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イザナミとは何者なのか
結論から言うと、イザナミは八雷神を生んだ「母」で、魔都の支配者ともいえる女神です。160話で名前が明かされましたが、188話の時点でもまだ姿を見せていません。
八雷神は、魔防隊の組長が何人がかりでやっと倒せるほどの神です。その8柱が「母様」と呼び、言葉に従っている相手がイザナミです。筆頭の大極でさえ、母のそばを離れることをめったにしませんでした。
ところがイザナミは、いまは動けない状態にあります。動けるようになるのは「清めの日」が来たときだけです。名前がいつ出たのか、なぜ動けないのか、魔防隊はどこまで迫っているのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- イザナミのプロフィールと、八雷神との関係
- 86話で存在が示され、160話で名前が明かされるまで
- 動けない母と「清めの日」
- 古事記のイザナミと、作中の設定の重なり
- 188話時点で魔防隊はどこまで迫っているか
イザナミのプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 八雷神を生んだ母。魔都の支配者ともいえる女神 |
| 呼ばれ方 | 八雷神からは「母様」と呼ばれる |
| いる場所 | 八雷神の本拠地・黄泉津大山(よもつおおやま)の奥にある社 |
| いまの状態 | 動けない。ふだんは大極がそばで守っている |
| 動ける日 | 「清めの日」 |
| 存在が示された回 | 86話「神議」 |
| 名前が明かされた回 | 160話 |
| 188話時点 | まだ姿を見せていない |
| 声優 | 発表されていない |
八雷神は、人を滅ぼすことを目指す8柱の神です。互いを兄弟姉妹のように呼び合い、いちばん上の大極は「大極姉」と呼ばれています。その全員の上にいるのが、母のイザナミです。八雷神が人を滅ぼそうとするのは、母の望みに従っているからだと描かれています。
僕はこう読む
八雷神は1柱ずつ性格がはっきりしていて、捕まえた優希をからかったり気に入ったりと、どこか人間くさい神たちです。
それなのに人を滅ぼす理由だけは、自分たちの中にありません。
8柱の敵意は、全部が母から借りたものなんですよね。
だからイザナミは、ただの最後の敵ではなく、八雷神がなぜ戦うのかという問いそのものとして置かれていると読んでいます。
86話で存在が示され、160話で名前が明かされるまで
イザナミは、物語に長いあいだ名前のないまま置かれていました。表に出た順に並べます。
| 話数 | できごと |
|---|---|
| 86話 | 八雷神が集まる「神議」。大極が母のそばから動けないことが語られ、上に「母」がいると分かる |
| 154話 | 大極が母の守りをほかの八雷神に任せ、初めて本拠地を出る |
| 156話 | 紫黒が優希と朱々を、本拠地の黄泉津大山へ連れ去る |
| 160話 | 奥の社に近づいた優希に、そこにいる母の名がイザナミだと明かされる |
| 163〜164話 | 優希と朱々が黄泉津大山から脱出する |
160話の優希は、捕まったまま八雷神のもとで働かされていました。まだ見ていない奥の社へ近づいたところで、八雷神に止められます。そこで明かされたのが、社の中に母がいて、その名はイザナミだということでした。ある意味では魔都の支配者だ、とも語られています。
名前が出たのは86話から数えて74話後です。それまで読者は「母」としか知りませんでした。名前を知ったのが魔防隊の誰かではなく、敵の本拠地で働かされていた優希だったことも、この作品らしい明かし方です。
僕はこう読む
いちばん大きな秘密を知ったのが、戦って勝った組長ではなく、敵の本拠地で働かされていた優希だったところが面白いと思っています。
優希はずっと、寮の管理人として人の世話をしてきた主人公です。
敵の家でも働き、気を許されたから奥まで近づけた。
力ではなく、働き方で神の秘密にたどり着いたことが、この主人公の戦い方をよく表していると読んでいます。
動けない母と「清めの日」
イザナミは、いまは自分では動けません。動けるようになるのが「清めの日」で、八雷神はその日が来るまで母を守り抜こうとしています。
守りはとても固く、ふだんは筆頭の大極がそばを離れません。154話で大極が出撃したときも、母の守りはほかの八雷神に任されていました。母のそばを空けることは、八雷神にとって考えられないことなのです。
清めの日がいつ来るのか、来たらイザナミが何をするのかは、188話の時点でも描かれていません。分かっているのは、その日にイザナミが動けるようになることと、八雷神がその日を待っていることだけです。
古事記のイザナミと、作中の設定の重なり
名前の元は、古事記に出てくる女神・伊耶那美神(いざなみのかみ)です。夫のイザナギと国や神々を生んだあと、火の神を生んだことで亡くなり、黄泉の国の神になりました。黄泉の国では黄泉津大神(よもつおおかみ)とも呼ばれます。
