【推しの子】163話！ネタバレ最新！死の間際でアクアが見たのは？！アクアの運命は？！ | 漫画コミック考察ブログ

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推しの子

【推しの子】163話！ネタバレ最新！死の間際でアクアが見たのは？！アクアの運命は？！

推しの子163話ネタバレ最新＆感想＆考察
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ルビーの未来を守るため、真の復讐を果たすため、カミキヒカルと共に崖から飛び降りたアクア。

さりなからもらったアイのキーホルダーが光ります。

水の中、薄れゆく景色の中で、アクアはある景色を見るのですが…。

アクアの運命とはいかに？！

それでは第163話の考察を始めていきます。

 

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『推しの子』163話！のネタバレ

それでは『推しの子』163話！の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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さりなが生きていたら

アクアは雨宮吾郎に戻っていました。

同僚と思われる男性に声をかけられると、表情を変えて走り出します。

向かった先は、さりなの病室です。

さりなは命の危機を脱して、指でグーポーズを見せてくれました。

何度も夢で見た、最高の瞬間です。

さりなはやつれた顔でしたが、日を追うごとに元気を取り戻していきます。

リハビリに励み、歩けるようになり…。

そのそばには常にゴローがいました。

疎遠になっていたはずのさりなの母親も泣きながら病院にやってきて、さりなを抱きしめます。

何もかも、望んでいた通りです。

 

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夢を叶えて

月日は流れ、さりなは退院の日を迎えていました。

母親、父親がさりなを迎えにきました。

元気になったさりなの手には、小さな妹の姿も。

そんなさりなを見送るのはゴローの医者としての最後の仕事です。

寂しいけれど、何より嬉しい瞬間でしょう。

さりなは泣きながらゴローの胸に飛び込みました。

大きく、元気になったさりなをそっと抱きしめるゴロー。

大人になっていくさりなを暖かく見守ることができる…。

ゴローが心から夢見た光景です。

さりなが退院した後も、ゴローとさりなの関係は続きました。

さりなは時折りゴローに手紙を書いていたのです。

転機が訪れるのはさりなの高校時代。

さりなは友人たちと街を歩いている途中で、信じられないものを目にします。

「B小町」のメンバーをオーディションで募集するというチラシです。

さりなの目は輝きました。

 

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アイドルへ！

さりなが病気と戦っていたのは12歳前後。

アイが出産のためにゴローの病院に来た時、16歳。

この時ゴローはさりなが生きていれば同い年だと言っていましたので、2人は同級生ということになります。

さりながB小町に入るのに年齢的な問題はありません。

むしろ、よく考えるとアイが12歳前後ですでに活躍していたことの方がすごいですねw

さりなは夢に向かって動き出しました。

その頃、ゴローは相変わらず病院で医師として働く毎日。

それからしばらく経って、またさりなから手紙が届きました。

そこに書いてあったのは、これまでで1番ゴローを驚かせることでした。

さりなは夢を叶え、B小町のメンバーとしてデビューしたのです。

たくさんのライトに照らされ、光り輝くさりな。

その隣には、あんなに憧れていたアイの姿がありました。

こんな光景、誰が想像したでしょう？

ゴローはライブ会場に駆けつけ、歓喜の涙を流して2人を応援しました。

あぁ、こんなの本当に夢のようです…。

 

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今の自分は誰？

光の中にいる夢の中の住人たちを、アクアは離れたところから見つめていました。

その隣には不思議子供が立っています。

これはアクアにとっての夢。

不思議子供は言いました。

世界とは観測が生み出す虚像であり、その全てが真実ではないのです。

アクアが見てきた世界と、ゴローが見てきた世界が違うように…。

「結局、僕は誰だったんだ」

今まで見てきた夢のような景色を見て、幸福に感じたのはゴローなのか、アクアなのか…。

今の自分は誰なのか、アクアにはわからなくなっていました。

不思議子供は「君」が幸福に感じるなら「君の感情」に他ならないと伝えました。

ところが、今のアクアは、自分の感情に自信が持てずにいました。

 

