【キングダム】羌瘣(きょうかい)が合従軍編で消えた理由!? | 漫画コミック考察ブログ

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【キングダム】羌瘣(きょうかい)が合従軍編で消えた理由!?

キングダム きょうかい 仇討ちの旅
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この記事を読むとわかること
  • 羌瘣は姉の仇討ちが目的
  • 馬陽の戦いで再び信と合流
  • 羌象の死は陰謀の結果だった

羌瘣は飛信隊の副将ながら、亡国の危機であった合従軍編にはほとんど登場しません

羌瘣と信との出会いはどこだったのか?

その強さの秘密は?

羌瘣にとっての飛信隊とは?

合従軍編での羌瘣の動きと共に紹介していきます。

 

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【キングダム】飛信隊を離れた理由は?

今や飛信隊になくてはならない、凄腕の女副長である羌瘣ですが、秦国が合従軍から攻め込まれた時は飛信隊を離れていました。

羌瘣には、殺された姉の仇討ちという目的があり、その情報を得る為に戦場にきていました

信の初陣でもあった蛇甘平原の戦いの時に信や後の飛信隊のメンバーと出会います。

その後、仇討ちの為に一度は信の元から離れますが、馬陽の戦いの時に再び信の元に戻ってきます

仇討ちの相手が魏にいるとの情報でしたが、趙に移っていたらしく、馬陽にて趙を迎え撃つ信の百人隊に参加しにきたのです。

馬陽の戦いでの功績で三百人隊になった飛信隊の副将として戦う羌瘣ですが、本来は仇討ちが羌瘣の生きる目的でした。

一人で仇討ちの為に生きてきた羌瘣には、飛信隊は居心地が良すぎる場所でした。

しかし、最愛の姉の仇討ちが終わっていないうちは、地に足がつかず前に進めていない自分に気付いていました。

飛信隊と共に前に進む為に、魏の山陽戦を最後に一旦飛信隊を離れる決意をするのです。

 

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【キングダム】羌族とは?

羌瘣は巫女の一族である、蚩尤族の氏族の一つである羌族の出身です。

蚩尤族は、元は神がかりの力を宿す巫女を排出する一族でした。

剣を持ち、炎と供物の中を「巫舞」と呼ばれる舞を踊り続ける神聖な一族だったのです。

しかし時は経ち、時代は変わり、天より人の力が恐ろしい時代になっていきます。

そして、呪術よりも武力が必要になっていきます。

天に対して踊る巫舞の役割も忘れ去られていきますが、蚩尤族は千年もの間生き続け、その姿は異形の変化を遂げていたのです。

司祭の類であった蚩尤族は暗殺一族に変わり、巫舞は人並みはずれた剣技に変わっていたのです。

そして、神がかりの力を宿す巫女を排出するのではなく、一番武力に秀でた巫女を排出する一族に変わっていたのです。

選出方法は、各氏族それぞれ代表を2名選び、選ばれた者達全員で殺し合いをするのです。

そして、最後に生き残った者を「蚩尤」と呼ぶのです。

何故その様な変化を遂げたのかは不明なままですが、神頼みではなく武力頼みの時代に一族が生き残る為、変化していったのでしょう。

 

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【キングダム】羌瘣が慕っていた象姉とは?

羌瘣には瘣象という2つ年上の姉のように慕っている女性がいました

2人は本当の姉妹のように仲が良く、お互いを尊敬していました。

そして2名とも相当な実力者でした。

そのせいで、羌族からは羌瘣と羌象が「祭」と呼ばれる蚩尤を選ぶ為の、殺し合いに出ないといけなくなりました

羌瘣は羌象に勝つつもりはなく、大好きな羌象の為に敵を殺し、その後自分は羌象に殺されればいいと思っていました。

しかし、羌象もまた羌瘣を殺すつもりはなかったのです。

祭の当日羌瘣は夕方に目覚めてしまいます

祭はとっくに終わっている時間帯でした。

何故?

羌象は羌瘣を祭に参加させない為に、こっそりと香を焚き羌瘣が起きないように画策していたのです。

愕然とした羌瘣は急いで祭の会場に向かいますが、当然祭は終わっていました。

各氏族の代表の死体がそのまま残されている中、羌瘣は羌象を探します。

羌象の死体がない!

羌瘣は、羌象が祭で生き残り蚩尤となったのだと思い安堵します。

しかし・・・安堵した次の瞬間、羌象の首を見つけてしまうのです。

羌象は誰よりも強かったはず・・・

今回の祭の参加者の中に羌象に勝てる者はいなかったはず・・・

何故こんな事に・・・?

羌瘣は最愛の姉である羌象の首を抱きかかえ、訳が分からず号泣してしまうのです。

 

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【キングダム】象姉を殺したのはだれ?

今回の祭では、羌瘣と羌象の力は突出しており、他の氏族の代表に負けるはずがなかったのです。

それどころか、羌瘣の不参加まで黙認されてしまったのも異例な事でした。

何故黙認されたのか?

何故羌象は負けたのか?

