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雷煉とは何者なのか
結論から言うと、雷煉(らいれん)は炎と雷を操る八雷神の1柱で、仮面を付けた大男の姿をした神です。124話で月夜野ベルに命を抜き取られて倒れ、いまは小さな姿で優希の中にいます。
好戦的で気が短く、人間のことを「廃れ者」と呼んで見下しています。人間の遊びや文化にも興味がなく、紫黒と壌竜がゲームで遊んでいるのを見て呆れていたほどです。ただ、ただの力任せではなく、戦いの中では相手の能力の仕組みを見抜く冷静さも持っています。
八雷神の中でいちばん早くから魔防隊の前に立ち、何度も組長たちを追い詰めてきた神です。性別や声優がよく聞かれるのも、八雷神でただ1柱、男の姿をしているからでした。どんな神で、どう戦い、どう倒れたのかを、話数と一緒に追っていきます。
この記事でわかること
- 雷煉のプロフィールと、性別・声優
- 14話の初登場と、交流戦の襲撃で日万凛を倒した落雷
- 21話で出雲天花に追い詰められた理由
- 桃源郷の戦いと、全力形態の強さ
- 124話でベルに倒されたその後
雷煉のプロフィール
名前で調べた人が知りたいことを、先に表にまとめます。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 立場 | 八雷神の1柱。炎と雷を操り、体がきわめて硬い |
| 読み方 | らいれん |
| 見た目 | 仮面を付けた大男。目はオレンジと黄色の左右で違う色 |
| 性別 | 男の姿。八雷神で男の姿はただ1柱 |
| 身長 | 175cm |
| 初登場 | 2巻14話。紫黒・壌竜と一緒に現れる |
| 188話時点 | 124話で倒され、魂の小さな欠片が優希の精神世界にいる |
| 声優 | くじら |
名前の元は、古事記で黄泉の国のイザナミの体に生じた8柱の雷神のうち、胸に生じた火雷(ほのいかづち)です。火と雷の字が、そのまま炎と雷を使う戦い方になっています。単行本では、15巻の表紙を伏摩と2柱で飾りました。
雷煉の性別は男|声優がくじらさんの理由
「雷煉 女」「雷煉 性別」と調べる人が多いのは、アニメで声を当てているのが、女性の声優のくじらさんだからです。仮面の下は女性なのでは、という読みが出たこともありました。
ただ、作中の描き方を見るかぎり、雷煉は男の姿の神です。八雷神は年上を「○○姉」と呼び合いますが、年下の空折や伏摩も雷煉のことは呼び捨てにしています。全力形態になって仮面のない体を見せたときも、男の姿でした。八雷神の8柱のうち、雷煉以外の7柱はみな女性の姿をしています。
くじらさんは、低く太い声で男性の役も多く演じてきた声優です。仮面の大男の声として、性別をまたいだ配役がされていると受け取るのが自然です。
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姉妹ばかりの八雷神に、雷煉だけが男の姿でいる。それでも、誰からも「兄」とは呼ばれていません。
家族の中で、呼び名の決まっていない神なんですよね。
妹たちが姉を慕う場面は何度も描かれるのに、雷煉には誰も甘えない。人間を廃れ者と呼んで見下す態度の強さは、家族の中の居場所の薄さの裏返しにも見えると読んでいます。
14〜21話|交流戦の襲撃と、出雲天花との戦い
雷煉が初めて姿を見せたのは2巻14話です。七番組と六番組の交流戦を、紫黒・壌竜と一緒に遠くから見ていました。魔防隊に気づかれると、醜鬼の軍勢を率いて試合の場を襲います。
| 話数 | できごと |
|---|---|
| 14話 | 紫黒・壌竜と交流戦を見ている。気づかれて襲撃に出る |
| 18〜19話 | 落雷で東日万凛を即死させる。姉の八千穂が時間を戻して救い、左腕を失いながら持ちこたえる |
| 21話 | 出雲天花にひとりで追い詰められ、とどめの寸前で紫黒に連れ帰られる |
雷煉の雷は、上空から何度も落とせて、狙いも正確です。交流戦では、この落雷で日万凛の命を一度奪いました。八千穂の能力がなければ、日万凛は3巻で死んでいたことになります。
その雷煉を初めて追い詰めたのが、六番組組長の出雲天花でした。天花は見た場所へ瞬間移動し、相手を空中へ飛ばし、空間そのものを捩じって裂くことができます。硬さが自慢の雷煉にとって、守りを素通りしてくる相手はいちばん相性の悪い敵でした。紫黒が来なければ、雷煉はこの21話で倒れていたかもしれません。
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雷煉は、いちばん硬い神なのに、硬さで勝ったことがほとんどないと思っています。
21話の天花は空間ごと裂き、124話のベルは命そのものを抜きました。
どちらも、硬さを「無かったこと」にする力です。
力と硬さだけで押し通ってきた神が、最後まで「殴り合いの外」から来る相手に負け続けた。雷煉の物語は、強さの物差しが1本しかないことの怖さを描いていたと読んでいます。
桃源郷の戦い|全力形態の強さ
次に雷煉が現れたのは、魔防隊が修行に使う異空間「桃源郷」です。月夜野ベルに成りすました伏摩と一緒に、カードに封じられた形で忍び込んでいました。伏摩の正体が見破られると、雷煉は姿を現し、七番組と戦います。伏摩のほうは八番組が受け持ちました。
