね!

 

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【東京リベンジャーズ】作者・和久井健が語る漫画の極意とは?

様々な作品を描いてきた和久井健先生ですが、『マガポケ』公式WEB「マガポケベース」にて漫画作りの極意を語ってくれています。

そこで語られたポイントは3つ。

和久井健先生が語る漫画作りの極意
  1. キャラ作りは展開から考えよ!
  2. 登場シーンはモブキャラを巻き込むべし!
  3. キャラは何より表情で魅せるべし!

そして最後に和久井先生は将来漫画家を目指す人へ

「自分にノルマを課し、多くの作品を描き上げ、とにかく他人に意見をもらいましょう」

と伝えています。

非常に参考になるインタビューなのでぜひ詳しく読んでみてくださいね。

 

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まとめ

2005年からほぼひっきりなしに連載し続けている和久井健先生。

『新宿スワン』では自身の経歴を軸にしたアウトローな魅力。

そして『セキセイインコ』ではミステリーを軸にしたSF的思考。

『デザートイーグル』では得意の「アウトロー+若者たちの熱い友情」が感じられます。

 

そしてそれらが集約されたのが『東京リベンジャーズ』という感じがします。

つまり『東京リベンジャーズ』は和久井先生の魅力がたっぷり詰まっているということですね。

和久井先生ファンは『東京リベンジャーズ』も読んで欲しいですし、『東京リベンジャーズ』で知った方は他の和久井作品もぜひ読んでみてくださいね!

この記事のまとめ
  • 和久井健は元スカウトマンです
  • タケミチがタイムリープする理由
  • ヒナはタケミチの恋人です
  • 東卍の抗争が物語の中心です
  • 和久井のデビュー作は新宿ホスト
  • 東京リベンジャーズで漫画賞受賞
あいり
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