各氏族の長達は自分の一族から蚩尤が出る事を望んでいました。

今回の祭では羌族の2人が強すぎました。

各氏族の長達は2人が邪魔だったのです。

ですので、羌瘣が来ないと聞いた時はむしろ好都合だったのです。

そして最大の謎、何故負けるはずのない羌象が負けたのか?

羌族の2人が強すぎるという噂はみんな知っていました。

なので、他の氏族の代表達は手を組んでいたのです。

掟では禁止されている行為でしたが、これも2人が強すぎたが為に黙認されてしまったのです。

黒幕は幽族の連でした。

祭の開始とともに、連にそそのかされた各氏族の代表達35名が、一斉に羌象に襲いかかったのです。

地力に勝る羌象は一人で何人も討ち取りますが、祭の代表者全員を一度に相手にするのは困難を極めました。

そして徐々に体力はなくなり、連を相手にする時には既に余力は残っていませんでした。

幽族の連は、既に動けない羌象の首をはねるのです。

全て連の思惑通りに事が進んでしまったのでした。

 

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【キングダム】復讐を決意した羌瘣

羌象の首を抱え号泣する羌瘣。

何故羌象は殺されたのか?

何故禁止されているはずの手を組むという行為が黙認されたのか?

羌象を殺したのは誰なのか?

その全てを羌族の長から聞かされます。

蚩尤となった者以外の祭参加者は、全員死ななければならないのが掟でした。

羌族以外の長達が現れ羌瘣に自決を迫ります

掟を破った連は黙認され、自分には掟に従えと言う・・・

羌瘣は怒り、自決を促した者の腕を切り落とします。

そして、掟にそむきそのまま里を飛び出し、復讐の旅に出るのです。

幽族の連を探し出し、羌象の敵を取る為に

 

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【キングダム】情報を得るために戦場へ

里を出た羌瘣は戦場を目指します。

戦いがある場所には蚩尤に関する情報が必ずあると考えたのです。

何故なら、外界に出た蚩尤は大きな国のお抱えになるのが通例でした。

お抱えになるのなら間違いなく七国のいずれかで、戦いという場にはおのずと蚩尤の名前は絡んでくると考えたのでしょう。

そして羌瘣は蛇甘平原の戦いに参戦する事になり、そこで信や後の飛信隊の隊員となる尾平達と出会い、共に戦う事になります。

戦いが終わるといつの間にか姿を消しますが、今度は政の命を取る為の刺客として信の前に姿を現します。

恐らく、政と対立している呂不韋から蚩尤の情報をもらいたかった為でしょう。

しかし、そこでも結局信と共に他の刺客と戦う事となり、結果的に政や信を守る事になるのです。

羌瘣は本心では、信とは戦いたくなかったのです。

それはやはり信を心のどこかで、仲間と思っていたのでしょうね。

その後、連が魏から趙に移ったとの情報があり、秦対趙の戦いである馬陽の戦いにて、信の元へ戻る事になりました。

そして、山陽の戦いまで飛信隊の副将として仲間と戦う事になりますが、山陽戦を最後に一旦飛信隊を離れ、連への仇討ちに向かう事になるのです。

幽族の連を討つ理由は、もちろん羌象の敵討ちですが、地に足をつけて飛信隊と共に前に進む為という理由も加わりました

羌瘣にとって飛信隊は帰るべき大事な「居場所」になったのです。

 

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【キングダム】幽族の連と再会

羌瘣は飛信隊を離れ、情報を元に幽族の連を探します。

その道中で、秦が合従軍から攻め込まれた事を知りますが、羌象の仇討ちが終わるまでは戻らないと決めた旅立ちでした

羌瘣は信じます。

秦はきっと合従軍に勝ち、いつかまた飛信隊に戻る事が出来ると。

飛信隊を離れてから、同じく里を抜けた羌明という女性から情報を得る事になります。

羌明自身は祭が恐ろしくて逃亡した身でした。

逃亡は里の者から、死ぬまで追われる事になるのが掟でした

ですので、羌明にはもちろん追っ手がかかります。

しかし、羌明は追っ手をことごとく撃退してしまうのです。

祭を逃亡したとはいえ、当時の羌族の中ではかなりの実力者であった事がうかがえますね。

手練を殺された羌族は、今後羌族の為に情報収集などを行う事を条件に、手を引く事を約束するのです。

羌明はそれ以後、羌族の為に働きながらではありますが、普通の生活を手に入れる事になったのです。

なんと結婚して2人の子宝にも恵まれます。

羌瘣はあまりピンときていませんが、まさしく羌象が望んでいた生活に近かったのです。

この時羌瘣は子供の作り方も知らなかったので、ピンとこなくてもしょうがないですねw

羌明は幽族の連が趙の山奥に潜んでいるという情報を掴みます。

そして、羌瘣は遂に羌象を殺した宿敵、幽族の連と対面する事になるのです。

 

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【キングダム】本物の蚩尤とは?