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ゴローとアクア

「この選択は間違っていたんじゃないか？」

アクアの選択は、自分の命を犠牲にしてでもカミキという危険を排除することで、ルビーを守る方法でした。

でも、遺されたルビーの感情はどうなるでしょう？

妹を遺して身勝手に死んで…周りに迷惑をかけただけかもしれません。

不思議子供は呆れていました。

死ぬ間際の言葉がそんな子供っぽい悩みだなんて…と。

でも、よく考えてみたらアクアはまだ18歳、子供です。

アクアには転生で与えられた「雨宮吾郎」の記憶と意思が残っています。

でも肉体にはアイとカミキから引き継いだ「遺伝子的な要因」があります。

その二つが「ゴローとアクア」という二つの視点を作り、アクアの心に二つの役を作りました。

アクアはその狭間で揺れ、苦しんだこともありました。

不思議子供は虚な瞳を浮かべるアクアの顔を掴みました。

不思議子供がアクアに伝えたいことは…？！

 

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星野アクアを語る

アクアとゴロー…2人とも「君」です。

不思議子供が見てきた「君」は、大人としての記憶を抱き、さりなとアイを救えなかった苦しみを背負って生きてきました。

誰かが苦しむことに耐えられず、自分を犠牲にしてでも助けてしまう救いようのないお人好し。

不思議子供はアクアを抱きしめて続けました。

世の中の理不尽と不条理に怒り、挫折に苦しみ、人並みに恋愛に興味を持ち、ひたすらに努力する若者で…。

親譲りの嘘つきだけど自分の妹や周りの人を愛していた、そんな18歳の子供だったのです。

その全てが「君」で「星野アクア」でした。

でも…抱きしめていたはずのアクアは消え、残されたのはさりながゴローにあげたアイのキーホルダーだけ…。

不思議子供は涙を流し、その場に座り込みました。

アクアは本当にもう戻ってくることはできないのでしょうか？！

 

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『推しの子』ネタバレ163話のまとめ

今回は、アクアの命と不思議子供との会話のお話でした。

カミキはおそらく死んだのでしょうが、アクアも同じく海に飛び込んだため、命の危険が迫っていました。

薄れゆく景色の中、アクアは幸せな光景を見ました。

さりなは無事に元気になり、B小町の一員として夢を叶えるのです。

さりなとアイが並ぶ姿を、ゴローは涙ながらに応援するのでした。

これは、ゴローとアクアが夢見た景色。

もちろん叶うはずのない夢です。

気がつくと隣には不思議子供の姿がありました。

アクアは自分の存在と自分の選択に自信がありませんでした。

自分はゴローなのか、アクアなのか？

本当にこれで良かったのか？

悩みが尽きません。

その理由は、遺されるルビーの気持ちを考えているから。

どこまでもお人好しで優しいアクアを、不思議子供は抱きしめました。

ゴローもアクアも「君」であり、君はいつも人のために生きてきました。

理不尽に怒り苦しみ、人並みに恋愛して、周囲の人を愛してきました。

その全てが「君」であり「星野アクア」なのです。

不思議子供はアクアを抱きしめました。

でも、アクアの姿は消え、残ったのはさりながゴローにあげたアイのキーホルダーだけ…。

アクアがこのまま消えてしまうのだけは避けてほしい！

でも、ここでまだ残された大きな疑問があります。

そもそもアクアとルビーはなぜ転生できたのか？です。

不思議子供のような神様的存在がいるので、超人的な理由なのかもしれませんが、2人がアイの子供に選ばれた理由はなんなのでしょうか？

ここに、アイとカミキから引き継いだ「遺伝子的要因」が絡んでいるのかもしれませんね…。

最終回まであと3話。

笑って終われるラストに期待しましょう…！

次週もますます目が離せませんね♪

 

あいり
読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒推しの子162話！カミキヒカルの最後とは？！星野アクアが生・・

⇒推しの子161話！アクアVSカミキヒカルの結末は？！ルビーを・・

 

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