ここで雷煉の硬さが、改めて示されます。羽前京香と和倉優希の合体技を正面から受けても無傷で、備前銀奈が作った頑丈な結界も、頭突きひとつで壊しました。口からの火炎弾、広い範囲を焼く火炎、雷のバリアと、炎と雷の使い方も多彩です。
七番組の決死の連携で大きな傷を負うと、雷煉は全力形態になります。全長数十メートルの巨大な鬼で、失った体まで元に戻し、斬られてもすぐに再生しました。七番組を次々に倒し、最後に立っていたのは京香ひとり、というところまで追い詰めています。全力形態を見せたこの桃源郷の戦いが、雷煉のいちばんの見せ場です。
僕はこう読む
全力形態の雷煉は、強くなったと同時に、大きくなりすぎて足もとが見えなくなったと思っています。
人間を見下ろす目線が、体の大きさでそのまま形になってしまった。
七番組をほとんど倒しきったのに、最後に立っていた京香ばかりを見ていたのも、いちばん大きな相手しか目に入らない体だったからです。
強さの頂点が、そのまま弱点の頂点になっていたと読んでいます。
124話|ベルに命を抜かれて倒れる
決着は124話「小さき者」でした。伏摩が八番組に倒されたことで、カードに閉じ込められていた月夜野ベルが解き放たれます。ベルは優希と組んで、一気に雷煉へ近づきました。
京香に気を取られていた雷煉は、足もとの小さな相手に気づけませんでした。ベルの能力は、相手の命を光として取り出して抜き取るものです。硬さも再生も関係なく、雷煉はそのまま倒れました。大きすぎて小回りが利かないこと、小さな気配を軽く見たことが、そのまま敗因になっています。
ただ、雷煉はそれで消えたわけではありません。戦いの中で、優希の体には雷煉の一部が入り込んでいました。その魂の小さな欠片だけが、優希の精神世界に移ったのです。取り込まれた量が少なかったため、空折や伏摩と違って、マスコットのような小さな姿になっています。
僕はこう読む
124話の題「小さき者」は、ベルのことだけでなく、倒れたあとの雷煉のことも指していると思っています。
いちばん大きな体で戦った神が、小さな相手に命を抜かれ、自分も小さな姿で残る。
見下していたものの側に、自分がなってしまったわけです。
廃れ者と呼んでいた人間の中で暮らすことになったのは、雷煉にとっていちばん皮肉な結末だと読んでいます。
優希の中の雷煉|188話の時点
雷煉は、肉体としては124話で死亡しています。そのあとは優希の精神世界で、空折や伏摩と一緒に暮らしています。186話では、壌竜・鳴姫・若雲も加わり、優希の中の八雷神は6柱になりました。
精神世界の雷煉は、外の戦いも見ています。181話では、紫黒の動きを見て「確実に勝ちに来たな」と作戦を読んでいました。殴り合いしか興味がなさそうだった神が、外から姉の手の内を言い当てています。
アニメで雷煉を演じるのはくじらさんです。原作は少年ジャンプ+で連載中で、188話のあと休載に入り、189話は11月14日に再開する予定です。
まとめ|雷煉とは何者か
雷煉は、炎と雷を操る、八雷神でただ1柱の男の姿の神です。
- 読み方は「らいれん」。仮面の大男で、人間を廃れ者と呼ぶ
- 性別は男の姿。声優は女性のくじらさん
- 名前の元は古事記で胸に生じた火雷
- 14話で初登場し、交流戦の襲撃で日万凛を落雷で倒した
- 21話で天花に追い詰められ、桃源郷では全力形態で七番組を壊滅寸前にした
- 124話でベルに命を抜かれて倒れ、小さな姿で優希の中にいる
僕はこう読む
雷煉は、八雷神の「力」をいちばん分かりやすく背負った神だと思っています。
だからこそ、力では届かない相手に負けるたびに、この作品の戦い方が見えてきました。
小さな姿になってから作戦を読むようになったのは、力を失って初めて見えたものがあるからなのかもしれません。
雷煉が負けたのは、硬さを素通りする能力との相性のせいなのか、それとも小さな相手を見下した慢心のせいなのか。読み方が分かれる神です。
——あなたは、雷煉が負けたのは硬さを素通りする能力との相性のせいだと思いますか。それとも、小さな相手を見下した慢心のせいだと思いますか。よければコメントで教えてください。
よくある質問
雷煉は、性別と声優、124話で倒れたあとどうなったかがよく聞かれる八雷神です。
Q. 雷煉の性別は男ですか、女ですか。
A. 男の姿で描かれています。年下の八雷神からも「兄」「姉」と呼ばれず、全力形態でも男の姿でした。
Q. 雷煉の声優は誰ですか。
A. くじらさんです。女性の声優が、仮面の大男の声を当てています。
Q. 雷煉の初登場は何話ですか。
A. 2巻14話です。紫黒・壌竜と一緒に、交流戦を遠くから見ていました。
Q. 雷煉は誰に倒されましたか。
A. 124話で、月夜野ベルに命の光を抜き取られて倒れました。優希と組んで近づいたベルの不意打ちでした。
Q. 雷煉は死亡しましたか。
A. 124話で肉体は失いましたが、魂の小さな欠片が優希の精神世界に移り、小さな姿でいます。
Q. 雷煉の能力は何ですか。
A. 炎と雷を操る力と、きわめて硬い体です。全力形態では巨大な鬼になり、斬られてもすぐに再生しました。
雷煉の次は、命を抜いた月夜野ベル、落雷を受けた東日万凛、八雷神の8柱へ。
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この記事を書いた人:カイ。読み終わったあとの「なんでここ、こう描いたんだろう」を、一人で考えています。→ 運営者情報
最終更新:2026年10月3日


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