羌明の情報網により、幽族の連の居場所を探し当てたと思っていた羌瘣でしたが、実は連自身がわざと流した情報だったのです。

羌明も羌瘣も見事に引っかかってしまいました

連一人かと思いきや、幽族の手練が22人潜んでいたのです。

完全に罠でした。

しかし、羌瘣は微塵も動揺しません。

何故なら、連が蚩尤となった時の祭は、羌瘣が蚩尤に一番近い位置にいると言われる程羌瘣は強かったのです。

幽族22人を「巫舞」を使わず倒し、連を相手にするまで体力を温存しておきたかった羌瘣は、半分の呼吸を残し連と対決する事になります。

羌瘣の実力からすれば十分なはずでした。

しかし、最深まで落とした巫舞を繰り出しても、巫舞を使っていない連に敵いませんでした

実力では勝っているはずなのに何故?

しかも連からは時折、使っていないはずの巫舞の気配を感じるのです。

蚩尤になる為には祭を経験し、全ての代表者を殺し生き残らなければなりません。

同じ一族の者でさえ殺さねばならないのです。

何故そのような事が行われる事になったのか?

「巫舞」とは意識を自分の内側の深い所へ向け、内に秘められた力を極限まで引き出すものです。

外への感情である、愛や怒り、情といった感情は切り離さなければなりません。

通常は特殊な呼吸法と舞いで意識を深く落とし込みます。

しかし、祭を経験する事でそういった感情を根底から無くす事ができるのです。

という事は、特殊な呼吸法や舞い無しでも巫舞を呼吸の制限なく使える事が出来るのです。

まるで武神龐煖のようですが、それこそが本物の蚩尤なのです。

 

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【キングダム】仇をとった羌瘣

蚩尤の本当の強さを知った羌瘣はとても敵わないと悟ります。

剣を持つ事も出来ないくらいボロボロにされて、既に虫の息でした。

しかし、意識が遠のく中、暗闇の中に小さな光を見つけます。

小さな光が徐々に大きくなり、光の正体が分かります。

飛信隊でした。

羌瘣は以前に羌象が巫舞を深く落としすぎて、闇から戻る事が出来なくなったのを思い出しました。

巫舞で意識を深く落としすぎると、意識が戻らなくなるのです。

羌象も二度と目覚める事がないと思われましたが、今回の羌瘣と同じように光を見たそうです。

その光を辿って意識を戻す事が出来たのです。

羌象にとってその光は羌瘣でした。

羌瘣は巫舞の本当の秘密と強さを知ります。

巫舞で意識を深く落としても、外界との繋がりを示してくれる光があれば戻ってこれるのです。

連にとってはあってはならない事でした。

外界への情を切り離す為の儀式である祭にて、実の妹でさえ手にかけて蚩尤となった連でしたが、外界との繋がりがより深くある者の方が強いなど、あってはならなかったのです。

外界との繋がりの光を見つけた羌瘣は、より深く巫舞を落とし蚩尤である連を遥かに凌駕します

そして、遂に羌瘣の剣が連に突き刺ささります!

5年の歳月を経て、羌瘣は無念の死を遂げた羌象の仇討ちを果たすのです。

 

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【キングダム】象姉とした約束とは?

祭の後の羌瘣の生きる目的は、羌象の仇討ちのみでした。

それが済めば生き続ける目的も無くなるので、死んでもいいと思っていました。

しかし、今は違います。

信と出会い、飛信隊と共に戦うにつれて、飛信隊が羌瘣の居場所になりました

外界と繋がる光を発してくれた飛信隊。

羌瘣は外の世界で自分の光である飛信隊と共に生きる道を選びます

羌象が夢見て、憧れた外の世界。

その世界で羌象の分も精一杯生きる事を誓うのです。

ちなみに羌象は男の温もりも知りたがっていましたが、羌瘣はどうなるのでしょうねw

 

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【キングダム】羌瘣は再び飛信隊へ

羌瘣は自分の居場所である飛信隊に戻ります

羌瘣の帰りを心待ちにしていた飛信隊の隊員達は、全員大喜びしました。

飛信隊に戻った羌瘣は一気に躍動します。

元々強い上に頭もよかった羌瘣は、飛信隊に軍師として入隊した河了貂の策とも融合し、更に強さを増します

その活躍ぶりは、隊長である信の存在がかすむ程でした。

それもそのはず、羌瘣には2つの目標が出来たのです。

1つは信と同じように将軍にまで上り詰め、更には大将軍になるというもの。

そしてもう1つは、なんと信の子供を産むというものでした!

子供の作り方を知らなかった羌瘣は平然とその事を口にしましたが、河了貂から子供の作り方を教えてもらった後は、暫くの間、信の顔をまともに見れなかったようですw

 

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まとめ

飛信隊に出会った事で帰るべき場所ができ、更に強くなった羌瘣。

無事に仇討ちも終わり、これからはより一層飛信隊の副将として、信を助けてくれるでしょうね!

羌瘣が大将軍となる日が来るのかも気になるところですが、それよりも信の子供を授かる日が来るのかが一番気になりますねw

この記事のまとめ
  • 羌瘣の仇討ちが生きる目的だった
  • 飛信隊に居心地の良さを感じた
  • 羌象の死因は各氏族の陰謀
  • 巫舞の秘密を理解した羌瘣
  • 羌瘣は再び飛信隊へ戻る決意
  • 信との新たな目標ができた
あいり
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