影なる戦士の人相書きを見て、親友“戦士ゴリラ”を思うザイン。
現在、そのゴリラは“クライス”と名乗り、平時は鍛冶屋を営んでいます。
クライスはザインが自分を探していることを知りました。
それでも自分の任務を全うするつもりです。
影なる戦士の指揮官レーヴェはゼーリエ暗殺の目的を明らかにしました。
世界から魔法を無くすためです。
誰もが魔法を使える帝国の姿とは、フランメが夢見た世界でした。
フリーレンは師が残したものを最善の方法で守る決意です。
一方、治安維持を任務とする魔導特務隊。
影なる戦士と大陸魔法協会が激突した場合、武力行使も辞さない構えです。
全ては帝国における永遠なる魔法の繁栄のため。
フラーゼ隊長はカノーネに任務の遂行を命じます。
『葬送のフリーレン』140話のネタバレ
それでは『葬送のフリーレン』140話のネタバレの要点をまとめてみました。
本命の舞踏会を待たずして前哨戦が激しい各陣営。
ゼーリエもフラーゼとの早くも魔力干渉でバチバチやっています。
それぞれの目的が明確となり、いよいよ決戦の舞台が整ってきました。
時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
正装のフリーレン
舞踏会に向けて正装するシュタルクとザイン。
ザインには気になっていることがありました。
急な厄介事に巻き込まれて不安なのかと思いましたが違います。
舞踏会に綺麗なお姉さんがいるのか気にしていたのです。
これにはシュタルクも今話すべき内容ではないと思います。
こちらは女性陣の準備です。
コルセットのギリギリ締め付けをお願いするフェルン。
目が怖いほど座っています。
フリーレンの髪結いどころではありません。
手持ちぶたさのフリーレンに声をかけるゼーリエ。
上から目線の口調ですが髪を結ぶと提案してきたのです。
「死ね」と塩対応のフリーレン。
ゼンゼが配慮した結果、今回フリーレン達は巻き込まれた形になりました。
不満ならばフェルンも含めて任務を降りて構わないと言い出したのです。
確かにフェルンは一級魔法使いです。
しかしながら、それ以前にフリーレンの弟子でもあります。
そもそもゼーリエの力を以てすれば、今回の暗殺計画自体が茶番に過ぎません。
ゼーリエは己が死ぬ未来を見えるかフリーレンに質問します。
逆にゼーリエには未来がどのように見えているのでしょうか?
任務から遠ざけられようとするフリーレンは、自分の役割を逆に聞き返します。
あくまでも大陸魔法協会の問題だとするゼーリエ。
フリーレンを巻き込んだのはゼンゼであり、自分の意志ではないと返答します。
しかしフリーレンはさらに続けます。
ゼーリエを敬う大事な弟子が、フリーレンを巻き込まないと思ったでしょうか?
そこまで聞いて、急に真面目な態度になるゼーリエ。
改めてフリーレンの髪を結ぼうとしますが、フリーレンはこれを拒否。
ゼーリエは何かを言おうとしますが、フェルンの着替えが終わりました。
思ったよりも時間が掛かったようです。
ゼーリエの期待
今度はゼンゼの髪結びをしようとするゼーリエ。
有無を言わせません。
ゼンゼは今回の任務について選定基準が疑問でした。
レルネンは50年以上前に出禁扱いですが、独自に動いています。
地元に送還されたグリュックとデンケンに接触をしていました。
それが未来に与える影響まではゼーリエでも分かりません。
任務に参加しているは、ゼーリエの望みとは程遠い特権を願った魔法使いばかりです。
ラントは家族の遺体を探す魔法。
ユーベルは姉を見つける魔法。
フェルンはお洗濯の魔法。
不思議なことに才ある者は両極端です。
力を願った者は、ゼーリエが望む魔法使いになります。
力を願わなかった者は、ゼーリエの想像を超える魔法使いになります。
ファルシュは声を自在に変える魔法。
ゼンゼは人を殺した後でもぐっすり眠れる魔法でした。
今でも覚えています。
その時、ゼーリエはゼンゼに失望していました。
才あれど強い魔法使いにはなれないと予想したからです。
ゼーリエが見たいと思うもの。
それは想像を超えた結果です。
自分が辿り着けない未来でも、ゼンゼ達ならば辿り着ける可能性を期待しています。
だからこそ帝都に連れて来たのです。
夜になりました。
護衛のフリーレン達を率いてゼーリエは舞踏会に姿を現します。
『葬送のフリーレン』140話の考察まとめ
場面移動が殆どなく、キャラの深堀りにスポットを当てた回でした。
全体の話の位置づけとしては、本格的な戦闘を前にした準備段階。
「俺達の戦いはこれからだ」的なラストでしょうか。
ユーベルとラントについては、家族思いの点で確かに相性は良さそうです。
着替えが済んだ最後のツーショットは魔法学校の学生服。
ある意味でペアルックとも。
ファルシュの声を変えるという魔法特典は、ゼーリエの身代わりという伏線?
このキャラについてはスパイの可能性もあるので何とも言えません。
そしてゼンゼ。
一体ゼーリエと合う前にどれほど人を殺めてきたのでしょうか。
ボーっとした印象ですが相当に闇が深いキャラでした。
そして死亡フラグを立てまくるゼーリエさん。
髪結びのシーンをはじめ、後塵への期待を寄せるセリフの数々。
結局、自分自身の未来を言及することはありませんでした。
本人にはどのような未来が見えていたのでしょうか。
唯一、フリーレンとの会話が中途半端に終わったところが、ゼーリエ的には残念かな。
何を言おうとしたのか気になります。
一方、フリーレンはフリーレンで「死ね」とか嫌なフラグを立てているし。
あくまでも任務に参加するフェルンを守るスタンスでしょう。
そのフェルンは自分とのウエストと戦っていました(笑)。
師の思い弟子知らずですが、シュタルクに対しての重要なアピールタイム。
過剰なまでに気合いが入る乙女でした。
ラストはドレスアップで舞踏会に登場したゼーリエ達。
う…美しい。
とはいえ、周囲への注意を怠らないフリーレンの鋭い視線に注目。
華やかな舞台ですが既にここは戦場なのです。
今後の展開としては、まずは影なる戦士たちの出方が気になります。
正面切って大陸魔法協会と大立ち回りで戦うのか。
舞踏会のスタッフに紛れながら、一般人が気付かず静かな戦いになるのか。
魔導特務隊は当面静観でしょうか。
大局が決した時点での武力行使が一番損害は少なさそうです。
賽の目はどう転ぶのか、次の再開が楽しみです。
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