黄泉の国まで迎えに来たイザナギに、変わり果てた姿を見られたイザナミは、逃げるイザナギに追っ手を差し向けます。その追っ手の中にいたのが、イザナミの体に生じた8柱の雷神、八雷神でした。別れぎわ、イザナミは「人を1日に千人殺す」と言い、イザナギは「1日に千五百の産屋を建てる」と返しています。
作中でも、八雷神はイザナミの子で、人を滅ぼそうとしています。本拠地の名前は黄泉津大山です。神話の黄泉の国の女神と、その体から生じた雷神たちという組み合わせが、ほぼそのまま物語の敵の形になっています。
僕はこう読む
神話のイザナミは、見られたくない姿を見られて怒った女神です。
作中のイザナミが社の奥に隠され、近づく優希が止められたのも、この話と重ねて読めます。
見てはいけないものを守る話が、そのまま八雷神の役目になっているんですよね。
そう考えると「清めの日」は、変わり果てた姿を清めて、もう一度表へ出る日なのではないかと思っています。作中にはまだ書かれていない、僕の読みです。
188話時点で、魔防隊はどこまで迫っているか
脱出した優希が戻ったあと、魔防隊は黄泉津大山へ攻め込む全面戦争に入りました。突入したのは組長たちに加えて、東海桐花・冥加りう・東八千穂です。
八雷神は次々に倒れています。175話で若雲が蝦夷夜雲に倒され、185話では壌竜と鳴姫が倒れました。188話の時点で残る八雷神は、大極と紫黒の2柱だけです。大極は172話から総組長の山城恋と戦い続けていて、まだ決着がついていません。
それでもイザナミは、188話の時点でまだ姿を見せていません。社の奥にいる母が、清めの日を待たずに動くのか、八雷神が全員倒れたときに何が起きるのかは、これからの話になります。189話は休載をはさみ、11月14日に再開する予定です。
アニメは第2期が86話「神議」にあたる場面まで描いて終わりました。イザナミの名前が出る160話はまだアニメになっておらず、声優も発表されていません。2026年8月には第3期の制作が発表されています。
僕はこう読む
8柱のうち6柱が倒れても、母は社から出てきません。
子どもたちが次々に倒れていくのを、母が黙って見ているはずはないと思うんです。
出てこないのは、出たくないからではなく、まだ出られないから。
だとすると、残った大極と紫黒が守っているのは母の体だけでなく、清めの日までの時間そのものだと読んでいます。
まとめ|イザナミとは何者か
イザナミは、八雷神を生んだ母で、社の奥で清めの日を待つ魔都の支配者です。
- 八雷神が「母様」と呼ぶ上位の存在。八雷神が人を滅ぼすのは母の望みに従うため
- 86話で存在が示され、160話で優希に名前が明かされた
- いまは動けず、ふだんは大極がそばで守っている
- 動けるようになるのは「清めの日」。いつ来るかは188話時点でも分からない
- 名前の元は古事記で黄泉の国の神となった伊耶那美神。八雷神はその体に生じた雷神
- 188話の時点で八雷神は大極と紫黒の2柱だけになったが、イザナミはまだ姿を見せていない
僕はこう読む
八雷神のうち6柱は、倒されたあと魂が優希の中に入っています。
母のもとから離れた子どもたちが、ひとりの人間の中に集まっているわけです。
イザナミが動き出したとき、いちばん近くで向き合うのは、子どもたちを抱えた優希になるのではないかと思っています。
母と子の話として、この戦いがどこへ着くのかを見届けたいです。
イザナミが最後に見せるのは、人を滅ぼす神としての顔なのか、それとも子どもたちを失った母としての顔なのか。どちらで読むかで、物語の終わり方の見え方が変わってきます。
——あなたは、イザナミが最後に見せるのは人を滅ぼす神としての顔だと思いますか。それとも、子どもたちを失った母としての顔だと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
イザナミは、名前が出た160話のあと、正体と清めの日がよく聞かれる存在です。
Q. イザナミは何話で登場しますか。
A. 86話「神議」で「母」として存在が示され、160話で名前が明かされました。188話の時点では、まだ姿は描かれていません。
Q. イザナミと八雷神はどういう関係ですか。
A. イザナミは八雷神を生んだ母です。八雷神からは「母様」と呼ばれ、その望みに従って人を滅ぼそうとしています。
Q. イザナミはなぜ動けないのですか。
A. 動けない理由そのものは188話の時点でも明かされていません。動けるようになるのは「清めの日」で、それまでは大極がそばで守っています。
Q. イザナミの「清めの日」とは何ですか。
A. イザナミが動けるようになる日です。八雷神はその日を待っていますが、いつ来るのかは描かれていません。
Q. イザナミの元ネタは何ですか。
A. 古事記の伊耶那美神です。黄泉の国の神となり、その体に8柱の雷神が生じたと伝えられています。作中の八雷神もイザナミの子です。
Q. イザナミの声優は誰ですか。
A. 発表されていません。アニメは第2期が86話にあたる場面までで、名前が出る160話はまだアニメになっていません。
イザナミの次は、子の八雷神、母を守る大極、参謀の紫黒へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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