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マザーフレイムとは何なのか
結論から言うと、マザーフレイムはベガパンクが作った新しいエネルギー源です。盗まれた一部が古代兵器の動力になり、ルルシア王国を消しました。
ベガパンクが目指していたのは、誰もが自由に使える尽きないエネルギーでした。人類への贈り物として作った炎が、政府の手に渡った瞬間に国ひとつを消す兵器の燃料になった。マザーフレイムは、その取り返しのつかなさを背負った発明です。
この記事では、マザーフレイムで起きたことを話数の順に表にまとめ、仕組み、盗んだ人物、世界規模の地震、ベガパンクの配信の順に見ていきます。
この記事でわかること
- マザーフレイムとは何で、誰が何のために作ったのか
- マザーフレイムを盗んだのは誰か
- ルルシア王国の消滅と、6日後の世界規模の地震
- 1116話のベガパンクの配信で明かされたこと
マザーフレイムで起きたことを表で見る
マザーフレイムの話は、何話にもまたがって少しずつ明かされました。出来事の順に並べます。
| 話数 | 起きたこと |
|---|---|
| 1060話 | イムの命令で、空から降った光がルルシア王国を島ごと消す。政府は「その国は存在しなかった」とする |
| 1086話 | 五老星とイムの会話で、マザーフレイムがベガパンクの発明だと示される |
| 1089話 | ルルシアの消滅から6日後、世界中で大地震が起き、海面が1メートル上がる。盗んだのはヨークだと分かる |
| 1116話 | ベガパンクが世界への配信で、自分が作った炎が盗まれ、古代兵器の動力になってルルシア王国を消したと明かす |
読者がマザーフレイムの名を知ったのは、国が消えたあとでした。何が使われたのかが先に伏せられ、少しずつ答えが出てくる順番になっています。
マザーフレイムの仕組み
マザーフレイムは、未来島エッグヘッドの研究所で作られていた炎です。燃料ではなく炎そのものを生み出し、尽きることなく燃え続けるエネルギーにするのが、ベガパンクの狙いでした。だからこそ、一部を持ち出すだけで兵器を動かせてしまいます。
ベガパンク自身は、人類を前に進めるためのエネルギーとして作りました。まだ完成していなかったものの、自分のいちばん誇れる成果の1つに数えています。尽きない炎があれば、どの国も燃料の奪い合いをしなくて済む。その夢の発明でした。
僕はこう読む
マザーフレイムの話は、発明そのものより「誰の手に渡るか」の話だと思っています。
同じ炎が、ベガパンクの手では人類への贈り物で、イムの手では国を消す燃料になる。
科学者がいちばん恐れる使われ方を、作者は最初の使用で見せた。
ルルシアが最初の標的になったのは、マザーフレイムが何なのかを読者に一瞬で分からせるためだったと読みました。
マザーフレイムを盗んだのは誰か
盗んだのは、ベガパンクのサテライトの1人、欲のヨークです。ヨークはマザーフレイムの一部を持ち出し、五老星とイムのもとへ送りました。ベガパンクに知られないよう、記憶をそろえる同期まで断ち切っていました。
それでもベガパンクは、炎の数字の食い違いから盗みに気づいていました。盗まれてから2週間後にルルシア王国が消え、その動力が自分の作った炎だと悟ります。
実験が成功したことで、五老星はヨークにさらにマザーフレイムを作らせる取り引きを持ちかけました。1発で国を消せる兵器を、もっと撃てるようにするという話です。その相談を、エッグヘッドにいた麦わらの一味がひそかに聞いていました。
僕はこう読む
盗んだのが外の敵ではなく、ベガパンク自身の「欲」だったところに、この話の怖さがあると思っています。
どれほど善い発明でも、作った本人の中に、それを売り渡したい気持ちが少しはある。
ヨークはその気持ちに体を与えただけの存在です。
マザーフレイムを守れなかったのは、ベガパンクが自分の欲を見張れなかったからだと読みました。
ルルシア王国の消滅と世界規模の地震
マザーフレイムを動力にした兵器は、空から何本もの光を降らせ、ルルシア王国を島ごと消しました。あとに残ったのは、海にあいた巨大な穴だけです。エニエス・ロビーを焼いたバスターコールのように、政府が自分の加盟国を地図から消したことになります。
そして消滅から6日後、世界中で同時に大地震が起きました。海面は1メートル上がり、多くの島で岸辺が波にのまれ、沈んだ島まで出ています。1回の使用で、世界の海の高さが変わったことになります。
ベガパンクはこの地震と海面の上昇から、昔にも同じ兵器が使われ、世界の大陸が沈んだと考えました。マザーフレイムは、空白の100年の大戦をいまに再現する鍵にもなっています。
1116話のベガパンクの配信
ベガパンクは、自分が殺されたあとに流れる配信で、マザーフレイムのことを世界に打ち明けました。人類のために作った炎の一部が盗まれ、長く眠っていた古代兵器を動かし、ルルシア王国を消したという告白です。
政府が「存在しなかった」ことにした国の最期を、作った本人が世界中の電伝虫に向けて語ったわけです。どの古代兵器が使われたのかまでは、まだ明かされていません。
まとめ
マザーフレイムは、ベガパンクが人類のために作った未完成のエネルギーです。ヨークが盗み出した一部が古代兵器の動力になり、1060話でルルシア王国を消しました。6日後には世界規模の地震が起き、海面が1メートル上がっています。
1116話でベガパンクは配信を通じて、その炎が自分の発明だったことと、古代兵器に使われたことを世界に明かしました。五老星はさらにマザーフレイムを作らせようとしていて、炎の行方はまだ物語の中心にあります。
僕はこう読む
マザーフレイムは、最終章で世界がもう一度沈むかどうかを決める燃料だと思っています。
1回の使用で海面が1メートル上がった。
何回使えば大陸が沈むのかを、作者は数字で読者に考えさせている。
ルルシアの穴は、この先の世界の姿を先に見せた予告だったのだと読みました。
まだ開いているのは、マザーフレイムで動いた古代兵器がどれなのかと、政府がこの炎をあと何度使うつもりなのかです。マザーフレイムを、ベガパンクの夢と見るか、世界を沈める燃料と見るかで、ルルシアの穴の重さは変わってきます。
——あなたは、マザーフレイムで動いた古代兵器を、居場所の分からないウラヌスだと思いますか。それとも、まだ名前の出ていない別の兵器だと思いますか。よければコメントで、どちらに近いか教えてください。
よくある質問
マザーフレイムについて、よく聞かれることに答えます。
Q. マザーフレイムを盗んだのは誰ですか。
A. ベガパンクのサテライトの1人、欲のヨークです。ヨークは天竜人になることを望み、ベガパンクを裏切っていました。
Q. マザーフレイムは古代兵器ですか。
A. 古代兵器そのものではなく、古代兵器を動かす燃料です。ベガパンクが作ったエネルギーが、政府の持つ兵器に使われました。
Q. マザーフレイムで消された国はどこですか。
A. ルルシア王国です。1060話で島ごと消え、あとには海の大穴だけが残りました。
Q. マザーフレイムで動いた古代兵器はどれですか。
A. 作中ではまだ明かされていません。プルトンはワノ国に、ポセイドンは魚人島のしらほしだと分かっていて、居場所が分かっていないのはウラヌスだけです。
Q. マザーフレイムを使ったあと何が起きましたか。
A. 6日後に世界規模の大地震が起き、海面が1メートル上がりました。沈んだ島もあります。
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最終更新:2026年10月16日


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